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【2023年最新】フリーランスエンジニアが直面する漠然とした不安の正体とは?不安の解消方法と対策について紹介

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目次

【仕事編】フリーランスエンジニアが直面する不安

エンジニアの皆さん、フリーランスに興味はありませんか?

現代は働き方の多様化によりフリーランスも増えてきました。

フリーランスが増えてきて興味があるとはいえ、フリーランスになれるのか不安を抱えている方もいるのではないでしょうか?

フリーランスは会社員と異なり、自分の得意な案件、好きな案件、興味のある案件を取捨選択できる魅力的な働き方かと思います。

その上、人間関係の煩わしさは減り、自由度は増えると感じる人がほとんどです。

とはいえ、いざフリーランスになろうと決意しても様々な不安に直面するかと思います。

どのような不安がありどう対処したら良いのか、頭の片隅にでも置いておくと実際に直面した際に落ち着いて考えることが出来るので、この記事で一つずつ確認してみましょう。

収入が不安定になってしまわないか

フリーランスになる際の一番の不安は収入面ではないでしょうか?

フリーランスはどうしても収入の保証がないので、そのリスクヘッジは自分で行わないとなりません。

対処法としては、1つの案件にフルコミットするのではなく、いくつかの案件を並列して受注することをおすすめします。

1つに注力してしまうとその案件が終わってしまったら収入が0になるリスクがあるので、営業活動は常に行い、いくつか案件が手元にある状態にすると安心です。

フリーランスは会社員と異なり収入から税金を自分で納めないといけないので、目安としては会社員時代の2倍をまずは目指すと良いでしょう。

初めは厳しいと感じるかもしれませんが、その不安が適度な緊張感になって仕事を獲得するモチベーションとなることもあるので、頑張ってみてください。

案件が獲得できない・途切れてしまうのではないか

フリーランスになったら案件が獲得できないのではないか、せっかくの案件があっても途切れてしまうのではないかと不安に思うかもしれません。

まずは可能ならば、フリーランスになる前に一緒に働いていたクライアントや同僚とつながりを持っておきましょう。

引き続き仕事を斡旋してもらえるかもしれません。

人脈がない場合は、クラウドサービスなどの外部サービスをうまく活用しましょう。

登録してみると案外たくさん仕事が募集されています。

自分で営業するのが苦手な方は、エージェントサービスを利用してみると良いでしょう。

クライアントとの間に入って仕事を調整してもらえます。

新しくエンジニアを採用する際に、一から教育するコストを考えると、案件を継続して同じフリーランスにお願いする方が良いので、契約を切るメリットは雇い主にあまりありません。

一定の成果を出して、コミュニケーションがきちんと取れるなら契約が途切れる心配はあまりないといえるでしょう。

また、資金に余裕のあるクライアントを選ぶと契約を切られにくいので、クライアント情報は良く調べてみることをおすすめします。

単価が安く、上がらない

フリーランスで仕事をしていると、単価が安くなかなか上げてもらえないのではと不安になるかもしれません。

クライアントの懐事情や不景気にも影響されやすく、すべてが自分のスキルのせいではないので、自分が駄目だったからと思い込み過ぎなくても大丈夫です。

単価が高い案件を見つけるには、今の仕事に満足せずに常に条件の良い仕事を探す努力が必要です。

提示されている単価が安すぎる場合は思いきって交渉する必要もありますが、自分で交渉する自信がない場合は、先にも述べたエージェントサービスを利用して単価交渉をしてもらいましょう。

自分の強みでフリーランスはできるが、スキルの幅が広がらないのではないか

フリーランスとしてはやっていけそうだけど、自分のスキルアップに繋がるのか、スキルの幅を広げることができるのか不安になることもあるかもしれません。

実際にフリーランスは会社員と異なり仕事を自分で選ぶことができるので、自分が取り組みやすい仕事を選択しがちです。

自分としては楽かもしれませんが、フリーランスは業務量やスキルを自分で管理していかなければならないので、今の状況に満足せずに新しい仕事にどんどんチャレンジしていく気持ちが大事です。

