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フリーランスエンジニアの3つの働き方と実態とは。メリットやデメリット・案件の特徴を紹介

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そもそもなぜフリーランスという働き方を選んでいるのか

715人を対象に「今の働き方をはじめた理由」を調査しました。

その結果、上位3つに選ばれた理由は下記のとおりです。

  1. 自分の裁量で仕事をするため(399人)
  2. 働く時間、場所を自由にするため(363人)
  3. より自分の能力、資格を活かすため(352人)

フリーランス白書2021

フリーランスは、働く場所、時間のみならず、仕事内容も自分で選択できます。

能力が高いほど、より自由な働き方が実現するので、そんな点に魅力を感じてフリーランスを選んだ人が多いようです。

あなたにも当てはまる項目があれば、ぜひ今回の記事を参考にして、フリーランスを検討してみてはいかがでしょうか。

フリーランスエンジニアには大きく3つの働き方がある

フリーランスエンジニアの働き方は、大きく分けて次の3つです。

  1. 常駐型フリーランスエンジニア
  2. リモート型フリーランスエンジニア
  3. 自社サービス型フリーランスエンジニア

同じフリーランスエンジニアでも、それぞれ特徴が異なります。

常駐型フリーランスエンジニア

契約したクライアントのオフィスで働く常駐型の特徴は、安定していることです。

基本は3ヶ月毎に契約するので、その期間内は収入が安定しています。

働き方は似ていますが、正社員よりも給料が高い傾向にあるのも特徴です。

ただし、時間と場所を拘束されるため、自由に憧れてフリーランスを目指す方は、続いて紹介するリモート型が良いでしょう。

リモート型フリーランスエンジニア

クライアントから任された仕事を、自宅でこなすリモート型は、場所と時間に縛られない働き方ができます。

納期までに納品できる自己管理能力や、営業力など高いスキルが必要ですが、自由に働きたい方におすすめです。

自社サービス型フリーランスエンジニア

個人で小規模なサービスを開発してマネタイズする働き方が特徴です。

具体的には次のように収益を得ます。

  • アプリを開発して、その中で広告収入を得る
  • 有料ツールを販売する
  • アフィリエイト広告で収入を得るなど

一度仕組みを作れば、その後はメンテナンスや改善のみで収益が発生します。

時間と場所が自由なリモート型に比べて、さらに「仕事内容」も自由に選べるので、紹介した3つのフリーランスの中では、最も自由な働き方ができます。

ただし、仕組みを作るまでのハードルが高いので、クライアントの元で生活費を稼ぎながら仕事を学び、仕組みを作るのがおすすめです。

プロジェクト型 or 制作型で働き方が異なる

例えば、1つのアプリを開発するように、企画自体を任されるのがプロジェクト型です。

1人では完結しない場合が多いので、メンバーと共にコミュニケーションを取る機会も多く、足並みを揃えて仕事を進めます。

仲間と協力して企画を進めたい人や、大きな実績を作りたい人におすすめです。

また、アプリの中でも「問い合わせフォームのみ」担当するように、役割が限定されるのが制作型です。

仕事内容は単発なモノが多いですが、個人で完結するケースが多いので、1人で黙々と仕事をしたい人に向いています。

フリーランスエンジニアの働き方の特徴やメリットとは

フリーランスエンジニアの働き方のメリットは、主に次の4つです。

  • 比較的自由に働く場所や時間を決めることができる
  • 週2〜4という柔軟な働き方ができる案件が存在している
  • 収入が上がる
  • 新たな技術などを身につける時間を確保できる

それぞれのメリットについて見ていきましょう。

比較的自由に働く場所や時間を決めることができる

決められた作業時間で給料をもらう正社員とは異なり、フリーランスは作業量に対して給料が支払われます。

そのため、納期までに納品ができれば朝起きる時間も、仕事を始める時間も自分で決められます。

また、場所の拘束もないので、カフェや旅先でも仕事ができるのが特徴です。

介護や育児など、家族との時間を大切にできるのも、フリーランスの働き方だからこそできることですね。

週2〜4という柔軟な働き方ができる案件が存在している

予め作業量が決められているので、短期間で作業を終えれば、休みをストックすることもできます。

夏休みの宿題のように、毎日コツコツ進めるよりも、前半で終わらせて、後半はのんびりするというような働き方ができます。

仕事と休みのメリハリが付けられるのも、フリーランスならではの働き方です。

収入が上がる

同じスキルを持っている場合、正社員よりもフリーランスのほうが多く給料をもらえます。

正社員はどれだけスキルを上げても、給料は一定ですが、交渉次第で給料を上げてもらえるのがフリーランスの特徴です。

また、フリーランスは経費を利用して節税対策ができたり、副業も自由にできます。

新たな技術などを身につける時間を確保できる

フリーランスは、時間ではなくて作業量に対して給料が支払われるので、次のような好循環を作れます。

  • スキルを身につける
  • 作業時間が短くなる
  • 増えた隙間時間でスキルを身につける
  • 更に作業時間が短くなる

また、スキマ時間を増やせば、投資や新たな専門分野のスキルを学べるので、収入も更に安定するでしょう。

フリーランスエンジニアの働き方のデメリットとは

自由に働ける反面、次のようなデメリットも存在します。

  • 自己管理能力がかなり求められる(仕事のメリハリがなくなる)
  • スキル不足だと時間が足りない・逼迫する・信頼を失いかねない
  • レビュー者や上司がおらず、自分で試行錯誤・自己研鑽する必要がある

