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フリーランスエンジニアになるには。経験値別にロードマップ例と職種別に平均年収を紹介


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目次

未経験・経験が浅いエンジニアがフリーランスエンジニアになるロードマップ例

現代ではライフスタイルが多様化したことにより、フリーランスという働き方に憧れる人は多いのではないでしょうか?

その中でも、フリーランスエンジニアとして独立したい人も一定数いるはずです。

ここでは、未経験や経験が浅いエンジニアが、フリーランスエンジニアになるロードマップについて解説します。

正しいステップを踏んでいけば、未経験や経験が浅いエンジニアでも、フリーランスエンジニアとして独立することは可能です。

まずは会社員として実績と経験を積む

まずは、最低でも1年間、会社員として実績と経験を積みましょう。

「会社員として働かずに、そのまま独立したい」という人は多いはずです。

しかし、ほとんどの現場では、実務経験が1年にも満たない場合は、受け入れてくれません。

そのため、IT企業に転職し、エンジニアとして実務経験を積みましょう。

ITエンジニアは人手不足の業界なので、他の業種と比べると、そこまで転職はハードルが高くありません。

全く実務経験がないよりも、短期間でも企業で実務経験があれば、フリーランスになったときの案件が、格段に獲得しやすくなります。

慣れてきたタイミングで副業案件を探してみる

会社員として実務経験を積み、慣れたタイミングで副業案件を探してみましょう。

もちろん、ある程度実務経験を積んだら、すぐにフリーランスエンジニアとして独立しても構いません。

しかし、いきなり独立してしばらく期間が経つと、全く仕事がないという状況に陥るフリーランスランスエンジニアは多いです。

そのため、リスクの小さい副業から始めることをおすすめします。

現代は週1日・土日の副業だけで稼ぐエンジニアもいるので、副業から始めることは全くおかしなことではありません。

会社員として実績が積み上がってきた・副業先で好評価をもらっているタイミングでフリーランスとして独立

会社員としての実績が積み上がったり、副業先から高評価を得たりしたら、フリーランスへの転身を検討してみましょう。

ここまで積み上げてきた実績やスキルがあれば、十分フリーランスエンジニアとして活躍できるはずです。

そして、独立後はフリーランス向けのエージェントに登録しましょう。

フリーランス向けのエージェントとは、企業とフリーランスを仲介し、案件を紹介してくれるサービスのことです。

個人で営業活動するよりも簡単に案件を獲得できるので、非常に便利なサービスといえます。

安定した仕事ができるようになるためにも、エージェントは有効活用しましょう。

新規案件がなければ副業先を本稼働にしつつ新たな参画案件を探す

フリーランスとして活動中に新規案件がなければ、副業先を本稼働にしつつ、あらかじめ新しい参画案件を探しておきましょう。

案件ごとに収入が得られるフリーランスエンジニアは、毎月一定額を貰える会社員よりも収入が安定しません。

たとえば、今のプロジェクトが終わって、次のプロジェクトに参画するまでの期間の収入は、実質0になります。

そのため、新規案件がない場合は、今のプロジェクトが完了する前に、新しい参画案件を探しておく必要があるのです。

既に実績や経験があるエンジニアの場合のフリーランスエンジニアになるロードマップ例

既に実務経験があるエンジニアは、どのようにフリーランスエンジニアになればいいのでしょうか?

ここでは、既に実績や経験があるエンジニアが、フリーランスエンジニアとして独立するロードマップについて解説します。

現状、企業でエンジニアとして活躍されている人は、ぜひ参考にしてみてください。

案件の見込みがなければ、副業案件から探してみる

案件の見込みがない場合、副業案件から探してみましょう。

当然ですが、フリーランスとして継続的に活動するには、契約する顧客が必要です。

自分の身の回りにその顧客がいない場合は、まず副業として案件を受注しましょう。

常に最高のパフォーマンスを発揮し、結果を出すことを意識すれば、顧客から信頼され、継続的に案件を提案してもらえます。

既に実績があるエンジニアなら、案件探しは比較的容易にできるでしょう。

そのため、積極的に副業に挑戦してみてください。

会社員とフリーランスの働く環境の違い、メリデメをきちんと把握しておく

フリーランスとして独立する前に、会社員とフリーランスの働く環境やメリット・デメリットを把握しておくことが大切です。

まずは、働き方に大きな違いがあります。

会社員は出勤時間や仕事内容など、会社側が働き方を決める権限がありますが、フリーランスの場合、どの会社にも属していないので、働き方は自分で決めることができるでしょう。

