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セールスエンジニアのフリーランスの案件にはどんな種類があるのか

フリーランスの現状

まずはフリーランスの現状について、現在どのくらいの人がフリーランスなのか、コロナ禍の中でフリーランスにどのような影響があるのかなど解説していきます。

フリーランスを考えている人・始めている人は増えている

フリーランス実態調査2020の調査結果によると、日本人のフリーランスの人口は1034万人で、日本全体の15%ほどがフリーランスとなります。アメリカのフリーランス人口が全体の35%なので、日本は決して多いとは言えませんが、2015年の913万人からは徐々に増えている傾向にあります。フリーランスが増えている理由としては

  • 会社に縛られない働き方に魅力を感じている
  • 収入が増える可能性がある
  • 年齢・性別関係なく働くことができる

など、これらの理由が挙げられます。さらにはクラウドソーシングの発展により、フリーランスの案件を取りやすくなりました。フリーランスというものがより身近なものに感じることが可能になりました。

https://speakerdeck.com/lancerspr/huriransushi-tai-diao-cha-2020?slide=4

サラリーマンの平均年収は年々減っている

副業を考えている・始めている人の数が増えている要因として考えられるのは、サラリーマンの平均年収が減っていることが考えられます。1999年の461.3万円を最高に2009年には405.9万円と減少しており、2018年には440.7万円と盛り返してきているものの、1999年よりは見劣りします。このような理由から本業以外でも稼ぐために、副業に意欲を持っている人が増えたと考えられます。

https://www.nenshuu.net/salary/contents/heikin.php

コロナの影響で最近はどんな傾向があるのか

コロナウイルスは少なからずフリーランスに影響を与えており、フリーランスに関心を持つ理由の1つと考えられます。コロナウイルスによって収入が減少した人は全体の31.2%を占めており、今後の生活に不安を感じている人の割合も増えています。その中で家の中でも仕事ができるリモートワークなどの在宅勤務に注目が集まっています。在宅勤務になれば満員電車に乗る必要もありません。

https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1883.html

セールスエンジニアのフリーランスにおける3つのメリット

ではセールスエンジニアのフリーランスにはどんなメリットがあるのでしょうか?いくつかメリットを挙げます。

1.仕事量は自分の裁量で収入もアップする

フリーランスのセールスエンジニアは会社員とは違い、会社と契約するわけではなく、クライアントと直接契約するのが特徴です。会社員の場合は収入を上げるために「残業」は欠かせませんが、フリーランスは契約するときに自分で労働時間に合わせて報酬を決められますし、交渉次第では収入をアップさせることも可能です。「収入は増えて自由な時間は増える」このような可能性も、フリーランスであれば有り得ることです。

2.自分でやりたい仕事を選べる

会社員のセールスエンジニアは自分がやりたくない仕事でも、上司から頼まれれば断ることができません。しかし、フリーランスは基本的に自分のやりたい・得意な仕事に応募でき、やりたくない仕事であれば応募しなければ良いという話です。あくまで、良いも悪いも自分の責任なのはメリットだと言えます。

3.節税対策ができる

フリーランス=個人事業主になるので、確定申告のときに青色申告を提出すれば最大で65万円の控除を受けることが可能になります。さらに会社員のときは勉強のための本や、仕事関係での飲み会などは全て自費でなければいけませんが、フリーランスではこれら全ての出費を経費にすることも可能になります。確定申告などは難しいことも多々ありますが、会社員時代ではできない節税ができるのもメリットです。

セールスエンジニアのフリーランスに関する案件の種類

セールスエンジニアの仕事内容は自社製品(ソフトウェア、コンサルティング、クラウドサービス)の提案・販売をすることです。顧客と直接やりとりをしないといけないので営業と混同しがちですが、セールスエンジニアは専門知識があるので普通の営業とは異なり、実際に商品を使ったり経験を活かせることが特徴です。そんなセールスエンジニアの案件は以下のような業務内容です。

