NestJSの勉強にオススメな5つの書籍・参考書を紹介
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目次
NestJSとは?
NestJSは、Node.jsベースのサーバーサイド開発に特化したフレームワークです。NestJSを理解し、効果的に活用するためには、適切な学習リソースが欠かせません。
本記事では、NestJSの基礎から応用まで網羅した、学習者におすすめの5つの書籍・参考書を紹介いたします。自身の学習レベルに応じた書籍を通じて、NestJSの深い理解とスキルの向上を目指しましょう。
NestJSの概要や特徴
NestJSは、Node.jsを使用してサーバーサイドアプリケーションを構築するためのフレームワークです。TypeScriptベースのフロントエンドフレームワーク「Angular」の影響を受け、Angularライクな構造やデザインパターンを取り入れています。
主な特徴として、モジュールベースのアーキテクチャやデコレータを使用したアノテーション、Express.jsをベースにしたフレームワーク、双方向通信を実現するための通信プロトコル「WebSocket」のサポート、そしてTypeScriptをサポートしていることが挙げられます。
モジュール構造はアプリケーションを機能別に分割し、保守性や拡張性を向上させます。また、Express.jsをベースにしていることで既存のExpressの機能やミドルウェアを利用でき、既存のNode.jsアプリケーションにも統合しやすい特徴があります。さらにWebSocketのサポートはリアルタイムな通信を容易にし、TypeScriptの導入により型安全性や開発者の生産性を向上させられます。
なお、NestJSを使用して、ウェブアプリケーションやWebサイトを開発することができます。豊富な機能セットやモジュール性を活かして、大規模なウェブプロジェクトを構築することができます。WebSocketを使用して、チャットアプリケーションやリアルタイム通知など、リアルタイムな双方向通信が必要なアプリケーションの構築も可能です。
また、NestJSはRESTful APIの構築に適しています。コントローラーやサービスの組み合わせにより、クライアントとサーバー間でデータの双方向通信を可能にします。
つまり、NestJSはAngularのような構造とパターンを採用しつつ、効果的で柔軟なサーバーサイドアプリケーションの開発を可能にしたフレームワークであり、モジュール性などを利用することで、さまざまな種類のアプリケーション開発が可能です。
NestJSを活用するメリット
NestJSの使用には、多くのメリットが存在します。
まず、Angularとの共通性があり、Angularライクな構造やデザインパターンを採用している点が挙げられます。Angularで構築されたクライアントサイドのアプリケーションと、NestJSで構築されたサーバーサイドのアプリケーションは、同じ言語と設計原則を共有しているため、開発者はクライアントとサーバーの一貫性を保ちやすくなります。
また、モジュール構造は、アプリケーションを論理的かつモジュールごとに分割可能です。各モジュールは独自の役割を果たしており、機能ごとに整理されるため、保守性が向上します。
さらにデコレータと注釈を使用することで、クラスやメソッドに対して簡潔で意味のある注釈を追加できます。これにより、コードの理解が容易になり、可読性が向上します。
そして依存性注入(DI)は、コンポーネントやサービスの依存関係を効果的に注入し、柔軟性とテスト容易性を高めます。アプリケーション全体のコンポーネントやサービスが疎結合であるため、保守性が向上し、変更への適応が容易になります。
なお、NestJSはExpress.jsをベースにしているため、既存のExpressアプリケーションとの統合が容易であり、Expressの機能やミドルウェアも活用できます。そしてWebSocketをサポートしている点は、リアルタイムな通信が必要な場面に強く、双方向通信やリアルタイムなイベント処理が簡単に実現できます。
最後に、TypeScriptの採用は静的型付けのメリットもあります。型エラーを早期に発見できるため、安心してコードを書くことができ、チーム全体でのコミュニケーションも円滑になります。これらのメリットが組み合わさり、NestJSは効果的で堅牢なサーバーサイドアプリケーション開発に役立つフレームワークとして人気です。
NestJSを扱う上で求められるスキル
NestJSは、現代のサーバーサイド開発において広く採用されているフレームワークである一方で、求められるスキルは多岐にわたります。
ここでは、NestJSを効果的に扱い、堅牢かつメンテナンス可能なアプリケーションを構築するために求められるスキルについて紹介します。
クラウドインフラサービスの活用
