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【2023年最新】IoT分野でイケてるベンチャー/スタートアップ21選!!

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経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。

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IoTとは

IoTとはInternet of Thingsの略です。

日本語にするとモノのインターネットと訳されます。

つまりIoTとは、モノがインターネット経由でつながることを意味します。

たとえば、高齢者の見守りのために、ポットが利用されたかどうかを家族に遠隔で知らせることのできる象印のマホービンはIoTを活用しています。

このように、IoTがモノをインターネット経由でつなげることにより、より便利な社会が作られることが期待されています。

製造系IoTベンチャー

IoTは製造業のベンチャーでも注目されています。

製造業でIoTを導入することにより、リモートで機械の状態の確認、サポートが可能になり、生産効率の改善や故障予知が実現されることが期待されています。

そこで、注目のIoTを導入しているベンチャー企業を2社ご紹介します。

株式会社スカイディスク

スカイディスクは、AIやIoTを現場で導入するのに必要な「センサデバイス」「通信システム」「データ蓄積クラウド」「AI分析・学習モデル」機能をワンストップで提供しています。

たとえば、スマホのマイク機能を使って、音で設備機器の異常診断ができる「スマート聴診棒」は、高度な技術や経験が必要だった属人的な作業をAI・IoTを活用することにより誰でも対応できる仕組みを構築しています。

https://skydisc.jp/

株式会社シナプスイノベーション

シナプスイノベーションは、製造業向け工場IoT化サービスである「J VIND(ジェイバインド)」を展開しています。

ジェイバインドは、「データ統合コントローラ」と「BIツール」をセットにすることで、工場のIoT化をワンストップで支援できるようにするサービスを提供しています。

工場に複数あるデバイスやFA機器のデータを一元化することで、異常検知や効率的な生産向上が期待されています。

https://www.synapse-i.jp/

福祉系IoTベンチャー

福祉系でIoTを導入することにより、介護現場における「見守り機能」「排泄支援」「介護業務支援」など業務の軽減だけではなく、質の向上にもつなげることができることが期待されています。

そこで、注目のIoTを導入しているベンチャー企業を2社ご紹介します。

WHILL株式会社

WHILLはIoTを導入した次世代型電気車椅子「WHILL Model C」を開発しています。

電気車椅子にIoTを導入することにより、走行距離やバッテリー残量の確認や、故障の検知など遠隔から操作・確認することが可能です。

遠隔からメンテナンスの確認が可能なため、介護負担の軽減が期待できます。

https://whill.inc/jp/

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社

トリプル・ダブリュー・ジャパンはIoTを導入した排泄予測デバイス「DFree Personal(ディー・フリー・パーソナル)」を開発しています。

下腹部に装着する小型の超音波センサーにIoTを導入することにより、スマートフォンやタブレットで排泄のタイミングを知ることができます。

排泄のタイミングを事前に察知できるため、排泄のケアをサポートすることで被介護者のQOLの向上と介護者の負担の軽減が期待されています。

https://www-biz.co/

ビッグデータ系IoTベンチャー

IoTの発展により、人の生活に関する様々なデータがリアルタイムで取得できるようになりました。

このような情報をビッグデータとして収集・蓄積することでサービスやマーケティングなどの様々な領域で活用することが期待できます。

そこで、注目のIoTを導入しているベンチャー企業を2社ご紹介します。

株式会社ABEJA

ABEJA(アベジャ)は蓄積されたビッグデータから自動的に適切なデータの特徴を見つけ出す「ディープラーニング」を活用することによりビジネスの効率化・自動化を促進するベンチャー企業です。

IoTやAI、ビッグデータをつないでマネジメントすることによって、国内外の産業を革新する役割が期待されています。

https://abejainc.com/ja/

ミツフジ株式会社

ミツフジは生体情報を取得する着るタイプの端末を着用することにより、高精度のバイタルデータを活用したIoTソリューションを提供しています。

高精度の生体情報を分析することにより、ストレスや熱中症、疲れなどを抱える現場での見守りが可能になり、現代社会での課題の解決が期待されています。

https://www.mitsufuji.co.jp/

ロボット系IoTベンチャー

ロボット単独では、特定の用途にしか利用する事ができず幅広い分野で汎用的に活用するには不十分であるという課題を抱えています。

しかし、IoTやAIを活用し様々なデバイスに接続することによって、得られたデータを元に最適な状態でロボットが自動で動くことができるように期待されています。

そこで、IoTを導入しているロボット系ベンチャー企業を3社ご紹介します。

株式会社ZMP

ZMPではヒトとモノの移動を自由にすることを課題として、低速自動運転ロボットを開発しています。

搬送場面にロボットを活用し無人化することにより物流現場のインフラ化や、宅配ロボットや無人パトロールロボットなど、IoTを活用することにより生活の様々な場面で人々を支える役割を担うことが期待されています。

