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セキュリティエンジニアの平均年収は?収入アップの方法と将来性も徹底解説!

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セキュリティエンジニアの年収はいくら?

セキュリティエンジニアといえば、サーバーや情報セキュリティを専門に扱うエンジニアのことを言います。この職業には、情報セキュリティに関する専門知識を持っていないと雇ってもらえないためそもそものハードルが高いため、年収もその技術レベルによって高いことがほとんどです。この記事では、この職業がどれくらいの年収なのか詳しく解説していきます。

ITエンジニア自体が熟練した技術を習得するとマーケットでの価値が跳ね上がる職種であるため、セキュリティエンジニアもその例に漏れません。正社員、派遣、フリーランスそれぞれについても解説していきます。

正社員の場合

セキュリティエンジニアとして社員になるとどれくらいの年収になるかというと平均して約590万円です。ITエンジニアの中でも年収は高い方です。それだけ希少性が高い職業という意味でもあります。なり手が少ないため、年収は高い傾向です。

年収ボリュームは300万円くらいから1500万円クラスまであるので、会社と転職時の市場価値次第で決まることになります。給与額を大きくしたいと考える場合は、アプリエンジニアやWEB系エンジニアのようにポートフォリオで実力が計れる訳ではないので、知識があることを証明しなければなりません。難易度が高い資格を取得することも年収を上げるためには重要です。会社によっては資格手当もあるので、年収を上げるための重要な要素にもなるためおすすめしておきます。

派遣社員の場合

派遣では普通なら稼げません。セキュリティエンジニアの場合は、派遣でも時間単価は高くなります。時間単価は平均で2598円です。時間単価のボリュームは1500円くらいから3500円くらいで給料は比較的高いことがわかります。会社によって求められるスキルと経験は違うので、年収はかなりバラつきがある傾向です。

フリーランスの場合

フリーランスとしてセキュリティエンジニアの案件単価は、経験が1年未満で40万円程度で経験が1〜2年で50万円程度と報酬金額は高い傾向にあります。正社員や派遣と比べても経験年数から考えたとしても年収は高いです。セキュリティエンジニアとして、フリーランスとしてやっていくためには高い専門知識が要求されます。

会社側は総合的なコストを下げてパフォーマンスを上げるためにフリーランスを採用するので、会社から求められているくらいのことを実現できるくらいのスキルは必要です。求められるスキルは会社によっても違うので、なんとも言えませんがレベルが達していないときは1ヶ月でも契約を切られることはあります。契約期間は1〜3ヶ月くらいでそこから更新でその職場で働くことができるか決まります。

フリーランスは契約期間が短いので、契約を更新できるかできないかで、仕事を探さなければならないため収入は不安定になりがちです。正社員に比べると仕事が取れない時は無収入なため、労働形態を考える必要があります。

セキュリティエンジニアとして年収1000万稼ぐことは可能なのか

セキュリティエンジニアをやりたいということは年収1000万円を視野に入れて目指している人も多いでしょう。では、どうすれば年収1000万円を目指せるのでしょうか。そもそもの収入を上げるためには、経験と専門知識がどの程度あるのかということが証明できないといけません。よって経験年数が長かったり、ハイレベルな資格を取得しているような人は年収を高く提示してもらえることがあります。

1000万円を超えていくには最初から年収を高く提示してもらう必要があるので、全体として数パーセントの人が到達するイメージで考える方がいいです。まずは労働形態と今までの経験でどのような経験をしてきたのかをまとめて、その内容を口頭で詳しく説明ができることが必要になります。自分がどのような経験をしていたのかで会社にとって必要な人材かが決まってくることがほとんどです。

ハイレベルな資格を取得することは、知識の証明として必要となってきます。経験があっても最新の知識にアップデートされていなければ、会社の必要なスキルレベルであるかどうかは分かりません。しかし、資格を持っていれば話は別です。資格を取る時は最新の技術に関する資格で更新が必要なものを取得するようにしてください。そうすれば最新の技術の知識があることの証明にもなります。

年収を上げるためには、どこで働くかが重要です。日系企業で働くことは社員の還元率は低くなりがちなのでおすすめしません。外資系企業で働くことが年収を上げるためには、必須であることを覚えておいてください。外資系の企業では実力主義の世界です。日系企業のように年功序列で給与が上がる訳ではありません。

今のベンチャー企業であれば年功序列でないことはほとんどですが、大企業の場合は未だに続いています。外資系企業で働くことで自分の実力を証明して年収提示を契約時点で高くしておき、結果を出して会社に貢献していくことによって年収1000万円の頂はみえてきます。年収1000万円は可能ですが、一部の優秀な人材が可能ということだけ覚えておいてください。ほとんどの人が500万〜700万円くらいで収まりますので、毎日の勉強は欠かせないようにしましょう。

