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ITストラテジストの難易度や合格率とは?どれくらいの勉強時間が必要になるのか


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そもそもITストラテジストとは?

ITストラテジストは、企業のIT戦略を策定し、ビジネス目標の達成に向けて情報技術の戦略的な計画と指導を行う専門家です。

ITストラテジストは組織内で上級職として位置づけられ、高度なIT知識を持ち、ビジネスの視点からITの活用方法を提案します。

また、システム開発の初期段階から関与し、ビジネスニーズの把握や業務プロセスの改善や新技術の導入などを行います。

主な仕事の役割は、組織のIT部門と他の部門との連携を図りながら戦略的なITプロジェクトを推進し、ビジネス価値を高めることです。

ITストラテジストが資格を獲得する4つのメリット

ITストラテジストの資格取得は、そのスキルと能力を証明する手段の一つとして重要であり、IT業界での信頼性や専門性を向上させます。

ITストラテジストの資格取得には、以下の4つのメリットがあります。

高度なスキルの証明になる

ITストラテジストの資格は、高度なIT知識と戦略的な能力を持っていることを証明するものです。資格取得は、他の候補者との競争において優位性を持てます。

資格手当が出る

一部の企業や組織では、ITストラテジストの資格取得者に対して特別な手当や報酬を提供する場合があります。資格手当を受けることで、努力とスキルの評価を受けられます。

市場価値を高めて転職の際に有利になる

ITストラテジストの資格取得は、個人の市場価値を向上させます。転職活動やキャリアの進展において、他の候補者よりも優れた能力と信頼性を持っていることをアピールが可能です。

年収アップにつながる

ITストラテジストの資格取得は、能力と経験を証明するものとして、給与の向上につながる可能性があります。資格を持つことで、より高い責任や重要なプロジェクトを担当し、年収のアップを実現できます。

日本ITストラテジスト協会に入会できる

資格取得により、日本ITストラテジスト協会に入会することもできます。協会は、ITストラテジストの交流や情報共有の場となり、業界のトレンドやベストプラクティスにアクセスできる機会を提供しています。

協会の活動やネットワーキングを通じて、さらなるキャリアの発展や学びの機会に繋がります。

ITストラテジスト試験の難易度はどれくらいか

ITストラテジスト試験は、高度情報処理技術者試験の一部であり、情報処理技術者試験の中でも最難関の資格試験とされています。試験は複数の科目から構成されており、幅広い知識とスキルが要求されます。

ITストラテジスト試験の難易度

ITストラテジスト試験は、経済産業省の管轄下で実施される「高度情報処理技術者試験」の一部であり、情報処理技術者試験の中でも最も難関の資格です。

ITストラテジスト試験の合格率は?

ITストラテジスト試験の合格率は例年14%前後で推移しています。令和5年度の応募者7,040人、受験者4,972人、合格者769人、合格率は15.5%でした。

ITストラテジスト試験の難易度が高い背景とは

ITストラテジスト試験の難易度が高い背景は、試験範囲の広さと深さにあります。試験は「午前Ⅰ」「午前Ⅱ」「午後Ⅰ」「午後Ⅱ」の4つのセッションで構成されており、それぞれ異なる出題内容と範囲があります。

  • 午前Ⅰ試験の概要と範囲について
試験時間 出題形式 出題数/解答数 問題別配点 合計点/基準点 採点方式
午前Ⅰ 9:30~10:20(50分) 四肢択一 30問/30問 各3もしくは4点/1問 100点/60点 多段階選別方式

午前Ⅰ試験は、高度情報処理技術者試験共通の問題で、テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の幅広い範囲から出題されることが特徴です。

応用情報技術者試験の午前問題から30問がピックアップされるため、午前Ⅰ試験の難易度は午前Ⅱ試験以降と比較してやや低めです。

しかし、出題範囲が広いため、応用情報技術者試験の過去問も含めて勉強する必要があります。過去問の解答を通じて出題傾向や出題形式を把握し、幅広い知識を習得することが重要です。