  • 何か1つでも得意なプログラミング言語を作る
  • 業界の最低限の基礎知識を身につける
  • クライアント向けに分かりやすい資料を作成する

上記のように、スキルの幅を広げてみましょう。

厳しいことをいうようですが、スキルの幅を広げられるかは自分次第です。

スキルアップを目指すなら自ら挑戦しなければならない環境に身を置き、意識的にスキルの幅を広げていく必要があります。

自分の技術が廃れて需要がなくなるのではないか

エンジニア業務は日々進化を遂げており、最新の技術に追い付けないのではないかと不安を持つ方も多いようです。

技術の進化に追い付くには会社員時代よりもアンテナを張り、情報をキャッチしていきましょう。

IT業界は市場がどんどん拡大していくので、取り残されないようにトレンドを追っていく必要があります。

人工知能やDX(デジタルトランスフォーメーション)、NFT、IoTなど新しいものが次々出てきているので調べてみましょう。

上記でも述べましたが、意識的に新しい業務に挑戦していく姿勢が大切です。

ただし、クライアントワークでは技術のみならず、人柄やコミュニケーション能力、報連相などスキル以外でも信頼を築く方法があります。

  • クライアントの時間を奪わないようにする
  • 返信はなるべく早く行う
  • 丁寧な言葉遣い、やり取りを心がける

これらに気をつけるだけで、クライアントの信頼を得られやすくなるでしょう。

意識するだけ実践できるので、すぐにでも取り入れられます。

技術が追い付かなくて不安という方は、まずはその他の面でクライアントからの印象を良くすることを意識し、唯一無二の存在になれるよう意識してみましょう。

確定申告・節税などのお金周りの管理ができるのか

企業に属していると経理のスペシャリストがいるので年末調整を行ってくれたり、経費でおかしな点があったら教えてくれたりしましたが、フリーランスは全て自分で管理しないといけません。

確定申告など初めて行う際は、自分でもできるのか不安に思うこともあるでしょう。

フリーランスは自分が個人事業主なので、自分の身は自分で守らないといけません。

苦手でも税金の勉強を自分でもして、節税対策を怠らないよう意識してみましょう。

どうしても自分ではできないと思ったら、会計ソフトのクラウドサービスを利用するのも一つの手です。

外注費を払ってでもプロにお任せした方が自分の業務に専念できるので、必要の際は検討してみてください。

ここにおすすめの会計ソフトを紹介しておきます。

マネーフォワード

https://biz.moneyforward.com/tax_return/

クラウド会計freee

https://www.freee.co.jp/personal-business/

【プライベート・生活編】フリーランスエンジニアが直面する不安

フリーランスになる際には仕事面での不安はもちろんのこと、私生活でも不安なことがあるかと思います。

ここから確認していきましょう。

エンジニアに限らずフリーランスが直面する不安

フリーランス人口が増えてきたとはいえ、残念ながら未だに社会的信用はフリーランスよりも会社員の方が高いのが現状です。

安定性、将来性など不透明な部分も多くフリーランスとして生活していけるのか不安になることは誰にでもあるようです。

エンジニアに限らず、フリーランスを経験したことがある人なら誰でも何かしらの不安を抱えているので、自分ばかりではなくみんなも同じだと思えば少しは気が楽になるのではないでしょうか?

とはいえ、仕事以外にもプライベートでも不安に直面することがあると思うので、ここから確認していきます。

社会的な信用がなくなる分、生活に支障をきたすのではないか

ローンを組めない・賃貸を借りられないなどの不安

フリーランスでもローンを組むことはできますし、賃貸を借りることもできますが審査が通りにくいのは事実です。

住宅ローンは長期に渡って一定額の返済が出来ないと組むことが出来ないので、フリーランスの収入の不透明さや、いつ何があるか分からない不安定さがネックになってしまいます。

