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jQueryでよく使うメソッドをカテゴリ別一覧で紹介


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はじめに

jQueryは、Web開発の世界で広く使われている軽量で機能豊富なJavaScriptライブラリです。これにより、開発者は簡単かつ効率的にウェブページを操作できるようになります。

jQueryのメソッドは、DOM操作、イベントハンドリング、アニメーション、Ajaxリクエストなど、ウェブ開発のさまざまな側面をカバーしています。

この記事では、これらのメソッドをいくつかの主要カテゴリ別に分けて、それぞれのメソッドの使用法と特性について紹介します。

jQueryのメソッドとは?

Web開発の領域において、jQueryはまさに革命的な存在となっています。その背後には、シンプルで効果的な「メソッド」と、精密な「セレクターー」の仕組みがあります。

jQueryのメソッドの概要

「メソッド」とは、オブジェクト指向プログラミングにおけるオブジェクトの動作を定義する関数のことを指します。

jQueryにおいても、これはDOM(Document Object Model)の各要素に対するアクションや操作をするための関数として機能します。簡単にいうと、HTML要素に何らかの操作を加えるなどして、情報を取得するためのツールです。

メソッドチェーンについて

jQueryの魅力の一つとして「メソッドチェーン」が挙げられます。これは、単一の行で複数のメソッドを連鎖的に呼び出せる機能を指します。

これにより、冗長なコードを避け、一貫性と効率性を維持できます。

例えば、$(‘#element’).hide().addClass(‘hidden’)といった形で、要素を非表示にし、その後にクラスを追加する、といった操作が一行で実現可能です。

jQueryのセレクターについて

jQueryを使用する際の第一歩は、操作したいDOM要素を「選択」することです。これを実現するためのツールが「セレクター」になります。

jQueryのセレクターはCSSセレクターと非常に似ており、特定の要素や要素群を効果的に選択できます。

ID、クラス、要素名、属性など、さまざまな方法で要素を指定することが可能です。

jQueryでよく使われるメソッド:アニメーション

jQueryでよく使われるアニメーションメソッドには、.fadeTo(), .slideUp(), .slideDown(), .slideToggle() などがあります。

それぞれの特徴は以下の通りです。

メソッド 特徴
.fadeTo() 要素の不透明度を変更
.slideUp() 要素を上方向にスライドさせて非表示
.slideDown() 要素を下方向にスライドさせて表示
.slideToggle() 要素の表示・非表示をスライドさせながら切り替え

.fadeTo()

.fadeTo() メソッドは、選択した要素の不透明度を特定の値にアニメーションさせます。これにより、要素の透明度を制御し、フェードインやフェードアウトのアニメーション効果を作成できます。

.slideUp()

.slideUp()メソッドは、選択された要素の高さを0にアニメーションさせることで、要素を上方向にスライドさせて非表示にします。このメソッドは、要素をスムーズに隠すために使用されます。

.slideDown()

.slideDown()メソッドは、選択された要素の高さをアニメーションさせることで、要素を下方向にスライドさせて表示します。このメソッドは、要素をスムーズに表示するために使用されます。

.slideToggle()

.slideToggle() メソッドは、選択された要素が表示されていればそれを隠し、隠れていればそれを表示します。これは、.slideUp() と .slideDown() の効果を組み合わせたもので、要素の表示・非表示をスムーズに切り替えができます。

