1. TOP
  2. エンスタマガジン
  3. フリーランス
  4. Webディレクターに求められる6つのスキルセット一覧と具体的な案件

Webディレクターに求められる6つのスキルセット一覧と具体的な案件

はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

コラムページでは、ITフリーランスに向けてお役立ち情報を発信します。Twitterではホットな案件を紹介してまいりますので、ぜひフォローをお願いいたします!
本記事が、皆様の参考になれば幸いです。

経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。

エンジニアスタイルは、最高単価390万円、国内最大級のITフリーランス・副業案件検索サービスです。Webディレクターのフリーランス・副業案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。


Webディレクターの仕事内容とは

Webサイトの制作や運営には、プログラマーやデザイナーをはじめとした様々な種類のスタッフが関わります。それら別々の部門を担当するスタッフたちをまとめ上げ、プロジェクトが問題なく進行できるよう管理する役割を担うのがWebディレクターです。Web制作における監督のような役割、と言えばイメージがしやすいかもしれません。

本記事ではWebディレクターに要求されるスキルを詳細に解説していくとともに、Webディレクターとしてのキャリアをお考えの方にオススメのエージェントもご紹介いたします。ぜひご参考になさってください。

Webディレクターには2つの種類がある

一口にWebディレクターと言っても、制作するものが自社のコンテンツか他社のコンテンツかという点でその実態は大きく異なってきます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

受託制作のWebディレクター

クライアントの依頼を受け、他社のWebサイトの制作を請け負うことを受託制作と呼びます。

受託制作の場合、完成したサイトを納品するところまでが業務と見なされることが多いです。

管理や運営には携わらないため、早いサイクルで次のサイト制作の業務に取り掛かることができます。そういう意味ではクリエイティビティを発揮したいという方には、受託制作のほうが働き方としてオススメできると言えるでしょう。

自社WebサービスのWebディレクター

受託制作とは対照的に、自社内でWebサービスを制作・運営している場合もあります。

このケースは、サイトの制作はもちろんのこと、完成後のサイトの管理及び運営もWebディレクターの責任下で行われる場合が多いです。

担当したサイトが収益を上げられるよう、工夫や改善を継続するスキルが求められるため、マーケティングの方面に関心のある方にはこちらがオススメです。

Webディレクターに求められるスキル一覧

Webディレクターはプロジェクト全体に関わる仕事なため、多種多様なスキルを要求されます。どのようなものがあるのか、具体的な例を挙げてご紹介します。

基本的なスキル

ますは基本的なスキルです。業務の根幹を成す部分で、非常に重要性が高いものとなっています。

企画・提案

Webディレクターという役職は外部のクライアントや自社の要求に応えつつ、ユーザーに歓迎される企画を提案する必要があります。

実現可能な範囲で各方面を満足させる落としどころを見つけるバランス感覚が求められてきます。

制作指揮・進行管理

スタッフに能力を存分に発揮させるためにも、余裕を持った進行でプロジェクトを進めていくのが理想です。

そのためには制作に必要な工程を正確に把握し、無理のないスケジュールを構築する能力が求められます。

見積もり・予算管理

スケジュール同様、予算の管理も重要な事項です。外注のスタッフに依頼する場合は、特に人件費の見積もりに注意してください。トラブルを未然に防ぐことで、制作に関わる全員にストレスを与えずに制作を進行させることが可能となります。

運用・更新

制作したサイトの運営まで担当する場合は、SEOをはじめとしたマーケティング能力も求められてきます。マーケティングも含めてサイトをよりよいものに更新し続ける必要があるからです。

ヒューマンスキル

まとめ役であるWebディレクターにとって、円滑にプロジェクトを進めていくために必須と言えるのがヒューマンスキルです。

コミュニケーション力

ひとつのプロジェクトだけでも多数の人間が関わることになります。その間を取り持つようなコミュニケーション力は欠かせないスキルです。

マネジメント能力

制作を進めていくなかで特定のスタッフに負担が集中しないよう気を配り、負荷を分散させることで人的リソースを無駄なく活用することができます。

ヒアリング力

クライアントから寄せられる要求やスタッフから上がってくる改善要望の声などをしっかりと聞き届けるヒアリング力を持つことで、厚い信頼を得ることが可能となります。

専門スキル

各分野のスタッフに的確な指示を出すためにも、制作に関係するさまざまな種類の専門知識を持っておく必要があります。

Webデザインの知識

Webデザインは見た目だけでなくサイトの使用感にも関わってくる領域です。クライアントの希望と流行の双方を考慮しつつ、サイトの果たす役割に適したデザインになるよう指示を出さなければなりません。

