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【2023年最新版】Go言語でフリーランスエンジニアを目指すには?必要なスキルと案件の種類・相場を徹底解説!

はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

コラムページでは、ITフリーランスに向けてお役立ち情報を発信します。Twitterではホットな案件を紹介してまいりますので、ぜひフォローをお願いいたします!本記事が、皆様の参考になれば幸いです。

経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。

エンジニアスタイルは、最高単価390万円、国内最大級のITフリーランス案件検索サービスです。また、Go言語のフリーランス・副業案件の一例と、案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。


目次

はじめに

Go言語はフリーランスエンジニアの間で人気のある言語です。Web開発でも注目されているので、チャレンジしようと考えている人も多いでしょう。

プログラミング言語Goは、Googleで「プログラミングの複雑化を改善する」ということを目的として開発された言語です。現在、技術の進歩によりWebアプリケーションが高度化しています。その一方内部のコードも複雑化し、システム開発の生産性が落ちるという問題も発生しています。

Goはこの問題を解決すべく、シンプルな記述で高度な機能を実現でき、初心者でも学びやすい言語になっています。

しかし「Go言語は本当にフリーランスエンジニア向けなの?」「他の言語の方が実はいいのでは?」と疑問を持つ人もいるはずです。

そこで、この記事ではGo言語でフリーランスエンジニアを目指すためのノウハウを徹底解説します。

主に次のトピックに沿って解説します。

  • Go言語案件の動向
  • Go言語エンジニアの主な業務内容
  • おすすめのフリーランスエージェント
  • Go言語エンジニアに必須のスキル・経験

フリーランスのGo言語エンジニアになりたい人は、ぜひ最後まで読んでください。

Go言語とは?言語の特徴・メリット・将来性を紹介

初心者でも理解しやすい

上記でも記載した通り、Goはシステム開発の生産性を高めるために開発された言語です。

そのため、記述もシンプルな仕様になっており、少ないコードで高度な機能の実現が可能です。記述のルールも厳密に決まっており、未経験者でも非常に取り組みやすい言語です。

また、オープンソースとなっており世界中に多くの資料があり、エラーの対処方法も見つけやすい点も学習しやすいポイントです。

処理速度が速い

Goは他の言語と比べて処理速度が速いです。理由は、並行処理とコンパイルの仕方に他言語との違いがあるからです。

並行処理に関しては、開発側が意識せず自動的に複数の処理を同時に行ってくれるよう設計されています。Goはコードの種類が制限されています。これは内部処理をより円滑に行うためです。

コンパイル方法についても、Javaのように中間言語に変換せず、直接変換するため処理速度が速くなります。

コード量が少なく実装可能

Goは先程から記載している通り、コード量が少ないです。

そのため、コーディングミスの防止、発見も容易にでき、開発効率を高めることができます。例として、多言語ではループ文は、for文やwhile文などがありますが、Goではfor文のみと記述がシンプルです。

学習する際も、素早く技術を身につけることが出来るため、世界中から人気を集めてきています。

高い安全性

コード量も少なく、シンプルな記述方法のため、大規模な開発の際も書き方の違いが起きづらい特徴があります。

また、型宣言をする必要があるなどルールが厳密に決まっており、メモリの解放忘れといったエラーも発生しづらいです。

これらの理由から、安全性の高いプログラミング言語と言えます。

ライブラリが豊富

ライブラリとはシステム開発の際に使用するプログラムをまとめたものです。

Goには多くのライブラリが用意されており、特徴であるコード量が少ない点と相まって、開発効率の向上、コードのシンプル化が実現されています。

ライブラリの例として、Go言語でHTTP通信を標準ライブラリの10倍の速度で行える、「fasthttp」や、簡単にモックを作成できる「gomock」があります。

Go言語は将来性が高い

結論Go言語の将来性は高いです。

Go言語は、処理速度が高く、近年のシステム開発の特徴と一致している点や、ドローンといったIoT技術の発展に伴い需要は増加すると考えられます。

また、ビッグデータを扱うのにも適している点も要因に挙げられます。

フリーランスエンジニアがGo言語の開発で必要なもの

Go言語のインストール

Go言語での開発には、公式ホームページからGo言語をインストールする必要があります。

ホームページにアクセスし、環境に合ったOSを選択しインストールします。Mac/Windowsどちらの環境でも無料でインストール可能です。環境変数の設定なども必須ではないため、初心者の方でも次で紹介する、IDEを準備すると直ぐに開発をすることができます。

