1. TOP
  2. エンスタマガジン
  3. 転職
  4. 【2023年最新】Go言語エンジニアの平均年収と年収アップの方法を解説

【2023年最新】Go言語エンジニアの平均年収と年収アップの方法を解説

はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

コラムページでは、ITフリーランスに向けてお役立ち情報を発信します。Twitterではホットな案件を紹介してまいりますので、ぜひフォローをお願いいたします!
本記事が、皆様の参考になれば幸いです。

経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。GO言語の案件の一例と、案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

エンジニアスタイルは、最高単価390万円、国内最大級のITフリーランス案件検索サービスです。フリーランス案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

また、Go言語のフリーランス・副業案件の一例と、案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

Go言語というプログラミング言語について

特徴

Go言語はGoogleによって2009年に開発された、今注目されているプログラミング言語です。Go言語の特徴や利点を、ここでは解説します。

高速なコンパイラ型言語であること

Go言語は、高速なデータ処理を得意とするコンパイラ型のプログラミング言語です。そのため、PythonやRubyなどのインタプリタ型言語よりも、高速なデータ処理を行えます。またGo言語は、並列なデータ処理を他のプログラミング言語より高速に行えます。そのため、同じコンパイラ型言語のC言語やJavaなどよりも、並列処理においては素早いデータ処理が可能です。

シンプルな記述ができるプログラミング言語であること

Go言語は他のプログラミング言語よりも、シンプルにコード記述できるプログラミング言語です。他のプログラミング言語よりも、使用できるコードが限られているため、統一感のある読みやすいコードを記述できます。読みやすいコードの記述は、他人がコードを読む際の時間短縮にもつながります。そのためGo言語を使うと、システム開発の工数削減も可能です。

標準パッケージが充実している

Go言語は標準パッケージが豊富に配布されているプログラミング言語です。そのため単純な仕組みのツール開発であれば、Go言語に慣れていない状態でも簡単に行えます。ツール開発が行いやすいという点で、Go言語はプログラミング未経験者が習得するプログラミング言語に向いていると言えるでしょう。

Go言語でできることとは

ここでは、Go言語の習得によってできる事柄について解説します。

Webサーバー構築

Go言語では標準パッケージを活用することで、簡単にWebサーバーを構築できます。Go言語でWebサーバーを構築する場合、他の言語でWebサーバーを構築する際に必要となるツールがいりません。そのため、他の言語でWebサーバーを構築するよりも、簡単にWebサーバーを構築できます。

アプリケーション開発

Go言語でAndroidとiOSのどちらにも対応した、スマートフォン向けアプリケーションを開発できます。スマートフォンアプリ開発に対応している標準パッケージを利用すれば、Web用のアプリケーションと同じコード記述で、スマートフォンアプリの開発が可能です。

コマンドラインインターフェース(CLI)ツール作成

Go言語でコマンドラインインターフェース(CLI)ツールの作成ができます。Go言語はOSの種類やバージョン、プラットフォームなどに左右されずに、ツール作成を行える言語です。そのためGo言語は、コマンドラインインターフェースツールの作成に適したプログラミング言語と言えるでしょう。

Go言語エンジニアの年収事情

ここからはGo言語エンジニアの年収について、エンジニア全体の年収を踏まえながら解説します。

エンジニア全体の平均年収

2019年に日経 xTECHで行われた「プログラミング言語実態調査」によると、アンケートに回答した403人のITエンジニアの平均年収は641万円でした。最も回答数の多かった年収は「500万円〜600万円未満」で、67人が回答しています。2018年に行われた国税庁の民間給与実態統計調査によると、給与所得者の平均年収は441万円でした。そのため、エンジニア全体の平均年収は、国全体の給与所得者の中でも高いと言えるでしょう。

フリーランスのGo言語エンジニアの場合

エンジニアスタイルが調査したGo言語のフリーランス月額単価相場によると、平均月額単価は73万円でした。なお、最高月額単価が150万円で最低月額単価が20万円です。