クラウドインフラサービスは、ネットワークやサーバー、ストレージなどの基盤となるITインフラストラクチャを、クラウドプロバイダが仮想的に提供するサービスの総称です。通常、インターネットを介したオンデマンドアクセスが可能であるため、ユーザーは必要な分だけ利用できます。
主要なクラウドプロバイダには、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)などがあります。これらのサービスは、企業が自社のITインフラストラクチャを構築・運用する代わりに、必要なリソースを柔軟に利用できるようにしています。
NestJSは、そのモジュール化された構造と柔軟性を活かして、クラウドインフラサービスとの統合において重要な役割を果たします。
まず、NestJSのモジュール構造はアプリケーションを機能ごとに分割可能です。それぞれのモジュールにクラウドサービスとの連携に関するロジックや設定を組み込みできるため、保守性を高めつつ、クラウドサービスとの密接な統合を可能にします。
また、デコレータや設定オブジェクトを使用することで、NestJSはアプリケーションやモジュールに様々な機能を追加できます。クラウドサービスとの接続や設定の管理においても同様であり、開発者は柔軟かつ効率的にクラウドリソースを利用できます。
TypeScriptやJavaScriptのスキル
TypeScriptとJavaScriptは、どちらも標準規格を定める国際的な規格であるECMAScript標準(European Computer Manufacturers Association)に基づいており、文法や基本概念が共通しています。TypeScriptはJavaScriptの拡張であり、型システムやコンパイル時の機能追加が特徴です。
TypeScriptは静的型付きの言語であるため、開発者はコードの品質向上やエラーの早期発見が可能です。NestJSはこの型付き言語をサポートしているため、TypeScriptの経験がある開発者は堅牢かつ型安全なコードを記述できます。
また、JavaScriptの知識を有する場合、NestJSをTypeScriptから始めずにそのままJavaScriptで利用することもできます。この柔軟性により、既存のJavaScriptプロジェクトやスキルを保持したままNestJSの導入が可能です。
Dockerなど仮想環境の構築スキル
NestJSを扱うには、仮想環境の構築スキルも重要です。
仮想環境とは、コンピュータ上で物理的な環境を模倣したソフトウェアによって作られた独立した実行空間を指します。仮想環境によって異なるプロジェクトやアプリケーションが同じコンピュータ上で異なるライブラリや依存関係を持ちながら動作できるようになります。仮想環境の構築は、PythonのvirtualenvやJavaScriptのnpm、Rubyのrbenvなど、各言語やフレームワークに特有のツールを使用して構築されますが、中でもDockerは言語に依存せず仮想環境の構築や管理を簡略化でき、アプリケーションの開発・テスト・デプロイのプロセスを効率的かつ一貫して行えるのが特徴です。
DockerはNestJSプロジェクトの環境や依存関係をコンテナに包括的に組み込むことができるため、開発者はプロジェクトを異なる環境で再現し、一貫性の保持につながります。また、コンテナは環境を隔離するため、プロジェクトごとに異なるライブラリやツールのバージョンを使用することが容易です。
また、Dockerの利用は依存関係の管理にも寄与しています。プロジェクトの必要なライブラリやツールはDockerイメージ内で管理され、異なるプロジェクト同士での依存関係の干渉の回避が可能です。
さらに、Dockerコンテナはポータビリティに優れ、簡単に異なる環境で実行できます。これにより、開発者は開発環境から本番環境へのデプロイをスムーズに行えます。プロジェクトをDockerイメージとして構築すれば、本番環境でも同じイメージを使用して一貫性を保てます。
そしてDockerはマイクロサービスアーキテクチャもサポートしており、NestJSプロジェクトをコンテナ化することで、各マイクロサービスは独立してデプロイされ、柔軟なアーキテクチャの構築が可能です。
つまり、Dockerや仮想環境のスキルはNestJSの開発において効率性と一貫性を向上させ、プロジェクトの構築やデプロイ、共有をサポートしてくれます。
NestJSを学ぶ5つの方法
NestJSを学ぶためには、以下の方法の中で自身に合った方法を試してみましょう。
- 本で独学する
- オンラインサイトで独学する
- リサーチしながら自分でアウトプットを出す
- メンターを見つける
- 転職やフリーランスとしてNestJS開発ができる会社に入る
なお、最初は公式ドキュメントを一読し、NestJSの基礎知識を身につけることができます。