  • システム導入の支援(主な業務内容は顧客のヒアリングや企業にプレゼン。単価は月〜58万円。)
  • PM/プリセールス(主な業務内容は大手商社にセキュリティサービス導入の提案業務。単価は月〜75万円)

セールスエンジニアのフリーランスに関する案件の相場・平均単価

ここからはセールスエンジニアに関するフリーランス案件の、案件相場・平均単価を解説します。

フリーランスエンジニアの案件相場・平均単価

まずはセールスエンジニアの前に、フリーランスエンジニア全体の案件相場や平均単価を紹介していきます。レバテックフリーランスを運営しているレバレジーズ株式会社の調査によると、フリーランスエンジニア全体の月額単価はおよそ60万円になります。内訳は以下のようになります。

  • 20万円〜39万円:2.7%
  • 40万円〜59万円:30.4%
  • 60万円〜69万円:39.4%
  • 70万円〜79万円:21.4%
  • 80万円〜:6.1%

と上記のようになり、過半数にフリーランスエンジニアが月40万円〜70万円で業務契約をしていることがわかります。また月60万円以上で契約したい方は「実務経験が3年以上」が1つの目安になるので参考にしてください。

セールスエンジニアの案件相場・平均単価

次にフリーランスのセールスエンジニアの案件相場・平均単価を紹介します。フリーランスのセールスエンジニアの案件相場・平均単価は60万円〜80万円と言われています。もちろん、複数のプログラミング言語を扱えたり、特定の業界に使われるニッチなプログラミング言語などを使えると、付加価値が付くので単価の上昇に繋がるでしょう。また業務知識の豊富さや、設計・開発以外のスキルも重宝されることが多いです。つまりセールスエンジニアは多くの技術スキルを持っているか、特定の業界の重宝されるニッチな分野を攻めていくかの2つが、単価を上げるための鍵となるでしょう。

どうすれば単価を高くできるのか

フリーランスのセールスエンジニアが単価を上げるために大切なことを、いくつか紹介します。

スキルアップ

やはりスキルを向上させることが単価を上げるために大事なことです。先ほども解説したとおり、セールスエンジニアは1つのプログラミング言語よりも複数の言語を扱えたほうが良かったり、特定の業界に重宝されるニッチな分野を攻めていくなど、様々なスキルアップの選択肢があります。自分に合ったスキルを向上させましょう。どんどんスキルが上がっていけば、自ら単価交渉をせずともクライアントから提案されることもあるので、稼げるセールスエンジニアになるのであれば常にスキルアップをしていきましょう。

信頼関係

これはセールスエンジニアに限ったことではありませんが、フリーランスとして生きていくため・単価を上げるために「信頼関係」を築くことは必須と言えるでしょう。そもそも信頼関係がないと仕事はもらえませんし、単価アップなどはなおさらです。まずは「納期までに提出する」「クライアントの要望通りの品質」など、当たり前のことですが大切なことです。

セールスエンジニアのフリーランスの注意点

フリーランスでセールスエンジニアをする場合、全てが自分の責任になることを忘れてはいけません。万が一、重大なミスを犯してしまった場合は責任をとらなければいけませんし、場合によっては法的な問題になることもあるでしょう。契約するときや業務を進めるときなどは、しっかりとルールを遵守してリスクがあるということを忘れないようにしましょう。さらに病気や怪我で業務を進めることができない場面もでてきますが、そういったときのために別のセールスエンジニアとチームを組んで、仕事ができないときに助けてもらえるようにしましょう。

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まとめ

ここまで、セールスエンジニアのフリーランスにはどんな案件があるのか、案件相場・平均単価などを紹介してきました。最後に本記事のまとめを書いているので、学習に役立ててください。

  1. サラリーマンの年収は年々減っており、収入アップや自由度の高い働き方などからフリーランスに興味を持つ人は増えている
  2. セールスエンジニアのフリーランスの平均単価は月60万円〜80万円で、スキルアップや交渉次第で単価は上がる
  3. 全て自己責任なので、様々なリスクがあることを事前に確認しておく
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