1. TOP
  2. エンスタマガジン
  3. 学習
  4. 【2022年度版】人工知能を搭載して開発されたアプリサービス21選!

【2022年度版】人工知能を搭載して開発されたアプリサービス21選!

AIアプリに使われている主な技術

技術の発展とともにAIを活用したアプリが増えています。私たちが日常的に利用するアプリの中にもAIを活用した技術が含まれており、AI技術によって生活が豊かになります。

では、AIを活用したアプリにはどのようなものがあるのでしょうか。

この記事ではAI技術の詳細やアプリについて解説します。

音声認識:音声入力を可能にする

音声認識は、音声をコンピュータに認識させることで、個人を識別したりテキストにおこしたりさせる技術です。

講演の音声を認識したり、誰かのインタビューをテキスト化したりなど、用途はさまざまです。

最近では音声認識の技術を活用したAIスピーカーの開発も進んでいます。徐々に日常に溶け込む技術であるため、開発を進める企業同士の競争は激しくなるでしょう。

自然言語処理:機械に言葉を理解させる

自然言語処理とは、日常的に使用されている言語をコンピュータに処理させる技術です。

例えば、処理したい文章が現れた場合、文章の構造を理解した上で自然言語処理を実施します。

自然言語処理は高度な技術を要します。文章を完全に理解するのはAI技術を利用しても難しいため、正確な解釈はできていません。

Google社やApple社などは自然言語処理の技術を利用して、翻訳機能やテキスト生成機能をリリースしています。

画像認識:顔や物体を認識する

画像認識は、分析した画像や動画の背景に含まれる文字や顔の要素を識別する技術です。

画像認識はSNSの顔認証タグ付けが良い例で、各SNSで利用されることが多くなりました。ディープラーニングを活用した画像認識としてIBM社からIBM Watsonが挙げられます。

IBM Watsonは人の顔だけではなく表情や性別、年齢までを識別できる仕組みです。

他にもカメラを通して自動車運転をサポートしたり映像分析したりするシステムなどが開発されています。

【2022年最新】人工知能(AI)アプリのおすすめ21選

ここまで人工知能アプリで使用されている技術について解説しました。上記で紹介した技術を活用して、現在さまざまなアプリが開発されています。

では、どのようなアプリがリリースされているのでしょうか。

ここからはおすすめの人工知能(AI)アプリを21個紹介します。

営業トークを評価して訓練してくれる「ロープレAI」

「ロープレAI」は日本生命保険が営業職員の業務効率化に向けて作成したアプリです。社員に配布したスマートフォンに搭載した機能の1つで、営業職員のスキルをAIが評価します。

