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ゲームプログラマーの年収事情は?年収1,000万以上を目指す方法と案件情報を徹底解説!


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目次

はじめに

  • 年収の水準は?
  • 年収を上げることは可能?
  • 将来性はあるの?

これらの悩みを解決します。

実際スキルを身につけて勤務し、自分の想定していた年収と違うことになった場合損をしてしまいます。本記事では、ゲームプログラマーの年収に関する悩みを解決できる稼ぎ方・将来性に関して紹介していきます。

ゲームプログラマーの仕事内容

ゲームプログラマーの仕事は、企画や仕様に合わせてプログラムを組み込むことです。ゲームを操作する他、ゲーム内のBGM・効果音やシステム構築まで幅広い工程をプログラムする必要があり、多くのスキルが求められる仕事です。またプログラミングするだけでなく、より顧客の求めるゲーム作りができるようなアイディア力も求められます。

ゲームプログラマーは1人で作業することはなく、チームでプロジェクトに取り組むため、チームメンバーを取りまとめるマネージャーとしてのスキルを持つことも重要です。

最近ではスマホゲームが盛り上がっていたり、VR・ARといった新しい技術を組み込んだゲームが入ってきているため、需要は今後も高まっていきます。

ゲームプログラマーの給料・年収の特徴とは

ゲーム制作会社に勤務する正社員で約498万円です。月給に換算すると、平均の給与は42万円です。日本人平均年収の約430万円(2021年9月に国税庁より発表された「令和2年分民間給与実態調査統計」)と比較すると少し高い水準です。そのためスキルのみではなく、経験や役職を上げていくことが、年収を上げていくのに必要な項目です。

企業によっては作品の売上が収入に反映される

制作中ではその作品がヒットするのかどうかまだはっきり分からないため、収入は変わりません。もしその作品が大きく外れてしまった場合に給与を上げてしまえば、事業は大幅な赤字になってしまいます。しかし、商品として出されたゲームの売上が非常に高い販売数につながり、会社の売上に大きく貢献した際には上乗せした給与につながります。

制作したゲームがヒットすれば自分の給与としても反映されるため、ゲームを作るためのモチベーションの向上にもつなげられます。制作物が世に出ることに加え、ヒットした際の給与への反映が、モチベーションの根源となっています。

上流工程を任されると収入アップにつながる

ゲームプログラマーが高収入を実現するためには、上流工程を目指す必要があります。上流工程とはゲームを制作するだけでなく、チームを管理する立場になり開発のスケジュールや他のゲームプログラマーの進捗確認などをすることです。

上流工程の仕事はいちプログラマーと比較しても大きな責任が伴いますが、チーム全体としての売上を上げられた時の達成感と、収入へのインパクトも変わります。上流工程の仕事につくことで会社に対する貢献度も高くなり、収入アップにつなげられます。また上流工程の仕事を経験しておくことで、独立した際にもより高い収入を得られます。

ゲームプログラマーの平均年収

全体から雇用形態・年齢・業界別の特徴に関して紹介していきます。

ゲームプログラマー全体の平均年収

約460万円ですが、需要が昨今高まりつつある中で全体の市場価値は高まり、結果平均年収も高まります。現在の在宅ムードが流れる中で、新作品が次々リリースされ、プログラマーは求められています。また今後も新しい技術の導入とともに、さらに需要は高まります。

雇用形態別ゲームプログラマーの平均年収

正社員・派遣社員・フリーランスそれぞれの雇用形態の特徴を紹介します。それぞれ担当する仕事内容や求められるスキルは似ていますが、その特徴や先々のキャリアプランに関しては異なるものがあります。それぞれ特徴が異なるため、自分自身の需要と合わせてそれぞれの平均年収を確認することが重要です。

正社員

開発会社・メーカーに勤務し、ゲーム制作におけるプログラムを行います。正社員は入社時の研修でプログラミングを習得でき、着々とスキルを高められます。またやり方次第で、ゆくゆくは上流工程の仕事や独立ができ、年収を上げることが可能です。会社に勤務することによりある程度安定している一方で、給料は中々上がりづらくなります。

派遣社員

派遣社員の平均時給は2千円以上も多く、それだけ即戦力であることが求められます。派遣社員の雇用形態で勤務し続けることは少なく、勤務後独立もしくは転職することが多いです。

例えば派遣社員として2年3年スキルを高めていき、市場価値を上げたうえで起業して独立することがあります。派遣社員は正社員よりも自由が利きやすいため、プログラミングの幅広いスキルを身につけることが可能です

フリーランス

フリーランスは企業に所属しない分、高年収を狙えます。フリーランスの場合未経験者は多くなく、基本的にはプログラミング関連の会社で勤務していた経験者です。フリーランスは高年収を得られる反面、成果物次第では年収が下がってしまうことがあります。フリーランスとして高年収を維持し続けるためには、常に高いスキル・顧客の求めている価値を考え提供し続ける必要があります。

年齢別のゲームプログラマー平均年収

30代だと400万円ほどで、40代になってくると450万円以上になってきます。年齢はあくまで参考であり、スキル次第で30代でも高い水準になり、40代を超えてもスキルが低い場合年収は低い状態を保つことになってしまいます。ゲームプログラミングの世界は常に新しい変化が起きるため、常に新しいスキルを身につけようと意識を高め行動し続けることが重要です。

業種別のゲームプログラマー平均年収

業種としてはゲームメーカーと開発会社に分かれており、開発会社と比較してゲームの制作メーカーの方が年収は高くなる傾向にあります。最初から年収を上げていきたいのであればゲームの制作メーカーに勤務することが重要です。