jQueryでよく使われるメソッド:ユーティリティ関連

jQueryには、開発の生産性を向上させるため、多くのユーティリティメソッドが含まれています。

それぞれの特徴は以下の通りです。

メソッド 特徴
.every() 配列の全ての要素が指定した関数で実装されたテストに合格するかどうかをテストするJavaScriptのメソッド
.noop() 何もしない空の関数で、主にデフォルトのコールバックとして使用される
$.type() 引数のデータ型を文字列で返し、データの型のチェックやデバッグ時に型情報を確認できる。
$.get() HTTP GETリクエストを非同期で行い、サーバーからデータを取得できる
$.merge() 二つの配列を結合して一つの新しい配列を作成できる
.select() テキストが選択された時に発火するイベントメソッドで、テキスト選択のハンドリングが可能
.focus() 特定のHTML要素にフォーカスを与え、フォーム要素や他のインタラクティブ要素にフォーカスを移動できる
$.each() オブジェクトや配列の各要素に対して関数を実行でき、データコレクションの要素を順番に処理できる
$.post() HTTP POSTリクエストを非同期で行い、サーバーへのデータ送信とレスポンスの処理ができる
$.getScript() 外部のJavaScriptファイルを非同期にロードして実行でき、ページに動的にスクリプトを追加できる
$.parseXML() XML形式の文字列からXMLドキュメントを生成し、XMLデータをパースして利用できる

.every()

everyメソッドは、JavaScriptの配列メソッドで、配列の全ての要素が指定した関数で実装されたテストに合格するかどうかをテストし、合格する場合はtrueを、一つでも合格しない要素がある場合はfalseを返します。

.noop()

.noopは、特に操作が不要な場合や、オプションのコールバックとして利用され、プログラムの挙動を単純化するために利用されます。この関数は何も返さず、何も実行しないので、コードの他の部分で不要なエラーや副作用を引き起こすことはありません。

$.type()

$.type()メソッドはjQueryのユーティリティメソッドで、引数のデータ型を調べる際に使用されます。引数として与えられた値の型を小文字の文字列として返します。特にデバッグ時に型の情報を素早く取得するのに便利です。

例えば、数値が与えられた場合は”number”、オブジェクトが与えられた場合は”object”object”という具体的な型の名前が返されます。これによって、開発者はコード内のデータの型を正確に把握できます。

$.get()

$.get()メソッドは、jQueryに含まれるAjaxメソッドの一つで、HTTP GETリクエストを非同期で送信し、サーバーからデータを取得できます。

このメソッドは、ウェブページがブラウザにロードされた後に、サーバーから追加のデータをロードする際に使用されることが多いです。

$.merge()

$.merge()メソッドは、二つの配列を一つに結合し、その新しい配列を返します。このメソッドは、特に複数のデータセットをまとめる必要がある場合に便利です。第一引数の配列に、第二引数の配列の要素が追加されます。

.select()

.select()メソッドは、テキストが選択されたときに発火するイベントハンドラを設定します。このメソッドを使用することで、テキスト選択の際に特定のアクションや処理ができます。

.focus()

.focus()メソッドは、特定のHTML要素にフォーカスを与えます。これは主に、フォームの入力要素や、他のインタラクティブな要素にフォーカスを移動させるために使用されます。

例えば、ページが読み込まれた時に特定のテキストボックスに自動的にフォーカスを移動させたりできます。

$.each()

$.each()メソッドは、オブジェクトや配列の各要素に対して、指定された関数を実行します。これにより、データコレクションの要素を効率的に順番に処理ができます。

特に、配列の要素やオブジェクトのプロパティをループして操作したいときに便利です。

$.post()

$.post()メソッドは、HTTP POSTリクエストを非同期で行い、サーバーへデータを送信し、そのレスポンスを処理ができます。

このメソッドは、サーバーにデータを送信し、結果を取得する場合に使用され、主にフォームデータの送信や、データの更新、データの取得などに利用が可能です。

$.getScript()

$.getScript()メソッドは、外部のJavaScriptファイルを非同期にロードし実行できます。これによって、ページに動的にスクリプトを追加が可能です。

これは、特定のJavaScriptファイルが必要な時に、それをページに追加し、ロードするのに役立ちます。

$.parseXML()

