1. TOP
  2. エンスタマガジン
  3. 学習
  4. アートディレクターが資格を取得するメリットとオススメな資格一覧

アートディレクターが資格を取得するメリットとオススメな資格一覧

はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

コラムページでは、ITフリーランスに向けてお役立ち情報を発信します。Twitterではホットな案件を紹介してまいりますので、ぜひフォローをお願いいたします!
本記事が、皆様の参考になれば幸いです。

経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。

エンジニアスタイルは、最高単価390万円、国内最大級のITフリーランス・副業案件検索サービスです。アートディレクターのフリーランス・副業案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

アートディレクターに資格が必要?

 アートディレクターというのは、美術や芸術などの制作物を世に送り出していくにあたっての最高責任者のような人のことです。憧れる職業であるアートディレクターは、コミュニケーション能力や、マネジメントスキルなど他にもたくさんの事が求められるため、経験を積むことがとても重要になります。そのため、アートディレクターになるために資格を重視する必要はありません。ですが、取得することに関して損をすることはありません。知識の証明ができたり、説得力も身についたりできます。

 資格を獲得するタイミングとして、体系的に学ぶチャンスもあるため、実務経験を積んだ後に勉強して受験することがおすすめです。

アートディレクターが資格を獲得する4つのメリット

実際に資格を獲得した際、どのようなメリットがあるのか大きく4つに分けて説明します。

スキルの証明になる

 これは、ほとんどの職業に当てはまることですが、資格を獲得すれば自分の努力の証であり、スキルの証明にもなります。また、仕事をする際の相手からの信頼されやすいメリットもあります。

資格手当が出る

 特定の資格を保有している場合や、資格試験に合格して資格を獲得した際に企業から資格手当がでます。資格手当の条件に関しては、法律上で規定されているというわけではないため、企業ごとに異なります。仕事の際に持っていれば役に立つ資格を対象としている企業が多いようです。

転職の際に有利

 転職をする際、自分の能力を証明できて、学ぶことに関して意欲的な人だと印象付けられることも資格を獲得すればできます。例え経験が浅くても、資格を獲得していることでカバーすることもできます。要は、経験が浅くても資格を獲得しているという証明があれば、意欲的な人だという印象を付けることができて、とても有利です。

年収アップにつながる

 会社にもよりますが、資格を獲得することで、先ほど説明した資格手当がもらえます。そして、毎月の給料が増えて年収アップにもつながります。

アートディレクターにオススメしたいベース資格

基本情報技術者試験

  • 各資格の特徴と概要

 基本情報技術者試験とは、アートディレクターを含めた他にもプログラマーやシステムエンジニア等に向けたIT系の入門編のような国家資格です。

 この試験の内容は、コンピューターシステムの基本的な動作の仕組みや、データベースやネットワーク、セキュリティなどの基本的な知識から、システムやソフトウェアを開発する過程とかも理解することができます。情報処理分野以外にも、企業経営やマネジメントに関しての知識も問われます。

  • 取得する価値・メリット

 この資格を獲得するメリットとして、企業からの高い評価が得られやすくなります。さらに、この試験は、実務経験がある人にとってはものすごく有利であるため、経験を積むほど合格する確率が高くなるかもしれません。

公式HP:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験

応用情報技術者試験

  • 各資格の特徴と概要

 応用情報技術者試験とは、情報処理推進機構が試験を実施しているIT系の国家資格です。IT系でより上を目指すには打って付けの資格です。この資格は、難関資格のため合格率が低くとても難しい試験になっています。

 この試験の内容は、コンピューターやITなどについての応用的な知識や、技能が求められる問題が出されます。その他にも、マネジメントやストラテジーについての応用知識も必要です。

  • 取得する価値・メリット

 これは難関資格であるため、合格することはとても難しいですが、その分とても多くのメリットがあります。

 国家試験の一部を免除することができます。企業によって変わりますが、資格手当の対象にもなります。そして、アートディレクターをはじめ、省庁や、官公庁、教員でも通用するくらいのとても高い評価を受けられ、自分のキャリアを広げることもできます。

公式HP:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:応用情報技術者試験

ITパスポート

  • 各資格の特徴と概要

 ITパスポートは、ITを利用する社会人や未来の社会人である学生が備えておいた方が良い基礎的な知識を証明できる国家資格のことです。社会人として必要なIT知識の基礎能力を経済産業省が認定しています。

