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IT・Web受託案件の探し方は?受託案件を獲得するための3つのポイントと実際の受託案件を紹介!

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受託開発の特徴と直請け案件について

受託開発の4つの特徴

成果物を完成させる義務がある

受託開発とは、企業や組織などといったクライアントが求めているシステムの開発を外部に依頼し、上がってきた依頼に沿ったシステムまたはソフトウェアを受託者が開発することを指します。かみ砕いて説明するなら「クライアントから発注があったシステムを開発して納品した結果、報酬をもらう」という契約です。従って、成果物を必ず完成させなければならないという義務が発生します。

瑕疵(かし)担保責任がある

また、受託契約を結んだ際に発生するのが「瑕疵担保責任」です。瑕疵(かし)とは、想定されていない傷や欠陥、もしくは本来想定していたはずの品質を有していないことを指します。通常請負契約の場合、依頼物に瑕疵があった際、それに対する補償(補修、損害賠償、契約解除など)をする責任が発生します。これが瑕疵担保責任です。そして、成果物の完成をもって契約が完了となる受託契約においては、瑕疵担保責任が発生します。

発注側に指揮命令権がない

そして、受託契約においては発注側に指揮命令権がありません。つまり、業務委託契約はまかされた事務の処理が目的となり、労務の提供そのものは目的とはならないのです。通常の会社員の労働契約では、1日何時間と業務時間が定められており、アルバイトなどでも時給〇〇円という形で契約を結びますが、受託契約においてはそれがありませんので、発注側は「◯時に会社に来て〇〇時間働け!」などといった形で請負者に対して指揮命令することは出来ません。

検収後に一括で報酬を支払う

加えて、大きな特徴としては検収後に一括で報酬が支払われるという部分になります。例えば「3000文字のweb記事を1000円で書いてほしい」という依頼があった場合、100円を分割で10回払うという事はなく、記事の執筆が終了し、発注者の検品が終了した段階で報酬が支払われるという形になります。これもまた、成果物に対して報酬が支払われる受託契約の大きな特徴です。

直請け案件の特徴は?

プレッシャーが大きい

直請けは、元請けや1次請けと同じ意味で使われることが多いです。元請けというのは、システム開発をして欲しい会社が最初に依頼する会社のことを指します。つまり、システムを開発する段階では最上流を受け持つ会社ということです。

当然、その分報酬は跳ね上がりますが、プロジェクトの成功の可否がそのまま評価に繋がるため、「成果が出なかったらどうしよう…」というプレッシャーと日々付き合うことになります。場合によっては、まったく成果にならない代物をつくってしまうこともあります。そういった際には真っ先に矢面に立たされ、責任を追及されるでしょう。また、想定外のバグも多く常に精神的にプレッシャーを感じる機会は増えるでしょう。

ゼロから1を生み出す

ただ、直請け案件にはやりがいもあります。それは、プロジェクト自体がまっさらの状態から動かしていけるという部分です。今までなかったものをアイデアや知識を総動員して作り出すという工程は、直請け案件でないとできる仕事ではありません。そして、最上流部で仕事に関われる分、自分で判断できる裁量も大きくなり、自社の利益率を自分の裁量で調整することも可能です。また、自分でシステムを生み出すという過程に立ち会う事でエンジニアとしての引き出しやスキルの向上にも役立てられ、さらなるキャリアアップにつなげる事も可能になります。

直受け案件かどうかを見極めるポイント

直受け案件の傾向にある特徴

「直請け」を具体的な数字でアピールしている

直請け案件は、収入においても魅力的な部分が多いため「直請け」であるということをアピールしていることが多いです。そしてまた、それを具体的な数字を用いてアピールしている事も特徴です。例えば「100%自社内開発案件」や「80%直請け案件」など、具体的な数字を使って直請けである事をアピールしています。また、数値に関しては高ければ高いほど良いですが、一応の目安としては50%が1つのボーダーになってくるかと思います。

マネジメントスキルを求められる

直請け案件のもう一つの特徴として、マネジメントスキルが求められる事が挙げられます。これが求められるのは当然といえば当然ですが、2次下請けや3次下請けに仕事を依頼したり、下請けから上がってくる質問に対応したり、突如降り掛かってくる無数のトラブルを捌くスキルを必要とされる為、高いマネジメントスキルを要求されます。

ですので、直請け案件を探す際はなるべくマネジメントスキルを求められるものを第一候補として探すように心がけると良いと思います。

注意!直請け案件以外の見分け方

客先常駐が必須条件

客先常駐が必須条件になっている募集を見つけた際は、直請け案件を謳ったものであっても注意が必要です。これはどういう事かというと、客先常駐が必須という形になると、常駐先の下請けの仕事をお手伝いするという形になるからです。そうなると、この募集については2次請け以降仕事になること必至です。もし直請け案件を担当することで高収入やスキルアップ、キャリアアップを目指しているのであれば、客先常駐が必須条件となっている募集は避けたほうがいいでしょう。

