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【2023年最新】Webディレクターにオススメできる20個の資格と将来性とは

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Webディレクターに資格が必要?

まずはWebディレクターが資格を取得する必要性について説明をしていきます。

そもそもの話ですが、Webディレクターとして働くために特別な資格は不要です。

そのため、資格を取得することはあくまでも自身のスキルを証明するために活用するものとなります。

例えば、資格を取得する過程で得た知識はダイレクトに業務に活用することができ、クライアントへも一定以上のスキルがあることを定量的に証明することができます。

したがって、Webディレクターが資格を取得することで、スキルを高めながら案件の獲得にも有利にはたらくと考えられるため、取得する必要性は大いにあると言えます。

Webディレクターが資格を獲得する5つのメリット

ここからはWebディレクターが資格を取得することのメリットを挙げていきます。

スキルの証明になる

まず最も大きなメリットとしては、自身のスキルを定量的に証明することができるという点です。

Webディレクターとして様々な領域に関わる際に、広いITの知識を理解しているかなどを示すことができるようになります。

これは社内での自身のスキルの証明にもなり、対クライアントへも信頼材料として機能すると考えられます。

したがって、資格を取得することで自身のスキルを客観的に証明することができることはメリットになり得ると言えます。

資格手当が出る

所属している企業にもよりますが、多くの企業では資格の取得に際して手当を支給していることがあります。

資格手当は教材費や受験料の負担のみではなく、月収に上乗せで手当を支払うケースもあります。

したがって、資格を取得することは得られる給料を増やすことにも繋がると言えます。

転職の際に有利

資格を取得することで、転職活動にも有利にはたらくことがあります。

先述の通り資格は自身のスキルの証明にもなるため、転職先の採用担当者に「自分はこれだけ知識がある」「この難易度の資格を獲得できる能力がある」というアピールにもなります。

このように、比較的定性的なWebディレクターに求められるマネジメントスキルについても、定量的にアピールすることができます。

また、スキルだけではなく「学習意欲」という観点でもプラスなイメージを与えることができると考えられます。

したがって、資格を取得することが転職活動の助けにもなると言えます。

年収アップにつながる

資格を取得することは転職活動のみならず、現在所属している企業での年収アップにもつながると考えられます。

資格手当をもらえるというのは既に説明しておりますが、それ以外にも企業によっては役職を上げるために一定の資格を取得していることが条件になる場合もあります。

また、資格取得までの過程で得た知識を活かすことで純粋に社内で業務の幅を広げることで収入を上げていくことも考えられます。

例えば、Webデザイン系の資格を取得することで、ディレクションのみならずデザイン領域でも活躍することなどが考えられます。

したがって、資格を取得することで役職をあげたり業務の幅を広げることで年収アップにもつながると言えます。

副業を始める際にも有利

資格を取得することで、個人で活動をする際の自分自身の市場価値を高めることもできます。

基本的に副業で案件を獲得するためには、自分から営業活動をする必要があります。その際に、自分がどの程度の知識を有しているのかを証明するために資格が役に立ちます。

また、Web広告運用の資格やWebデザインの資格などを取得しておくことで、Webディレクター職にプラスアルファで案件を受注できることが考えられます。

このように、資格を持っていてかつ実務経験もあれば、受注できる案件の幅を広げたり案件の獲得難易度も下げることができると考えられます。

Webディレクターが持っていると役に立つ20の資格

ここからは、Webディレクターが持っていると役に立つ資格を20個紹介していきます。

Webリテラシー試験

  • 概要

Webリテラシー試験は、社団法人全日本能率連盟登録資格Web検定が運営している民間資格です。

認定資格名称は「Web検定 Webアソシエイト」で、Webに関わる仕事をする際に「最重要知識」のみを抽出し、業務を行う上で最低限備えておくべき標準知識を有しているかを測る試験です。

  • 取得する価値・メリット

比較的基礎的な内容で構成されているため、対外的にスキルをアピールするためには用いることが難しいです。

しかし、これからWebディレクターとしてキャリアを開始する方にとっては理解しておくべき内容を網羅的に学ぶことができるため、取得のために学習をすすめること自体がメリットになります。

