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【2023年最新】Angular.jsでフリーランスは稼げる?案件の傾向と単価を上げる方法を徹底解説

はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

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本記事が、皆様の参考になれば幸いです。

経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。Angular.jsのフリーランス案件の一例と、案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。


Angular.jsとは

Angular.jsはユーザーインターフェースを開発するためのJavaScriptフレームワーク

Angular.jsは、Googleと個人や企業のコミュニティによって開発されました。ベースが完全にJavaScriptで書かれたオープンソースであり、WEBアプリケーションを簡単に構築できるようにしたJavaScriptフレームワークです。

名前が似ている「Angular」というJavaScriptフレームワークがあります。こちらもAngular.jsと同様にGoogleと個人や企業のコミュニティによって開発されましたが、ベースがTypeScriptで書かれており、両者は互換性のない別物です。

GitHubでのスター数が2位(2018年)

GiitHubでのスター数がVue.jsに続いて2位となっています。

3位には後継となるAngularがランクインしています。

  • 1位.Vue.js(116,000)
  • 2位.Angular.js(113,000)
  • 3位.Angular(59,200)
  • 4位.jQuery(50,100)

Angular.jsの特徴

Angular.jsの一番の特徴は、フルスタックフレームワークであることです。シングルページアプリケーション(SPA)の開発には、双方向データバインディングやAjax通信、ルーティングなどの機能が必要となりますが、Angular.jsはこれらの機能を簡単な記述で呼び出せます。

Angular.jsは主に下記のような機能を持っています。

  • 双方向データバインディング機能
  • HTMLテンプレート機能
  • Ajax通信機能
  • ルーティング機能

では、上記の機能について1つずつ簡単に説明していきます。

双方向データバインディング機能

双方向データバインディング機能は、Angular.jsの機能の中でも最も代表的な機能です。これは、View(HTML)とModel(JavaScript)で変数の値を自動的に同期できる機能です。つまり、JavaScriptによるモデルの変更とユーザーの入力によるフィールドの変更が双方向になり、イベントリスナーなどで監視する必要がなくなります。

HTMLテンプレート機能

Angular.jsは、HTMLをテンプレート言語として使用します。制御構造やUIコンポーネントは、カスタム属性として使用します。また、二重中括弧で式をマークアップし、ロジックを記述できます。

Ajax通信機能

Angular.jsは、Ajax通信機能を有しており、HTTP通信をするためのAPIであるXMLHttpRequestを利用してサーバーと非同期通信ができ、動的なページを実装できる。

ルーティング機能

ルーティング機能は、シングルページアプリケーション(SPA)の開発には欠かせない機能です。この機能を使うことで、リクエストされたURLに応じて処理を受け渡す先を選択でき、ページの一部を動的に表示できます。

エンジニアがAngular.jsでフリーランス案件を獲得するメリット

ここからは、WEBエンジニアがAngular.jsでフリーランス案件を獲得するメリットについて説明していきます。

需要に対してエンジニアの数が足りていない

近年は、シングルページアプリケーション(SPA)のWEBアプリケーションやWEBサービスが増えています。こうしたことから、Angular.jsを利用した開発が増えています。そのため、こうした開発の需要に対してエンジニアの数が足りていない現状があります。

案件数が豊富にある

Angular.jsは、前述にもあるようにフルスタックフレームワークです。ですので、企業向けの業務アプリケーションやサービスなどの管理系画面の開発といったような大規模開発に向いています。

案件の募集は定期的にされており、大規模開発の案件が多いことから長期間の案件に携わることも多いです。エンジニアスタイルに掲載されている案件数を見ると、1,200件を越えています。(2022年5月時点)

リモートワーク可能な案件も多い

これはAngular.jsの案件に限った話ではありませんが、WEBアプリケーションなどの開発案件では、リモートワーク可能が多いのも特徴です。

進捗確認など必要に応じてオンラインミーティングをする場合は多いと思いますが、基本的には在宅で完結するため、時間や場所にとらわれずに働けます。

Angular.jsのフリーランス案件の一例と、案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

Angular.jsのフリーランス案件はどれくらい稼げる?案件例と単価相場

エンジニアスタイルの掲載情報によると、Angular.js案件の平均単価は月70万円ほどです。最高単価が月180万円で、最低単価が月20万円です。当然の話ではありますが、高単価の案件には経験年数や高いスキルが求められます。逆に経験年数が短いと平均よりも抑えられることもあります。(2022年6月時点)

Angular.jsフリーランス案件の具体的案件

Angular.jsのフリーランス案件の具体的な例をいくつか紹介します。

単価の高い案件


  • 案件

【フルリモート】建築施工現場のプロジェクト管理ツールを支えるフロントエンドエンジニア募集!