NestJSを実際に試すには、Node.jsがインストールされていることを確認し、NestJS CLIを使って新しいプロジェクトを作成します。
NestJSを使用できる環境が整ってから、自身に合った方法で学習を始めましょう。
本で独学する
NestJSに関する参考書だけでも充分に学習できます。
まず、入門書を選定し、NestJSの基本的な概念や構造について学びましょう。入門書は通常、フレームワークの基礎から始まり、重要なコンセプトやパターンを解説しています。
次に、参考書に掲載されているサンプルプロジェクトや演習問題を通じて、NestJSを用いた実際のプロジェクトを構築することで、理論を実践に結びつけ、具体的なコーディングスキルの向上につながります。
参考書と並行して、NestJSの公式ドキュメントも活用しましょう。公式ドキュメントは最新の情報や具体的な使用例が掲載されており、参考書と組み合わせて学習すると効果的です。
学習が進むにつれて、学んだ知識を実際のプロジェクトに適用してみましょう。実践を通じて、理解が深まり、問題解決能力や実践的なスキルが向上します。
オンラインサイトで独学する
NestJSはオンラインサイトを通じて独学可能です。
まず、NestJSの基礎から応用までを理解するために、公式ドキュメントが非常に有益です。公式サイトを訪れ、ドキュメントを順に読み進めることで、NestJSの基本的なコンセプトや機能を習得できます。なお、NestJSの独学におすすめのサイトはUdemy「NestJSコース」です。
オンライン学習プラットフォームでは、NestJSに関するコースやチュートリアルが提供されており、ビデオ講義や実践的な演習を通じて、手を動かしながら学習することができます。
なお、YouTubeにもNestJSに関する多くの動画チュートリアルがあります。プロジェクトの構築や特定のトピックに焦点を当てた動画を見ることで、視覚的な理解が得られます。
オンラインサイトで学習した知識を実践に移すために、小さなプロジェクトから始めてみましょう。段階的に難易度を上げながら実際のアプリケーションを構築していくことで、NestJSをより深く理解し、実践的なスキルを身につけられます。
リサーチしながら自分でアウトプットを出す
NestJSをリサーチしながら自分でアウトプットを出すには、まず興味を持っているテーマやプロジェクト選びが重要です。例えば、REST APIの構築やデータベースの統合、認証やセキュリティの実装などが考えられます。
選んだテーマについてNestJSの公式ドキュメントやオンラインリソースをリサーチし、必要な知識を獲得します。関連するトピックやベストプラクティスについても調査しましょう。そして得た知識を元に、プロジェクトの基本的な構造やアーキテクチャを設計します。モジュールやコンポーネントの選定、データベースのモデルの設計などを考えます。
設計したプロジェクトを実際にコードに落とし込む際は、まずNestJS CLIを使用してプロジェクトを初期化し、必要な依存関係をインストールします。途中で問題に遭遇した場合は、ドキュメントやオンラインフォーラムを活用して解決します。
なお。学んだことをアウトプットするためにも、GitHubリポジトリやポートフォリオなど、自分のプロジェクトの共有をおすすめします。アウトプットを通じて他の開発者とコミュニケーションをとりながら、フィードバックを受けることで、新たなアイディアや改善点を得ることができ、より実践的なスキルを身につけられます。
メンターを見つける
メンターとは、特定の分野やスキルで優れた経験を有する人が、他の人々を育てるために指導する立場のことを指します。よいメンターを見つけることで、独学するよりもNestJSの理解が進みます。
また、メンターはプロジェクトを通じて実践的なサポートを提供し、理論だけでなく実際のアプリケーション開発にも取り組む機会を提供してくれるため、特に実践的なスキルを身につけたい初心者におすすめです。
さらに、メンターを通じて業界やコミュニティにアクセスする機会を得ることができます。これは将来的なキャリアの展望やネットワーキングの機会を拡大させるでしょう。
メンターを見つける際には、相手の経験やスケジュールとの適合性、相性などを考慮して選ぶことが重要です。TwitterやLinkedInなどのソーシャルメディアプラットフォームでNestJSの専門家をフォローして発信を追跡することで、メンターとなる人物を発見できます。
転職やフリーランスとしてNestJS開発ができる会社に入る
NestJSを学ぶ上で、NestJS開発ができる会社で働くことは非常に有益です。実際のプロジェクトでNestJSを使用することで、フレームワークの機能やベストプラクティスをより深く理解できます。
また、NestJSを使用する企業では、最新の技術トレンドに即した開発手法を身につけることができるため、将来的なキャリアの展望を広げる上で有益です。