  • 取得する価値・メリット

 ITパスポートの資格を獲得すれば、メリットとして、ITに関する幅広い知識が身についているという証明になります。そして、ITについて基礎的な仕組みや知識、業務の際に扱うネットワークについて把握することができる価値もあります。

公式HP:【ITパスポート試験】情報処理推進機構 (ipa.go.jp)

アートディレクターにオススメしたい7つの資格

Webデザイン技能検定

  • 各資格の特徴と概要

 webデザイン技能検定とは、web制作で必要となるwebデザインやシステム構築などの知識や技能、実務能力も試される試験です。この資格は、web業界で唯一の国家資格です。この試験は、3級から1級まで問題のレベルが分かれていて、実技試験と学科試験の両方に合格する必要があります。

  • 取得する価値・メリット

 この資格は、未経験からwebデザインに関わる際に相手に意欲的でスキルのある人だとアピールすることができます。アートディレクターとしての経験を積んで入れば、自分の能力を確かめてみたり、新しいことを学んだりするために受けるという価値もあります。

 

公式HP:ウェブデザイン技能検定 – ウェブにかかわる全ての人のための、国家検定 (webdesign.gr.jp)

Webクリエイター能力認定試験

  • 各資格の特徴と概要

 webクリエイター能力認定試験とは、ホームページ制作に必要な知識が必要となる民間試験です。この試験は、スタンダードとエキスパートの2種類があります。実技試験が主体になっていて、エキスパートのみ知識問題があります。

 スタンダードは、ホームページ制作に必要な最低限の知識が求められます。エキスパートは、画像編集の技術などスタンダードより深い知識が求められます。

  • 取得する価値・メリット

 この資格を獲得するメリットとして、webデザインについての証明になるのはもちろん、体系的にwebサイト制作に関する技能が身についていきます。そして、企業から資格手当がもらえるかもしれないというメリットもあります。

公式HP:Webクリエイター能力認定試験|資格検定のサーティファイ (sikaku.gr.jp)

 

PMP

  • 各資格の特徴と概要

 PMPとは、プロジェクトマネジメント・プロフェッショナルの略であり、アメリカの非営利団体が主催しています。この資格は、プロジェクトマネジメントのスキルを証明できる国際資格です。受験者は、マネジメントの経験や知識以外に、実務的内容やその姿勢なども問われます。

  • 取得する価値・メリット

 この資格は、職種・業種はあまり関係がなく、誰でも取得すればこの先の仕事に活かしやすいというメリットがあります。スキルアップについては、今後業務を効率よく進めることができるようになっていきます。

公式HP:PMI® 試験・資格について|一般社団法人 PMI日本支部 (pmi-japan.org)

CIW

  • 各資格の特徴と概要

 CIWは『Certified Internet Web Professional』の略で、アメリカのCertification Partner社によって運営されている資格です。この資格は、全世界で20万人の取得者がいて国際的に通用する資格となっています。windowsやlinuxなどの業界標準の知識が試験で必要です。この試験は、学生からすでにIT業界で働いている人も受けています。

  • 取得する価値・メリット

 スキルや知識があることを客観的に証明できます。それ以外では、この資格は国際資格のため、世界各国でも通用するのもメリットです。

公式HP:California Institution for Women (CIW) – California Department of Corrections and Rehabilitation

 

HTML5プロフェッショナル認定試験

  • 各資格の特徴と概要

 これは、web標準言語についての知識と技能を確認する試験のことです。LPI-Japanが運営しています。この試験の受験資格は特に制限はなくだれでも受験できます。ウェブ制作でのフロントエンドの領域についての知識を特に理解する必要がある試験になっています。

  • 取得する価値・メリット

 まず、フロントエンドスキルについて知識が身について、証明することができるというメリットがあります。IT系やweb系の仕事で特に有利に活用できます。他にも、企業によりますが資格手当や報酬金がもらえるかもしれません。

公式HP:Web資格なら「HTML5プロフェッショナル認定試験」公式サイト (html5exam.jp)