  • 概要

数千社・数万ユーザが利用するSaaS型プラットフォームサービスで、まだまだ成長過程にあるプロダクトの運営

  • 言語・フレームワーク

Angular.js、JavaScript、TypeScript、Ruby、HTML、CSS、Vue.js、Nuxt.js、Rails

  • 報酬

月100万円〜

  • 特徴

Angular.jsやVue.jsなどのフレームワークやJavaScriptやTypeScriptなどの複数の言語のスキルが求められます。

在宅・リモートでできる案件


  • 案件

フルリモート可能|【Angular.js/HTML5/Java/Linux/Oracle/PostgreSQL/TypeScript】ファンドラップシステムの新規開発(システムエンジニア)

  • 概要

既存システムを外部向けにカスタマイズして新規作成する。開発は主にオフショア、国内で設計、レビュー、リリースを実施(場合によっては一部開発もあり)。

  • 言語・フレームワーク

Angular.js、Java、Oracle、PostgreSQL、HTML、TypeScript

  • 報酬

月62万円〜

  • 特徴

職場環境が「全員フルリモート」です。

週2,3日から稼働OKな案件


  • 案件

業界NO.1の小売店舗のDXを加速させるデータ分析・配信プラットフォームの開発管理

  • 概要

・資金調達5億強の実力派ベンチャー企業

・データプラットフォームである自社プロダクトの開発管理

  • 言語・フレームワーク

・Java、JavaScript、Kotlin、

・React、AngularJS

  • 報酬

月90万円〜

  • 特徴

職場環境が「全員フルリモート」で週2、週3から稼働OKな案件です。

Angular.js副業の単価相場

Angular.jsの副業案件の場合

給料形態は案件によって様々です。時給制の案件もあれば月額決まっている場合もあります。また、一人日あたりの計算の案件もありますので、よく確認し納得した上で受注しましょう。

React、Vue.jsのフリーランス案件と単価はどれだけ違う?

JavaScriptの代用的なフレームワーク・ライブラリとして、「Vue.js」と「React」があります。これらを用いた案件の平均単価について、エンジニアスタイルの掲載情報をもとに比較をしていきます(2022年6月時点)。

それぞれの平均単価は、下記のとおりです。

  • Angular.js:月70万円
  • Vue.js:月70万円
  • React:月71万円

上記の通り、平均案件単価に大きな差はありません。

掲載案件の特徴としては、Reactは案件数が多く(8,000件以上)フロントエンジニアとアプリ開発エンジニアの案件が多いです。Vue.jsは案件数はReactとほぼ同等で、フロントエンジニアとシステムエンジニアの案件が多いです。

一方でAngular.jsは案件数は比較的少なく(1,200件)、フロントエンジニアとサーバーエンジニアの案件が多いです。

それぞれ「フロントエンジニア」の案件がメインになっているという共通点がありました。

Angular.jsを使用するフリーランス案件を探す3つの方法

フリーランスエージェントサービスを利用する

はじめに、シューマツワーカーなどの副業エージェントを利用する方法です。

エージェントとコミュニケーションを取りながら案件を探すことができる点がメリットです。

一方で、エージェントのスキル次第で希望条件にマッチした案件に出会えるかが左右されるという点と、非公開の案件が多いというデメリットもあります。

クラウドソーシングサイトを利用する

Lancersやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスを利用する方法もおすすめです。

クラウドソーシングサイトを用いる場合は、自分で案件を探して良い案件が見つかれば自由に応募でき、受注までのハードルが低いのがメリットです。しかし、案件の単価が低い傾向にあるのがデメリットです。