なお、NestJSの開発を行う企業は、主にWeb開発やバックエンド開発に特化している企業、テクノロジー企業などが含まれます。
Webアプリケーションやウェブサイトの開発に特化している企業は、NestJSを使用して効率的でスケーラブルなサーバーサイド開発を行うことがあります。例えば、デジタルエージェンシーやウェブ開発会社などが挙げられます。
また、クラウドサービスを提供する企業は、NestJSを含むモダンなフレームワークを活用して、クラウド上でのアプリケーションの開発や運用を行っています。AWS、Google Cloud Platform、Microsoft Azureなどがこれに該当します。
さらにeコマース分野では、大規模で複雑なシステムを構築する必要があり、NestJSがその要件を満たす場合があります。eコマースプラットフォームや関連企業はNestJSを利用している可能性があります。
企業の規模や業界によっても適している企業は異なりますので、自身の興味やスキルに合った企業を見つけ、求人情報や企業のウェブサイトを通じて詳細を確認することが重要です。
NestJSでオススメな7つの本・ドキュメント
NestJSをより効果的に利用するために、正しい情報源を手に入れることが不可欠です。
ここでは、NestJSの学習に役立つ、おすすめの本とドキュメントを7つご紹介いたします。理論だけでなく実践的な書籍も多いため、開発したいサービスに併せて選んでください。
NestJS 公式ドキュメントver7日本語訳
「NestJS 公式ドキュメントver7日本語訳」は、NestJSの概要やコンポーネント、アーキテクチャ、テクニックなどを詳しく解説しています。この書籍は、NestJSの公式ドキュメントを日本語にすることで、より分かりやすく学べます。
GraphQL スターターパック
「GraphQL スターターパック | Prisma + NestJS + Next.JS製 個人ブログサイトをCloud Runで運用しよう」は、GraphQLの仕様を学び、NestJSでGraphQLバックエンドを実装し、それをNext.jsから利用して、個人ブログサイトを構築することを目的とした書籍です。本書では、GraphQL開発の流れを体験し、アプリ開発に役立てられます。また、本書で使用されている技術スタックは、Prisma + NestJS + Next.JSで構成されています。
Azure Functions の開発環境を NestJS で構築する方法
「NestJS + Azure Functions の開発環境を構築する」は、NestJSとAzure Functionsを使って、個人のブログサイトを構築するための書籍です。本書では、NestJSとAzure Functionsの基本的な使い方から、Cosmos DBの設定、TypeORMを用いたCRUD機能の実装、E2Eテストの実装まで、詳細に説明されています。
NestJS 本格入門
「NestJS 本格入門」は、NestJSを使ってAPIを作成し、テストを自動化する方法を学ぶことを目的とした書籍です。本書では、NestJSの基本的な使い方から、TypeORMを用いたCRUD機能の実装、単体テスト・E2Eテストの実装まで、詳細に説明されています。
NestJSとStripeで作る簡易ペライチECサイト
「NestJSとStripe Checkoutで簡易的な商品注文ページをフルスクラッチしてみよう」は、NestJSを使ったAPIとStripe Checkoutを利用した、簡単な商品購入ページを作成する本です。この本では、Stripeで商品登録を行う方法や、StripeのAPIキーを設定する方法などが説明されています。
ft_transcendence
「ft_transcendence – Step by Step」は、42Tokyoというプログラミング学習サイトのLevel6に位置する、ファーストサークル(基本課程)の最終課題です。
この課題では、NestJSとReactという2つのフレームワークを使って、Webアプリケーションを開発する方法を学びます。NestJSはNode.jsで書かれたオープンソースのフレームワークで、MVCやデータベースなどのの機能を提供します。ReactはFacebookが開発したJavaScriptのライブラリで、UIやコンポーネントを作成することができます。この書籍では、NestJSとReactのアーキテクチャやコード例を紹介しながら、実践的なスキルを身につけられます。
ハンズオンWEBアプリ開発Next.js×NestJS
「ハンズオンWEBアプリ開発Next.js×NestJS」は、TypeScriptとReact/Next.jsでつくる実践Webアプリケーション開発の方法を学ぶための書籍です。この書籍では、Next.jsとNestJSという2つのフレームワークを使って、Webアプリケーションのフロントエンドとバックエンドを一体化させる方法を紹介しています。