PHP技術者認定試験

  • 各資格の特徴と概要

 この資格には、PHPについての技術を問われる試験があります。PHPは、Hypertext Preprocessorの略です。

 この試験の難易度は、「初級」「上級」「認定ウィザード」の3つがあります。初級は、主に学生向けの内容で基礎的な知識が必要です。上級はPHPの基礎に加え、実用的なプログラミング技術が必要になります。一番難しいといわれる、認定ウィザードは、上級合格後、2年以内に受験する必要があります。内容は、研究論文か、コードを提出して審査を受けるというスタイルです。

  • 取得する価値・メリット

 この資格は、たくさんいるPHP技術者で、技量の差が大きいという問題があります。もし、取得すれば技量の差をカバーでき、PHPエンジニアとしての実力を客観的に証明してくれるアピールにもなります。

公式HP:PHP技術者認定機構 – 体系だてたPHP学習の総チェックにいかがですか? (phpexam.jp)

ウェブ解析士

  • 各資格の特徴と概要

 この資格は、ウェブ解析・webマーケティングの知識を身に付け、これから活躍できる人材を養成するものです。試験の内容は、インターネット環境を駆使して60分間の4択問題があります。webマーケティングについて初めて触れた人が受けている人が多いという特徴もあります。

  • 取得する価値・メリット

  この資格は、webマーケティングについて知識を深めたい方にはとても大きなメリットです。資格を取得すれば、デザイナーやエンジニアなど様々な職種で扱えるため、新しい人脈も広がります。自分の可能性がとても広がります。

公式HP:ウェブ解析士協会 | 「実務に役立つ」からこそ選ばれる、デジタルマーケティングの実践的資格〈ウェブ解析士〉 (waca.associates)

アートディレクターのキャリアパス

事業会社のCDO

 CDOは、「Chief Data Officer」の略で、最高デジタル責任者のことです。CDOは経営者目線で、自社のデジタルシフトやビジネスモデルなどを変革します。そして、組織のDXを推進させる役割もあります。

 日本では、CDOの設置率が低いですが、とても必要な存在です。デジタル技術を駆使して、新しいビジネスを創出することが求められます。新しいビジネスを創るためには、自由で活発なデータ活用ができるように組織横断的な環境づくりがCDOとして求められます。これらのDXを推進させていくには、社内全体の意識改革ができ、経営サイドに強い権限を持ったリーダー的存在が必要不可欠です。

フルスタックエンジニア

 フルスタックエンジニアは、様々な技術が身についているエンジニアのことを指します。マルチエンジニアとも言います。オールラウンダーのため、具体的な職種はなく、仕事内容も多岐にわたります。フロントエンド開発や、バックエンド開発、インフラ構築など様々です。

 フルスタックエンジニアになるには、「プログラミング言語」「ミドルウェア・OSスキル」「クラウドサービス」の主に3つの必要なスキルがあります。この仕事は、高収入の傾向にあるため、より上を目指すには経験も重要です。

フリーランス

 アートディレクターには、フリーランスとして働いている方も多くいらっしゃいます。フリーランスでは、会社員より収入が多くもらえたり、複数の案件を掛け持ちできたりするメリットがあります。ですが、効率よく仕事をこなしていける人でないと厳しいです。アートディレクターでフリーランスをやるのは、経験や実績などもちろん重要ですが、税金や保険などを負担する必要があるため、会社員と比べて注意することは多くなります。

まとめ

 アートディレクターにおすすめの資格を紹介してきました。必ず取得するべきというわけではないが、持っていて損はない資格が多いはずです。経験を積んでから資格取得の勉強に励んでみてください。自分の可能性が広がります。もちろん、資格取得の勉強からしてみても良いかもしれません。スキルの証明にもつながるからです。

SNSシェア
CATEGORY
学習
新規会員登録エージェントとの初面談1社につきAmazonギフト券3,000円分全員にプレゼント!

あわせて読みたい関連記事


エンジニアスタイルでアートディレクターの案件を見る

おすすめ&新着求人・案件


各種SNSで情報を
発信中フリーランスで働くエンジニアに役立つ情報を発信しています。
フリーランス求人・案件の選び方や注意点、単価を上げるコツなどをエンジニアスタイルの編集部が発信しています。
フォロー・友達に追加していただき最新の情報をGETしてください。