エージェントに左右されずに個人で完結したい場合は、クラウドソーシングサービスを用いると良いでしょう。

人脈・SNS経由で紹介してもらう

知人からの紹介やSNS経由で案件を紹介してもらうという方法もあります。

この方法は、コネクションが必要になりますが、基本的にマージンが発生しないというメリットがあります。

以下、おすすめのSNSを紹介いたします。

Youtrustで探す

Youtrustは、案件のオファーや転職などのビジネスに特化したSNSで、ビジネスの情報を収集するのに有効です。

情報を発信し自分をアピールすることで、興味を持ってくれたクライアント様からオファーを頂く場合もあります。

Twitterで探す

すでにプライベート等で利用している人も多いと思いますが、Twitterも案件を探すツールとして有効です。

Youtrustのようにビジネスに特化したSNSではありませんが、世界中の多くのユーザーに見てもらえるため、自分の活動や経験に興味を持ったクライアント様から連絡を頂ける場合もあります。

Angular.jsのフリーランス案件の一例と、案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

Angular.jsのフリーランス案件で稼ぐ為に必要なスキルや経験とは

ここからはAngular.jsの案件を受注し、稼いでいくために必要なスキルや経験について説明していきます。

サーバーサイド言語の習得

Angular.jsを使用した案件を受注する際、サーバーサイド言語も必要となる場合も多くあります。

特にRubyやPHPのフレームワークスキルが求められます。サーバーサイド言語の中でもRubyやPHPは比較的習得がしやすいです。

サーバーサイド言語を習得することは、受注できる案件の数が増えるだけでなく、高いスキルが求められる案件にも応募できるようになります。そうすれば、高単価案件が獲得でき、収入を増やすことができます。

他JavaScriptフレームワークも使えるようにする

Angular.jsの他に、JavaScriptの代用的なフレームワーク・ライブラリとして、「Vue.js」と「React」があります。

案件によっては、Angular.jsだけでなく、Vue.jsやReactのスキルも求められることがあります。このような多くのスキルが必要とされる案件は、高単価になる傾向があります。

Angular.jsのスキルだけに留まらず、他のフレームワークやライブラリのスキルがあれば応募できる案件の数も増え、より多くの収入を得ることにつながります。

UI・UXの知識を身につける

開発したWEBアプリケーションやWEBサイトなどが、ユーザーにとってわかりにくかったり、使いづらかったりしては非常にもったいないです。

フロントエンドエンジニアが、UI・UXの知識を身につけることは、ユーザーの行動や思いを理解してWEBアプリケーションやWEBサイトを設計することにつながります。

スクラム開発の経験

スクラム開発は、アジャイル開発の一種とされる開発プロセスです。1つのプロジェクトに対して1つのチームを組み、役割やタスクを分散しコミュニケーションを取りながら開発を進めることで効率化を図る開発プロセスです。

案件によっては、スクラム開発の経験が必須条件となるものもあります。

応募可能な案件を増やすためにもスクラム開発の経験をおすすめします。

上流工程の経験

Angular.jsのフリーランス案件でより稼ぐためには、多くの経験をすることです。

要件定義や詳細設計などの上流工程は、プロジェクトを効率的に進める上で非常に重要な工程です。それらの経験は、十分なアピールポイントとなり、高単価の案件を受注しやすくなります。

また、UIの基礎スキルを身に着けて置くことで、要件定義や詳細設計の把握がしやすくなり、正確で効率の良い開発ができます。

多くのことを経験するとプロジェクト全体が見えるようになり、プロジェクトマネージャーとしての案件も受注できるようになるでしょう。

まとめ

本記事では、Angular.jsのフリーランス案件についてと単価を上げる方法について紹介してきました。

最後に、本記事のポイントをまとめておきます。

まずは、Angular.jsでフリーランス案件を獲得するメリットです。

  1. 需要に対してエンジニアの数が足りていない(案件が獲得しやすい)
  2. 案件数が豊富にある
  3. リモートワーク可能な案件も多い

続いて、稼ぐ為に必要なスキルと経験についてです。

  1. サーバーサイド言語の習得
  2. 他JavaScriptフレームワークも使えるようにする
  3. UI・UXの知識を身につける
  4. スクラム開発の経験
  5. 上流工程の経験

本記事が、Angular.jsのスキルで稼ごうとしている方やより単価を上げたい方の参考になっておりましたら幸いです。

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