月額平均単価を年換算すると876万円になります。この金額はエンジニア全体の平均年収よりも、かなり高い水準にあります。しかしフリーランスの場合、会社員よりも支払う税金が増える傾向にあるため、手取り額で考えるとエンジニア全体の平均年収よりやや高い程度の年収になるでしょう。フリーランスエンジニアの場合、住む地域や経費額によって手取り額が大きく変動します。

会社員のGo言語エンジニアの場合

レバテックキャリアの求人情報によると、会社員でGo言語を扱うエンジニアの平均年収は、350万円〜1500万円の間に収まります。求められる経験やスキルによって、年収は大きく変動するようです。

求人情報によると、年収500万円以上の求人はプロジェクトを率いるチームリーダーなどで、一定以上の実務経験が求められています。そのため、会社員Go言語エンジニアの半数以上は、年収500万円以下である可能性が高いです。Go言語のフリーランスエンジニアの年収と比べると、会社員の年収は低くなると考えられます。

案件から見るGo言語のニーズ

ここからは、Go言語の案件や求人数から分かるGo言語のニーズについて解説します。

正社員のGo言語エンジニアの求人数からみるニーズ

2022年1月時点で求人ボックスに掲載されている、正社員のGo言語エンジニア求人数が約3,300件。indeedに掲載されている、正社員のGo言語エンジニア求人数は約7,200件でした。

JavaScriptやPHP、Pythonなど、現在広く用いられている言語の求人数よりも、Go言語の求人数は少ないです。しかし、Go言語の求人のうち約半数が1ヶ月以内に公開された求人でした。そのため、Go言語は現在注目を集めている最中であると言えるでしょう。今後、Go言語エンジニアの求人数やニーズは、今以上の勢いで増加すると考えられます。

フリーランスのGo言語エンジニアの求人数からみるニーズ

エンジニアスタイルが行った、Go言語エンジニアのフリーランス求人数の調査によると、2020年9月から2022年1月までの求人平均件数は253件です。

求人数が多い月では500件〜800件、求人数が少ない月では50件前後と、求人数の推移には大きな増減が見られました。しかし2021年8月から2022年1月の間は、100件以上の求人を維持しています。そのため、Go言語のフリーランスエンジニアの求人数やニーズは、徐々に増えていると言えるでしょう。

言語別に見るGo言語のニーズ

Go言語は新しく開発されたプログラミング言語ということもあり、他のプログラミング言語と比べて案件数は多くありません。2019年に日経 xTECHで行われた「プログラミング言語実態調査」の言語別平均年収を見ても、Go言語はトップ15にランクインしていません。

しかし、Go言語には大量の並列処理が得意で処理速度が速いという利点があります。そのため、クラウド開発やドローンに対応したソフトウェア開発など、将来的な発展が見込まれる技術のシステム開発に用いられています。他のプログラミング言語にはないGo言語の利点を考慮すると、Go言語のニーズは今後ますます高まるでしょう。

Go言語エンジニアの将来性

ここからは、Go言語エンジニアの将来性について解説します。

フリーランス求人数:4003件

米国の調査では、Go言語は次に学びたいプログラミング言語に挙げる人が多く、人気のある言語ということが明らかになっています。

複数CPUを利用した並行処理や、軽快で処理が速いという特徴は、近年のIT技術とは親和性が高く、利用価値も高いと言えます。

また一方では、アメリカの開発者向け求人プラットフォーム「Hired」が行った調査によると、最も需要が多いのは「Go言語を知っている求職者」という結果も出ています。

ただし、実際にGo言語を採用しているデベロッパーの割合は7%(2019年時点)と少なく、これから伸びていく分野である可能性は非常に高いです。

Github上では利用率9位

Githubとは、世界中の人々がプログラムコードの保存や公開を行えるウェブサービスです。GithubにおけるGo言語の利用率は9位で、非常に利用率が高いとは言えません。しかし、GithubにおけるGo言語の利用率は増加し続けています。Github上で利用率トップ3を誇る、JavaScript、Python、Javaの利用率が現状維持や低下しているのを加味すると、Go言語は非常に高い将来性をもつ言語と言えるでしょう。

TIOBEでは、需要は微増。2022年は13位

また、TIOBE Softwareが発表している、プログラミング言語の人気ランキングTIOBE Indexの2022年1月版で、Go言語は14位から13位にランクアップしています。TIOBE Indexの結果から、Go言語は需要が増加している将来性の高い言語であることが分かります。