十分な準備期間を確保し、問題の幅広さに対応するための努力をする必要があります。

  • 午前Ⅱ試験の概要と範囲について
試験時間 出題形式 出題数/解答数 問題別配点 合計点/基準点 採点方式
午前Ⅱ 10:50~11:30(40分) 四肢択一 25問/25問 各4点 100点/60点 多段階選別方式

午前Ⅱ試験は、ITストラテジスト試験独自の問題が出題されます。この試験では、より高度な知識や技能が求められ、本格的な試験のスタートと言えます。

午前Ⅱ試験の特徴は、出題範囲がストラテジ系と情報セキュリティの2つに絞られていることです。

午前Ⅰ試験ではテクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の広い範囲が出題されますが、午前Ⅱ試験ではこれらに絞った出題となります。出題範囲が狭いため、より深い知識を求められますが、その分対策もしやすいです。

さらに、午前Ⅱ試験の全25問のうち、7〜8割がストラテジ系の問題で構成されている点も特徴です。ストラテジ系の問題に対して正確に回答できれば、合格点の獲得に大きく近づけます。

午前Ⅱ試験の勉強をする際は、ストラテジ系の内容を中心に取り組むことが重要です。十分な理解と対策を行い、問題に自信を持って取り組みましょう。

  • 午後Ⅰ試験の概要と範囲について
試験時間 出題形式 出題数/解答数 問題別配点 合計点/基準点 採点方式
午後Ⅰ 10:50~11:30(40分) 記述式 4問/2問 各50点 100点/60点 多段階選別方式

午後Ⅰ試験は記述式の問題で、架空の企業に関する説明や状況に基づいて解答する必要があります。文字数は10〜50文字程度で、簡潔な回答が求められます。

難易度は午前試験より高く、問題文の情報を正確に読み取り、自身の知識を適切に反映させる能力が必要です。

AIやIoTに関連した問題も出題されることがありますが、ヒントが提供されているため出題者の意図に沿った回答をすることが重要です。情報把握と要点抽出のスキルを養い、的確な解答を目指しましょう。

  • 午後Ⅱ試験の概要と範囲について
試験時間 出題形式 出題数/解答数 問題別配点 合計点/基準点
午後Ⅱ 14:30~16:30(120分) 論述式 3問/1問 なし A〜Dランクで評価される(Aランクのみ合格)

午後Ⅱ試験は、論述式の問題が出題されます。問題文には業界の現状や企業の具体的な事例、ITストラテジストの役割などが記載され、受験者は自身の経験や知識を基にして設問に対する論述回答を行います。

指定された文字数が比較的多く、文章の構成能力や論理性、独創性、先見性などが求められます。知識だけでなく、それをどのように応用し、具体的な提案や展望を示せるかが重視されます。

綿密な準備と文章表現力の向上が必要であり、自身の考えを明確かつ説得力を持って表現することが合格への鍵となります。

ITストラテジスト試験に合格するための勉強時間の目安はどれくらい?

ITストラテジスト試験に合格するための勉強時間は、個人の学習スタイルや基礎知識の有無、経験レベルなどによって異なります。一般的には、数百〜数千時間の学習が必要とされています。

午前試験(午前Ⅰ+午前Ⅱ)については、基礎的な情報処理技術や管理・戦略に関する知識を網羅する必要があります。準備には200〜400時間程度の学習時間が必要となるでしょう。

午後試験(午後Ⅰ+午後Ⅱ)は論述型の問題であり、実務経験や深い理解が求められます。適切な解答や提案をするためには、経験と知識を結びつける必要があります。

準備には300〜600時間程度の学習時間が必要となるでしょう。

以上の目安は一般的な参考値ですので、自身の学習ペースや理解度に合わせて調整することが重要です。

計画的な学習スケジュールを組み立て、継続的かつ効果的な学習を行うことが合格への道につながります。

ITストラテジストを目指す人に合わせてオススメしたい5つの資格

ITストラテジストを目指す方に、キャリアの成長と専門性を高めるために5つのオススメの資格を紹介します。

基本情報技術者試験

  • 特徴と概要

基本情報技術者試験は、ITエンジニアの登竜門として知られており、合格することは企業でのエンジニア職に就くための重要なステップです。この試験によって、情報技術を戦略的に活用する能力が身に付きます。