Webディレクション試験

  • 概要

Webディレクション試験は、Webリテラシー試験と同様に社団法人全日本能率連盟登録資格Web検定が運営している民間資格です。

認定資格名称は「Web検定 Webディレクター」であり、Webディレクターとして活動をする上で備えておくべき知識を有しているかを測る試験です。

  • 取得する価値・メリット

Webリテラシー試験と同様に有していることのメリットよりも、資格取得において必要な知識を習得することに価値がある試験です。

ITパスポート試験

  • 概要

ITパスポート試験は、IPAが実施している情報処理技術者試験の一つで、国家試験です。

いくつかの区分に分かれている情報処理技術者試験のうち、最も基礎的な知識を問われる試験です。

  • 取得する価値・メリット

ITパスポート試験を取得することで、コンピュータシステムからデータベース、セキュリティなどの汎用的でかつITエンジニアとして備えておくべき知識を体系的に学ぶことができます。

また、より上位区分の試験に挑戦するベースともなるため、自身の知識レベルを段階的に上げていくことにも役立つと言えます。

ネットショップ実務士

  • 概要

ネットショップ実務士はネットショップ能力認定機構が実施する民間資格です。

合計5つのレベルに分かれた試験ですが、現在習得できるのはレベル3までです。

EC事業を展開するにあたって有しておくべき知識を測る試験です。

  • 取得する価値・メリット

ネットショップ実務士を習得することで、これからECサイトを運営する、EC事業を始めるといった場合にどのような知識が標準的なものなのかを知ることができます。

PMP資格

  • 概要

PMP資格は、米国のロジェクトマネジメント協会が実施・運用している国際資格です。

プロジェクトマネジメントにおいて必要とされる知識や経験を問われる資格であり、プロジェクトマネジメントのプロフェッショナルであるかどうかが測られます。

  • 取得する価値・メリット

PMP資格は国際資格であり、国内のみならず海外でもアピールすることができる資格です。

知名度も高く、保有している事自体がメリットになり得る資格と言えます。

HTML5プロフェッショナル認定試験

  • 概要

HTML5プロフェッショナル認定試験はLPI-Japanが運営している民間資格です。

HTML5やCSS、JavaScriptなどのWebコンテンツ制作における基礎的な実力を測るレベル1と、最新のマルチメディア技術やシステム間での連携能力などを試されるレベル2があります。

  • 取得する価値・メリット

Webディレクションを行う上で習得が必須なHTMLやCSSなどのマークアップ言語について体系的に学ぶことができます。

HTML5プロフェッショナル認定試験は実務にダイレクトに活かすことができる資格として、習得すること自体にメリットがあると言えます。

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

  • 概要

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)とは、Googleが認定している資格で、無料で何度も受験することができます。

Googleアナリティクスの操作方法や活用方法についての知識が問われる試験です。

  • 取得する価値・メリット

GAIQは公式のラーニングページがあるため、質の高い学習をすすめることができます。

また、受験のハードルも低いため取得自体は比較的容易にできると言えます。

Googleアナリティクスは、Webサービスの解析には必須とも言えるツールであるため、活用方法を学ぶためにも受験しておくことが良いと考えられます。

Google AdWords認定資格

  • 概要

Google AdWords認定資格は、Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)と同様にGoogleが認定している資格の一つです。