Go言語エンジニアとして年収アップさせる方法

ここからは、Go言語エンジニアとして年収アップさせる方法を解説します。

マネジメントや上流工程の経験を積む

Go言語エンジニアとして年収をアップさせるには、マネジメントや上流工程の経験を積むことが重要です。先述したように、マネジメント業務やプロジェクトリーダーなどの求人の年収は高い傾向にあります。そのため、マネジメントや上流工程の実務経験を積むと、年収アップを狙った転職も成功させやすいでしょう。

マネジメントや上流工程には、顧客の要望を適切に聞き入れる能力や、その要望が実現可能かどうかを判断する能力、要望を叶えるシステムについて説明する能力などが必要とされます。マネジメントや上流工程の経験を積みたい場合、プログラミングスキルだけでなく、先述した能力を伸ばすことが重要です。

大規模開発での経験

Go言語エンジニアとして年収をアップさせるには、大規模開発での経験を積むことも重要です。システムの大規模開発では、数百人もの人材がプロジェクトに関わることも少なくありません。数百人もの人が関わるプロジェクトを円滑に進めるには、プロジェクトメンバー同士の適切なコミュニケーションや、徹底したスケジュール管理が不可欠です。

大規模開発の経験で、コミュニケーション能力やスケジュール管理力を上げられると、別のプロジェクトでのマネジメントや上流工程業務に活かせます。先述したように、マネジメントや上流工程の経験はGo言語エンジニアの年収アップに対して重要であるため、大規模開発の経験は結果的に年収アップにつながります。

また、優秀なエンジニアと関われる可能性が高いことも、大規模開発を経験する上での大きなメリットです。優秀なエンジニアと一緒に仕事をして、自分に足りないものを吸収することで、よりレベルの高いエンジニアになれるでしょう。

Go言語のフレームワークを扱うスキル

Go言語エンジニアとして年収をアップさせるには、Go言語のフレームワークを扱うスキルの習得も重要です。フレームワークとは、システム開発に必要な土台や骨組みが予め備わっているソフトウェアです。フレームワークを使用すると、システム開発にかかる工数を大幅に削減できます。

しかし、フレームワークにはプログラミング言語とは異なる、特有の言語が用いられます。そのためGo言語を扱えるだけでは、フレームワークを扱うことはできません。フレームワークを適切に扱うためには、フレームワークについての専門知識を学ぶ必要があります。

フレームワークについて学ぶよりも、Go言語の知識を深める方が良いと考える方もいるかもしれません。しかし、一度フレームワークについて学べば、Go言語での様々なシステム開発に応用できるため、学んでおいて損はないでしょう。特にフリーランスエンジニアの場合、システム開発の速度が速いほど、エンジニアの時間単価は上がります。そのため、フレームワークを扱うスキルの習得は、フリーランスエンジニアの年収アップに大きく貢献するでしょう。

クラウドサーバーの設定・運用スキル

Go言語エンジニアとして年収をアップさせるには、クラウドサーバーの設定や運用スキルの習得も重要です。クラウドサーバーとは、クラウド上に保存領域を確保することで、離れた場所にいる人達との情報やデータの共有を可能にしたツールです。クラウドサーバーを適切に設定、運用できると、システム開発チーム全体の作業を効率化できます。プロジェクトリーダーやマネジメント業務を担当する際も、チーム全体を管理しやすいです。

担当する業務の内容やチーム人数に合わせて、クラウドサーバーの設定変更や運用できるスキルは、マネジメント能力やプロジェクトの推進力に直結します。そのためクラウドサーバーの設定や運用スキルは、チームを率いる責任者には必要不可欠と言えるでしょう。

Go以外の開発スキルを習得している

Go言語以外の開発スキルを習得していることも、Go言語エンジニアの年収アップに大きく関係します。プログラミング言語はそれぞれ特有のメリットやデメリットを持ち、それはGo言語も例外ではありません。Go言語には並列データ処理が速い、コード記述に統一感を持たせやすいなどのメリットがあります。しかしGo言語には、利用できるコードに限りがあるなどのデメリットもあります。

