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Go言語の副業の案件おすすめランキング

GOの副業の現状

2009年、検索エンジンとして馴染み深いGoogleによって開発され、世界でもっとも有名な動画配信サービス『Youtube』に採用されたGo言語。海外の余波を受け、日本においても『ぐるなび』『メルカリ』『ドワンゴ』といったITベンチャーが起用しました。

近年、Webサービスやドローン・ロボットの制御システム開発言語としてGo言語の需要が高まり、業務委託やパート・アルバイトなどの雇用形態による副業案件が増加しています。特に、日本では人材不足であるため需要に供給が追いつかず、案件は比較的高単価です。

特徴としては「誰が読んでもわかるプログラムを書けるコーディングルール」が有名です。

複数人で同時にコーディングしても作業効率が落ちず、大規模なシステム開発に向いているのでチーム開発において魅力的です。

GOの副業の3つのメリット

Go副業案件のおすすめランキングを紹介する前に、Go副業のメリットをおさえておきましょう。GOの副業の主なメリットを、下記の3つの順番で紹介します。

  1. 案件の報酬単価が高い
  2. 人材不足の開発言語
  3. 初心者でも理解しやすく参入しやすい

それでは、順番に詳しく解説していきましょう。

メリット①:案件の報酬単価が高い

Go言語の副業案件は、報酬単価が高い傾向があります。考えられる理由は、「Go言語という流行りの言語に飛びつくのが予算に余裕がある企業だから」「人材不足により需要に供給が追いついていないから」の2点です。

そのため、Go言語開発者としてキャリアを築ければ、案件獲得に困ることはないでしょう。たとえば、下記のような報酬によっては100万円/月程度の高単価を狙える案件も挙げており、他のプログラミング言語よりも稼げるといっても過言ではありません。

▼単価が100万円/月を超える案件の例

単価が100万円/月を超える案件の例

引用:レバテックフリーランス

メリット②:人材不足の開発言語

供給が需要を満たせない人材不足の状況から、Go言語の副業案件は獲得しやすい傾向があります。PHPやJavaといったプログラミング言語を扱えるエンジニアがたくさんいても、Go言語使用者はなかなかいません。

確かに、まだ案件自体が他の言語と比較して多いわけではないでしょう。しかし、今後の需要の高まりを考えると、新規参入者よりも先にGo言語に触れておけば、先行者利益を得られるメリットもあります。

メリット③:初心者でも理解しやすく参入しやすい

Go言語は初心者でも理解しやすく、参入しやすい魅力があります。もちろん、プログラミング言語である以上、ある程度の勉強は不可欠で努力は欠かせません。

しかし、Go言語自体が「文法がわかりやすい」「実装コードが少ない」「ライブラリが豊富」といった特徴があります。そのため、初学者が他の言語を始めるより、習得のスピードが早まると期待できるでしょう。

なお、初学者がGo言語を選ぶデメリットとして「新しい言語であるため参考文献が少ない」があります。そのため、独学で身につけようとするのはオススメしません。

Go副業案件おすすめランキングベスト5

案件数や単価を考慮した本サイトの「Go副業案件おすすめランキングベスト5」を発表します。ランキングの順位と案件の種類は、下記のとおりになりました。

  1. Webアプリケーション開発
  2. サーバーサイド開発
  3. マイクロサービス開発
  4. スマホアプリ開発
  5. ドローン・ロボットの制御システム開発

それでは、案件の具体的な内容と順位付けの理由について、解説していきます。

第1位:Webアプリケーション開発

第1位は「Webアプリケーション開発」です。SNSサービスや動画配信サービス、ECサイトなどのWebアプリケーションを開発しています。

第1位に輝いたのは「案件数の多さ」「複数人による開発」「長期的な経験不要」である点です。案件によっては、未経験者でも雇ってくれるケースもあるので、初学者にもチャンスがあります。

Go言語以外にも、C言語やPython、PHP、Rubyといった他のプログラミング言語を習得していると汎用性が高い人材として重宝されるでしょう。

第2位:サーバーサイド開発

栄えある第2位は「サーバーサイド開発」です。Go言語が得意とするバックエンドやインフラまわりの強みを活かし、APIサーバーを開発します。

第2位に選ばれたのは、「安定した案件数」と「高単価」です。Go言語によるサーバーやサーバーサイドの開発は、近年増加傾向にあり、案件数もそれに比例しています。

日本ではGunosyやDeNAといった企業がGo言語を採用し、それから需要が伸びてきました。今後、ITベンチャーのなかでAPIサーバー開発に起用されることも多くなるでしょう。

第3位:マイクロサービス開発

第3位は「マイクロサービス開発」です。マイクロサービスとは、「小規模なサービスを単体で製作し、それを一機能として集約した大規模なアプリケーションを開発する技法」または「その技法で作られた小規模なサービス自体」のことです。

第3位に選ばれたのは、「高単価」「一定の案件数」が理由です。正直、案件数自体が多いとは言えないものの、マイクロサービス開発が得意分野なGo言語では一定の需要はあります。