セキュリティエンジニアに必要な資格

実は、セキュリティエンジニアとして働くために特定の資格が必ず必要になるというわけではありません。セキュリティエンジニアは、資格による独占業務というわけではないので、必須の資格はないので、誰にでもチャンスはあります。

もし、取得したいとしたら便利なものは、

  • CISCO技術者認定
  • 情報処理安全確保支援士試験
  • 基本情報技術者
  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • CompTIASecurity+認定試験

この5つの資格を取得するのがいいです。

ほとんどが認定資格ではありますが、国家資格もあります。

  • 基本情報技術者
  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • 情報処理安全確保支援士試験

この3つが国家試験です。

知っている人も多いかもしれませんが、情報処理系の国家試験は合格率が極端に低い難関資格です。特に情報処理安全確保支援士試験はスキルレベル4の試験なので、勉強時間が500時間程度でかつ合格率はひどい時で1桁の時もあります。基本情報技術者試験はITパスポートの次のレベル2の試験になりますが、それでも合格率は22%程度です。

どれだけ情報関係の国家資格が難しいかが分かります。取ろうと考えている人は通信教育を利用するのがおすすめです。他のCISCO技術者認定とCompTIA Security+認定試験は認定資格なのでそれほど難易度は高くはありません。

CISCO技術者認定試験の難易度は1日2時間の勉強を2ヶ月くらいでできるレベルなので、そこまで難易度は高くはないのですが受験料が高額です。それにも関わらず3年ほどで失効してしまうので、コスパは悪いですが更新していけば、その時々の最新知識に更新していくことができるのでおすすめはします。

CompTIA Security+認定試験も認定資格ではありますが、この資格を持っている人は年収1000万円に到達している人が一定数います。資格手当は額面が大きい資格であるため、取得すると年収がアップすることが多いです。しかし、受験料が高額になるためコスパがいい資格とはいえません。この資格も期間が3年間なので、更新を受けると最新の知識にアップデートすることができるので、取得はおすすめします。

学歴や資格で年収は左右される?

セキュリティエンジニアになるために大卒や大学院卒でなければならないかといったらそうではありません。大卒だからということで年収がかなり開くかといったらそうとはいえないので、実力主義な部分が大きい職業といえます。学歴ではほとんど大差がない職業ではありますが、資格という面では大きなアドバンテージがあるので、取得しておくことをおすすめしておきます。

セキュリティエンジニアは、IT技術のセキュリティを担う職業であるため、ポートフォリオでの実力証明ができません。どうやって証明するかというとそれは資格です。資格を持っている人がなぜ収入が高くなりがちかというとハイレベルの知識を持っていないとまず合格することはありません。

会社側もこの資格を持っているということは、知識がこれくらいだなというような見積もりができる要素になります。よって全く何も証明がない人よりも年収の見積もりもしやすいです。特に難関資格を取得していると知識が高いことが証明できるので、その分年収自体も高くなるし、資格手当があるような会社ではその分額面が上がります。学歴はそこまで影響は及ぼしませんが、資格はかなりの影響があるので、取得することを強くおすすめします。

セキュリティエンジニアの需要

近年では様々なインフラやシステムにおいてIT技術が導入されていないということはありません。それもほとんどが、インターネットに接続されているような社会になっています。このような社会で一番危惧することは、情報を盗まれたり、技術が盗まれるということです。

今はこのようなサイバー犯罪やテロなどがある世の中になりました。予防するためには、その分野に強い人を雇う必要があります。それがセキュリティエンジニアです。企業も国も安全のためにこのような人達を雇いたいと考えている状況なので、セキュリティエンジニアの需要は高まってきています。今後はもっと情報技術が発達していく時代になっていくので需要はさらに拡大するでしょう。

セキュリティエンジニアの将来性

セキュリティエンジニアの将来性ですが、今後ITエンジニアはどんどんと減少し、需要はどんどん増していくことが予想されます。今はインターネットに機器が接続されている時代です。インターネットに接続されているということはサイバーテロや犯罪に巻き込まれる危険が伴うことになります。

今後は情報化のような技術が加速していくことになるでしょう。そのような社会になるということは、サイバー攻撃による情報漏洩から身を守ることは難しくなります。そこで活躍できる機会があるのがセキュリティエンジニアです。セキュリティエンジニアを雇うことでサイバー攻撃から顧客情報を守ったり、悪意ある攻撃から企業や国を保護する観点からでも将来性はどんどん高くなっていくでしょう。

国や企業の情報化が止まらない限りは、どうしても必要になってくる職種です。ITエンジニアはこの先は足りない状況がずっと続いていきます。猫の手でもかりたいという状況なので、セキュリティやサーバーの知識をつけてセキュリティエンジニアを目指してみるのもいいでしょう。

セキュリティエンジニアの年収とは?