GoLandなどのIDEをインストール

Goでの開発をよりスムーズに行うにはIDE(統合開発環境)をインストールが必要です。

Go開発に便利なIDEは、VSCode、ATOM、GoLand、Vim/Neovimの4つです。その中でも「GoLand」が最もお勧めです。

GoLandとは、JetBrains社が開発したGo言語用のIDE(統合開発環境)です。Go言語に特化したIDEで、特に設定せず最初からGo言語で快適に開発することができます。コード補完や定義箇所の確認、ワンクリックでテスト実行など、便利な機能が多くあります。

上記4つのIDEの中で唯一有償ソフトですが、今後Goでフリーランスとして活躍を目指す際は、是非インストールしておきたいソフトです。

Go言語エンジニアの年収事情

ここからはGo言語エンジニアの年収について、エンジニア全体の年収を踏まえながら解説します。

エンジニア全体の平均年収

2019年に日経 xTECHで行われた「プログラミング言語実態調査」によると、アンケートに回答した403人のITエンジニアの平均年収は641万円でした。最も回答数の多かった年収は「500万円〜600万円未満」で、67人が回答しています。2018年に行われた国税庁の民間給与実態統計調査によると、給与所得者の平均年収は441万円でした。そのため、エンジニア全体の平均年収は、国全体の給与所得者の中でも高いと言えるでしょう。

フリーランスのGo言語エンジニアの場合

エンジニアスタイルが調査したGo言語のフリーランス月額単価相場によると、平均月額単価は73万円でした。なお、最高月額単価が150万円で最低月額単価が20万円です。

月額平均単価を年換算すると876万円になります。この金額はエンジニア全体の平均年収よりも、かなり高い水準にあります。しかしフリーランスの場合、会社員よりも支払う税金が増える傾向にあるため、手取り額で考えるとエンジニア全体の平均年収よりやや高い程度の年収になるでしょう。フリーランスエンジニアの場合、住む地域や経費額によって手取り額が大きく変動します。

会社員のGo言語エンジニアの場合

レバテックキャリアの求人情報によると、会社員でGo言語を扱うエンジニアの平均年収は、350万円〜1500万円の間に収まります。求められる経験やスキルによって、年収は大きく変動するようです。

求人情報によると、年収500万円以上の求人はプロジェクトを率いるチームリーダーなどで、一定以上の実務経験が求められています。そのため、会社員Go言語エンジニアの半数以上は、年収500万円以下である可能性が高いです。Go言語のフリーランスエンジニアの年収と比べると、会社員の年収は低くなると考えられます。

Go言語のフリーランスエンジニアが知っておくべきGo言語案件の動向

フリーランスエンジニアがGo言語で活躍するなら、案件の数や単価の相場などを知らないでチャレンジするのは恐いでしょう。

ここでは、フリーランスエンジニアが知っておくべきGo言語案件の動向について見ていきましょう。

案件数の動向

Goの案件数は2020年9月~2021年5月までで平均286件となっています。

参照URL : Go掲載件数の推移

案件としては、サーバーサイド開発エンジニアの求人が最も多いです。

システム開発の現場ではビッグデータを扱う会社も多くなり、データベースの処理速度を意識した仕様を求められています。Goは、処理速度が速くシンプルに作れる点から、サーバーサイドの開発案件増加に繋がっています。

リモートワーク可能案件も全体の32%と常駐案件が多い状況です。

要因として、ビッグデータを扱うため機密保持の観点から常駐することを求められるためです。

しかし、Go言語のニーズ拡大や、コロナの影響もあり今後増加することが予測されます。

参照URL : Goリモートワーク割合

単価の傾向

Go言語案件の単価はジャンルと経験年数によって大きく変わりますが、比較的単価は高いです。

Go言語案件の平均単価は74万円、最高単価は150万円、最低単価は20万円という形になっています。

高単価な要因としては、比較的新しい言語で市場にはまだまだGo言語を扱える人材は少なく、ビッグデータの扱いや、システムの高速化など高いスキルを要求されていることに起因します。そのため、企業は採用に苦労しているため、案件は高単価になります。

参照URL : Go言語案件の報酬額

Go言語フリーランス案件の将来性

Go言語は、複数のCPUを利用した並行処理や、処理速度が速いという特徴は、近年の企業側のニーズと一致しています。ビッグデータの高速化処理や、ドローンやロボットなどのIoTの開発は今後需要が更に増加します。

しかし、Goエンジニアは不足しているため、今からGoエンジニアとして技術を身に付けておくことで、将来高単価な案件に携わることができます。

Go言語はフリーランスエンジニア向きの言語なのか?