Next.jsはReactのライブラリで、静的サイトやサーバーサイドレンダリングなどの機能を提供します。NestJSはNode.jsで書かれたオープンソースのフレームワークで、MVCやデータベースなどの機能を提供します。この書籍では、TypeScriptとGraphQLという技術も使って、APIやデータの取得・変更・削除方法を学べます。
NestJSの本を選ぶときのポイントとは
NestJSの本を選ぶときは、以下3点のポイントを押さえましょう。
- できる限り新しいものを選ぶ
- 理論を理解する書籍と実装(アウトプット)までできる本の組み合わせで選ぶ
- 自分のレベル・学習段階に応じたものを選ぶ
さまざまな書籍から自身に合ったものを選ぶには、「何を学びたいのか」「現在のスキルレベルは何か」を理解することが重要です。また、NestJSは頻繁に更新されるため、最新のバージョンに対応した本を選びましょう。
ポイント①:できる限り新しいものを選ぶ
新しいNestJSの参考書を選ぶ理由はいくつかあります。まず、最新のバージョンへの対応が挙げられます。フレームワークは進化しており、新しいバージョンには新しい機能や改善が追加されることがあります。最新の参考書を使用することで、最新の機能を活用できます。
また、最新のベストプラクティスに基づいたコーディングスタイルや設計原則を学ぶことができます。プログラミングのベストプラクティスは変化することがあり、新しい参考書はその変化に即座に対応しています。
セキュリティとパフォーマンスの向上も重要なポイントです。新しいバージョンでは、セキュリティの向上やパフォーマンスの最適化が行われることがあります。最新の参考書を使用することで、これらのアップデートに迅速に対応できます。
ただし、古いバージョンに関する参考書も価値があります。最終的な選択は、自身のプロジェクトの要件や目的に基づいて行うことが重要です。
ポイント②:理論を理解する書籍と実装(アウトプット)までできる本の組み合わせで選ぶ
NestJSの参考書を理論と実装の両方をカバーするもので選ぶ理由はいくつかあります。
まず、理論を理解することは、NestJSの基本的な概念や設計原則を把握する鍵となります。理論的な知識を得ることで、フレームワークの背後にある考え方を理解し、より効果的なアプリケーションの構築が可能です。
一方で、理論を学んだ後に実装に移ることで、抽象的な概念を具体的なコードに変換する方法を学べます。また、実装によって問題解決能力やトラブルシューティングのスキルが向上します。
さらに、理論と実装を組み合わせることで学習が定着しやすくなります。理論を学び、それを実際のコーディングに落とし込むことで、知識がより深く定着します。
つまり、理論と実装を組み合わせる学習アプローチは、より総合的かつ実践的なスキルの獲得につながります。このバランスを取ることで、NestJSをより深く理解しながら、実際の開発プロジェクトへの応用が可能です。
ポイント③:自分のレベル・学習段階に応じたものを選ぶ
NestJSの参考書を選ぶ際には、学習段階に応じたものを慎重に選ぶことが重要です。
初学者の場合は、基本的な概念や基礎的な使い方からスタートする入門書が適しています。これらの書籍は、NestJSの基本を易しく説明し、具体的なコード例を通じて理解を深めるのに役立ちます。なお、初心者の方には、「NestJS 公式ドキュメントver7日本語訳」でNestJSの概要やアーキテクチャ、テクニックなどの基本を学びましょう。
また、理論を習得している中級者には、「NestJSとStripe Checkoutで簡易的な商品注文ページをフルスクラッチしてみよう」など、実践的なアプローチを採った書籍が適しています。実際のプロジェクトでの応用やベストプラクティスの理解が進みます。
また、自身のプロジェクトに即した実践的な内容を提供する書籍も選択肢に含めると良いでしょう。業界やプロジェクトの要件に合致する知識を備えることで、学んだスキルを現実の開発に直結させることができます。
要するに、学習段階に応じて理論と実践をバランスよくカバーした参考書を選ぶことで、より効果的かつ効率的にNestJSを習得することができます。
まとめ
今回はNestJSの概要やできること、学習におすすめの書籍について紹介してきました。
NestJSの学習にはさまざまなリソースがあり、初学者から上級者まで幅広いスキルレベルに対応しています。理論と実践のバランスが取れた書籍を通じて、NestJSの深い理解と実践的なスキルの向上が期待できます。
自身の学習スタイルやプロジェクトの要件に合わせて選び、着実なスキルの獲得に役立ててください。
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