ゲームプログラマーが所属する代表的な企業の年収

ここでは企業ごとでの平均年収を紹介します。

任天堂のゲームプログラマーの平均年収

約970万円が任天堂の平均年収です。スーパーマリオに始まり、数々のヒット作を生み出しているゲーム業界最大手です。

スクウェア・エニックス・ホールディングスのゲームプログラマー平均年収

約550万円がスクウェア・エニックス・ホールディングスの平均年収です。ドラゴンクエストやファイナルファンタジーを手がけている会社です。

コナミホールディングスのゲームプログラマーの平均年収

約683万円がコナミホールディングスの平均年収です。ゲーム業界を代表する企業であり、他の企業と比較すると高い年収になります。

カプコンホールディングスのゲームプログラマーの平均年収

カプコンはモンスターハンターやバイオハザードを手がけている企業で、その年収は約603万円です。

ディー・エヌ・エー(DeNA)のゲームプログラマーの平均年収

現在スマホアプリ業界で人気のゲームを多くリリースしており、約774万円と高い年収水準となっています。若手社員も多く活躍しており、若手のうちから高い年収を得られます。

グリーのゲームプログラマーの平均年収

グリーでは約758万円が平均年収です。探検ドリランドなどの有名なソーシャルゲームを手がけており、若いうちから高い年収を見込めます。

業種によってゲームプログラマーの平均年収が異なる理由は?

ゲーム業界はディスクで提供されるコンシューマーゲームと、スマホなどのアプリで提供されるソーシャルゲームに分かれます。コンシューマーゲームは400万円台、ソーシャルゲームは450万円台とソーシャルゲームの方が年収の水準が高まる傾向にあります。

理由①:ソーシャルゲーム業界はバージョンアップできる

コンシューマーゲームは一度ソフトとして提供すると、現在備え付けられている機能異常の機能をアップデートすることはできません。基本的にはクリアしてしまうと、それで終わりになってしまいます。そのため買い切りの傾向が強く、次のゲームを新たに制作する費用などが新たにかかってしまいます。

しかしソーシャルゲームは、常にゲームの仕様を操作することができるため、定期的にアップデートして新しいサービスを提供することができます。そのため、ゲーム利用者を飽きさせることがなく、継続した利益の獲得を見込めます。プレイステーションなどのソフトタイプのゲームで、10年以上人気を保ち続けるゲームは多くありません。とはいえ、ツムツムやモンスターストライクといったソーシャルゲームは10年近くの間、高い人気を保ち続けています。

理由②:業種によって必要なプログラミング技術が違う

現在もっているプログラミング技術が担当する案件によっては使えず、新たに技術を習得する必要があります。ひとつのプログラミング技術を持っていれば安心ではなく、常に新しい技術を習得して現場で使えるようにしておくことが求められています。

年収1000万円を稼げるゲームプログラマーに必要なスキルセットと経験

平均年収よりも高い年収を稼ぐということは他のプログラマーと比較して、高い価値提供をする必要があります。

実務経験で5年以上のスキルを磨く

研修や知識だけでは、ゲームプログラマーとしての市場価値を上げることは非常に難しいです。まずは実務経験で5年以上の経験を積むことが、一つの基準として重要になります。研修や現場への慣れ・複数現場での経験を含めると平均して5年ほどが適性期間です。

マネージャーを経験する

プログラマーであるだけでなく、マネージャーのように上流工程の仕事をすることで、高収入の獲得につながります。マネージャーになるにはただプログラミングのスキルだけでなく、チームメンバーをまとめられるマネジメント力も求められるようになります。

フリーランスとしてあらゆる案件を経験する

フリーランスは自身の作業量とスキルで収入を上げることができるため、高い収入を得ることが可能です。正社員として勤務しているうちから人脈を作っておくと、独立した際に年収を上げやすい状態を作ることができます。

フリーランスは企業と雇用関係を結んでいないため、価値提供ができていないと契約を切られてしまうというリスクがあります。そのため常に求められているスキルを習得し、高い価値提供をできるようにすることがフリーランスとして重要です。

年収800万円以上のゲームプログラマー求人・案件

「エンジニア・スタイル」といった専用の求人サイトで、見つけることが可能です。そこで高単価と表示されている項目を選ぶようにしましょう。高単価と表記されている求人・案件は月収80万円を超える案件であり、月収80万円以上であれば年収800万円を超える可能性は高いです。

そのため求人・案件を探す際に、高単価と表記されている求人から自身のスキルと照らし合わせて探すことが重要です。年収が高い案件は高いスキルが求められるので、しっかり募集の文面を確認し、必要な要件を満たしているのか確認することが重要です。

ゲームプログラマーの将来性とは

現在娯楽からe-sportsと、ゲームの価値観は変わってきています。かつてゲームは娯楽のため時間制限や利用制限といった制限がかかることが多くありました。対して現在はオリンピックに向けたe-sportsなど、よりゲームをやる頻度・時間は増えていくと予想されます。またVRやARといった新しい技術も導入され、技術やアイディアがより求められるため、今後も継続してスキルや経験を高めることが重要です。将来性を良くするためには、自身が現状のスキルに甘んじることなく日々求められるスキルを習得していくことが重要です。

まとめ

  1. ゲームプログラマーの年収水準は日本の平均年収と比較して高い水準である
  2. 年収1000万円以上は可能ではあるが、上流工程の仕事・高い価値提供が必要である
  3. ゲーム業界は成長しておりゲームプログラマーには高い将来性がある

本記事の内容をもとに年収アップにつなげてください。

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