結論、Go言語はフリーランスエンジニア向けの言語といえます。

上述通り、Goは比較的新しい言語で経験者も少ないです。そのためGoエンジニアはまだまだ希少性が高く、報酬も高単価になります。

業界としては、WEBアプリケーション開発や、スマホアプリ開発、ゲーム開発の現場で採用されることが多いですが、IoTの発達に伴い、ドローン開発など案件も増えると考えられます。

フリーランス向けGo言語案件の特徴

ここでは、フリーランスGo言語案件の特徴について解説します。

  • 高単価な案件が多い
  • IoT開発の案件がある
  • マイクロサービスの開発がある

順番に詳しく見ていきましょう。

高単価な案件が多い

Go言語は高単価な案件が多いです。

理由としては、IT市場においてGoエンジニアが不足しており、求人有効倍率が上昇しているためです。企業はGoエンジニアを獲得するために、高単価で求人を発注しています。Goエンジニアはまだまだ市場では数が少なく、希少性が高いためです。中でもGoエンジニアとしての経験が5年以上ある方や、マネジメント経験がある方はより高単価に関われる確率が上がります。迅速な開発が出来るGo言語は、駆け出しベンチャー企業などで積極的に採用されています。

IoT開発の案件がある

IoT開発とは、最近よく耳にするドローンやロボットの開発案件のことです。

Go言語では、フレームワーク「Gobot」を使用することで、高度な組込システムの開発も可能です。外出先からデバイスを操作したりセンサーが反応した時、他のデバイスとの機能連携などもできます。

マイクロサービスの開発案件がある

マイクロサービスとは、複数の規模の小さなサービスを組み合わせ一つの大きなアプリケーションを開発する、ソフトウェア開発技法です。

Goでは、マイクロサービス用のライブラリが多くあります。中でもGokitが一番有名で、簡単にマイクロサービスを開発することができます。

そのため、Goでのマイクロサービス開発案件もあります。

フリーランス向けGo言語案件の種類

フリーランスGo言語案件はどのような種類があるのかを、下記案件例を用いて説明します。

API開発案件



上記案件例のようにAPI開発案件があります。

莫大なアクセスにより負荷がかかるAPI開発には、並行処理が行え、処理速度も速いGo言語が用いられます。

Goを用いてAPIは開発していきますが、AWSやDockerといった、新しい分野の知識も必要となります。

業務内容もGoを用いた開発だけでなく、AWSの構築やフロント側の開発など幅広い知識が必要です。

サーバーサイド開発案件



上記案件例のようにサーバーサイド開発案件があります。

Http通信やルーティング、データベース操作などサーバーサイド開発に必要な機能が標準で組み込まれているGo言語は、サーバーサイド開発で多く採用されています。

また、Go言語は柔軟性や拡張性が高いため新規Webシステム開発の現場や、スタートアップ企業での案件が多いです。

業務内容としては、サーバーサイド開発からフロントエンドの開発など、幅広く開発をします。

スマホアプリ開発案件


上記案件例のようにスマホアプリ開発案件があります。

業務内容としては、動画配信アプリの追加機能の開発を、Android、iosに分けて機能追加/保守を行います。

Go言語にスマホアプリ開発用に「Go mobile」パッケージが用意されており、スマホアプリ開発をサーバーサイドの知識で効率的に開発できます。

ドローンやロボットなどのIoT開発案件


上記案件例のようなロボット開発案件など、事業自体が魅力的な案件があります。新規開発案件でGoを用いた開発経験があれば参画できる案件です。

Go言語のフリーランス案件で在宅・リモートの案件はあるのか?


Go言語を用いたリモート案件例としては上記のような案件があります。

スタートアップ開発案件で、幅広い業務に携われる高単価な案件になります。

そのためGoの知識だけでなく、Node.js、Express、React、TypeScript、MongoDBでの開発経験といった幅広いスキルが必要とされます。

Goの技術を主に、幅広いスキルを身につけると上記のような高単価リモート案件を得られます。

Go言語のフリーランス案件で週2〜週3稼働の案件はあるのか?