セキュリティエンジニアは業務形態やどの地域で働くかによっても左右されてきます。この職業はどれくらいの年収があるのでしょう。正社員、派遣社員、フリーランスを例に挙げて説明していきます。どの業務形態が自分に向いているのか考えて決めていきましょう。

正社員の場合

一般的な人は正社員を選択することが多いです。この働き方であると、地域や経験年数によって年収は上下します。資格も年収アップに関係してくるので取っておきましょう。一般的な平均年収でいうと590万円で、地域で一番年収が高いのは、関東地方となっています。関東地方で神奈川県がトップとなっており、600万円と高い水準です。

派遣社員の場合

派遣社員は契約期間が決まっているためおすすめはできません。時間単価は平均2598円です。地域の時間単価は、2700円と関東地方が一番高くなっています。技術は未熟でもセキュリティエンジニアとして経験を積みたいと考えている人にはおすすめの業態です。それでも技術は求められますので、資格の取得や技術の習得後に働き始めることをおすすめします。

フリーランスの場合

フリーランスでセキュリティエンジニアを目指すには高度な技術を要求されますので、正社員で一定期間経験を積んで独立することをおすすめします。フリーランスでは案件単価は40万から50万円が平均の価格になるので、他のエンジニア職と比べてもかなり高いです。その代わりに仕事がない期間というのも発生してくるので、その時のことを考えて行動しておくことが必要不可欠になります。フリーランスは仕事がなければ、無収入で生活をしなければなりません。その無収入の期間も含めると正社員と同じくらいかやや下回ります。

セキュリティエンジニアにオススメな資格

セキュリティエンジニアには、ポートフォリオというものはありません。なので、資格や経験が年収を上げるための鍵になります。おすすめな資格を5つ紹介します。この資格はセキュリティやサーバーなどの知識の証明の知識として役立つのでおすすめです。セキュリティエンジニアを目指すなら是非とも取得しておきましょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験はITパスポートの次のスキルレベル2の試験です。それでも合格率は20%代と難易度が高い資格なので、勉強時間だけでも300時間程度かかります。この試験は国家試験で業務独占のようなものはありませんが、セキュリティエンジニアであれば知識レベルの証明としては使える資格です。取得しておいてもいい資格なのでセキュリティエンジニアとして、従事したいのであれば取得しておきましょう。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験はIT系の国家資格です。合格率は受験すれば半分は合格するくらいには難易度は低めなのでハードルは低いと言えるでしょう。スキルレベルは2なのでITパスポートの次に簡単な難易度です。記述試験ではなく、マークシートなので過去問である程度の対策はできます。情報セキュリティ関連の知識の証明になるので、取得しておくようにしておきましょう。

CompTIA Security+認定資格

この資格は認定資格なので、上記で挙げている資格よりは権威は下がります。しかし、この資格の保持者は年収1000万円を超えている人が一定数いるのも事実です。認定資格であるため、受験料が高額になってくるのでコスパがいいとは到底言えません。効力があるのは3年間だけなので、また更新をする必要があります。更新はありますが、最新の知識にアップデートすることができるので、おすすめの資格です。

CISCO技術者認定

CISCO技術者認定試験はそれほど難しい試験ではありません。主な用途はネットワーク技術の知識の証明です。この試験の難易度はアソシエイト、スペシャリスト、プロフェッショナル、エキスパートとなっており、一番上は難関ではありますがプロフェッショナルまではそれほど難しくはありません。プロフェッショナルまでの難易度で取得しておくことをおすすめします。この資格の更新も3年です。取得したら最新の情報のインプットのために更新するようにしましょう。

情報処理安全確保支援士試験(SC)

この試験が今回説明する中で一番の難関資格です。国家試験でスキルレベルは4の超難関資格なので勉強時間は500〜600時間程度かかります。下位の資格から勉強することで勉強時間を削減することができるので、基本情報技術者や応用情報技術者とステップアップさせるようにしましょう。この資格は情報系国家資格初の士業なので将来性もあります。セキュリティについての専門知識も身に付くので取っておいた方が後にいい資格です。

まとめ

セキュリティエンジニアの年収について説明してきました。セキュリティエンジニアは正社員で590万円、派遣で時間単価2598円、フリーランスで案件単価40万から50万円が平均になっています。年収は300万円から1500万円くらい幅があり、経験や知識や地域によって増減してきます。

  1. 必ずしも資格は必要なく、年収を上げるための手段の一つ
  2. 年収を上げる要素は資格、経験、業務形態、地域によるところが大きい
  3. 学歴は必要なく、日系企業よりも外資系企業がおすすめ

まとめるとこの3つのことが重要です。セキュリティエンジニアになる決意を固めたらこの3つのことを意識して企業を選んでみてください。

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