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Microsoft Azureのオススメな4つの学習方法とは


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Azureとは?

「Azure」をご存知でしょうか。

名前は聞いたことがあるけど、実際はどういうものなのかさっぱりわからない、なんて方もいらっしゃるかと思います。

ここでは、Azureの概要や特徴、使い方について詳しく説明していきます。Azureについて理解を深めたい、Azureについて学習を進めていきたいと考えている方は、ぜひこちらの内容を参考にしてみて下さい。

Azureの概要

Azureは、Microsoftが提供するクラウドプラットフォームサービスです。クラウドプラットフォームとは、作業に必要なシステムがクラウド上に置かれたプラットフォームのことを指します。

Azureを利用することで、事業者が提供するサービスに必要なホストやデータベースなどの設備を全てクラウド上に準備することができます。設備投資や保守要員が不要となるため、初期導入コストを抑え、サービスを早期に立ち上げることが可能となります。サービスの開設や運用もクラウド上で行うことができるので、在宅ワークに対応することも可能です。

Azureは、AmazonのAmazon Web Services(AWS)、GoogleのGoogle Cloud(GCP)と合わせて世界三大プラットフォームと呼ばれており、多くの開発者に利用されています。

Windowsとの親和性が高く、Microsoft製品を利用している会社で導入されるケースが多いようです。

データセンターの数が多く、データ遅延が発生しにくい点も特徴の一つです。日本にも、東京・埼玉・大阪の3地点にデータセンターが設置されており、それらは地震の発生を想定して免震構造を採用しています。

また、Microsoftが所有しているデータセンターやバックボーンネットワークの一部を使ってサービスを提供することも可能なので、必要に応じてリソースを拡大して対応することもできます。

グローバルに展開している企業はAzureを導入することが多いようです。

Azureでできること

Azureは、事業者がクラウドサービスを開発・運用するために必要な機能を兼ね備えています。それらの機能を活用することで、事業者はより効率的に業務に取り組むことができるのです。

ここでは、特に代表的な機能を5つ紹介いたします。Azureの導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

Azure Active Directory

Azure Active Directoryは、クラウド上でサービスを利用する際にID管理とセキュリティ保護を行う機能です。Microsoftが提供する各種クラウドのアクセス管理を行います。

「シングル・サインオン」を利用すると、1つのIDで複数のアプリケーションへアクセスすることができます。

IDを統合的に管理することができるので、退社や部署移動など、人事に移動が起きた際も、権限の変更を確実に行えます。アカウントの認証情報を一括で管理することができるので、IT管理者の工数削減にも有効です

Azure AI

Azure AIは、AIに関する専門知識がなくとも利用することができるAI機能です。AI機能を利用することで、機械学習モデルの構築やデプロイ、ボットサービスの作成などを容易に行うことができます。

また、音声認識や画像認識などのAI機能をアプリケーションに組み込むことも可能です。

ナレッジマイニング機能により、人間には困難なレベルのデータ分析を行うこともできます。

Azure DevOps

Azure DevOpsは、システム開発から運用までを効率的に進めるためのツールを提供しているサービスです。Azure上でアプリケーション開発プロセスを実現し、共同作業の効率化を目指すことができます。

ダッシュボードやカスタムレポートを追跡して作業追跡を行える「Azure Boards」や、あらゆる言語、プラットフォーム、クラウドに対応したCI/CDを使用してビルドやデプロイができる「Azure Pipeline」などがAzure DevOpsに含まれます。

Azure Storage

Azure Storageは、サービスの運用に必要な、耐久性、可用性、拡張性、信頼性に優れたストレージをクラウド上に提供する機能です。より簡単に言えば、データをクラウド上に保管する機能です。

Azure Storageにはさまざまなストレージサービスが含まれており、格納するデータの種類や目的によって、ストレージサービスの種類は変わります。

Azure App Service

Azure App Serviceは、Webアプリケーション開発の基盤を提供するサービスです。さまざまな言語やフレームワークを用いてアプリケーションを開発し、クラウド上でサービスを運用することができます。