また、保障面に大きな差が出てきます。

会社員の場合、社会保険が手厚くて保険料が安かったり、福利厚生や有給、時間外手当、ボーナスなどが受けられます。

しかし、フリーランスになれば、上記のような会社員ゆえの特典がほとんど受けられなくなります。

フリーランスとして独立したいなら、会社員とフリーランスそれぞれのメリットとデメリットをよく比較したうえで、検討するといいでしょう。

リスクヘッジをしておく

フリーランスになるなら、リスクヘッジをしておきましょう。

フリーランスはどうしても収入が不安定だったり、いざという時の保障が手薄になったりする傾向にあります。

そのため、予測できるリスクを想定しておいて、あらかじめ対策を売っておくことが大切です。

具体的には、向こう6ヶ月分の資金は貯めておきましょう。

そうすれば、病気になって働けなくなったときも、安心して過ごすことができます。

また、継続案件がなくなったときのために、人脈を形成しておくことも大切でしょう。

フリーランスは、知人やコネから案件を獲得することが意外に多いです。

そのため、仕事につながるような人脈を形成しておきましょう。

フリーランスエンジニアが万が一の時に知っておきたい!エンジニア案件に強いフリーランスエージェント

現在、フリーランスエンジニアとして働く人が増えています。

そのため、なかなか案件を獲得できず、悩んでいる人は少なくありません。

そんなあなたにおすすめなのが、フリーランス向けのエージェントサービスを利用することです。

ここでは、エンジニア案件に強いフリーランスエージェント5選を紹介します。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズとは、IT向け課題解決型のマッチングエージェントサービスです。

ITプロパートナーズは、柔軟な働き方ができる案件を多数取り揃えていることが特徴といえます。

実際に他のフリーランスエージェントと比較してみましたが、リモートワークや週3日以下勤務の案件が多い印象です。

「副業としてITエンジニアやWebデザイナーに挑戦してみたい」という人は、ぜひITプロパートナーズの利用を検討してみてください。

ITプロパートナーズ(ITPRO PARTNERS)のエージェント情報 | フリーランスエンジニア向けIT求人・案件サイト【エンジニアスタイル】

Midworks

Midworksは、フリーランスエンジニア・デザイナー向けの案件に特化したエージェントサービスです。

Midworksは、給与保障や福利厚生が充実しています。

具体的には、仕事が途切れてた場合、月額単価の60%を日割りで受け取れたり、クラウド会計ソフトの「freee」を無料で利用できたりと、手厚い保障が魅力です。

また、フリーランス協会のベネフィットプランを無償で利用できたり、社会保険料の半額負担が行われたりします。

「フリーランスでも手厚い保障を受けたい」という人は、ぜひMidworksの利用を検討してみましょう。

Midworks(ミッドワークス)のエージェント情報 | フリーランスエンジニア向けIT求人・案件サイト【エンジニアスタイル】

テックビズフリーランス

テックビズフリーランスは、ITエンジニアの案件に特化したフリーランス向けのエージェントサービスです。

テックビズフリーランスの最大のメリットは、帳簿や確定申告を無料で対応してくれることだといえるでしょう。

一般的に、税理士に依頼した場合の月額料金の平均は、幅はありますが、10〜15万くらいが相場といわれています。

「確定申告が難しくてめんどくさい」という人は、ぜひテックビズフリーランスの利用を検討してみてください。

テックビズフリーランスのエージェント情報 | フリーランスエンジニア向けIT求人・案件サイト【エンジニアスタイル】

フリーランスポート(Freelance Port)