家を借りる際も、支払い能力の有無が分かりにくいことと、収入の安定性の無さが原因で借りにくいことも事実です。

ローンを組む際も、賃貸を借りる際も収入が証明できる書類を用意しておきましょう。

収入を証明できる書類としては、通帳のコピーや前職の源泉徴収票、課税証明書などが有効です。

体を壊さないか・健康維持をできるのか

フリーランスは勤務日も勤務時間も定めがないので、極論を述べると365日24時間いつでも働くことができてしまいます。

稼働した分だけ収入が増えますが、その分疲弊してしまうので体を壊さないか不安に思うこともあるでしょう。

福利厚生がなく、休んだ分だけ収入が減ってしまうので働いていないと不安な気持ちは分かりますが、いくらでも働けるとはいえ意識的にあえて休息日を作りましょう。

定休日を作るも良し、フリーランスの自由度を活かして仕事が落ち着いているときは思いきって休むも良し、休息を大事にすることが大切です。

また、健康を維持するためにも適度な運動習慣を身に付けましょう。

フリーランスは在宅で仕事ができるので通勤がなく、家で座りっぱなしになりがちです。

運動の時間を決めて体を動かしたり、休日にはスポーツをしたりすると気持ちも頭もスッキリするので、健康維持のためにも意識的に体を動かしましょう。

パートナーや家庭と仕事を両立できるのか

フリーランスでも結婚できるのか、家庭と仕事を両立できるのか不安に思うかもしれません。

フリーランス白書(2020)を見てみると、実際にフリーランスで配偶者がいる人の割合は61.8%となっており、約6割の人が結婚していることが分かります。

フリーランスかどうか関係なく、結婚している人の割合は60%ほどなのでフリーランスだからと言って特別低いことはなさそうです。

フリーランスに理解があるパートナーとなら結婚することは問題なさそうです。

フリーランスは会社員よりも時間を自由に使える利点があるので、それを活かして家庭と仕事の時間配分を考えてみてください。

初めのうちはペースが掴めないかもしれませんが、時間配分がうまくいくようになると会社員よりも家庭と仕事の両立はしやすいと思います。

参照:フリーランス白書
https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2020/06/2020_0612_hakusho.pdf

子育てに支障をきたすのではないか

フリーランスで子育てに支障をきたすのではないかと、子どもを持つことに不安があるかもしれませんが、むしろ時間の融通が効くフリーランスは子育てと両立しやすいです。

子どもが寝ている時間に仕事や家事ができるのはフリーランスならではかと思います。

フリーランスは就労状況が分かりにくく保育園の審査に通りにくいと言われてはいますが、就労の証明として開業届を提出したり、1日の就業時間を表にまとめたりと、就労を証明する書類を自分で作成すれば問題はありません。

自宅で働くフリーランスの場合、家に子どもがいるとどうしても業務に集中できませんが、保育園などをうまく活用すれば、育児と仕事の両立は可能です。

フリーランスエンジニアが不安を解消するために取るべき対策

ここまでいくつかの不安を確認してきましたが、不安だからといってフリーランスになるのを諦めてしまうのはもったいないです。

フリーランスエンジニアが不安を解消するために取るべき対策についてまとめてみたので、一緒に確認していきましょう。

スキルを磨き続ける・マネジメントや上流工程の経験を身につけ、代替できない人材になる

働いた分だけ収入に直結するのでついついたくさん働きがちですが、案件をこなすことに精一杯にならずに、きちんと時間を作って勉強しましょう。

今使っているプログラミング言語以外のものにも挑戦してみたり、分かりやすい資料を作るためのレイアウトを勉強してみたりと、学ぶべきことはたくさんあります。

フリーランスは信頼と実績でお仕事を頂けるので、常にスキルを磨き続け、自分になら案件を任せられるとクライアントに思ってもらえるような人材になりましょう。

間に合うのであれば、、フリーランスエンジニアになる前にクレジットカード作成や賃貸契約を済ませておく

フリーランスは残念ながらまだまだ社会的信用が低い現状があります。

クレジットカードを発行する際は支払い能力や収入を確認するので、残念ながら収入の安定性がないと思われがちなフリーランスだと審査に通りにくい現状があります。

フリーランスでもクレジットカードを作ることは可能ですが、少しハードルが高くなってしまうので、できることならば会社員のうちにクレジットカードを作っておきましょう。

また、先述した通り賃貸を借りにくい現状もあるので、こちらも可能なら会社員のうちに契約してしまうことをおすすめします。

コミュニティに所属して相談相手を作る

フリーランスは企業に属さず自宅で仕事ができてしまうので、どうしても孤独になりがちです。

昨今はSNSなどでも盛んに交流を持つことができますが、コミュニティに所属して相談相手を作ることをおすすめします。

フリーランスエージェントに登録し、担当エージェントに相談する

フリーランスエージェントに登録すると、担当のエージェントが相談にのってくれます。

特にフリーランスになりたてだと右も左も分からず、不安や疑問点がたくさん出てくると思います。

そんな時は一人で抱え込まずに、担当エージェントに相談して手っ取り早く解決策を相談できるので、自分が進むべき道が明確になります。

フリーランスエージェントはいくつかあるので、きっと自分に合ったエージェントを見つけることができるでしょう。

いくつかピックアップしたので、見てみてください。

Midworks(ミッドワークス)