プログラミング言語の不得意な部分を補い合うために、システム開発では複数の言語が用いられることも珍しくありません。そのため、より多くのプログラミング言語に精通しているエンジニアほど、市場価値が高いです。また、プログラミング言語に関する知識だけでなく、データベースやネットワーク、OS、Githubのようなツールに関する知識の深さも、エンジニアには求められます。Go言語エンジニアとして高年収を目指すなら、幅広い分野のスキルや知識をもつ必要があるでしょう。

Go言語で副業する上で必要なスキルや相場も紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。

単価の高いGo言語案件を持っているフリーランス・副業エージェント一覧

それではここからはエンジニアの案件に強いエージェントをご紹介していきます。

エージェントを複数利用することで精神的な余裕も生まれるため、気になるエージェントがあればチェックしてみましょう。

ITプロパートナーズ

最大の特徴は週2日から稼働できる案件を多数掲載していることです。リモートワークなども含めてより柔軟な働き方を実現したい方におすすめです。

エンド直の案件がたくさんあるため高単価案件が多く、週2〜3日の稼働でも十分な報酬を得られます。

また最新トレンドの案件もあるため新しい技術に触れたい方にも向いています。

Midworks

Web系の案件を多数保有しておりWeb系に強いエージェントです。報酬保障や民間保険料の半額負担など福利厚生面が手厚く、独立したての方にも安心です。

目先の案件のことだけでなく今後のキャリアの相談などにも乗ってくれるため、将来的なキャリアパスに悩んでいる方にもおすすめです。

テックビズフリーランス

独立経験のある専属コンサルタントによるサポートを受けることができるため、これから独立を考えている方やフリーランスになりたての方に特におすすめのエージェントです。

税務関連のサポートなども無料で受けられる他、平日夜遅くの時間や土日などでも対応可能なため忙しい方にも便利です。

また都心だけでなく全国の優良案件を多数保有しているため、地方にお住まいの方やリモートで稼働したい方にもおすすめです。

フリーランスポート(Freelance Port)

案件紹介だけでなく、フリーランスエンジニアのブランディングやコミュニティへの参加など総合的なプロデュースのサポートを受けられることが特徴です。

フリーランス・顧客企業共に審査性で需要と共有バランスを適正に調整しているため成果を出せれば再指名などの継続受注も発生します。

フリーランスとして今後働く幅を広げたい方におすすめのエージェントです。

TechStock

2次請けよりも深い案件は基本的にないため、高単価・高報酬案件を多数掲載しています。

17年間の実績があるため他社にはない非公開案件も多くあり、独立直後のサポート体制も充実しています。

また他エージェントと比べて最大の特徴として、報酬が月末締め翌15日払いに対応していることが挙げられます。

報酬の支払いサイトが短いため、報酬を比較的すぐに受け取れることができます。

まとめ

本記事では、Go言語の特徴やできること、ニーズ、将来性、Go言語エンジニアとして年収をアップさせる方法を解説しました。本記事の簡単なまとめは、以下の通りです。

  1. Go言語はシンプルなコード記述で、高速処理を行えるツールの開発が可能である
  2. Go言語の求人数やニーズ、注目度は年々増加している
  3. Go言語エンジニアとして高年収を狙うには、チームのマネジメント力やIT技術に関する幅広い知識が必要である

Go言語はドローンに関わるシステム開発や、ビックデータ解析、AIに関するシステムにも利用されているため、非常に将来性の高いプログラミング言語です。そのため、Go言語のスキルを身に着けることは、エンジニアとしての市場価値を高めることにつながるでしょう。

SNSシェア
CATEGORY
転職
新規会員登録エージェントとの初面談1社につきAmazonギフト券3,000円分全員にプレゼント!

あわせて読みたい関連記事


おすすめ&新着求人・案件


各種SNSで情報を
発信中フリーランスで働くエンジニアに役立つ情報を発信しています。
フリーランス求人・案件の選び方や注意点、単価を上げるコツなどをエンジニアスタイルの編集部が発信しています。
フォロー・友達に追加していただき最新の情報をGETしてください。