マイクロサービスは、決済などの重要な処理に採用されており、同時刻に多数のアクセスが重なリやすい状況でも、素早く正確に処理できる特徴があります。

第4位:スマホアプリ開発

第4位は「スマホアプリ開発」です。スマホアプリ開発では、文字通りiPhoneやAndroid端末のアプリを製作します。

第4位に選ばれたのは、「案件数が少ない」のが理由です。そのため、本業よりも時間やスキルに自信がない副業エンジニアが案件を獲得できない可能性が高いでしょう。

しかし、通常iOSアプリならObjective-CやSwift、AndroidアプリならKotlinやJavaが使われるなか、Go言語で開発するのは珍しい案件です。経験としても受注できるなら、実績やスキルとして有効的です。

第5位:ドローン・ロボットの制御システム開発

残念ながら最下位は「ドローン・ロボットの制御システム開発」です。航空ドローンやライン工場の産業用ロボットなどの制御システムを開発します。

最下位に選んだ理由は、「少なめの案件数」と「実地試験の必要性」です。実地試験がある場合、副業としてリモートワークだけで済まないケースがあります。

結果、本業なみの時間や労力を消費する案件もあります。副業として受けるなら、高単価に目をくらませず、自分の生活スタイルに適した範囲の業務内容を選びましょう。

Go副業案件と相場・単価の一例を紹介

実際にフリーランスエージェントサイトに掲載されている、Go副業案件と相場・単価について一例ではあるものの紹介します。紹介する案件の種類は、先ほどのランキングのとおりです。

スマホアプリ開発

スマホアプリ開発

引用:レバテックフリーランス

Go言語を使ってスマホのマッチングアプリを開発する案件で、単価は~85万円/月と高額です。Go言語自体の単価が高い傾向はあるものの、Go使用者かつスマホアプリ開発案件の経験者が少ないので、単価はさらに高く設定されます。

iOS開発のSwiftやAndroid開発のKotlin以外にも、Go言語を使う選択肢もあります。案件数はそう多くありませんが、Go言語でスマホアプリを開発できれば大きな経験になります。

Webアプリケーション開発

Webアプリケーション開発

引用:レバテックフリーランス

クラウド型ECサイトの新規開発およびWebアプリケーションの開発案件で、単価は~85万円/月と高額です。昨今流行りのクラウドシステムを活用した新規サービスですが、今後もシステムのクラウド化案件も増加することが予想できます。

サーバーサイド開発

サーバーサイド開発

引用:レバテックフリーランス

Go言語によるサーバーサイドの開発案件で、単価は〜95万円/月と非常に高額です。サーバーサイドの案件は、Go言語の案件のなかで、一番案件数が多い部類です。

ドローン・ロボットの制御システム開発

ドローン・ロボットの制御システム開発

出典:フリーランススタート

サーバーサイドの開発ではあるものの、ドローン関係の案件です。報酬は40−70万円と幅はありますが、それなりに高額です。Go言語によるドローン・ロボット開発では「Gobot」と呼ばれるフレームワークを使うことが多いです。

マイクロサービス開発

マイクロサービス開発

引用:レバテックフリーランス

最後は、業務管理サービスのマイクロサービスを作成する案件で、単価は〜75万円/月と高額です。Go言語はマイクロサービスの開発も得意であり、決済サービスなどの案件も度々目にします。

Go副業案件を獲得するための5つの必須スキル

Go副業案件を獲得するための5つの必須スキルを紹介します。「必須」とは書きましたが、徐々に身につけていけば問題ありません。具体的には下記のとおりです。

  1. コーディングスキル
  2. 豊富なフレームワークを使いこなすスキル
  3. 上流工程に必要な基本設計から詳細設計までのスキル
  4. チーム・プロジェクト管理スキル
  5. 豊富な経験に基づいた問題解決スキル

身につけるべきスキルの優先度順で並んでいます。それでは、スキルについて具体的に紹介していきましょう。

スキル①:コーディングスキル

まずは当たり前ですが、コーディングスキルを身につけましょう。他のプログラミング言語の使用経験があれば、Go言語の習得も困らないでしょう。

しかし、初学者のなかには苦労する人もいるでしょう。そんな人でも、完璧にマスターしてから仕事に取り掛かるのではなく、仕事をしながらコードを覚えるのがおすすめです。

学習に終わりはないため、完璧を目指しすぎるといつまでたっても仕事を始められなくなります。一定レベルまで成長したら、案件を受注しながらGo言語だけでなくサーバーサイドのRubyを学んだりと手を広げましょう。

スキル②:豊富なフレームワークを使いこなすスキル

Go言語の案件では、豊富なフレームワークを使いこなすスキルがあると仕事場では重宝されます。フレームワークとは、プログラミングにおける枠組みを意味しています。

Go言語では、多様なフレームワークを適材適所で使いこなせる必要があります。たとえば、下記のようなフレームワークがあります。

  • Echo
  • Beego
  • Martini
  • goMicro
  • goKit
  • Gin
  • Revel
  • goa

これだけのフレームワークが必要な場面で使えれば、作業の効率化や開発スピードの向上に期待できます。さらに余裕があれば、フレームワークの実装内容を把握することで、予期せぬエラーやバグの発見にも対応しやすくなります。