フリーランスポートとは、IT・Web業界の案件獲得の支援をしてくれるプラットフォームサービスです。

フリーランスポートは、クライアントもフリーランスも審査性を取っています。

そのため、信頼感のあるクライアントと仕事ができるでしょう。

また、フリーランス専用のコミュニティも運営しているので、人脈形成やチーム生成に利用できるかもしれません。

「良質な顧客から直接依頼を受けたい」「仕事の刺激と成長の機会になるようなコミュニティに入りたい」という人は、ぜひフリーランスポートの利用を検討してみてください。

フリーランスポート(Freelance Port)のエージェント情報 | フリーランスエンジニア向けIT求人・案件サイト【エンジニアスタイル】

TechStock

TechStockとは、フリーランスエンジニア向けに特化したエージェントサービスです。

TechStockは、高単価かつエンド案件を多数取り揃えているため、高報酬を期待することができます。

実際に他社のエージェントの平均単価と比較してみましたが、平均して10万円以上単価が高い印象でした。

ただし、週5日勤務の案件がメインとなっているので、副業としてエンジニアを始めたい人には不向きかもしれません。

「フリーランスエンジニアとしてがっつり稼ぎたい」という人は、ぜひTechStockの利用を検討してみてください。

TechStockのエージェント情報 | フリーランスエンジニア向けIT求人・案件サイト【エンジニアスタイル】

フリーランスエンジニアになるなら知っておきたい、開発言語のトレンド

フリーランスエンジニアになる場合、最新の開発言語の情報を取得し、常に学習する必要があります。

ここでは、フリーランスエンジニアが知っておきたい開発言語のトレンドについて見ていきましょう。

参考元:TIOBE Index「TIOBE Index

1位:Python

第1位は、AI(人工知能)開発の利用でも注目されているPythonです。

Phthonは、コードの記述がシンプルでわかりやすく、学習難易度がそこまで高くないというメリットがあります。

実際に、YouTubeやInstagramなど、誰もが知るような大規模なWebサービスがPythonを使用して開発されており、AI開発でもPythonが主流となっているようです。