デメリットは工夫次第で対策できるので、ぜひ参考にしてください。

自己管理能力がかなり求められる(仕事のメリハリがなくなる)

常駐型であれば問題ありませんが、リモート型の働き方で苦戦するのは、仕事のメリハリを付けることでしょう。

時間も自由で、常に家の中で作業するので、オンとオフの境界線が曖昧です。

正社員であれば、上司に注意されるだけで済むかもしれませんが、フリーランスが仕事をサボれば最悪仕事を失います。

自分の中で仕事のメリハリをつけるため、次のような工夫をすると良いでしょう。

  • 時間を決めて休憩時間と作業時間を分ける
  • 納期までのタスクを自分で管理する
  • 仕事部屋に余計なものを置かない
  • 気分転換にカフェなどで作業する

また、風邪やケガで、予定通り作業が進まないことも想定する必要があります。

余裕を持ったスケジュールを組むことは勿論、体調管理にも気をつけてください。

スキル不足だと時間が足りない・逼迫する・信頼を失いかねない

クライアントは上司ではなくて、取引相手なので、納期に間に合わなければ簡単に信用を失います。

自分がクライアントの立場なら、納期が遅いエンジニアよりも、早いエンジニアに任せたいですよね。

ただし、はじめはスキルが足りなくて当然なので、質よりも作業量でカバーしましょう。

はじめの内は大変ですが、慣れてくれば少しずつ作業量も減って、自由な働き方が可能になります。

また、スキルが足りなくても、仕事に対する熱意が伝われば、クライアントも安心して仕事を依頼してくれます。

レスポンスの速さや、丁寧な対応を心がけましょう。

レビュー者や上司がおらず、自分で試行錯誤・自己研鑽する必要がある

アドバイスしてくれる人や、欠点を指摘してくれる人が少ないのもフリーランスのデメリットでしょう。

欠点は自分で見つけて、自分から改善策を学びに行くことが大切です。

そのために、時間のある時は、積極的に勉強会に参加したり、本を読んで自己研磨しましょう。

勉強をする際は、自分の好きな分野だけではなくて、必要な分野を中心に学ぶことで、仕事も依頼されやすくなります。

フリーランスは、自分で自分を雇うという感覚を持ちましょう。

自分に与える休憩時間も、改善する部分も、決めるのは全て自分です。

自分が人を雇うなら、どんな人に頼みたいかを日頃から意識することで、クライアントから求められる人材になります。

フリーランスエンジニアが理想な働き方をするために必要なこと

フリーランスエンジニアが理想的な働き方をするためには、主に次の3つが必要です。

  • スキルアップをする・需要の高い専門分野を身につける
  • 上流工程・マネジメントのスキル・経験
  • 適切なタイミングで単価をあげる・働き方の交渉をする

それぞれ見ていきましょう。

スキルアップをする・需要の高い専門分野を身につける

自分のスキル次第で、大きく収入が左右されるフリーランスエンジニアは、日々のスキルアップが欠かせません。

また、何を学ぶのか選択することも、収入を上げる上で重要な鍵を握ります。

自分が磨きたい分野の力を付けることも大事ですが、需要の高い専門分野の力を身につけると尚良いでしょう。

需要の高い分野で力を付けると、クライアントから求められる可能性が高まります。

そうすることで、仕事を選べる立場になるので、理想の働き方に近づいていきます。

上流工程・マネジメントのスキル・経験

能力が身につくにつれて、依頼される案件の規模も大きくなります。

1人では完結できない、大規模プロジェクトを任される機会も出てくるでしょう。

今までは自分が行っていた作業を人に依頼するので、自分の作業量は減り、更に自由な働き方ができるようになります。

ただし、プロジェクトを完了するには、人を動かすマネジメントスキルや、上流工程を考えることも求められるようになります。

いつ依頼されても大丈夫なように、作業をしている段階から、仕事を発注する人の視点を持ちながら作業をしましょう。

適切なタイミングで単価をあげる・働き方の交渉をする

理想的な働き方をするためには、スキルに見合った単価交渉もしましょう。

基本的に、クライアント側から単価を上げる提案をされることは、ほとんど無いので、自分でタイミングを見計らって交渉をする必要があります。

単価交渉を成功させるには、次のようなタイミングを狙いましょう。

  • 新しい仕事を依頼される時
  • 仕事に慣れてきた時
  • 実績や成果を出した時

要するに、クライアントにとって自分が欠かせない存在になった時が、単価交渉の適切なタイミングと言えます。

クライアントからすれば、イチから新しい人材を見つけて育てるよりも、多少単価を上げて続けて貰うほうが良いと考える人が多いからです。

また、あなたにしかできない仕事があれば、クライアントは、お金を出してでも継続して欲しいと思うはずです。

そのために、日頃から丁寧な仕事と、安定した仕事量を引き受けるようにしましょう。

