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テストエンジニアに将来性はないと言われる3つの背景|必要なスキルやキャリアパスも紹介

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目次

テストエンジニアに将来性はないと言われる3つの背景

テストエンジニアの仕事は、開発の最終工程であるテストの計画・設計・実施を専門的に行うことです。

そんなテストエンジニアの仕事は、「将来性がない」と囁かれることも多く、ネット上にもそのような記事があふれています。一体どうしてでしょうか。

IT業界が直面しているAI技術の発展と浸透

現在、IT業界はAI技術の発展と浸透の問題に直面しています。

AI技術の発展は生活をより豊かにする可能性を秘めていますが、その反面、その優秀さから我々の仕事を奪ってしまう場合もあるのです。

特に、システム開発におけるテストの工程などは、今後AI技術が担当することも多くなっていくとされています。

開発支援ツールを取り入れているケースも多く、大規模開発になればなるほどテストエンジニアの役割が薄くなっている

近年、開発支援ツールを取り入れて開発を行うケースが多くなってきています。

開発支援ツールは、エンジニアの代わりに定型ソースを自動生成したり、プログラム解析によって設計書を自動生成する能力を持っており、その精度も非常に高いです。

そのため、テスト業務は人の手ではなく開発支援ツールが行う場合がさらに増えていくと言われています。

テストのみ対応できるテストエンジニアの需要は縮小

近年、エンジニアにはさらなるスキルの向上が求められています。

プログラミング言語の習得し、さまざまな現場経験をつんでいるエンジニアの需要はさらに高まっていくでしょう。

その反面、テストにしか対応していないエンジニアは、どうしても活躍の場が少なくなってしまうため、今後需要は低くなっていくとされています。

テストエンジニアは「やめとけ」、「きつい」と言われている5つの背景とは

テストエンジニアで検索をかけると、「やめとけ」、「きつい」などのサジェストが表示されます。

テストエンジニアの業務が過酷とされている理由とは一体何なのでしょうか。

単純作業が多く長時間労働になる傾向にある

テストエンジニアの主な業務は、開発されたシステムのテストを専門的に担当することです。

システムのテストは、開発・設計に比べると単純作業になりがちで、なおかつ高品質・高セキュリティを担保しなければならないため、作業数が多くなってしまいます。

神経を削る作業内容でもあるため、かなりの忍耐力が必要となってくるでしょう。

トラブルや納期に追われ精神的に疲れる

テストエンジニアは開発されたシステムのテストを行うことが業務内容です。そのため、仕事をする中で、バグを見つけることが多々あるでしょう。予期せぬバグを発見した際には、チーム全体でスケジュールを大幅に変更する場合もあります。

また、テストは開発における最後の工程です。この工程を担当するテストエンジニアは、常に納期に追われ続けることとなるでしょう。

テストエンジニアとして働き続けるには、ストレス耐性を身につけることが重要です。

他の工程・チームメンバーとの関わりが薄い

テストエンジニアが担当するのは、開発の最後の工程であるテスト段階です。そのため、システム開発の主である開発・設計を担当しているエンジニアとはどうしても関わりが薄くなってしまいます。

一方でシステムを開発するには、メンバー同士の密なやり取りが必要です。テストエンジニアはチーム内で疎外感を感じやすくなってしまうかもしれません。

年収が低い

テストエンジニアは、ほかのエンジニア職に比べて年収が低くなる傾向にあります。業務内容が単純であり、スキルを証明する特別な資格がほかのエンジニア職と比べて少ないため、どうしても年収がアップしにくいのが現実です。

年収アップを狙う人は、プログラム言語を習得するなど、マルチに活躍できるエンジニアを目指した方が良いでしょう。

自己裁量権が小さい

テストエンジニアは、依頼された内容についてしっかりとテストすることが仕事です。そのため、自分で何かを判断し、それを実行するというよりは、決められた事柄に沿って淡々と業務を進めるといったスタイルが多くなってしまいます。

自分で考えた内容を表現し、成長していきたいという人には、テストエンジニアの業務は向いていないかもしれません。

一方で、テストエンジニアのやりがいとは?

テストエンジニアはどのような点でやりがいを感じることができるのでしょうか。業務上のやりがいについて、2点紹介いたします。

品質管理によってプロダクト・社会に貢献できる

テストエンジニアの仕事は、開発されたシステムにバグがないか、しっかりとテストを行うことです。

テストを専門としているエンジニアなので、高い品質を担保することが求められます。

一方、テスト工程をしっかりと行うことで、顧客や利用者は安心してリリースされた製品を使用することができます。

バグを見落とさず、製品のリリースを見届けることは、テストエンジニアにとって大きなやりがいであると言えるでしょう。

自分の意見がダイレクトに製品に反映される

テストエンジニアの仕事は、開発の最後の工程であるテストを専門的に行うことです。業務中にバグが見つかれば、その点を修正する必要があります。

なので、開発した製品にはテストエンジニアが出した意見がダイレクトに反映されることも多いです。

今後も生き残るためにテストエンジニアに必要なスキルとは

テストエンジニアとして、今後も活躍していくために必要なスキルについてご紹介いたします。

これらのスキルを身につけ、価値ある人材となることを目指してみてはいかがでしょうか?