顧客に提案している様子をスマホで自撮りすることで、営業内容を自動的に評価するシステムです。

営業を担当する社員が商談などの状況を想定したやりとりをして、接客やコミュニケーションのスキルを磨くことができます。

画像認識や音声認識の技術を搭載したAIは表情やジェスチャーなどを判別して不足している点なども教えてくれるため、社員の営業スキル向上につながります。

撮影した花の名前を暗記する「ハナノナ」

千葉工業大学はディープラーニングを用いて学習する人工知能が花の種類を自動で分類するアプリ「ハナノナ」をリリースしています。

「ハナノナ」は2017年にWebサービスとしてリリースされ、2020年に機能強化とともにiPhoneアプリをリリースしました。

機能強化の前は406種類の花の種類を判別できましたが、770種類へと増加。

なぜ花の名前を判断するアプリを作成したかというと、身近なもので名前がわかると楽しいものをさまざま探した結果、花の名前になりました。

千葉工業大学は今後の目標として、認識できる花の種類を1,000種類まで拡大すると考えており、高山植物などの珍しい植物の対応も進めていきます。

ユーザーの好みに合った献立を提案する「conomeal」

「conomeal」は食品メーカーとして有名なニチレイがリリースした個人の食の好みを分析し、好みにあったレシピや情報を提供するシステムです。

conomealは食意識や気分などの心理的な要素を分析して、個人向けに料理やレシピを提供します。

また、「気分」のメニューを選択できるため、その日の自分に合わせたメニューが自動で選択可能です。

メニューで使用する食材なども自動で買い物リストが作成されるため、調理だけではなく買い物の時にも便利なアプリとなっています。

conomealを利用することで、ユーザーは毎日のメニューを考えずに食事を楽しめます。食事を作る上で負担となっているのは献立を考えることです。

conomealを利用することで、AIが寄り添った献立を提供し、健康を維持したまま毎日の自炊を効率化できます。

AIと話しながら自己分析ができる「emol」

「emol」はemol株式会社が提供しているサービスで、感情を記録するAIロボと会話できるアプリです。

AIロボはユーザーと会話することで、ユーザーのメンタルヘルスに関する課題を発見、解決していきます。

日々の悩みや愚痴を話しかけることで学習が進み、AIロボがユーザーに寄り添った会話を展開します。

AIロボはカウンセリングやコーチングなどを行えたり、感情や睡眠に関する記録などのライフログを記録できたりなど、メンタルのサポートが可能。

最近では、第一生命保険株式会社と共同でユーザーの悩みに合わせた保険商品を推奨するサポートなども実施しました。

ゴルフスイングのチェックができる「GOLFAI」

「GOLFAI」はスマートフォンで撮影したゴルフのスイングを、AIが診断してくれるアプリです。

AIが判断してくれる内容としては、「体の動き」「クラブの動き」などが挙げられ、ユーザーのスイングが上達するポイントなどをアドバイスしてくれます。

プロによるレッスン動画などで上達ポイントを確認できます。

スイングフォームをスコア化してくれるため、自分のゴルフスイングに何が足りないかをチェックできます。

スマートフォンを使って手軽にゴルフの上達をはかりたい方におすすめのアプリです。

コーディネートを提案する「XZ」

「XZ(クローゼット)」はクローゼットにある衣類で、AIがコーディネートを作ってくれるアプリです。

衣類をたくさん持っているが、毎朝バタバタしていてあまりコーディネートを考えられていない人におすすめです。

自動でコーディネートしてくれる「自動コーデ機能」は、流行りのファッションを取り入れたものになっているため、ファッションにあまり自信がない方でも利用できます。

また、カレンダー機能を使うことで日ごとのコーディネートも記録できるため、コーディネートがかぶることもありません。

アプリの利用方法は、自分が所有しているアイテムを撮影して登録するだけなので簡単です。

出来るだけ服を選ぶ時間を少なくしたいユーザーに好かれているアプリで、コミュニティ機能を使ってコーディネートの相談も可能。

三井不動産と連携することでOMOサービスを提供開始するなど、新しいサービスの開発にも取り組んでいます。

似合う髪形を提案する「AI STYLIST」

「AI STYLIST」はスマートフォンのカメラで写真を撮影するだけで、AIが顔立ちや顔の形を分析して、ヘアカタログの中からあなたに適した髪型を提案してくれるサービスです。

レディーズ、メンズ両方のヘアカタログに対応しているため、自分自身に適している髪型を簡単に見つけられます。

また、ヘアシミュレーション機能なども追加しており、自分に適している髪型を見つけやすいです。

ヘアスタイルに困っている人が、簡単に自分好みの髪型を見つけられるユーザビリティの高いアプリです。

ARとAIによる仮想メイク「YouCamメイク」

化粧品のテスターは本来であれば店頭で行うものですが、「YouCamメイク」を利用することで、自宅にいながら化粧品を試すことが可能です。

自撮りをするようにスマートフォンを使って自分の顔を撮影することで、実際にその化粧品を利用しているようなメイクになります。

「YouCamメイク」はパーフェクト社の顔分析技術を利用することで、ユーザーに最適なバーチャルメイクを施せます。

また、「YouCamメイク」に搭載しているスマッシュボックス・アイジニーでは目の形をAIで検出して、ユーザー1人1人の目の形を適切に捉え、バーチャルメイクが可能。

