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【2023年最新】プロジェクトマネージャーにオススメしたい9つの資格とメリット

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プロジェクトマネージャーが資格を取得するメリット

プロジェクトマネージャーが資格を取得することのメリットについて5つほどご紹介いたします。

「マネジメントスキル」を客観的に証明できる

資格を取得することで、比較的定性的なスキルである「マネジメントスキル」を定量的に証明することができます。

対外的な評価につなげることがなかなか困難である「マネジメントスキル」ですが、資格を取得することで一定の知識、経験を保持していることを客観的に証明することができるようになります。

従って、資格を保有するメリットは大きいと言えます。

資格手当が出る

所属している企業にもよりますが、多くの場合は資格を取得・保持していることで資格手当が支給されることがあります。

月の給与に数千円上乗せされるものや、定額支給の手当などがあり、受験料や教材費などをまかなうことができると考えられます。

転職の際に有利

資格を取得することで客観的に自身のスキルを証明することができるため、転職活動時に有利になることがあります。

企業に対して「スキルがあること」と「勉強意欲が高いこと」なども示すことができるため、資格を取得しておくことで転職活動においても有利にはたらくと言えます。

また、企業によっては資格を取得していることを採用の条件にしているケースも稀にありますので、転職機会を拡大させるという意味でも有利であると考えられます。

年収アップにつながる

資格を取得しておくことで、資格手当を受けることができたり、昇給・昇格の条件になっている場合には直接的に出世につながることがあります。

また、本業のみならず資格を活かして副業なども実施することで収入を増やすことが可能です。

上記以外にも、自身のスキルの証明や学習意欲の高さを示すことができるため、社内の査定などでも有利に機能すると考えられます。

副業案件も取得しやすい

資格を取得しておくことで、転職や社内評価の上昇のみならず個人としての能力の証明にも繋がります。

個人として活動できる幅が広がれば「誰でもできる案件」から「専門的な知識・経験を有していることが条件となっている案件」の獲得にも繋げられます。

また、資格を保持していることで、クライアントからも信頼を得た状態で案件を獲得することができると考えられます。

したがって、資格の取得は副業案件の獲得にも有利にはたらくと言えます。

プロジェクトマネジメント関連資格の受験資格

プロジェクトマネジメントに関連する資格を受験するためには、実務経験や卒業証明が必要になるケースがあります。

例を上げますと、PMP(Project Management Professional)という国際資格の試験を受験する際には、5年(60ヶ月)以上の実務経験に加えて高校卒業、準学士号または海外の同等の資格を保有していることが条件になります。

学士号を取得している場合は、必要な実務経験が3年(36ヶ月)以上となるため、取得している学位によって実務経験の必要年数が変わります。

このように、受験するためにはそもそも一定の実務経験が求められるケースが多々あるため、まずはしっかりと実務経験を積むことが資格取得のためにも必要なステップであると言えます。

プロジェクトマネジメントスキルを証明する資格

ここからは、プロジェクトマネジメントのスキルを証明することができる資格についていくつかご紹介いたします。

プロジェクトマネージャ試験

  • 概要

IPAが実施している、ITプロジェクトを成功に導くために必要な知識を保有していることを証明する国家資格です。

プロジェクトの達成と下位者の指導など、プロジェクトマネジメントの業務と役割を円滑に遂行するための知識や実践能力が要求されます。

  • 取得する価値・メリット

IPAの実施する試験区分の中でも最高難易度に分類されるため、取得しているだけで相当な知識を保有していることを証明できます

プロジェクトマネージャ試験を獲得するまでに得た知識は、システム開発を伴う幅広い業種において活用することができます

PMP®

  • 概要

PMPはProject Management Professionalの略で、プロジェクトマネジメント協会が認定・実施している資格です。

「一定以上の学歴と実務経験」と「35時間の研修を受講」していることが求められるため、そもそも受験をすることができるかどうかという点も含めて敷居が高いと言えます。

  • 取得する価値・メリット

アメリカのプロジェクトマネジメント協会が認定している資格であるということもあり、グローバルに活躍する人材にとっては必須の資格です。

受験から合格までのハードルが高いため、国外でも一定評価されている資格であり、外資系の企業への転職などにも有効であると考えられます

P2M試験

  • 概要

特定非営利法人日本プロジェクトマネジメント協会が実施する民間資格です。

プロジェクトマネージャーとして有しておくべき知識を保有していることを証明する資格で、以下の5つの区分があります。

PMC(プロジェクトマネジメント・コーディネーター)

PMS(プロジェクトマネジメント・スペシャリスト)