$.parseXML()メソッドは、XML形式の文字列からXMLドキュメントを生成し、そのXMLデータをパース(解析)して利用できます。このメソッドを使用することで、XML形式のデータを効果的に操作し利用可能です。

jQueryでよく使われるメソッド:要素関連

次にjQueryでよく使われる要素関連のメソッドの特徴を紹介します。

それぞれの特徴は以下の通りです。

メソッド 特徴
.text() 選択した要素のテキスト内容を取得または設定する
.wrap() 選択した要素を指定した要素で囲む
.unwrap() 選択した要素の親要素を削除する
.replaceWith() 選択した要素を新しい要素で置き換える
.html() 選択した要素のHTML内容を取得または設定する
.prepend() 選択した要素の最初に新しい要素や内容を追加する
.append() 選択した要素の最後に新しい要素や内容を追加する
.after() 選択した要素の後に新しい要素や内容を追加する
.before() 選択した要素の前に新しい要素や内容を追加する
.filter() 選択した要素の中から特定の条件に合致する要素だけを抽出する
.has() 選択した要素の中で、指定した要素を持つ要素を返す
.remove() 選択した要素をDOMから削除する
.reverse() 選択した要素の順序を逆にする
.makeArray() オブジェクトを真のJavaScript配列に変換する
.is() 選択した要素が指定したセレクター、要素、もしくはjQueryオブジェクトにマッチするかを判定する
.length 選択した要素の数を返す
.insertAfter() 指定した要素の後ろに、選択した要素を追加する
.insertBefore() 指定した要素の前に、選択した要素を追加する
.parent() 選択した要素の親要素を取得する
.find() 選択した要素の子孫要素の中から、指定したセレクターにマッチする要素を探す
.children() 選択した要素の直接の子要素を取得する
.eq() 選択した要素の中から、指定したインデックスの要素を取得する
.clone() 選択した要素の複製を作成する
.end() 最近の「破壊的」操作前の状態に戻る
.empty() 選択した要素の子要素を全て削除する
.toggleClass() 選択した要素のクラスを切り替える
.sort() 選択した要素をソートする
.not() 選択した要素の中から、指定した条件にマッチしない要素を取得する
.prevUntil() 同レベルの前のすべての要素を、指定したセレクターがマッチするまで取得する
.next() 選択した要素の次の要素を取得する
.nextAll() 選択した要素の次の全ての要素を取得
.nextUntil() 選択した要素の次の要素を、指定したセレクターがマッチするまで取得する
.siblings() 選択した要素の同レベルの全ての兄弟要素を取得する
.scrollTop() 選択した要素のスクロール位置を取得または設定する
.scrollLeft() 選択した要素の水平スクロール位置を取得または設定する
.show() 選択した要素を表示する
.hide() 選択した要素を非表示にする
.toggle() 選択した要素の表示状態を切り替える
.get() 選択した要素をJavaScriptオブジェクトとして取得する
.prev() 選択した要素の前の要素を取得する
.prevAll() 選択した要素の前の全ての要素を取得する
.closest() 選択した要素の先祖要素の中から、指定したセレクターに最も近い要素を取得する
.contents() 選択した要素の子要素、テキストノードを含め全ての子ノードを取得する
.addBack() 選択した要素セットに、前の選択した要素セットを追加する

.text()

.text()メソッドは、選択した要素のテキスト内容を取得、または設定します。このメソッドはHTMLタグを無視し、純粋なテキスト内容のみを対象とします。

テキスト内容を設定する場合、全ての選択要素のテキスト内容が新しい内容で上書きされます。要素のテキストを取得したり設定したりする際に便利なメソッドです。

.wrap()

.wrap()メソッドは、選択した各要素を指定したHTML構造で包み込みます。これによって、新しい親要素を動的に生成し、選択した要素に適用が可能です。

このメソッドは、DOM構造を一時的または恒久的に変更する場合に特に役立ちます。

.unwrap()

.unwrap()メソッドは選択した要素の親要素を削除します。これにより、選択要素はDOMツリーの上のレベルに移動が可能です。

このメソッドは、不要な親要素を取り除く際に便利です。

.replaceWith()

.replaceWith()メソッドは選択した要素を新しい内容で置き換えます。新しい内容は、HTML文字列、DOM要素、jQueryオブジェクトのいずれも可能です。元の要素は完全に削除されます。

.html()