スキル③:上流工程に必要な基本設計から詳細設計までのスキル

プログラミングにおいて、コーディング作業というのは末端の下流工程です。もちろん、それだけで食べていける立派な仕事ですが、上流工程の内容にも携われると人材価値が向上します。

上流工程におけるコーディング前の仕事は、プログラミング言語に依存しません。要件定義、基本設計、詳細設計などの普遍的スキルは、Go言語以外にも役立つでしょう。

副業案件でも社内にエンジニアがいない、もしくは少ないスタートアップの企業などは、すべての開発工程を依頼することがあります。単価アップも狙えるので、案件を受ける中で技術を盗んで学びましょう。

スキル④:チーム・プロジェクト管理スキル

複数人でプロジェクトを進行する案件は、チーム・プロジェクト管理スキルを持つリーダーが必要です。案件を請け負う中で、リーダーになれるスキルを身につけましょう。

特に、5~10年くらい実務経験が長い人や30~50歳くらいの年齢の人は、マネジメントスキルも期待されます。折衝スキルやマネジメントスキルも、プログラミングにあわせて養いましょう。

上流工程の基本設計などと同じく、言語に依存しないスキルです。Go言語以外にも役立ちますし、副業だけでなく本業としたときも力を発揮します。

スキル⑤:豊富な経験に基づいた問題解決スキル

最後に必須なスキルとして、豊富な経験に基づいた問題解決スキルを手に入れるべきです。経験は成果を出した案件数が増えれば増えるほど、身に付いていきます。

経験と一概にいっても、下記のようにさまざまです。

  • 大規模な開発経験
  • リーダー経験
  • アジャイル開発経験
  • クラウド環境を使った開発経験
  • バグやエラーの修正経験

これらの経験を踏まえて、自分自身のスキルアップを図りましょう。Go言語に付随して相性のいい「Ruby」「AWS」「Docker」などの言語やツールを習得することで、活躍できる場が広がり、順調なキャリアアップにつながります。

Go副業案件を探して受注する3つの方法

Go副業案件を探して受注までするには、いろいろな方法があります。ここでは、案件探しの主流な方法として、下記の3つの方法を紹介します。

  1. フリーランスエージェントに登録
  2. クラウドソーシングに登録
  3. 知人や友人から仕事をもらう

上記以外にも自分でポートフォリオを作って、企業の方から案件を依頼されることがあります。しかし、実績がないうちはめったに声が掛かることはないので、まずは下記の方法がおすすめです。

方法①:フリーランスエージェントに登録

フリーランスエージェントに無料で登録して、仕事を斡旋してもらう方法があります。エンジニアのフリーランスエージェントとして有名なサービスは下記のとおりです。

  • FLEXY
  • レバテックフリーランス
  • ITプロパートナーズ
  • Midworks
  • Crowdtech
  • PE-BANK
  • geechs job

簡単な流れを紹介します。まずはユーザー登録・担当エージェントとの面談を実施します。その後、案件に申し込むかエージェント側から提案を受けます。案件のクライアントと面談し、双方が良ければ契約成立です。

この方法は、プログラミング歴の浅い初心者からベテランエンジニアまで幅広く使っています。エージェントを活用することで、現時点のレベルに見合った報酬の仕事を探せるのもメリットです。

方法②:クラウドソーシングに登録

クラウドソーシングサイトに登録して、案件に応募する方法があります。フリーランスエージェントと似通っているものの、こちらはエージェントが付いてきません。

そのため、案件選びから交渉まで、すべて一人でやる必要があります。日本で有名なクラウドソーシングサービスは、下記のとおりです。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • ココナラ
  • タイムチケット

クラウドソーシングには、大きな案件から小さな案件まで幅広くあがっています。フリーランスエージェントと違って、個人がクライアントの場合もあり、継続的なビジネスパートナーを見つけられる可能性もあるでしょう。

方法③:知人や友人から仕事をもらう

エンジニアや企業の裁量権を持つ知人や友人から仕事をもらう方法があります。この方法は、ある程度の実力があって、個人で責任を取れる人間に限ります。

そのかわり、仕事内容や納期の融通がききやすかったり、口コミで交友関係が広がって新たな仕事に結びついたりするメリットもあります。

顔見知りだからといって手を抜かず、きちんと報酬を受け取って仕事に臨みましょう。誠実かつ真摯に向き合い、「親しき仲にも礼儀あり」の精神を忘れないようにしてください。

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まとめ

本記事では「Go副業案件おすすめランキング」を中心に、案件獲得に必要なスキルや実際の案件の探し方を紹介しました。

最後にもう一度、Go副業案件おすすめランキングを発表します。

  1. Webアプリケーション開発
  2. サーバーサイド開発
  3. マイクロサービス開発
  4. スマホアプリ開発
  5. ドローン・ロボットの制御システム開発

高単価に目をくらませず、現時点の自分にあった時間やスキルで遂行できる案件を選ぶべきです。案件をこなしていくなかで、経験やスキルは自然に身につくので安心してGo言語の副業に励みましょう。

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