PMSプログラム

PMR(プログラムマネジャー・レジスタード)

PMA(プログラムマネジメント・アーキテクト)

  • 取得する価値・メリット

講習を受けることが受験の条件になる区分(PMCなど)もあるため、受験するまでの間に体系的に知識を獲得することができます。

また、他の資格と同様に転職時や社内での評価の際にもアピールポイントとして活用することができます。

ITコンサルティングスキルを証明する資格

ここからは、ITコンサルティングスキルを証明する資格について紹介をしていきます。

そもそもなぜITコンサルティングの資格をご紹介するのかと言いますと、プロジェクトマネージャーはクライアントへ施策等の提案をする際に、案件の責任者兼コンサルタントとして従事するケースがあるためです。

プロジェクトマネジメントのスキルのみではなく、コンサルティングスキルも高めておくことで自身の活躍の幅を広げることができます。

ITストラテジスト試験

  • 概要

ITストラテジストはIPAが実施する試験の一つで「経営とITを結びつける戦略家」としての証明に用いることができる資格です。

IPAが実施する試験区分の中でも最高難易度の「高度な知識・技能」が求められる資格のため、一般的な評価も高い資格です。

  • 取得する価値・メリット

難易度が高く、業界での認知度も比較的高いため、保有している事自体を評価されやすい資格です。

また、ITストラテジストに合格することで、JISTA(一般社団法人日本ITストラテジスト協会)に入会することができるため、人脈の構築などにも活用することができます。

ITコーディネータ試験

  • 概要

ITコーディネータ試験(ITC)は特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会が実施している試験で、経済産業省による推進も行われています。

IT経営を実現する人材を育成することを目的にしており、IT投資の助言などを積極的に行うことができる人材であることを証明できます。

  • 取得する価値・メリット

ITコーディネータを取得することで、経営的な視点でITの利用・活用・効果を考えることができるようになります。

また、所属している企業内でも一定の信頼を得ることができると感g萎えられます。

ITの基礎知識の資格

ここからはITの基礎知識の習得をする際におすすめの資格を紹介していきます。

プロジェクトマネージャーとして活躍していくためには、当然ITの知識が一定以上備わっている必要がありますので、あまり自信が無い方は以下の資格を参考にしてみてください。

ITパスポート試験

ITパスポート試験は、IPAが実施する国家試験の一つで、ITPが実施する試験の中では最も易しい内容となっています。

ITパスポートの受験対象者は「職業人が共通に備えておくべき基礎的な情報技術の知識を担当業務に活用していこうと考えている人」となっておりますので、ITの知識に自信が無い方にとっては最適な試験と言えます。

また、ITパスポートは後述する「基本情報技術者試験」へステップアップするためにも有用な資格であり、最終的には「ITストラテジスト」、「プロジェクトマネージャー試験」などの高難易度な資格にもつながるため、中長期的な視点でみても非常に価値のある資格であると言えます。

インターネット検定 ドットコムマスターBASIC

ドットコムマスターBASICはNTTコミュニケーションズ株式会社が主催している試験で、基礎的な情報技術と最新のトレンドとなっている内容について学ぶことができます。

ドットコムマスターには「BASIC」と「ADVANCE」の2つの区分があり、BASICはその名の通り基礎的なITリテラシーを問うような内容になっています。

まずはBASICで基盤を固めて、より実践的な内容が問われるADVANCEの受験にステップアップしていくのが良いと考えられます。

情報検定(J検)

情報検定、通称J検は一般財団法人 職業教育・キャリア教育財団 検定試験センターが実施する文部科学省後援の民間資格です。

1994年から2006年までは情報処理活用能力検定試験という名称で実施され、2006年から現在の情報検定として実施されてきました。そのため比較的歴史が長く知名度も高い資格です。

受験料が比較的安価ということもあり、ITリテラシーを高める最初の資格としては効果的であると言えます。

P検 – ICTプロフィシエンシー検定試験

ICTプロフィシエンシー検定試験、通称P検は、]任意団体のICTプロフィシエンシー検定協会が実施する民間資格です。

級数が5級から1級まであり、段階的に知識を高めていくことができます。

問われる内容は基礎的なITリテラシーの内容となっており、J検と同様に基礎知識の基盤固めとして有用であると言えます。

その他に役立つ資格

その他、プロジェクトマネージャーとしてステップアップをしていく際におすすめの資格をご紹介いたします。

PMOスペシャリスト認定資格(PMO-S(TM))