まさにこれからの時代には、なくてはならないプログラミング言語といっても過言ではありません。

日本ではまだPythonを扱えるエンジニアは少ないので、ぜひPythonを学んで、高単価の案件を受注しましょう。

Pythonのフリーランス求人・案件(全11,176件) | フリーランスエンジニア募集

2位:C言語

第2位は、1972年に開発され、今もなお多くの場面で使われているC言語です。

C言語エンジニアは、他の言語のエンジニアと比べて、エンジニアの数が少ないことが特徴といえます。

そのため、一度C言語を扱えるようになれば、エンジニアとしての需要は安定するでしょう。

ただし、C言語は他のプログラミング言語と比べて、学習難易度が高く、自分に合った勉強をしないと、なかなか身に付かない可能性があります。

転職サポート付きのスクールなどでC言語を学んだ方がいいかもしれません。

C言語のフリーランス求人・案件(全2,122件) | フリーランスエンジニア募集

3位:Java

第3位は、日本でも昔から根強い人気を誇るJavaです。

Javaの特徴は何といっても、OSに関係なくどんな環境でも利用できるプログラミング言語であることでしょう。

実際に、システム開発やアプリケーション開発、Web開発など、さまざまな開発に利用されています。

特に、業務システムや大規模なWebシステム開発に利用されることが多く、高収入が期待できる言語です。

汎用性の高いプログラミング言語を学びたい人は、ぜひJavaを習得してみてください。

Javaのフリーランス求人・案件(全38,761件) | フリーランスエンジニア募集

4位:C++

第4位は、C言語の拡張版として開発されたプログラミング言語であるC++です。

C++は、開発されてから30年以上経っているプログラミング言語ですが、いまだに需要はあります。

通信系や組み込み系、制御系にオープン系など幅広く、大規模の案件が多いです。

また、C++はC言語と同様に、習得難易度が高いため、エンジニアが少ないため需要は高いといえます。

ただし、C++案件は未経験での受注は厳しく、独習してもすぐにフリーランスとして活躍できるルートは少ないです。

そのため、一度企業に就職して、C言語エンジニアとしてのキャリアを積むことをおすすめします。

C++のフリーランス求人・案件(全4,835件) | フリーランスエンジニア募集

5位:C#

第5位は、Microsoftが開発しているプログラミング言語であるC#です。

C#はオブジェクト指向と呼ばれる開発言語であり、文法はJavaに似ています。

GUIアプリケーションやゲームの開発など、幅広い開発ができることが魅力です。

中でも、スマホゲームは日本でも海外でも市場が伸びているので、C#経験のあるフリーランスエンジニアは需要があるでしょう。

また、最近ではゲーム開発以外にもARやVR分野の開発を担うニーズも出てきています。

そのため、フリーランスエンジニアになるなら、C#を習得しておくといいかもしれません。

C#.NETのフリーランス求人・案件(全3,354件) | フリーランスエンジニア募集

フリーランスエンジニアの平均年収はどれくらいか

フリーランスエンジニアがどれくらいの年収なのか、気になりますよね。

最後に、フリーランスエンジニアの平均年収はどれくらいなのか、エンジニアの種類別に紹介します。

フリーランスのシステムエンジニアの場合

フリーランスのシステムエンジニアの平均年収は、700〜1,000万円ほどです。

月額単価相場は以下になります。

  • 平均単価:69万円
  • 最高単価:200万円
  • 最低単価:15万円

具体的な案件例も記載しているので、ぜひチェックしてみてください。


【システムエンジニア】【週3日〜】空間検索エンジン開発!Pythonエンジニアを募集!のフリーランスエンジニア求人・案件

月額単価:100万円

想定年収:1,200万円

勤務地:五反田・大崎・目黒エリア

参考元:エンジニアスタイル「システムエンジニアのフリーランス求人・案件

フリーランスのフロントエンジニア

フリーランスのフロントエンジニアの平均年収は、500〜1,000万円ほどです。

月額単価相場は以下になります。

  • 平均単価:67万円
  • 最高単価:200万円
  • 最低単価:10万円

具体的な案件例も記載しているので、ぜひチェックしてみてください。

【Wordpress/jQuery】自社HP改修のフロントエンドエンジニア|フルリモートのフリーランスエンジニア求人・案件

月額単価:60万円

想定年収:720万円

勤務地:その他エリア

参考元:エンジニアスタイル「フロントエンジニアのフリーランス求人・案件

フリーランスのサーバーエンジニア

フリーランスのサーバーエンジニアの平均年収は、500〜700万円ほどです。

月額単価相場は以下になります。

  • 平均単価:70万円
  • 最高単価:200万円
  • 最低単価:10万円

具体的な案件例も記載しているので、ぜひチェックしてみてください。


フルリモート可能|【PHP】ECサイト運用ツール開発(バックエンドエンジニア)のフリーランスエンジニア求人・案件

月額単価:55万円

想定年収:660万円

勤務地:その他エリア

参考元:エンジニアスタイル「サーバーエンジニアのフリーランス求人・案件

フリーランスのインフラエンジニア

フリーランスのインフラエンジニアの平均年収は、600〜800万円ほどです。

月額単価相場は以下になります。

  • 平均単価:69万円
  • 最高単価:165万円
  • 最低単価:10万円

具体的な案件例も記載しているので、ぜひチェックしてみてください。

【AWS】某大手新聞社デジタルメディア向けインフラエンジニア募集/フルリモート

月額単価:80万円

想定年収:960万円

勤務地:その他エリア

参考元:エンジニアスタイル「インフラエンジニアのフリーランス求人・案件

フリーランスのネットワークエンジニア

フリーランスのネットワークエンジニアの平均年収は、600〜700万円ほどです。

月額単価相場は以下になります。

  • 平均単価:64万円
  • 最高単価:190万円
  • 最低単価:20万円

具体的な案件例も記載しているので、ぜひチェックしてみてください。


【ネットワークエンジニア】【Linux】通信サービス基盤検討/実装案件のフリーランスエンジニア求人・案件

月額単価:65万円

想定年収:780万円

勤務地:大手町・丸の内エリア

参考元:エンジニアスタイル「ネットワークエンジニアのフリーランス求人・案件

フリーランスのスマホアプリエンジニア

フリーランスのスマホアプリエンジニアの平均年収は、700〜850万円ほどです。

月額単価相場は以下になります。

  • 平均単価:70万円
  • 最高単価:195万円
  • 最低単価:10万円

具体的な案件例も記載しているので、ぜひチェックしてみてください。

【スマホアプリエンジニア】【Git】新規アジャイル開発案件における技術支援│情報通信業

月額単価:85万円

想定年収:1,020万円

勤務地:その他エリア

参考元:エンジニアスタイル「スマホアプリエンジニアのフリーランス求人・案件

まとめ

ここまで、フリーランスエンジニアになるためのロードマップや職種別の平均年収を紹介してきました。

エンジニアが不足している現状を踏まえると、フリーランスエンジニアの需要は高いといえるでしょう。

  1. 未経験・経験が浅いエンジニアがフリーランスエンジニアとして独立する場合、まずは会社員として実務を経験してから独立を検討すること
  2. 既に実績やスキルがあるエンジニアがフリーランスエンジニアとして独立する場合合は、副業として実際の案件を受注してみることがおすすめ
  3. フリーランスで効率よく案件を獲得したいなら、エージェントサービスを活用しよう

変化の激しいIT業界に合わせて、自身のスキルも磨いていき、より需要が高いエンジニアになれるように努力しましょう。

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