大量募集をしている

そして、募集一覧に「大量募集」という言葉があった際はより注意が必要です。

これもどういう事かというと、大量募集という言葉が出ているということはシステムエンジニアに限らず、どの職種においても大量に人材が流出しているということになるからです。

つまり、人間関係や仕事環境、または福利厚生や賃金などの待遇面に関して何かしらの問題があり、それを改善せずに頭数だけでも埋めてやり過ごそうという企業である可能性があるので、一見採用されやすそうな大量募集の案件ではありますが、なるべく手は出さないようにしましょう。経験が浅い時期や、早く仕事を決める必要があるときには、ついつい誘惑されてしまいがちな言葉ではありますが、長い目で見ればプラスになることはありません。

こういった案件を見つけたときほど気を付けるようにしましょう。

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IT・Web受託案件を獲得する4つの方法

フリーランスのエージェントを活用して受託案件をうける

まず、IT・Web受託案件を獲得する為の方法として、1番手っ取り早いものとしては、フリーランスのエージェントを活用して受託案件を受ける事が挙げられます。フリーランスのエージェントを活用することで、個人ではなかなか辿り着くことが出来ない大手や高単価の案件を紹介して貰えることが出来ます。

個人のツテでこのような優良案件に届けばそれは一番いいやり方と言えますが、やはりそれにも限界があります。また、契約や税金周りについてもエージェントのサポートを受けながら話を進めることが出来るため、自分の案件をこなすことに集中できます。

友人や知人・前職の同僚などから受託案件を紹介して貰う

2つ目のやり方としては、先ほどお伝えしたとおり友人や知人・前職の同僚などから受託案件を紹介して貰うことになるかと思います。受託案件を契約までこぎつける為に必要な事として、やはり先方からの信頼を得られているかどうかが大きなカギになってきます。その点、友人や知人・前職の同僚は仕事ぶりを理解してくれている分、より良い単価の案件を請け負える可能性が高くなります。

しかしながら、案件の量やフリーランスの満足する案件を常に得られるわけではありません。また、やはり先方の善意に頼る形になるので、必ず案件を貰えるというわけではありません。特に、案件の量という意味では、友人や知人、前職の同僚の企業側での役割にも依存することになりますので必ずしも案件が出てくるとも言い難いです。

ポートフォリオを公開しSNSなどで受託案件を募る

3つ目は、自分自身で過去の実績となるポートフォリオを公開し、TwitterなどといったSNSを用いて受託案件を募集するという形になります。自分自身のこれまでの実績件数や実績内容といった様々な経験を売りにしていくことで、案件の受注度を高くする可能性が高まります。

SNSは幅広い世代が使用している事や企業側もチェックしている事がありますので、自分自身がSNSに公開している情報であったり案件が先方とニーズとマッチすれば、案件を受注できる可能性が高まります。しかしながら、SNSは競争率も高く、さらに企業側に注目してもらえるコンテンツづくりも非常に重要な要素となります。またコンテンツもフリーランスの能力を図る道具の1つとなりますので、SNSでの紹介においては質を落とすことはできませんね。

クラウドソーシングを活用して受託案件をうける

4つ目はクラウドソーシングを活用して受託案件を受ける方法になります。クラウドソーシングのサイトはネット上に数多く存在しています。もしかしたら皆様の中にもクラウドソーシングサイトに登録した経験がある方も多いかと思います。クラウドソーシングサイトのアカウントを作り、登録をすることによって、各案件の条件を個別に見ながら依頼元にメッセージを送ったり、コンタクトを取ることが比較的容易に出来ます。

また、クラウドソーシング上で安価な案件や初心者向けの案件を受けながら実績を作る事で、その実績を基に発注者から直接コンタクトが来る場合もあります。エージェントほど手厚いサポートを受けられるわけではありませんが、クラウドソーシングサイトもエージェントのような形と言ってもいいでしょう。

クライアントから受託案件を獲得するための3つのポイント

① クライアントのニーズを的確に捉えること

案件によって、クライアントが求めるものは変わっていきます。

クライアント毎に要求されるスキルやポイントは異なります。そこを掴めるか掴めないかがクライアントから受託案件を獲得できるかどうかを分けるポイントになってくるかと思います。