Go言語を用いた週2、3稼働案件例としては上記のような案件があります。

こちらの案件は、サーバーサイドをPHPからGoへと移行する案件で、要件定義から保守までの全てのフェーズに携わることができます。必要スキルもGoでの開発経験2年以上と、Goエンジニアは挑戦しやすい案件です。

Go言語のフリーランス案件で土日稼働OK稼働の案件はあるのか?


Go言語を用いた土日可能案件例としては上記のような案件があります。

土日のみの稼働ということもあり、案件は少し低いですが、必要なスキルとしてはGo言語一つであり、副業として行うには魅力的な案件です。フロントエンドの知識もあると、フロント側の開発にも参画でき、単価の交渉も行えます。

フリーランスエンジニアのGo言語案件の探し方

フリーランスエンジニアのGo言語案件を探す方法は、以下の4つがあります。

  • フリーランスエージェントを利用する
  • SNSでエージェントや案件サイトにDMする
  • クラウドソーシングサービスを利用する
  • 案件検索サイトから探す

順に解説します。

フリーランスエージェントを利用する

Goのフリーランス求人は年々増加傾向にありますが、現状まだ少ない傾向にあります。

その際、フリーランスエージェントを活用することでリモートワーク可能案件や土日勤務可能案件など、自身の希望/実力に見合った求人を紹介してくれることもあります。

フリーランスエージェントを活用すると、単価交渉や福利厚生などを整えてくれるため、その他作業に悩まされることなく開発業務に取り組めます。

SNSでエージェントや案件サイトにDMする

エンジニアスタイルなどDMで案件相談を受けている、エージェントに応募する方法があります。自身のスキルを提示することで、それに適した案件を紹介してくれます。まだ日が浅いサービスで、案件獲得方法としては有名ではないため、経験が浅い方でも獲得できるチャンスがあります。

また、公式なサービスのため、非公式な方とやり取りするよりトラブルのリスクも少ないです。

クラウドソーシングサービスを利用する

クラウドソーシングサービスは大手会社として、「CrowdWorks」と「Lancers」があります。どちらのサービスにもGo求人は存在しています。どの方法にも共通する点にはなりますが、実際の現場経験者も応募しているため倍率は高くなります。Go以外にもAWSなどのインフラ知識、JavaScriptなどのフロントサイドの知識を取得し、それらを複合させたWebアプリをポートフォリオとして提出することで採用確率は高まります。

案件検索サイトから探す

エンジニアスタイルTECH STOCKなどの案件検索サイトからも案件を獲得することができます。特徴として、紹介会社を通すことで発生する手数料が少ないため、案件数も多く、単価も高単価なものが多いです。自身で案件を見つけ、やり取りする必要があるため、交渉力といったコミュニケーション能力が求められますが、自身のスキルに合わせた案件を選べるのが特徴です。

Go言語のフリーランス案件を取り扱うおすすめのフリーランスエージェント

Go言語の案件を獲得するなら、以下の4つのフリーランスエージェントがおすすめです。

  • レバテックフリーランス
  • テックツリー
  • フリエン
  • テクフリ

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスはITエンジニアのフリーランス案件発注数の最大手です。Go案件も多く存在しています。レバテックフリーランスのGo案件の特徴としてクライアント企業からの直受け案件が多いというのが特徴です。人気なサービスのため応募者数も多いですが、経験年数が少なくても受けられる案件もあるので、Goフリーランス案件を探す際は利用すると良いサービスです。

テックツリー

テックツリーは、東証ジャスダック上場しているUTグループ株式会社のグループ会社レイハウオリが運営しているサービスです。そのため信用し安心して利用できるサービスです。

特徴として報酬の翌日3日以内での支払いが行われ、資金繰りが心配な方でも直ぐに報酬を得られます。

フリエン

フリエンレバテックフリーランスに並ぶ業界大手です。求人数も豊富かつ案件単価も高い事が特徴です。しかし、ほとんどの案件が週5からの物なので、本業の片手間の副業として稼ぎたい方には少し不向きかもしれません。しかし、フリーランスとして本格的な開発案件を受け稼ぎたい方は、紹介実績は非常に高いので、是非登録しておくべきサービスの一つです。