https://www.zmp.co.jp/

株式会社アプトポッド

アプトポッドでは産業IoTソリューションを提供しています。

たとえば、カメラからの情報による動画のエンコード処理やデータフュージョン処理による学習データ収集などを可能にした車両対応型のエッジコンピューターを販売しています。

このような画像処理や機械学習ができるECUを取り入れることにより、無人ロボットや、自動運転ロボットへの応用が期待されています。

https://www.aptpod.co.jp/

Global Mobility Service株式会社

Global Mobility ServiceはIoTデバイスによってデータ通信を行うことができる「MCCS」を開発しています。

遠隔起動制御やビックデータの活用によって、カーシェアやカーリースなどのサービスに利用することでビジネスの場面で活躍することが期待されています。

https://www.global-mobility-service.com/

プラットフォーム系IoTベンチャー

モノがネットワーク上で繋がる社会は便利で快適ですが、企業の枠を超えて安全な接続を可能にするには、土台となるプラットフォームの存在が必要です。

共通規格のIoTプラットフォームがあることで、開発にかかる負担を減らし、複数のサービスと安全にネット上で繋がることが可能になります。

そこで、IoTプラットフォームの現場で注目されているIoTベンチャーをご紹介します。

株式会社ソラコム

ソラコムはIoTテクノロジーの民主化を掲げており、誰もが簡単に活用できるIoT通信プラットフォームサービスを提供しています。

ソラコムのIoTプラットフォームサービスは提供開始から5年半で契約回線数が300万を突破しており、実績のあるIoTプラットフォームベンチャーといえます。

https://soracom.jp/

ソナス株式会社

ソナスはIoTシステムを導入したい企業に向けたIoTプラットフォーム「UNISONet」を提供しています。

IoTで解決したい課題解決に向けたデータ収集の方法から量産までUNISONetの性能を活かしたIoTシステムの構築を行っています。

https://www.sonas.co.jp/

スマートホーム系IoTベンチャー

家や住宅に整備されたシステムなどにIoT技術を取り入れることで、より快適で便利な生活を送ることができます。

このようなIoTの技術を利用したスマートホームを提供している企業を2社ご紹介します。

株式会社Photosynth

フォトシンスではスマートロックやセキュリティを中心としたキーレス社会の実現に向けた取り組みを行っています。

たとえば入退室管理システムの「Akerun」はいつ誰が出入りしたのかを記録し、管理することが可能です。

クラウドを通じて入退室を管理することにより、より安全なセキュリティシステムの実現を可能にすることが期待されています。

https://photosynth.co.jp/

株式会社グラモ

グラモはAIスピーカーとも連携可能なタイプと、ネットの回線が無くても無線でクラウドに直接接続することが可能なタイプの2種類のスマートロックを提供しています。

使用環境に適したサービスの提供により、自由で便利な社会の実現が期待されています。

https://www.glamo.co.jp/

その他注目されているIoTベンチャー

株式会社インフォコーパス

インフォコーパスでは、ビックデータやAI情報の活用だけではなく、自然界やモノなど様々なデータを融合させることで、社会をより豊かにする価値創造を理念として活動している企業です。

様々なIoTプラットフォームを軸にすることで、より自由度の高いIoTシステムの構築を可能にしています。

https://infocorpus.co.jp/

AGRIST株式会社

AGRISTは農業にテクノロジーを取り入れることで、食糧問題を解決することを理念として取り組んでいる企業です。

ロボットから収集したデータを収集・解析することにより収穫量の予測を立て、生産性の向上や再現可能な農業の実現が可能になります。

https://agrist.com/

H2L株式会社

H2Lは身体感覚をAIに変換することにより、ロボットやキャラクターなどの異なった身体と相互に共有し、時間や場所などにとらわれない動きや生活の実現に向けて取り組んでいる企業です。