アプリケーション開発を行う人が重宝している機能です。

Azureのオススメな4つの学習方法

クラウドサービスの展開に有効なAzureですが、活用するためのスキルを身につけるにはどのような方法で学習を進めるべきなのでしょうか。

適した学習方法というのは人によって様々です。ここではAzureのオススメな学習方法を4選紹介していきます。

ぜひあなたにあった学習方法を見つけてみてください。

Azure のエントリー向けの認定資格試験獲得を目指す

Azure認定資格は、Microsoftの認定資格試験であるMCP(Microsoft Certification Program)の一種であり、これを取得すると、Azureに関する知識やスキルが認定されます。

このような専門資格の取得を目指すことで、身につけるべきとされる基本的な知識を身につけることができますし、Azureに関する理解を深めることもできます。実用的な知識を覚えることもできるでしょう。

また、専門書や参考書も多数販売されているので、Azureのスキルを身につけたいものの、どこから手を付けたらいいのかわからないという方は、資格の取得を目指してみてもいいと思います。

Azure公式ドキュメントの概要やリソースを読む

Microsoft社は、Azureに関するドキュメントやリソースを無料で公開しています。これらのドキュメントやリソースには、Azureの概要や使い方などが書かれています。

公式のドキュメントやリソースを読む学習のメリットといえば、お金をかけずに正しい情報を身につけることができる点でしょう。インターネットに公開されている情報を元に進める学習は、お金をかけずに多くの情報を仕入れることができますが、その情報が虚偽であったり、最新のバージョンでないことも多々あります。

しかし、Microsoftが公式に発表しているドキュメントやリソースであれば、信ぴょう性は十分ですし、情報は随時アップデートされているはずです。

Azureに関する正しい情報を仕入れていきたいと考えている方や、お金をかけずに学習を進めたいと考えている方は、ぜひこれらのドキュメントやリソースを読んで、基礎知識を身につけてみてください。

オンライン学習サイトを活用する

人気のクラウドプラットフォームであるAzureは、オンライン学習サイトでも専門のコースが開設されていることが多いです。

Azureを利用して実際に開発を行うコースや、先ほどお話したAzureの認定資格取得を目指すためのコースなど、内容はさまざまで、利用者のニーズに合わせたコースを選択することができます。

自分で調べて学習を進める方法よりも、授業形式の学習方法の方が身につきやすいという方は、ぜひオンライン学習サイトの利用を検討してみてください。

書籍を買って学ぶ

Azureは専門書籍も多数発売しています。Azureの概要や機能を説明する初心者向けの内容の書籍から、実際にAzureを用いて開発を行うことが想定された発展的な内容のものまで、幅広く展開されています。

書籍を利用した学習方法のメリットは、自分のペースで学習を進めることが出来る点です。業務の間のスキマ時間や、寝る前の短い時間でも学習をすることができるので、忙しい日々を過ごしている方には、書籍を購入してAzureを学ぶ方法がおすすめです。

Azureの基礎から勉強していきたい場合

ここでは、Azureの基礎をきちんと固めたいという方におすすめの勉強法についてご紹介します。

Azureに興味があるものの、知識が曖昧のままでは、数ある機能やサービスを使いこなすことはできません。どのように学習を進めるべきなのかが分からないという方はぜひこちらの方法を参考にしてみてください。

Microsoft Learnを活用する

Microsoft Learnは、Microsoftの各種サービスの使い方をハンズオン形式で学ぶ事が出来るサイトです。こちらを活用することでAzureの使い方を学ぶことができます。

Microsoft Learnの特徴の一つに、学び方を自分でカスタムできるという機能があります。Microsoft Learnには「ラーニングパス」と「モジュール」の2つの学習方法があり、「ラーニングパス」は同テーマの複数の内容を1つにまとめたもの、「モジュール」は同テーマの複数の項目の中から1つを選んだものとなっています。まとめて一気に学習を進めたいという方は「ラーニングパス」を、ひとつひとつ着実に学んでいきたいという方は「モジュール」を選択するという形で、自分に合った方法を選べるのです。

また、レベルも初心者向けから上級レベルまで幅広く展開されています。Azureの場合、初心者向けのレベルでは、「Azureの基礎」「Azure アカウントを作成する」などが、上級レベルでは「Azureでクラウドアプリケーションを保護する」「Azure Active Directory でIDとアクセスを管理する」などが展開されています。

自分のレベルに合わせて学習を進めることができるので、Azureの基礎を勉強したいと考えている方はぜひMicrosoft Learnを利用してみてはいかがでしょうか。