テスト計画・工程・テスト技法など上流から下流まで実施できる一貫したスキル

テストエンジニアの業務内容は開発の最後の工程であるテストを専門的に行うことです。

近年は開発においてAI技術や開発支援ツールを導入する場合も多いですが、やはり最後は人の手でチェックを行うという現場もまだまだ多いでしょう。

テストエンジニアには高いセキュリティ性が求められます。プロとして、テストの一連の流れをクオリティを担保しつつ行えることが、テストエンジニアとしての価値の向上に繋がるでしょう。

テスト結果の分析スキルおよび品質改善提案を行うための資料作成能力・プレゼンテーションスキル

開発されたシステムのテストを行った際、バグが発見されることもあります。その場合、テストエンジニアは開発チームに品質改善案を提示しなければなりません。自身の案を相手に分かりやすくはっきりと伝えることができるよう、資料作成能力とプレゼンテーションスキルを身につけておくことが重要です。

テストツールへの理解と使いこなす能力

テストエンジニアはテストツールを使用して業務を行うことが多いです。そのため、テストツールをきちんと使いこなせる能力が必要となります。AutifyやRanorexなどのツールは、現在多くの現場で使用されているため、使用方法をきちんと頭に入れておくことで、業務の効率化に繋がります。テストツールに関する理解を深めることで、どのような現場でも活躍できるようなテストエンジニアになれるでしょう。

プロジェクトマネジメント・チームマネジメントスキル

システム開発はチームで行うことがほとんどです。エンジニアとしての経験が多くなれば、チームリーダーに選ばれることもあるかと思います。

メンバーの業務進捗をチェックしたり、仕事を割り振るというようなマネジメント能力を養うことで、エンジニアとしての需要を高めることができるでしょう。

プログラミング言語の理解

プログラミング言語の理解を深めることは非常に重要です。テストエンジニアとして、テスト工程を完璧にこなしつつ、プログラミング言語への理解を深めれば、どのような現場でもマルチに活躍することができる人材となるでしょう。

エンジニアとしてさらに成長したいとお考えの方は、ぜひプログラム言語に対する知識を深めてみてください。

テストエンジニアは持っておきたい役立つ資格

テストエンジニアとして市場価値を高めるために持っておきたい資格を3つご紹介いたします。

エンジニアとしてのスキルを高めたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

JSTQB認定テスト技術者資格

JSTQB認定テスト技術者試験(旧JTCB)は、ソフトウェア品質管理や信頼性、安全性の確保のシステムトラブルの原因の一つであるテスト不足を課題としてテスト技術の向上を目的とした試験となっています。

テストエンジニアとしてのスキルを向上したい方や、能力を示したい方はぜひ取得すべき資格です。

こちらの資格は2段階のレベルに分かれています。テストエンジニアとして市場価値を高めたいという方はどちらも取得したほうが良いでしょう。

JSTQB認定テスト技術者資格

ソフトウェア品質技術者資格認定

ソフトウェア品質技術者資格認定は、ソフトウェアの品質向上を目指すために体系的および包括的なソフトウェア品質向上につながる知識を身につけることを目的とした民間資格です。

テストの工程を担当するテストエンジニアにとっては、ぜひとも取得したい資格です。

しかし、こちらの試験は難易度がかなり高く、またレベルも初級・中級に分かれているため、しっかりと学習時間を設けることが必要となります。

ソフトウェア品質技術者資格認定

IT検証技術者認定試験

IT検証技術者認定試験は、テスト現場における実務を重視するテストエンジニアの資格試験です。

まさにテストエンジニア専門の資格と言えます。こちらの資格はレベルが5段階に分かれていますが、1〜4レベルは、取得しやすい易しいものとなっているので、資格に挑戦するのが初めてだという方にもおすすめです。

IT検証技術者認定試験は、テスト現場における実務を重視するテストエンジニアの資格試験です。

IT検証技術者認定試験

資格についてもっと知りたいという方は、こちらの記事をチェックしてみてください。

テストエンジニアの平均年収って?会社員とフリーランスどちらも紹介

気になるテストエンジニアの平均年収についてご紹介いたします。

会社員として働く場合と、フリーランスで働く場合のどちらも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

会社員のテストエンジニアの場合

会社員のテストエンジニアの場合、求人情報では、平均年収は300〜500万円がボリュームゾーンとなっていました。

フリーランスのテストエンジニアの場合

フリーランスのテストエンジニアの場合、月の平均単価は61万円でした。12ヶ月で換算すると、年収は732万円となります。

テストエンジニアの平均年収:732万円

テストエンジニアの平均年収

テストエンジニアの具体的案件

フリーランステストエンジニアの案件を具体的にご紹介いたします。


職務内容:

  • 車載ECUソフトの評価・受入対応
  • 要件定義、アーキ設計~詳細設計をINPUTとして単体テスト(カバレッジテスト)
  • 結合テスト
  • 総合テスト仕様書の作成、試験実施
  • 不具合報告書の作成

単価:40万円~

求めるスキル:

  • 車載OEM/Tier1車載ECU向けソフトの評価の3年以上の経験
  • 試験仕様書の3年以上の作成経験
  • 車載OEM/Tier1における「開発プロセス」経験
  • トレーサビリティ対応経験
  • A-SPICE/機能安全(ISO26262)対応のソフトに対するソフトのテスト実績
  • 能動的/提案型の対応能力
  • オーナーシップを持った対応能力
  • コミュニケーション能力


職務内容:

  • アプリ結合テストに伴う、インフラ側支援タスクの計画および実行
  • システムテストの計画および実行
  • システムテストの結果を受けた構成改善の提案および実装
  • Azure環境における監視設計および設定
  • 次フェーズ開発におけるインフラ要件の策定および基本設計、設計、構築

単価:50万円~

求めるスキル:

  • インフラ構築に精通し、テスト工程の作業を計画および実施が可能であること
  • 関連するAzureのサービス技術の理解(構築スキルは不要)
  • Azure:各種サービスを利用した構成
  • ネットワーク:一般的なN/W コンポーネント構成
  • セキュリティ:一般的な攻撃手法とその対策手段


職務内容:

  • IaCツールで構築された環境の評価方法の検討及び評価実施
  • スクリプト開発

単価:60万円~

求めるスキル:

  • AWS環境のテスト経験
  • Terraformでスクリプト開発の経験
  • IaCツールの経験(環境評価の経験)

テストエンジニアは知っておきたい選択できるキャリアパス

エンジニアとして、今後どのように活躍していくべきか、悩んだことがあるかと思います。

テストエンジニアの方であれば知っておきたいキャリアパスの選択肢を6つご紹介いたします。

将来の道のうちの1つとして、ぜひ参考にしてみてください。

テストエンジニアのスペシャリスト

AI技術や開発支援ツールの進化が進んでいると言えど、やはりまだまだテストエンジニアの需要が途絶えることはありません。

テストエンジニアとして着実に経験を積み、実績を増やし、スキルを習得して、テストエンジニアのプロフェッショナルとなることで、価値のある人材となるでしょう。

テストエンジニアが天職である、適性があると感じている方は、そのままの道を突き進むことも一手です。

テストエンジニアのマネージャー

テストエンジニアとして経験を積んだあとは、マネージャーの立場になるのも良いと思います。特に、コミュニケーション能力が高い人や、業務全体の流れを掴む能力に長けている人は、マネージャーの適性が高いと言えます。

マネジメント職はこれまでの実績を活かすことができる点もメリットの一つ。テストエンジニアの仕事も続けながら、ステップアップしたいという方は、ぜひマネージャーに転身することも視野に入れてみてください。

テストアナリスト

テストアナリストとは、テスト対象のビジネス領域を元にテスト戦略をテスト実行の作業へ展開したり、ユーザに要求されている品質をシステムが満たしているかを分析する役割のことで、テストエンジニアの中でも経験を積み、業務に対し深い知識を得ている人物が担当する立場です。

テストエンジニアとしての実績を増やし、さらなるスキルアップを目指したいと思っている方は、ぜひともこちらの業務に挑戦してみてください。

品質コンサルタント

品質コンサルティングとは、顧客の提供するソフトウェアサービス品質、ソフトウェア開発における、プロセス品質・プロダクトの品質に対して、品質向上と品質低下防止のための施策をサービスとして提供することです。

テストエンジニアの仕事は、開発を依頼されたサービスに不備が生じぬよう、セキュリティとクオリティを高いレベルで保証することが求められます。

テストエンジニアとして経験を積んだ方は、品質コンサルタントとしても業務を行えるでしょう。

プログラミング言語を身につけ、Webエンジニアへジョブチェンジ

テストエンジニアとして、テストの工程を完璧に行えるようになった上で。プログラミング言語を身につけることができたら、その後はエンジニアとしてどのような現場でも活躍できる人材となるでしょう。

エンジニアとしてマルチに活躍したいという方は、プログラミング言語を身につけるのもおすすめです。

テストエンジニア関連のフリーランス・副業関連記事はこちらもオススメです。

まとめ

今回はテストエンジニアの将来性や、活躍の幅を広げるために必要なスキル、そしてキャリアパスについて紹介してきました。

AI技術や開発支援ツールに仕事を奪われると噂されているテストエンジニアですが、きちんとスキルを磨きさえすれば、今後も活躍し続けることができるでしょう。

  1. AI技術や開発支援ツールの進化により、その立場が危ぶまれる危険も
  2. 求められるスキルを磨くことで活躍することができる
  3. 実績と経験を積めば、さまざまな道へのキャリアパスも可能
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