  • 概要

PMOスペシャリスト認定資格(PMO-S)は、日本PMO協会が認定する資格です。

PMO-Sは、PMO業務で習得すべき知識を有していることを証明することができます

  • 取得する価値・メリット

プロジェクトマネジメントについての基礎的かつ実践的な知識を体系的に学ぶことができます。

客観的なスキル証明として活用可能ですので、自身のキャリアアップにも効果があると言えます。

基本情報技術者試験

  • 概要

IPAが実施する国家資格試験の一つで、ITパスポートよりも難易度が高い内容となっています。

対象者は「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」とされており、習得することで自信のスキル証明にもなり得ます。

  • 取得する価値・メリット

プロジェクトマネジメントのみならず、ネットワークやセキュリティ、アルゴリズムといったITに関する基礎的な内容を網羅的に学ぶことができます。

上位資格には「ITストラテジスト」や「プロジェクトマネージャ試験」などもあり、基本情報を習得してからそれらの専門的な領域の資格にもステップアップしていくことができます。

また、業界での認知度も高いため、一定以上基礎的な知識を有していることを証明することもできると言えます。

プロジェクトマネージャーとして身につけるとよいスキル・知識

ここからは、プロジェクトマネージャとして身につけておくべきスキルや知識についてをプロジェクトマネジメントにおける基本的なスキル以外に注目して説明いたします。

コミュニケーション能力

プロジェクトマネージャは、クライアントやチームメンバーなど、人と関わることが多い職種です。

そのため、コミュニケーションを取る相手の特性をよく理解した上で、適切なコミュニケーションを行う必要があります。

特にチームメンバーに対しては最高の成果を生み出すために士気を保てるようなコミュニケーションを実施する必要があるため、プロジェクトマネージャにはコミュニケーション能力が求められると言えます。

交渉能力

対外的なコミュニケーション能力である交渉能力もプロジェクトマネージャには求められます。

クライアントから伝えられたことを全て鵜呑みにするのではなく、現状のリソース状況などを鑑みた適切な打ち返しをする必要があります。

そのため、プロジェクトマネージャにはWin-Winな条件で案件を進められるような交渉術が必要になります。

テクニカルスキル

プロジェクトマネージャは、自信が関わる案件について正しく理解をして最適な指示や計画を構築できるような能力が求められます。

そのため、そもそも技術的に可能なのか、難易度はどの程度なのか、チームメンバーが正しい判断をできているかなどを正しくジャッジするためにもテクニカルスキルは高めておく必要があると言えます。

プロジェクトマネージャーとしてフリーランスを考えている人が把握しておきたいこと

副業から始めてみる

いつかはフリーランスを考えている人や本職以外にも収入を得たい方は、ぜひ副業案件から始めてみてください。
いきなりフリーランスになるのも良いですが、副業案件でクライアントとの信頼関係を築けていれば、
フリーランスとして独立をする際も案件に困ることはないでしょう。

そこから新たな案件を紹介してもらうことも多いです。

具体的な案件はエンジニアスタイルにも掲載しているので、ぜひ一度ご覧ください。

案件情報と自分のスキルは照らし合わせておく

自分が参画できる案件がどれくらいあるのかを把握しておくことで、
自分に今足りないことや、身につけておきたいスキルが明確になります。

その際、ポートフォリオを作っておくことが実は役に立ちます。
ポートフォリオ作成は自身のスキルの証明になるだけでなく、作成の過程で自分のスキルをあらためて棚卸することができるからです。

具体的なメリットや作成方法はこちらをご覧ください。

フリーランスになるメリットやリスクは知っておく

フリーランスになると、会社員と比較しても大きく環境が変わります。
例えば、ローンの審査や保育園の審査に通りにくくなることや、帳票をつける必要があるなどです。
特に社会保障面で会社員と異なることが多いので、これらを事前に把握して対策をしておきましょう。

まとめ

本記事では、プロジェクトマネージャーが資格を取得するメリットとオススメな資格についてをまとめてきました。

最後に、本記事のポイントをまとめていきます。

まずは、プロジェクトマネージャが資格を取得する5つのメリットについてです。

  1. マネジメントスキルを証明できる
  2. 資格手当が出る
  3. 転職の際に有利
  4. 年収アップにつながる
  5. 副業案件も取得しやすい

続いては、プロジェクトマネジメントスキルを証明する代表的な資格です。

  1. プロジェクトマネージャ試験
  2. PMP®
  3. P2M試験

上記の他にも、ITコンサルティングスキルの向上やITリテラシーの向上を図ることでより幅広くプロジェクトマネージャーとして活躍していくことができます。

本記事がプロジェクトマネージャーとしてスキルアップを考えられている方にとって少しでも参考になっていれば幸いです。

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