その為にはまず、募集に記されている案件の詳細をくまなく読み込み、クライアントは何を求めているのか、いないのかを読み取る必要があります。それが出来ないと先方が求める成果物とは全く異なっていたり、ズレてしまうリスクを孕んでしまいます。そうなってしまうとクライアントからの信頼や評価を得る事が出来ず、継続的な案件に繋がらない可能性が高まります。ですので、クライアントのニーズを的確に捉えることが必要になってきます。

② 期待値の調整

期待値の調整とは、自分には何が出来て、何が出来ないのかを自分の中で明確に把握・理解をして、それをきちんとクライアントに伝える事です。これが出来るようになると、自分のスキルや特徴にマッチしないということが無くなります。

自分が頑張れる範囲を把握して、その範囲で仕事や目標を立てるということはエンジニアとしてだけではなく、学生や一般のサラリーマンにも言える事であります。身分不相応な目標を立てたり、自分の能力やキャパシティに見合わない仕事を安請け合いしてしまうと、本来できるはずの事すら出来なくなってしまい、自分自身のメンタルヘルスや社会的信用に影響を与えるだけでなく、信頼して仕事を任せてくれたクライアントにも迷惑が掛かってしまいます。そうなってしまうと双方にとって損ばかりになってしまいます。

そういった意味でも、自分自身のキャパシティや能力を理解して、それを正確にクライアントに伝える事は何よりも重要になってきます。

③ 主体的な提案をすること

アジェンダの作成、プロジェクトのスケジュール感など、相手が安心して任せられる状態を自ら作ることが重要です。クライアントから受託案件を獲得するためのポイントとしては、主体的な提案をすることが重要になってきます。案件全体の計画性を明確にする為にもアジェンダの作成・提示をする事も重要ですし、プロジェクトのスケジュール感やざっくりとした行程表をきちんと示しておくことで、クライアントが安心して仕事を任せられる状態をきちんと作る事が重要になってきます。

それもまた、クライアントから促されて作成するのではなく、自ら作成・提出することでクライアントからの信用を得る事が出来ます。逆に、そこの部分が不明確になると「この人は案件をきちんとこなしてくれるのだろうか」「納期に間に合わせてくれるのだろうか」と不信感を持たれる要因となってしまいます。以上の要因からも、案件が決まったらすぐにでもアジェンダを作成し、プロジェクトのスケジュール感などをきちんとクライアントに伝える事が必要になります。

Webの受託案件をうける際にオススメなエージェント

ITPROPARTNERS

週5日や6日もお仕事をしたくない!自由なライフスタイルを実現する為の強い味方になってくれるのが、このITPROPARTNERSです。週2、3日の案件も多数あり、少ない日数で稼ぎながら独立や起業に挑戦したい方にもおススメです。

また、取引社数も3500社以上あり、案件も豊富で直請け案件なのも魅力の一つです。起業家・フリーランスの支援をするために立ち上がったサービスである為、リモートワークやフレキシブルな働き方が出来るのも特徴です。

Midworks

Midworksの特徴としては、案件を3000件以上抱えており、給与保障や福利厚生が充実している点にあります。給与保障は契約が切れて仕事がなくなった期間に、想定単価の80%が貰える仕組みで、給与保障の期間は1ヶ月です。福利厚生に関しては生命保険料の半額補償、賠償責任補償など、正社員並みの待遇の手厚さが特徴のエージェントになります。

フリーランスの収入と、正社員の安定の両方を実現したい欲張りな方におススメなのが、このMidworksになります。

フリエン

フリエンという社名の由来は「フリーランス」と「エンジョイ」を組み合わせた造語になります。「全てのエンジニアを自由に!」がコンセプトに掲げているフリエンは、設立以来成長を続けています。

案件数の総数はなんと1万件を超えており、フリーエンジニアを対象としたエージェントとしてはもちろん業界最大規模になります。またフリエンの最大単価は180万円にも上り、平均単価は72万円と、80%以上ものフリーエンジニアが収入がアップしたと答えているほどです。多数の案件の中で収入アップを狙いたい方におススメなのが、フリエンになります。

まとめ

直請け契約を掴むために必要な事として、エージェントを利用したり、ツテを頼ったり、snsやクラウドソーシングサービスを利用するなどのやり方は多岐にわたります。ただ、せっかく苦労して案件を掴んだとしても、クライアントのニーズを掴めなかったり、期待値の調整や作業の行程を示す事が出来ずにクライアントの信頼を損なってしまうのは余りにも勿体ないです。ただ、そういった失敗や苦労を経験して初めて分かることもあるかと思います。ですので、案件数をこなす事でスキルが上がってくる部分も大きいかと思いますので、案件をこなす事に集中できるフリーエンジニアを対象としたエージェントを利用することが一番の近道なのではないかと考えます。

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