テクフリ

テクフリとはWeb系フリーランスの専門紹介エージェントです。契約更新率90%と高く、一度案件を獲得すると継続的に案件を得られる点が魅力です。専任のコンサルタントがつき面談対策やキャリアプランの相談など全面的にバックアップしてくれます。

Go言語のフリーランス案件を取り扱うおすすめのフリーランス案件・求人サイト

ここでは、Go言語案件を探しているフリーランスにおすすめの案件・求人サイトを2つ紹介します。

  • エンジニアスタイル
  • フリーランススタート

エンジニアスタイル

エンジニアスタイルは、言語別、職種別、フレームワーク別など、さまざまな条件で案件を検索することができる求人サービスです。また、言語の単価動向や求人数を調べることができます。求人数も常時10万件以上掲載されており、フリーランス案件を探す際はお勧めなサービスです。比較的新しいサービスで、今後ますますのサービス拡大が予測されます。

フリーランススタート

フリーランススタートは、フリーランスエンジニア専用のIT求人・案件検索サイトです。案件数も20万件以上あり、フリーランス求人サイトの最大手です。求人だけでなく、フリーランスコラムなど、フリーランスエンジニアに役立つ情報が多く公開されています。

Go言語のフリーランス案件で活躍するための必須スキル・経験

Go言語案件で活躍するための必須スキル・経験を順に説明します。

Go言語のプログラミング言語に関する知識

Go言語には、ゴールーチンと呼ばれる軽量なスレッドに近いものがあり、並行プログラミングが簡単にできます。具体的には、関数呼び出しの前にgoキーワードをつけると、新しいゴールーチンを作り、そこで処理が行われます。並行処理の際は、このやり取りが難しいのですが、Goではチャネル形式という方法で、安全で比較的楽に処理が行えます。

これらの他に豊富なライブラリについても学んでおくと良いです。

システム設計の知識

システム設計の知識は、システムの全体像を包括的に把握する能力や、設計の各工程で必要な知識/技術が必要です。要件定義、概要設計、外部設計、内部設計と工程毎に違う知識が必要となり、システム全体に対して網羅的な知識も必要とします。

システム設計スキルを身に付けるには、現場に入る事が一番です。Goエンジニアとして就職し、プロジェクトに携わることで一連の知識を得られます。

Go言語のフレームワークスキル

Goの基礎構文はもちろんですが、フレームワーク、Echo、Revel、Ginを使用しての開発経験があると、よりスムーズに業務に取り掛かれるようになります。

Goの基礎知識を学習したのちに、自身で簡単なWebアプリを作成してみると簡単なプログラミング知識や技術を身に付けられている実績として証明できます。

マイクロサービスの知識

上記記載の通り、マイクロサービスとは、複数の規模の小さなサービスを組み合わせ一つの大きなアプリケーションを開発する、ソフトウェア開発技法です。

Goでは、マイクロサービス用のライブラリが多くあり、中でもGokitが一番有名で、簡単にマイクロサービスを開発することができます。

Goのマイクロサービス用の内容を理解し、簡単なものでも良いので作成してみると良いでしょう。

IoTの知識

IoTとは、簡単に言うと、今までインターネットで繋がらなかったものが、繋がるようになる技術のことです。代表例ではドローンなどがありますが、クーラーなど電化製品が自身が家から出ると消えるようになるといった技術もIoT技術です。

Go言語がIoT分野のどのような部分に携わっているのかを理解しておくと、案件への入りがスムーズになります。

Go言語のフリーランス案件を獲得するのに役立つ資格

Go言語案件を獲得するのに役立つ資格を紹介します。

応用情報技術者試験

Go言語は特に「高速な処理」を必要とするようなサービスで使用される傾向があります。

そのため、Go言語に関する業務を行うには、ただ「言語が使える」だけではなく、開発するサービスに準じた設計・プログラミングが必要です。

応用情報技術者試験はシステム開発に関する広い知識が問われるため取得することでシステムの全体像を把握できるようになります。

Go言語のフリーランス案件を獲得する為の勉強方法

Goの勉強方法としては、Progateなどの無料サイトから学習する方法やオンラインスクールを受講する方法があります。

独学では挫折率も高く技術不足の心配もあるため、オンラインスクールで学習することをお勧めしています。

上記でも紹介したUdemyでは、自分の技術に合わせた講座を無期限で受講することができます。Goは日本語資料が少ないため、エラーなどに躓き挫折することが多いですが、Udemyを受講することで、挫折するリスクを下げ、基礎から応用までを効率的に学習でき、自信を持ち案件獲得や転職活動に臨めます。