ただし、クライアントから単価交渉を断られれば、その後の関係も気まずくなるので、なかなか言い出せない人もいるでしょう。

そんな時は、次に紹介するフリーランスエージェントを利用することがおすすめです。

エンジニア案件に強いフリーランスエージェント一覧

いきなりフリーランスエンジニアを目指すとしても、もともと企業とのつながりが無い限り簡単には行かないでしょう。

そんな人におすすめなのが、フリーランスエージェントを利用することです。

フリーランスエージェントには、フリーランスは勿論、正社員、派遣社員、アルバイトなど幅広い働き方が募集されています。

選べる会社の分母が多ければ、より自分にあった会社を選べます。

さらに、充実した福利厚生が用意されていたり、確定申告の無料相談、クライアントへの単価交渉も引き受けてくれます。

エンジニア案件に強いフリーランスエージェントは、次の5つです。

  • ITプロパートナーズ
  • Midworks
  • テックビズフリーランス
  • フリーランスポート(Freelance Port)
  • TechStock

それぞれ特徴や、募集している案件が異なるので、自分にあったエージェントを見つけてください。

ITプロパートナーズ

週2日から働ける高単価案件もあるので、フリーランスとしての独立はもちろん、副業としてエンジニアに挑戦してみたい人にもおすすめのサイトです。

仲介を挟まずに、クライアントと直接契約をしているので、高単価の案件が揃っています。

ITプロパートナーズに登録すれば、独自サービスのITプロトータルサポートの利用が可能です。

確定申告の代行や、税理士による無料確定申告相談、損害保険及び生命保険の相談もできるので、保険などに自信が無い人でも安心して利用できます。

https://engineer-style.jp/agents/38

Midworks

Web関連の開発案件に強く、上場企業や、成長中のベンチャー企業との契約ができるのが特徴です。

サイトを運営しているのは、株式会社Branding Enginner。

東証マザーズに上場している企業なので、大手のクライアントも安心して人材を募集できます。

確定申告のサポートや、生命保険を半額負担してくれるのも嬉しいサービスですが、何より給与保証を貰える点が大きな魅力です。

業績が上がらない時期でも、一定額の給与を保証してもらえるので、1人でフリーランスを始めるのに比べてリスクが下がります。

https://engineer-style.jp/agents/2

テックビズフリーランス

設立は2015年で、比較的新しいエージェントですが、充実したコンサルタントを受けられるのが特徴です。

在籍のコンサルタントに共通しているのは、全員独立した経験があるということ。

そのため、自分の悩みを理解して相談にのってくれるのが嬉しいポイントです。

同じ道を経験したスタッフだからこそ、他では聞きづらいようなリアルな質問にも丁寧に答えてくれるでしょう。

また、利用者限定で、テックビズカードというフリーランス向けのビジネスゴールドカードに加入することもできます。

https://engineer-style.jp/agents/41

フリーランスポート(Freelance Port)

自分を魅せるのが得意な人におすすめなエージェントです。

ブランディングのためにインタビュー記事の掲載、ポートフォリオを紹介してもらえるので、自分を魅せるのが得意な方は、より自分に合った案件を見つけられます。

また、専用Slackで、フリーランスコミュニティに参加できるので、仕事に役立つ人間関係を作ることもできるでしょう。

案件をはじめるまで丁寧にサポートしてくれて、顧客との間に問題が生じれば仲介に入ってくれるので、快適に仕事ができる環境を整えてくれます。

https://engineer-style.jp/agents/205

TechStock

80万円を超える単価が掲載されているなど、高単価案件が揃っているのが特徴です。

2005年に設立した会社なので、約17年間の歴史があり、クライアントも安心して人材を募集できます。

確定申告や、法人化、社会保障について、顧問弁護士に無料で相談できます。

また、所得補償保険を利用できるので、万が一のケガや病気で働けなくなった場合も、報酬が支払われるので安心して働けます。

https://engineer-style.jp/agents/10

まとめ

今回は、フリーランスエンジニアの3つの働き方と、理想的な働き方をするために必要なスキルを紹介してきました。

フリーランスと一言で言っても、様々な働き方と特徴があります。

自分にあった働き方と、クライアントを見つけるために、ぜひフリーランスエージェントを利用して、色々な仕事を探してみてください。

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