他にも骨格や輪郭、眉毛などをAIディープラーニングすることで、本サービスでしかできないパーソナライズ化した体験を提供します。

短期間で英語のスコアを伸ばす「SANTA TOEIC」

「SANTA TOEIC」は株式会社Langooが運営するTOEIC学習に特化したスマートフォンアプリです。

最高水準の技術を搭載したAIが過去にTOEICを受講したユーザーから得たデータや回答傾向を元に苦手問題を推測し、自分に適したカリキュラムを提案してくれます。

さらに学習を継続することで、ユーザー自身が間違える傾向が多い問題をピックアップしてくれるため、パーソナライズ化した英語学習が可能です。

また、「SANTA TOEIC」の問題集に回答することでリスニング・リーディングが学習できます。

パートごとにスコアグレードがあり、自分はどこの分野が弱いのかも一目瞭然。目標のスコアも設定できるため、目標に合わせた学習が可能です。

メンタルケアアプリ「SELF」

SELFはAIエンジンを活用したメンタルケアアプリです。SELFに搭載されている会話エンジンを利用することで、その日のユーザーのメンタル状態などを把握できます。体調などを予測した上で会話エンジンとコミュニケーションできます。

会話エンジンはユーザーのメンタル状態だけではなく、昨日の体調や気分まで記憶してくれるため、日常的なユーザーのメンタル状態などを簡単に管理可能。

メンタルの悩みや問題を受け止めて解決策の提案までしてくれるため、辛いメンタルを乗り越えるサポートをしてくれます。

顔の造型を採点する「HumanAction」

人の顔を採点するアプリとして「HumanAction」というAIアプリがリリースされています。

HumanActionはSNOWの顔認証システムを手がけたSenseTime社が開発したアプリで、顔のバランスや肌の状態、輪郭などに基づいて点数を出します。

採点の基準として中国で数百万人の顔写真を撮影して、画像データを元に点数をつけて機械学習を進めました。

今後は婚活アプリとの連携をはかり、スコアを元に異性をレコメンドし、マッチングする取り組みなどを考えています。

顔認証で写真を自動加工する「SNOW」

「SNOW」はスマートフォンカメラで撮影した画像に対して、画像認識技術を利用してさまざまなフィルタをかけられるアプリです。

人の顔や動物の顔は自動で認識し、加工や合成が可能です。

SNOWを開発したSnow Corporationは他にも「Foodie」や「ZEPETO」などスマートフォンカメラを利用したAIアプリを複数提供しています。

AI手相占い – Palam –

「AI手相占い – Palam -」は手のひらをスマートフォンを使って撮影することで、AIが手相を解析してくれるアプリです。

結婚線や運命線などのメインとなる手相の強さをパーセンテージで表示します。

また、利き手や利き手の逆の手相から先天的な性格や後天的な性格なども判断してくれます。

無料で遊べるため、ちょっとした暇つぶしなどにもぴったりのアプリです。

FaceApp – AI表情エディタ

「FaceApp – AI表情エディタ」はユーザーの顔写真をAIが認識して、顔を変化させてくれるカメラアプリです。

自身の顔を笑顔や老け顔、性別の変換など、さまざまなフィルタを通して変更できます。

また、男性と女性の顔の写真を使って、2人の子供の顔を予想する機能などもあり、ちょっとした暇つぶしにもってこいのアプリです。

Artomaton お絵描き人工知能

「Artomaton お絵描き人工知能」は撮影した写真を元にAIが絵を描いてくれるアプリです。

油絵や色鉛筆などの画材を選んで絵を描いてくれるため、自由度が高く、自分に適した画像が仕上がります。

自分の写真に一工夫を加えたい方にはおすすめのアプリです。

おしゃべりAIアシスタント

「おしゃべりAIアシスタント」はAIと音声で会話でき、よりリアルなコミュニケーションに近いやりとりが可能なアプリです。

話しかけると反応してくれるAIはSiriやGoogleアシスタントなどがありますが、「おしゃべりAIアシスタント」は雑談などの会話が可能です。

また、ディープラーニングによってWeb上でのコンテンツなども言語に活用されるため、幅広い幅広い会話ができるのがこのアプリの最大の魅力です。

アイメッド

株式会社アイメッドはオンライン診療システムを搭載した「アイメッド」を開発しました。

アイメッドはLINEに登録するだけで簡単にオンライン診療してもらえるサービスです。AI機能を使って、病名を予測します。判断された病気に適した近隣の病院情報や処方箋の配送まで手配してもらえます。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、オンライン診療の重要性が高まっている中で、アイメッドはすでにオンライン診療社数が20,000名を超えています。