https://engineer-style.jp/agents/2

レバテックフリーランス

https://engineer-style.jp/agents/1

TECH STOCK(テックストック)

https://engineer-style.jp/agents/10

知識をつける努力を怠らない

フリーランスは、不安定であることは間違いありません。

今関わっている案件がずっと続く保証はないので、常にスキルアップし、知識を増やす努力を怠らないことが大切です。

スキル面はもちろんのこと、節税や保険など、知れば知るほど損をしないようになるので、勉強する習慣をつけるとよいでしょう。

フリーランスエンジニアとしてのライフシミュレーションをしておく

結婚するのか、子どもはどうするのか、家を買うのか、賃貸にするのか人生において仕事以外にも考えることはたくさんあります。

結婚するには結婚式の費用、新婚旅行の費用、婚約・結婚指輪の購入費用が必要です。

親からの援助やご祝儀もありますが、ざっと500万円ほどは準備が必要になります。

子どもを持つには出産費用と養育費用が必要です。

家を買うには頭金が、賃貸を借りる際には敷金礼金が必要になり、加えて引越し費用と家具を新たに揃えることを考えるといくらか蓄えがないと不安になりそうです。

フリーランスとして活動する場合は見てきた通り不安な点がいくつかあるので、特にきちんとシミュレーションしておきましょう。

エンジニアスタイルでは、20万件に及ぶフリーランスエージェントの案件をまとめて閲覧することができます。
自分に合った案件を見逃すことなく、じっくり案件を比較することで最適な案件に参画することができるので、ぜひ活用ください。

フリーランスエンジニアは他の職種ほど不安を感じなくても良い背景

ここまでフリーランスとしての不安な点をいくつか紹介してきましたが、実はそこまで不安を感じなくても平気なことも事実です。

ここからは、なぜ不安を感じなくても良いのか見てみましょう。

そもそも日本ではITエンジニア不足で需要が高い

日本は全体的にITエンジニアが不足しており、供給が需要を上回っている現状があります。

経済産業省の「IT人材需給の試算結果」によると、2030年時点でのITエンジニアの不足数は16万~79万人と予測されていることからもお分かり頂けるのではないでしょうか。

売り手市場なので、仕事がなくなる心配はそこまでしなくても大丈夫でしょう。

フリーランスエンジニアとして失敗しても会社員に戻れる可能性が高い(正社員求人も多い)

フリーランスは一連の業務をすべて一人でこなせる実績があるので、即戦力とみなされる場合があります。

先にも述べた通り、ITエンジニアは不足しているので、良い人材を企業は常に求めています。

フリーランス時代の経歴やスキルをまとめ、ポートフォリオを作成することで企業へのアピールに繋がるので、もしフリーランスが向かないと思ったら会社員に戻ってみるのも良いかもしれません。

フリーランスエンジニアの案件も豊富であり、現場レベルでも求められている

エンジニアの人手不足もあり、案件は想像するよりもたくさんあります。

案件がたくさんあるので、コンスタントに仕事を受注しやすく案件が途切れることなく常に仕事がある状態を作り出すことが可能です。

現場レベルでも求められているので、あまり心配しなくても良いでしょう。

まとめ

ここまで見てきたことをまとめてみましょう。

  1. 仕事もプライベートも不安はあるが対処法もある
  2. 常にスキルアップ、勉強を怠らない
  3. 実は心配しなくてもフリーランスエンジニアの需要は高い

フリーランスの不安を仕事、プライベートともに見てきましたがその対処法も分かると安心できたのではないでしょうか?

実際にエンジニア不足の背景もあり、そこまで心配しなくても良さそうでした。

フリーランスエンジニアに興味を持ったら、ぜひ人生の選択肢として検討してみてください。

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