基本情報技術者試験の合格は、IT関連の基礎知識や技術習得の証明になります。また、試験範囲を学習することで、IT分野でのキャリア形成において強力な基盤を築けるでしょう。

資格名 基本情報技術者試験
主催 IPA(情報処理推進機構)
試験方法 CBT方式(テストセンターで受験)
実施時期 通年実施
試験時間/出題数 科目A試験 90分 
・出題数:60問
・解答数:60門
科目B試験 100分
・出題数:20門
・解答数:20門
受験料 7,500円(税込み)
合格率/合格ライン 平均 30% / 科目A・科目B試験ともに1,000点満点中600点以上の得点
  • 取得する価値・メリット

基本情報技術者試験の取得は、IT業界での就職やキャリアアップにおいて重要な価値を持ちます。合格することで、基本的なIT知識やスキルを習得し、企業での仕事において信頼性と信用性を得ることができます。

また、情報処理技術の基礎を理解することで、ITプロジェクトにおける役割や貢献度が向上し、組織内での評価や成果につながります。

さらに、取得後も継続的な学習やスキルアップが求められるため、自己成長の機会を提供し技術的な専門性を高められます。

応用情報技術者試験

  • 特徴と概要

応用情報技術者試験は、ITを活用したシステム開発や戦略立案に必要な知識・技能を評価する試験です。

試験では実践的な問題に取り組み、技術力だけでなく応用力も求められます。試験合格は、キャリアアップや求人市場での競争力向上につながります。

応用情報技術者試験は、ITエンジニアのキャリア発展や業務の幅を広げるために価値のある資格です。

資格名 応用情報処理技術者試験
主催 IPA(情報処理推進機構)
試験方法 指定の試験会場で実施
実施時期 春期試験と秋期試験の年2回
試験時間/出題形式 午前試験 150分
・多肢選択式(四肢択一)
・80問(全問解答)
午後試験 150分
・記述式
・11問中5問解答
受験料 7,500円(税込み)
合格率/合格ライン 平均 20% / 午前・午後それぞれ100点満点中60点以上で合格
  • 取得する価値・メリット

応用情報技術者試験の合格によって、中小企業診断士・弁理士・技術士試験などの上位資格の免除や国家資格の一部免除が得られます。これにより、スキルの習得において効率的な道が開けます。

また、推奨企業では資格手当や年収アップの支給が期待でき、出世の条件として要求される場合もあります。

さらに、応用情報技術者の資格保有は信頼性や専門性の証明となり、仕事の幅やキャリアの選択肢を広げられます。

経験や知識を活かして、より高度な業務に携わるチャンスや専門的なリーダーシップを発揮する機会が得られるでしょう。

ITパスポート

  • 特徴と概要

情報処理試験の中では入門編といえる試験で、ITに関する基本的な概念や用語、技術の理解を求められます。

試験範囲はコンピュータの基礎知識、ハードウェアやソフトウェア、ネットワーク、データベースなど幅広い領域をカバーしています。

試験は選択式で行われ、合格することでITに関する基礎的な知識がある証明になります。

ITパスポートの取得は、就職活動や異業種での転職などで役立ち、ITに関連する仕事に携わるための基盤となる資格といえます。

資格名 ITパスポート
主催 IPA(情報処理推進機構)
試験方法 CBT方式(テストセンターで受験)
実施時期 通年実施
試験時間 120分
受験料 7,500円(税込み)
合格率/合格ライン 平均 50% /  総合評価 1,000点満点中600点以上で合格 分野別評価 1,000点満点中300点以上で合格
  • 取得する価値・メリット

ITパスポートの取得は、非専門家や初心者にとってITの基礎知識を持つことを証明する価値があります。就職や転職においてもITに関連する仕事へのアピールポイントとなります。