Go言語のフリーランス案件でより高単価を獲得するには

Go言語のフリーランス案件でより高単価な案件を獲得するために必要な経験/スキルを紹介します。

プロジェクトマネージメントスキルを身につける

プロジェクトマネージャーは、アプリ開発のマネジメント業務です。

Goのコーディングスキルはもちろん、業務全体を把握し、進捗管理、メンバーへの業務の割り振りなど、目標達成に必要な情報やスキル、マネジメント能力が総合的に求められます。

プロジェクトマネージャーの経験があると、他の案件と比較し、より高単価な案件を得られます。

フルスタックエンジニアになる

Go言語以外にも、フロント側の知識、Vue.jsやインフラ側の知識、AWSなどを理解しておくとより高単価な案件を獲得できます。今まで紹介してきた案件もGoだけで開発できるものは少なく、多くの知識を求められるものが多いです。Goをある程度会得した方は、その他の知識取得も行うと良いです。

大規模プロジェクトでの開発経験を身につける

完全未経験からいきなりGoフリーランスとして仕事を獲得するのは難しいです。

まずは、Goを使用する企業に就職しプロジェクトの上流工程から下流工程までを経験することで、Go以外の知識も身につけることができます。またプロジェクト全体を見渡す能力も身につくためフリーランス案件にも参画しやすくなります。

Go言語のフリーランスエンジニアの需要は高い

結論、Go言語のフリーランスエンジニアの需要は高いです。

Go言語は、処理速度が速い点が現代IT市場に一致していることやIoT技術の発展に伴い、注目を高く浴びている言語です。

株式会社ビズリーチが調査した2018年の言語別年収ランキングでは、Go言語が1位を獲得しています。また、この調査で行われた、求人の最大提示年収においても、Go言語が1,600万円で1位になっています。

参照URL : Go 最大提示年収

このデータを見ても分かる通り、Go言語が注目されており、需要が高いと言えます。

未経験・初心者がGo言語のフリーランス案件を獲得する方法

未経験・初心者がGo言語案件を獲得する方法、勉強方法は下記の3つになります。

  • 未経験可の案件に応募する
  • オンラインスクールで学習する
  • 書籍で学習する

未経験可の案件に応募する

現状Goの完全未経験可能な案件は少ないです。

しかし、上記エージェントや求人サイトに登録すると、未経験可能案件を獲得できる可能性はあります。まずはしっかりとしたポートフォリオの作成、そして開発案件だけではなく、テスト案件などにも目を向けると獲得率は上がります。

オンラインスクールで学習する

完全未経験の状態でGoエンジニアとして案件を獲得するのは、難しいです。

そのため、まずはオンラインスクールなどで学習したのち、転職もしくはフリーランス案件探しをするのが効率的です。

Udemy」であれば、自分の技術に合わせた講座を無期限で受講することができます。Goは日本語資料は少ないため、エラーなどに躓きやすいですが、Udemyを受講することで、基礎から応用までを効率的に学習することができます。また30日返金サービスもあるため、不安な方もお試しで受講することができます。

書籍で学習する

オンラインスクールやWebサイトよりも、じっくりと基礎を学習したいという方は、「入門Goプログラミング」などの書籍で勉強する方法もあります。オンラインスクールと比べ、低価格で学習することができます。命令型プログラミングや、型についてなど基礎からしっかりと学習可能です。

Go言語で副業する上で必要なスキルや相場も紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。

まとめ : Go言語の需要は今後も高くフリーランスにオススメ

Go言語は、システム高速化やIoTの進歩に伴い、非常に需要のある高単価で案件数も多い魅力的な言語です。今後プログラミングを始める方や、フリーランスを検討されている方は是非Goスキルを取得してください。

  1. Go言語は並行処理が得意で、処理速度が速い
  2. Go案件は高単価で、IoTなどの最先端技術の開発が可能である
  3. Goエンジニアは不足しており、需要は増えていく
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