.html()メソッドは、選択した要素のHTML内容を取得、または設定します。このメソッドで取得される内容には、要素の内部の全てのマークアップが含まれます。

また、新しいHTML内容を設定すると、選択した要素の内容を新しい内容で完全に置き換えが可能です。

.prepend()

.prepend()メソッドは、選択した要素の最初の子要素として新しい要素やコンテンツを追加します。新しいコンテンツは、HTML文字列、DOM要素、jQueryオブジェクトのいずれも可能です。

.append()

.append()メソッドは、選択した要素の最後の子要素として新しい要素やコンテンツを追加します。これにより、選択した要素内に新しいコンテンツを簡単に挿入が可能です。

.after()

.after()メソッドは、選択した要素の直後に新しいコンテンツを追加します。これにより、特定の要素の後ろに新しい要素やコンテンツを挿入できます。

.before()

.before()メソッドは、選択した要素の直前に新しいコンテンツを追加します。これにより、DOM内の特定の位置に新しいコンテンツを簡単に追加できます。

.filter()

.filter()メソッドは、セット内の要素をフィルタリングし、特定の基準に合致する要素だけを新しいjQueryオブジェクトとして返します。これにより、特定の条件に一致する要素だけをターゲットにできます。

.has()

.has()メソッドは、特定の子要素を持つ要素を返します。これにより、特定の子要素を含む要素だけを選択できます。

このメソッドは、要素が特定の子要素を持つかどうかをチェックする際に便利です。

.remove()

.remove()メソッドは、選択された要素およびその子要素をDOMから完全に削除します。このメソッドは、DOMから要素を永続的に取り除く場合に使用され、関連するイベントハンドラや内部データも削除されます。

.reverse()

.reverse()メソッドは、選択された要素集合の順序を逆にします。これは、要素の表示順序や処理順序を変更したい場合に使用され、配列の要素を反転する際に特に役立ちます。

.makeArray()

.makeArray()メソッドは、オブジェクトを真のJavaScript配列に変換します。これにより、配列メソッドを利用可能です。

主に、配列でないオブジェクトに対して、配列メソッドを適用する必要がある場合に使用されます。

.is()

.is()メソッドは、選択した要素が特定のセレクター、要素、jQueryオブジェクトに一致するかどうかをチェックします。これにより、特定の条件に一致する要素が存在するかどうかを確認できます。

.length

.lengthプロパティは、選択された要素の数を返します。

主に、選択された要素がいくつ存在するかを知るために使用され、要素の存在チェックやループ処理でも利用されます。

.insertAfter()

.insertAfter()メソッドは、特定の要素の直後に新しい要素またはコンテンツを挿入します。

これにより、DOM内の特定の位置に新しい要素やコンテンツを追加ができます。

.insertBefore()

.insertBefore()メソッドは、特定の要素の直前に新しい要素またはコンテンツを挿入します。このメソッドを使用すると、DOMツリー内の特定の場所に簡単に要素を追加が可能です。

.parent()

.parent()メソッドは、選択された要素の親要素を返します。これにより、要素の親を簡単に見つけられ、親要素のスタイルや属性を変更する場合に便利です。

.find()

.find()メソッドは、選択された要素の子孫要素の中から、指定されたセレクターに一致する要素を全て探します。これにより、特定の親要素の下で特定の条件に一致する要素を簡単に見つけられます。

.children()

.children()メソッドは、選択された要素の直接の子要素を全て取得します。これを使用すると、親要素の直下にある子要素だけを対象に操作が可能です。

.eq()

.eq()メソッドは、選択された要素の集合から、指定されたインデックスにある一つの要素を取得します。これにより、集合の中から特定の位置の要素にアクセスが可能です。

.clone()

.clone()メソッドは、選択された要素のクローン(コピー)を作成します。これにより、既存の要素と同じ属性や内容を持つ新しい要素を迅速に作成が可能です。

.end()

.end()メソッドは、最近の破壊的操作後に、元の選択された要素の集合に戻ります。主に、中間的な操作後に元の集合に戻すために使用されます。

.empty()