また、企業内での業務やコミュニケーションにおいても、ITの基本的な知識を習得している証明になり、キャリアの幅を広げることができます。関連する上位資格や専門分野へのステップアップのための基盤にもなります。

データベーススペシャリスト試験

  • 特徴と概要

データベーススペシャリスト試験は、データベースに関する専門知識とスキルを評価する試験です。データベースの設計、運用、最適化などに関する知識や技能が求められます。

試験は基本的なデータベースの概念から応用的なトピックまで幅広い内容をカバーしており、実際の業務で必要な実践的な能力を評価します。

データベース管理者や開発者、データアナリストなど、データベースに関わる職種を目指す人にとって、この試験の合格は専門性と信頼性の証明となります。

また、データベースの重要性がますます高まる現代社会において、データベーススペシャリストとしての需要も増加しています。

資格名 データベーススペシャリスト試験
主催 IPA(情報処理推進機構)
試験方法 筆記方式
実施時期 秋期(10月)の年1回実施予定
試験時間/出題形式 午前Ⅰ
・試験時間:9:30~10:20(50分)
・出題形式:多肢選択式(四肢択一)
・出題数・解答数:出題数:30問・解答数:30問
午前Ⅱ
・試験時間:10:50~11:30(40分)
・出題形式:多肢選択式(四肢択一)
・出題数・解答数:出題数:25問・解答数:25問
午後Ⅰ
・試験時間:12:30~14:00(90分)
・出題形式:記述式
・出題数・解答数:出題数:3問・解答数:2問
午後Ⅱ
・試験時間:14:30~16:30(120分)
・出題形式:記述式
・出題数・解答数:出題数:2問・解答数:1問
受験料 7,500円(税込み)
合格率/合格ライン 平均 15% /それぞれ 100点満点中60点以上で合格
  • 取得する価値・メリット

データベーススペシャリスト試験の合格により、上級システムエンジニアとしての証明となり、企業からの評価を高めます。また、専門性が高く即戦力となるため、転職時に有利に働きます。

さらに、中小企業診断士試験や技術士試験、弁理士試験、ITコーディネータ(ITC)試験などの上位資格の免除や国家資格の一部免除が得られます。

データベーススペシャリスト試験の合格は、キャリアの成長や転職において重要なアドバンテージとなるでしょう。

システムアーキテクト試験

  • 特徴と概要

システムアーキテクト試験は、システムアーキテクトとしての能力を評価する試験です。主な特徴は、ITシステムの設計・構築・運用に関する総合的な知識・スキルを問われる点です。

試験内容は、要件定義やシステム設計、インフラストラクチャ構築、セキュリティ対策など、システム全体の設計やトラブル対応に関する領域が含まれています。

合格することで、システムアーキテクトとしての実務経験や知識を証明し、キャリアの進展や就職・昇進のチャンスを得られます。

システムアーキテクト試験は、システム設計の専門家としての地位を確立するための重要な資格です。

資格名 システムアーキテクト試験
主催 IPA(情報処理推進機構)
試験方法 筆記方式
実施時期 秋期(10月)の年1回実施予定
試験時間/出題形式 午前Ⅰ
・試験時間:9:30~10:20(50分)
・出題形式:多肢選択式(四肢択一)
・出題数・解答数:出題数:30問・解答数:30問
午前Ⅱ
・試験時間:10:50~11:30(40分)
・出題形式:多肢選択式(四肢択一)
・出題数・解答数:出題数:25問・解答数:25問
午後Ⅰ
・試験時間:12:30~14:00(90分)
・出題形式:記述式
・出題数・解答数:出題数:3問・解答数:2問
午後Ⅱ
・試験時間:14:30~16:30(120分)
・出題形式:記述式
・出題数・解答数:出題数:2問・解答数:1問
受験料 7,500円(税込み)
合格率/合格ライン 平均 15% /100点満点中60点以上で合格
  • 取得する価値・メリット

国家資格として認められるため、自身のスキルと知識を公的・対外的に証明できます。これにより、周囲の評価が向上し信頼度も高まるでしょう。

また、高品質な設計を行うシステムアーキテクトとしての信頼性が増し、顧客の満足度も向上します。

さらに、相談者としての役割が期待されることで、管理職への昇進や交渉役としての活躍も可能性として広がります。

システムアーキテクト試験の合格は、自身のキャリアアップや組織内での認知度向上に大きく寄与するでしょう。

ITストラテジストのキャリアパスにはどのようなものがある?