オンライン学習サイトを活用

授業方式で学習を進めることができるオンライン学習サイトを活用するというのも、Azureの基礎を勉強するには有効です。

ここでは、Azureの基礎学習におすすめなオンライン学習サイトを2つ紹介いたします。オンライン学習サイト選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

Udemy

UdemyはデザインやIT・ソフトウェア開発、また自己啓発やビジネススキルに至るまで、幅広いジャンルの動画学習を体験できるオンライン学習サイトです。210000以上に及ぶ豊富なコースの中から、自分が学びたいものを選ぶことができます。

Azureに関するコースも4700件以上存在しています。中には日本人講師による講義もあるため、英語側からないという方でも安心して受講することができます。

基礎知識を身につけるための内容から、認定資格の取得を目指す内容まで、さまざまな種類のコースがあります。ぜひあなたに合った内容を探してみてください。

Schoo

Schooは双方オンラインで学習を進めることが特徴のオンライン学習サイトです。動画学習とは違い、講師がリアルタイムで行っている授業に参加する形なので、分からない点があればすぐに質問することができます。また、講師から問いかけられることもあるので、主体性をもって授業に参加することが可能です。

Azureに関するコースも多数展開されています。中でも「Microsoft Azure入門(2021年版)」では、新卒エンジニアや、Azure初心者に向けて、最新のバージョンのAzureに関する内容が丁寧に解説されています。Azureの主要サービスやセキュリティ、活用事例まで、Azureの概要をしっかりと学ぶことができます。

講師とやりとりをしながらAzureに関する知識を深めたいという方は、Schooをチェックしてみてください。

Azureのウェビナーやイベントも確認しておく

Microsoft社が主催するウェビナーやイベントに参加するのもおすすめです。

公式主催のウェビナーやイベントでは、Azureを実際に利用している開発者やIT担当者による話を聞くことができます。

実際に現場で活用するときの様子を知りたいと考えている方や、利用者の声を聞きたいという方、また最新の情報を仕入れたいと考えている方は、Azureのウェビナーやイベントを確認するのもおすすめです。

Azureを書籍で勉強したい場合:オススメの書籍とは

ここでは、書籍を買ってAzureの勉強を進めようと考えている方にオススメの書籍を紹介します。

Microsoft Azure実践ガイド

Azure利用を検討している開発者や技術者をターゲットとした本書では、Azureの概要から導入の流れ、そして仮想ネットワークに関する説明やID管理に関する内容まで、Azureを利用するにあたって必要な情報が詰まっています。

説明が詳細なので、IT技術者であれば難なく読み進めることができるでしょう。

現場でAzureを活用しようと考えている方はぜひ読んでみてください。

Azure定番システム設計・実装・運用ガイド

本書の著者はMicrosoft社のAzureサポートチームの現役サポートエンジニアです。著者が日々のサポート業務で培ったAzureのノウハウが詰め込まれています。

既存環境をAzureに移行するというシナリオに沿って、なぜそのサービスを使う必要があるのか、どのようなことに注意して構成する必要があるのかといった内容を学ぶことができます。

全体像と用語がよくわかる!Microsoft Azure入門ガイド

本書では、Azureの必須知識が綿密に解説されています。図を用いた解説が多いため、初心者の方でも理解しやすい内容となっています。

サーバーやストレージといった基本的なサービスから、AI・機械学習などの最新技術に至るまで、Azureがどのような働きをするのか、しっかりと学習することができます

Azureに関する基礎知識を身につけたいと考えている人にオススメの本です。

Azureのアウトプットはどのようにすれば良い?

学習した内容のアウトプットには、公式ドキュメントの「チュートリアル」を活用する方法がオススメです。

説明に沿ってAzureを実際に使用することで、より理解を深めることができます。現場でAzureの活用を考えている方は、実践で使う前に、「チュートリアル」で使用感を体験しておいてもいいかもしれません。

7段階のステップをすべてクリアできれば、Azureを問題なく使いこなすことができるでしょう。

まとめ

今回は、Azureの概要やオススメの学習方法についてお話していきました。いかがだったでしょうか。

便利なクラウドプラットフォームであるAzureは、今後もさらに知名度を高め、多くのユーザーに利用されていくでしょう。

Azureのスキルを身につけておくことで、エンジニアとしての市場価値も高まる可能性があります。興味のある方はぜひ勉強してみてください。

ご覧いただきありがとうございました。今回の内容が参考になれば幸いです。

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