.empty()メソッドは、選択された要素の子要素を全て削除し、要素の中身を簡単にクリアできます。

.toggleClass()

.toggleClass()メソッドは、クラスの追加と削除を切り替えます。これにより、要素の見た目を簡単に変更ができます。

.sort()

.sort()メソッドは、配列の要素をソートします。これを使用して、要素の集合を特定の順序に並べ替えができます。

.not()

.not()メソッドは、セレクターで指定された要素を除外し、新しい選択された要素の集合を返します。これは、特定の要素を集合から取り除くのに使用されます。

.prevUntil()

.prevUntil()メソッドは、選択された要素の前にあるすべての要素を、指定されたセレクターに一致する要素に達するまで選択します。これにより、特定の要素までの要素を効率的に選択できます。

.next()

.next()メソッドは、選択した要素の直後の兄弟要素を探します。これを使用すると、DOMツリーにおいて隣接する要素に容易にアクセス可能となります。

.nextAll()

.nextAll()メソッドは、選択した要素の全てが後続する兄弟要素を探します。特定の要素より後ろにある全ての要素にアクセスするのが容易になります。

.nextUntil()

.nextUntil()メソッドは、選択した要素から指定した要素までの全ての兄弟要素を選択します。2つの要素の間の要素を効率的に選択するのに適しています。

.siblings()

.siblings()メソッドは、選択した要素の全兄弟要素を探します。同じ親を共有する要素に直接アクセスするのが可能となります。

.scrollTop()

.scrollTop()メソッドは、要素のスクロール位置を取得または設定するために使用されます。要素の縦方向のスクロール位置を調整できます。

.scrollLeft()

.scrollLeft()メソッドは、要素の水平方向のスクロール位置を取得または設定するために使用されます。要素の横方向のスクロール位置を調整できます。

.show()

.show()メソッドは、選択した要素を可視化します。非表示の要素を表示させる場合に使用されます。

.hide()

.hide()メソッドは、選択した要素を非表示にします。要素を隠すために使用されます。

.toggle()

.toggle()メソッドは、選択した要素の可視状態を切り替えます。要素の表示・非表示を簡単に変更できます。

.get()

.get()メソッドは、jQueryオブジェクトから普通のJavaScriptオブジェクトを取得します。DOM要素に直接アクセスする必要がある場合に利用されます。

.prev()

.prev()メソッドは、選択した要素の直前の兄弟要素を探します。DOMツリーにおいて一つ前の要素にアクセスするために使用されます。

.prevAll()

.prevAll()メソッドは、選択した要素の全てが前の兄弟要素を探します。特定の要素より前にある全ての要素にアクセスするのが容易になります。

.closest()

.closest()メソッドは、選択した要素もしくはその祖先の中で、指定したセレクターにマッチする最も近い要素を探します。特定の親または祖先要素を効率的に検索できます。

.contents()

.contents()メソッドは、選択した要素の子ノード全てを、テキストノードやコメントノードも含めて取得します。これで要素の内容の詳細にアクセスできます。

.addBack()

.addBack()メソッドは、前の選択セットと現在の選択セットを結合します。これにより、チェーンされた操作の中で以前の状態に戻せます。

まとめ

今回は、開発者が日々のコーディング作業でよく利用するjQueryのメソッドをいくつかピックアップし、その使用方法や特徴について、カテゴリ別に紹介しました。

各メソッドは、要素の取得や操作、イベントハンドリング、アニメーション制御、AJAX通信など、ウェブページ制作において多岐にわたる機能を提供します。これらのメソッドを理解し、適切に利用することで、効率的かつ効果的なコーディングが可能です。

また、これらのメソッドをマスターすることで、より柔軟で高品質なウェブアプリケーションの開発が可能となり、ユーザーエクスペリエンスの向上にも寄与します。jQueryは、その豊富な機能と利便性から、多くの開発者に支持されています。

これからも、より効果的なウェブ開発のために、新しいメソッドやテクニックの学習を続けていきましょう。

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