Google広告を運用するにあたって必要な知識を得ることができます。

  • 取得する価値・メリット

GAIQと同様に公式のラーニングページが存在しているため、質の高い学習をすすめることができます。

Google検索広告の運用をしている場合は、公式の推奨運用などを理解することができるため価値があると言えます。

また、ディスプレイ広告の試験も同様に存在しており、合わせて取得することで相乗的に知識を高められると考えられます。

Webアナリスト検定

  • 概要

Webアナリスト検定は日本Web協会(JWA)が実施・運営している検定試験です。

Googleアナリティクスを用いた解析方法などのスキルを測る試験です。

  • 取得する価値・メリット

Webの解析方法を体系的に学ぶことができ、実務にすぐ活用できる内容が中心になっています。

講座を受けることが前提となっているため、資格を保有していることよりも知識をインプットするために受験すると良いでしょう。

Webクリエイター能力認定試験

  • 概要

Webクリエイター能力認定試験は、サーティファイWeb利用・技術認定委員会が実施している民間資格です。

Webサイトの制作にあたって必要とされる実技スキルを評価するための資格です。

スタンダードとエキスパートという二種類があります。

  • 取得する価値・メリット

知識のみではなく実技も試されるため、より実践的なスキルの証明になります。

また、合格するまでの過程で得られる知識や経験は実務にも役立つと言えます。

Webデザイン試験

  • 概要

Webデザイン試験は、Webリテラシー/ディレクション試験と同様に社団法人全日本能率連盟登録資格Web検定が運営している民間資格です。

認定資格の正式名称は「Web検定 Webデザイナー」です。

マークアップ言語を活用したデザインスキルを測る試験です。

  • 取得する価値・メリット

Webデザイン試験は、定性的なスキルが比較的多いWebデザインを定量的に学ぶことができます。

Webリテラシー/ディレクション試験と並行して獲得すると良いでしょう。

ウェブデザイン技能検定

  • 概要

ウェブデザイン技能検定は、特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会 が実施するウェブデザインに関する学科及び実技試験です。

3級〜1級まで試験があり、そのいずれも国家試験です。Webサイトのデザインに必要な知識や技能を問う内容が出題されます。

  • 取得する価値・メリット

実技能力も問われるため、知識のみではなく一定のコーディングスキルがあることも証明できる資格です。

また、国家検定でもあるため一般的な信頼性も高いです。

マーケティング・ビジネス実務検定(R)

  • 概要

​​マーケティング・ビジネス実務検定とは、国際実務マーケティング協会が実施/運営している検定です。

ビジネスパーソンとして抑えておくべきマーケティング領域の知識を体系的に習得することができます。

  • 取得する価値・メリット

Webディレクションをする際に、一般的なマーケティングの観点から正しい判断なのかどうかなど、より広い視野を持つことができるようになります。

したがって、習得するまでの過程に非常に価値のある試験であると言えます。

ネットマーケティング検定

  • 概要

ネットマーケティング検定は、Webクリエイター能力認定試験と同様にサーティファイWeb利用・技術認定委員会が実施している民間資格です。

Web担当者に求められるマーケティング知識を測定する試験です。

  • 取得する価値・メリット

Webを通じたビジネスにおけるマーケティングスキルを習得することができる試験であり、Webディレクターとしても理解しておくべき内容であると言えます。

Webライティング能力検定

  • 概要

Webライティング能力検定は一般社団法人日本WEBライティング協会が運営・実施する試験です。

点数に応じて3級〜1級までの等級が与えられます。

Webライティング能力検定は、コピーライティングやSEOなど、Webコンテンツを充実させるためのスキルが測定される試験となっています。

  • 取得する価値・メリット

Webディレクターとして、自社メディアのコンテンツを充実させるために抑えておくべきライティングスキルを会得することができます。

SEO対策など網羅的に理解するためにおすすめの試験と言えます。

ウェブ解析士

  • 概要

ウェブ解析士は一般社団法人 ウェブ解析士協会が実施・運営する試験です。

アクセス解析などのスキルをデジタルマーケティングなどに活用するための能力を測ります。

  • 取得する価値・メリット

インプレッションの解析からマーケティングの判断を行うまでの過程などを理解することができます。

Webアナリスト検定と合わせて取得することで、ウェブ解析系のスキルはより網羅的に深めることができると考えられます。

個人情報保護士認定試験

  • 概要

個人情報保護士認定試験は、全日本情報学習振興協会が実施・運営する試験です。

個人情報の取り扱い方法について基本的な知識から活用方法までが試される試験となっています。

  • 取得する価値・メリット

個人情報保護士認定試験は、一般教養として抑えておくべき内容が多くあります。

Webコンテンツ上ではユーザーのデータを取得することが度々存在するため、Webディレクターにとっても理解しておくべき内容であると言えます。

ビジネス著作権検定

  • 概要

ビジネス著作権検定は、株式会社サーティファイが実施している試験です。

著作権に関する基本的な内容を問う試験となっています。

  • 取得する価値・メリット

Webコンテンツを取り扱う際に、注意しなければいけない著作権についてを深く理解することができる試験です。

本資格も、習得するまでの過程に最も価値がある資格の一つです。

ビジネス実務法務検定試験

  • 概要

ビジネス実務法務検定試験は、東京商工会議所が実施している試験です。

ビジネスシーンにおいて理解しておくべき法務の知識を測る試験です。

  • 取得する価値・メリット

ビジネス著作権検定、個人情報保護士認定試験と合わせて獲得しておくことで、Webコンテンツを運用する際に生じる法的問題に対して正しい判断をすることができるようになります。