指示をより具体的なものにするためには、色彩やソフトウェアの知識を勉強しておくといいでしょう。

UI/UXに関する知識

UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)はサイトを利用する際の便利さに直結する領域です。Webデザインとも深く関係してきます。

良質なコンテンツが掲載されているサイトでも、使用感が悪ければ閲覧を避けられてしまいます。自分が便利だと感じるサイトがなぜ便利なのかを理解し、制作に反映できるよう言語化しておきましょう。

プログラミングの知識

プログラミングの知識もある程度は必要です。コードを書く必要はありませんが、プログラマーの仕事をチェックできる程度に学習しておきましょう。

管理スキル

Webディレクターに制作が滞りなく進むように全体を見渡して管理する能力があるか否かで、そのプロジェクトが成功するかどうかが決まると言っても過言ではありません。

進行管理能力

Web制作には数か月単位で時間のかかることも珍しくはありません。そういった長期に渡るスケジュールを遅延なく進行させるのも、重要な仕事のひとつです。

最短かつ無理のない進行計画を考えるのはもちろんのこと、制作が始まってからは進行の障害となるトラブルが発生していないか目を光らせる必要があります。

予算管理能力

用意された予算内でプロジェクトを完了させることも忘れてはいけません。無駄な出費を抑えて、常に予算にある程度の余裕を持った状態でプロジェクトを進行できるようにしましょう。

問題発見能力と問題解決能力

プロジェクトの進行には問題の発生がつきものです。それらを早い段階で発見し、致命傷となる前に解決する能力がWebディレクターには求められます。人的と技術的、どちらのエラーにも対応できるよう、知識と人格が必要となる能力です。

ビジネスのスキル

ビジネス方面のスキルも身につけておいたほうがいいでしょう。完成したWebサイトが利益を上げられるかどうかは、Webディレクターがこういった能力や知識を持っているかにかかってきます。

Webマーケティングの知識

全体の指揮を司るWebディレクターにSEO対策に代表されるWebマーケティングの知識があれば、効率的な集客が見込めます。制作コンテンツのアピールポイントを見極め、どの層にアプローチするかが重要です。

広告・PR運営スキル

サイトへの訪問者を増やすには広告も打つのも有効です。かなりの費用がかかる方法なので、効率的に運用するにはそれなりの知識とスキルが必要になります。

企画力

企画はWeb制作のスタート地点でもあり、根幹とも言えるポイントです。クライアントの要求、世間とのニーズ、予算やスケジュールの兼ね合いと言ったさまざまな要素のバランスを取った上で魅力的な企画を立案する能力が求められます。

ドキュメント作成スキル

制作を進めていくと、さまざまな種類の文書を作成する必要に迫られます。企画書やワイヤーフレーム、プレゼン資料、見積書などを素早く高いクオリティで仕上げるためには、複数のソフトウェアを使いこなす能力があるといいでしょう。

プレゼンテーション能力

企画の魅力をクライアントに正しく伝えるプレゼンテーション能力も、Webディレクターには必須と言えます。言葉で説明するのが苦手という場合は、ノウハウ本などを読み込んだ上で事前にある程度練習した上でプレゼンテーションに挑むことをオススメします。

ニーズに応える能力

ニーズに応える能力があれば、ユーザーの真に求めるものを読み取ってそれに即したWebサイトを制作することが可能となります。

情報収集能力

まずは情報を収集することが肝心です。インターネットはもちろんのこと、テレビや新聞、雑誌などの幅広い媒体から偏りなく情報を収集するようにしましょう。

また、Web業界の人間が集うセミナーやイベントに積極的に参加するのもオススメです。直接の交流でしか得られない情報や、業界関係者のなかでのトレンドなどを入手することができます。

情報選別能力

収集した情報を適切に選別することも重要です。

入手した情報を元に、ユーザーのニーズはどこにあるのか、どうすればそれに応えられるのかを戦略的に考えていきましょう。その際どの情報を活用しどの情報を捨てるのか、判断能力が問われます。

Webディレクターの求人例

ここからはWebディレクターの求人にはどのようなものがあるのか、実際の求人情報を例に見ていきます。Webディレクターとして働こうとお考えになっている方の参考になれば幸いです。


この案件は受託制作のWebディレクター募集です。週2、週3日からリモート勤務が可能な案件となっており、すでに受託制作の経験がある方を対象としたものとなっています。要求されるスキルの数は多いですが、その分高単価です。

参照URL : Webディレクター 案件例1


こちらはBigQueryやTableauを使用するプロジェクトの案件です。Webマーケティング関連のプロダクトが主となっているため、そちらの方面に関心のある方には特にオススメできます。