最後に、ITストラテジストのキャリアパスについてご紹介します。

CIO(Chief Information Officer)

CIO(Chief Information Officer)は、最高情報責任者として知られる役職です。企業によっては、「情報システム担当役員」や「情報統括役員」と呼ばれることもあります。

CIOは情報化戦略の策定と実行を主な役割として担当します。組織内の情報システムや技術の活用、ビジネス目標との調整、セキュリティ対策の確保など、幅広い業務に関与します。

CIOは経営陣と連携し、ビジネス戦略と情報技術の融合を図り、組織の成長と競争力強化に貢献します。

ITストラテジストは戦略立案やビジネス要件の理解、技術トレンドの把握などを重視し、シニアレベルのストラテジストやコンサルタントとしてキャリアを積みます。

その後、CIOの役割に進むことが多く、組織のトップリーダーとしてIT戦略の全体最適化や意思決定に関与していきます。

上流担当のエンジニア(システムアーキテクトや組織開発など)

ITストラテジストのキャリアパスとして、上流担当のエンジニアとしてのポジションを目指すことができます。

例えば、システムアーキテクトは、ビジネスニーズを理解し、情報システムの設計やアーキテクチャを策定する役割を担います。

組織開発に携わる上流担当エンジニアでは、組織の業務プロセスや組織文化の改善を支援もします。

組織のニーズを分析し、情報システムを活用した効率化や改革を提案・実施します。組織の成長戦略に合わせたIT戦略の策定やビジネスプロセスの最適化を担当し、組織全体の効率性と生産性の向上を図ります。

上流担当のエンジニア経験を持つITストラテジストは、戦略的な思考力やビジネスニーズへの理解、コミュニケーション能力を活かし、組織のビジネス価値向上に貢献できます。

ビジネスと技術の両面を理解し、効果的なIT戦略の策定と実行によって組織の競争力を高めていけます。

ITコンサルタント

ITストラテジストからITコンサルタントへのキャリアパスは割と一般的です。ITコンサルタントは、顧客のビジネスニーズに基づいて最適なITソリューションを提案し、導入をサポートします。

ITストラテジストの経験とスキルを活かし、戦略的な視点でクライアントの課題を解決する役割を果たします。

また、プロジェクト管理やビジネス要件の把握、技術トレンドの把握など、総合的なコンサルティングスキルが求められます。

ITコンサルタントとしてのキャリアは、幅広い業界やクライアントとの接点を持ちながら、ビジネスと技術の融合に関わる魅力的な役割といえます。

フリーランス

ITストラテジストからフリーランスへのキャリアパスも可能です。フリーランスとして活動することで、独立した立場で自らのスキルと経験を活かし、クライアントに対して戦略的なITコンサルティングやプロジェクト管理を提供できます。

フリーランスとしてのメリットは、自由な働き方や収入の柔軟性です。ただし、自己マネジメントや営業力などのスキルも必要になります。

フリーランスとしての成功には、継続的なスキルの向上と信頼の構築が重要です。

まとめ

今回は、ITストラテジストについてご紹介しました。

ITストラテジスト試験は高度情報処理技術者試験の一部で、合格率は例年14%前後です。2023年度の合格率は15.5%でした。試験に合格するためには数百〜数千時間の勉強が必要で、午前試験には200〜400時間、午後試験には300〜600時間の学習が必要です。

ITストラテジストの資格取得により、高度なスキルの証明、資格手当の受け取り、市場価値の向上、年収アップの可能性など、メリットがあります。

学習ペースや理解度に合わせて学習スケジュールを調整し、継続的かつ効果的な学習を行うことが合格への道といえます。

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