医療機関掲載数も16万件を超えており、オンライン診療の先駆けとして有力なアプリです。

人工無脳と会話するアプリ

「人工無脳と会話するアプリ」はSNSなどでも絶賛されている人工無脳と会話できるアプリです。

アプリに搭載されているAIがチャットボットとして登場し、人間と会話をしているような感覚でチャットを楽しめます。

会話のバリエーションも豊富なので、寂しさを紛らわすためや暇つぶしに利用できるアプリです。

会話していくことでチャットボットが成長していき、成り立たなかった会話が徐々に成り立つようになります。

最初の頃は会話が成り立たないため、すぐに飽きてしまうユーザーもいますが、AIを育てる観点から考えると、面白いアプリです。

チャットボットによる返信に対して評価をつけることもでき、評価によって自分好みにチャットボットを作成できます。

MakeS ‐おはよう、私のセイ‐

「MakeS ‐おはよう、私のセイ-」は自分だけのAIコンシェルジュであるseiが毎日の生活をサポートしてくれるスマートフォンアプリです。

目覚ましやカレンダー、タスク管理などを実装してくれる機能があり、日常的にも使いやすいです。

2018年には「Google Play ベスト オブ 2018で“生活お役立ち部門”部門賞」を受賞しており、コンシェルジュアプリとしても評価されています。

seiくんと会話するだけではなく、ダイエットモードを利用するとダイエットをサポートしてくれるモードになり、あなたの生活を管理してくれます。

他にも着せ替え機能やユーザーが撮影した写真にseiくんを映すことも可能。日常的なサポートからseiくんとの思い出作りまで、さまざまな用途があるアプリです。

彼女、お借りします AIチャット&アラーム

「彼女、お借りします AIチャット&アラーム」はアニメ「彼女、お借りします」のキャラクターである水原千鶴とAIによってチャットできるアプリです。

アプリ内のチャットを利用して会話を重ねることでAI千鶴との親密度がアップして、会話内容が変化します。

また、追加機能として録り下ろしボイスのモーニングコールが利用できます。

アラーム音や着信画面などもカスタマイズできたり、イラストのコレクション機能があったりなど、ユーザーがハマる機能も盛りだくさんです。

ELSA Speak

「ELSA Speak」は英語の発音を改善するアプリで、独学だと難しい英語のスピーキングやリスニングを学べます。

ELSA Speakはアメリカのサンフランシスコで開発されたアプリで、ユーザーの発音をすぐに分析できます。ネイティブスピーカーの発音と比較した上で、どのくらい発音が正しいかを判断できます。

アプリにAIを搭載しており、音節ごとにフィードバックを表示します。発音に関して甘いところや発音のクセなどを把握できるため、ユーザーからの人気度も高いです。

まとめ

この記事ではアプリで活用されているAI技術やAIアプリについて紹介しました。

AI技術を活用しているアプリは複数開発されており、今後も新しいものがリリースされる可能性は高いです。

AIを使った新しいアプリは続々とリリースされており、精度も上がっています。今後も利便性のあるアプリがリリースされることを期待しながら、AIの技術にも注目しましょう。

  1. 声や画像などを自動で認識してくれるAIがアプリに利用されている
  2. 自動で学習を進めるため、ユーザーにマッチングした仕様になる
  3. 生活における課題を解決するアプリが多い
SNSシェア
CATEGORY
学習
新規会員登録エージェントとの初面談1社につきAmazonギフト券3,000円分全員にプレゼント!

あわせて読みたい関連記事


おすすめ&新着求人・案件


各種SNSで情報を
発信中フリーランスで働くエンジニアに役立つ情報を発信しています。
フリーランス求人・案件の選び方や注意点、単価を上げるコツなどをエンジニアスタイルの編集部が発信しています。
フォロー・友達に追加していただき最新の情報をGETしてください。