参照URL : Webディレクター 案件例2


最後にご紹介するのはすでに制作されているサイトの運用担当Webディレクターの募集です。大人数でのプロジェクトとなるため、さまざまな人間と良好な関係を築いていくコミュニケーション能力が求められます。

参照URL : Webディレクター 案件例3

Webディレクターのキャリアに役立つオススメなエージェントを紹介

Webディレクターとしてのキャリアをお考えの方にオススメのエージェントをご紹介いたします。

いずれも実績の豊富な信頼できるエージェントです。

フリーランス

まずはフリーランスで働きたいという方にオススメのエージェントを3つご紹介いたします。

ITPROPARTNERS

ITPROPARTNERSは株式会社Hajimariの運営するエージェントです。仲介会社を挟まない直請けの案件が多く、そのため高単価なものが見つけやすくなっています。

Webディレクターの募集では週2、3日の稼働で済む案件も多く、自分の希望に沿ったものを選択することが可能です。また、確定申告のサポートなどのサービスも充実しています。

エンジニアスタイルでは、ITPRO PARTNERSの案件一覧をご覧になれます!

レバテック

レバテックは業界トップクラスの案件数を誇るエージェントです。とにかくその掲載案件数の多さと、最新の市場動向に詳しいアドバイザーの存在が魅力となっています。

サイトに登録すればコーディネーターがこちらのWebディレクターとしての経験や能力に合わせて案件を提案してくれるのも、こちらの負担が減るので非常に役立ちます。

エンジニアスタイルでは、レバテックフリーランスの案件一覧をご覧になれます!

フリエン

フリエンは「すべてのエンジニアを自由にする案件・求人サイト」を標榜するエージェントです。公開されている案件数も非常に多く、こちらの好みに合わせた選択が可能です。

フリエンで紹介されている案件には、常駐かつ週5日で働くという内容のものが多いのも特徴となっています。希望する働き方によっては、フリエンを利用した方が希望の案件を見つけやすいという方もいるかもしれません。

エンジニアスタイルでは、フリエンの案件一覧をご覧になれます!

転職

次に紹介するのは転職先でWebディレクターとして働きたいという方にオススメのエージェントです。こちらも3つご紹介いたします。

Green

東証一部上場企業の株式会社アトラエが運営するGreenは、レコメンド機能によって効率よく求人を探すことができるのが魅力です。自分が興味のある案件を閲覧すれば自動的に似た条件の求人情報をピックアップしてくれるため、検索時間の短縮に繋がります。

また、Greenにはスカウト機能もあり、興味を持たれれば企業の側からアプローチをかけてきてくれます。その場合は自分の資質と相手方の求める人物像がマッチしている可能性が高いため、転職の成功に期待が持てるでしょう。

参照URL : Green

レバテックキャリア

フリーランスの項目でもご紹介したレバテックは、転職希望者に向けたエージェントも運営しています。

こちらも掲載求人数やサポートの質の高さは業界屈指で、満足のいく転職活動が行えることでしょう。

参照URL : レバテックキャリア

Wantedly

ここまでご紹介した各エージェントが給与や待遇などを前面に押し出して案件の紹介をしていたのに対して、Wantedlyというエージェントは少し変わったアプローチをとっています。

Wantedlyに掲載される募集記事には給与や待遇の情報は記載されておらず、社風や方針などをアピールする文章や写真が並んでいます。条件面だけでなく自分の肌に合った場所で働きたいという方は、利用してみてはいかがでしょうか。

参照URL : Wantedly

Webディレクターのフリーランス・副業関連記事はこちらもオススメです。

まとめ

ここまでWebディレクターについて簡単に紹介させていただきました。

Webディレクターは総合的なスキルの要求される複雑な仕事ですが、その分やりがいもあり、高額な報酬の案件も多数存在します。

Web制作にまとめ役として携わりたい、という方はWebディレクターとしてのキャリアをお考えになってみてはいかがでしょうか。

  1. WebディレクターはWeb制作のまとめ役である
  2. 受託制作なのか自社制作なのかによって、要求される資質が若干異なる
  3. さまざまなスキルが要求されるものの、その分高額な報酬が得られる
SNSシェア
新規会員登録エージェントとの初面談1社につきAmazonギフト券3,000円分全員にプレゼント!

あわせて読みたい関連記事


エンジニアスタイルでWebディレクターの案件を見る

おすすめ&新着求人・案件


各種SNSで情報を
発信中フリーランスで働くエンジニアに役立つ情報を発信しています。
フリーランス求人・案件の選び方や注意点、単価を上げるコツなどをエンジニアスタイルの編集部が発信しています。
フォロー・友達に追加していただき最新の情報をGETしてください。