経営学修士(MBA)

  • 概要

経営学修士(MBA)は、経営学の大学院修士課程を修了することで与えられる学位です。

資格ではなく学位であるため大学院を卒業する必要があり、獲得のハードルは非常に高いです。

  • 取得する価値・メリット

獲得難易度と一般的な知名度のいずれもが高いため、保有しているだけでも対外的な評価が高くなると言えます。

経営的な視点を深めることができるため、Webディレクターからキャリアアップする際に非常に役に立つと考えられます。

Webディレクターのキャリアパスと将来性

ここからは、Webディレクターの主なキャリアパスと将来性について説明をしていきます。

Webプロデューサー

Webプロデューサーは、組織によって捉え方に違いはありますが一般的にはWebディレクターの一段上の視座が求められる役職です。

Webコンテンツの方向性やチームの編成などをクライアントのニーズを満たすために構成する職種になります。

Webマーケター

Webマーケターは、市場調査や自社分析などを通じてマーケティング案を立案する職種です。他業種のマーケターとは異なり、Webという市場の特性を活かした考察が求められます。

Webディレクターが兼任する場合も多いです。

Webアナリスト

Webアナリストは、Webサイト上で得られるユーザーの行動データなどを解析し、改善案の提出や課題の抽出を行う職種です。

Webマーケターと同様に、Webディレクターが兼任する場合が多いです。

Webプランナー

Webプランナーは、コーディングやデザインの工程よりも上流に位置する「プランニング」を行う職種です。

クライアントが求めるWebコンテンツの方向性を深堀り、実際に製作を行うことができる段階まで落とし込むことが求められます。

Webディレクターを軸にフリーランスを考えている人が把握しておきたいこと

副業から始めてみる

いつかはフリーランスを考えている人や本職以外にも収入を得たい方は、ぜひ副業案件から始めてみてください。
いきなりフリーランスになるのも良いですが、副業案件でクライアントとの信頼関係を築けていれば、
フリーランスとして独立をする際も案件に困ることはないでしょう。

そこから新たな案件を紹介してもらうことも多いです。

具体的な案件はエンジニアスタイルにも掲載しているので、ぜひ一度ご覧ください。

案件情報と自分のスキルは照らし合わせておく

自分が参画できる案件がどれくらいあるのかを把握しておくことで、
自分に今足りないことや、身につけておきたいスキルが明確になります。

その際、ポートフォリオを作っておくことが実は役に立ちます。
ポートフォリオ作成は自身のスキルの証明になるだけでなく、作成の過程で自分のスキルをあらためて棚卸することができるからです。

具体的なメリットや作成方法はこちらをご覧ください。

フリーランスになるメリットやリスクは知っておく

フリーランスになると、会社員と比較しても大きく環境が変わります。
例えば、ローンの審査や保育園の審査に通りにくくなることや、帳票をつける必要があるなどです。
特に社会保障面で会社員と異なることが多いので、これらを事前に把握して対策をしておきましょう。

Webディレクターのフリーランス・副業関連記事はこちらもオススメです。

まとめ

本記事では、Webディレクターが資格を取得するメリットとオススメな資格の内容を紹介いたしました。

Webディレクターが資格を取得するメリットは、主に以下の5つです。

  1. スキルの証明になる
  2. 資格手当が出る
  3. 転職の際に有利
  4. 年収アップにつながる
  5. 副業を始める際にも有利

また、以下がオススメの20個の資格です。

  • Webリテラシー試験
  • Webディレクション試験
  • ITパスポート試験
  • ネットショップ実務士
  • PMP資格
  • HTML5プロフェッショナル認定試験
  • Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
  • Google AdWords認定資格
  • Webアナリスト検定
  • Webクリエイター能力認定試験
  • Webデザイン試験
  • ウェブデザイン技能検定
  • マーケティング・ビジネス実務検定(R)
  • ネットマーケティング検定
  • Webライティング能力検定
  • ウェブ解析士
  • 個人情報保護士認定試験
  • ビジネス著作権検定
  • ビジネス実務法務検定試験
  • 経営学修士(MBA)

本記事がこれからWebディレクターとして資格を取得しようと考えられている方にとって少しでも参考になっておりましたら幸いです。

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