身体感覚の情報を分析することで、健康や医療現場など幅広い分野で活躍することが期待されます。

http://h2l.jp/

株式会社オリィ研究所

オリィ研究所では、社会問題化されている孤独に目を向けて、テクノロジーを取り入れることによる「社会参加」の実現に向けて取り組んでいる企業です。

遠隔操作のできる自分の分身を通じて、場所にとらわれずコミュニケーションに必要な「移動」「対話」「役割」などの役割を自身で操作しながら体感することが可能になります。

孤独化の解消を行うことにより、社会に対する可能性の拡大が期待されています。

https://orylab.com/

セーフィー株式会社

セーフィーではカメラの映像をクラウド化することにより、誰もが活用可能な映像プラットフォームを提供しています。

収集した情報をデータ化することにより、一人一人がその場で世界を見渡せる世界を実現することを理念としており、PCやスマートフォンでいつでも映像が見られる「Safie」のクラウド録画サービスを提供しています。

https://safie.co.jp/

TVISION INSIGHTS株式会社

TVISION INSIGHTSはテレビの視聴率だけではなく、実際にテレビの前にいるのか、注目しているのかなどの視聴の質を計測することで、より効果的な視聴者の抽出と宣伝を可能にすることが期待されています。

https://tvisioninsights.co.jp/

株式会社PAL

株式会社PALでは、物流センター内の情報を透明化するだけではなくテクノロジーを活用してモノの流れの生産性の向上を理念としている企業です。

物流の勤怠管理システムやデバンニングロボの導入など、様々なサービスの提供により人材管理だけではなく生産性の向上を可能にするシステムを提供しています。

https://www.pal-style.co.jp/

IoTエンジニアとして必要とされる人材

IoTの技術は様々な場面で活用されており、今後もIoTエンジニアの需要は高まっていくでしょう。

そこで、IoTエンジニアとして必要とされるのはどのような人材であるかを解説します。

組み込み開発経験がある

IoTはモノとインターネットを繋げることが必要不可欠です。

そのため、接続される側のセンサーやデバイスを操作するための組み込みシステム系の知識が必要です。

その際、必要とされるシステム開発に必要な知識はC言語やJavaなどのプログラミング言語やWindows、AndroidなどのOSの知識が必要となります。

そのため、すでに組み込み開発の経験のある方はIoTエンジニアとして活躍できるでしょう。

サーバーサイド開発に明るい

IoTを通じて収集したデータの蓄積や分析は、インターネット経由でサーバーに繋がっている場合がほとんどです。

サーバーサイド開発に必要なプログラミング言語としては、PHPやRubyなどが挙げられます。

ネットワークを通じてサーバーにアクセスし、データやサービスを提供するためにはサーバーサイド開発に明るいと重宝される人材となるでしょう。

フロントエンドやアプリの開発に詳しい

IoTでは様々なモノやネット上でのサービスを企業の枠組みを超えてつなげていく必要があります。

そのため、スマホやPCなどのデバイスと連動させるためにフロントエンドやアプリの開発に詳しいとIoTエンジニアとして重宝される人材となれるでしょう。

フロントエンドやアプリ開発に必要な知識として、HTMLやCSS、Python、RubyなどがIoTエンジニアとして必要なプログラミング言語として挙げられます。

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まとめ

モノ同士をインターネット経由でつなげていく事で、ユーザーの生活の質の向上だけではなく、社会課題の解決の実現に向けて様々な企業がIoTを通じた取り組みとサービスを提供しています。

IoTエンジニアとしてユーザー目線にたったサービスを提供していくには、ユーザーの利用しやすい環境を整えるためのスキルが必要になります。

そのため、IoT分野で活躍していくためには、社会課題の明確化だけではなく実現できるだけのプログラミング言語の習得が必要不可欠であるといえるでしょう。

  1. IoT技術の進歩により、生活の質だけではなく社会課題の解決が期待されている
  2. IoTで活躍するベンチャー企業は社会課題の解決を担う存在
  3. IoTエンジニアとして活躍するにはプログラミング言語の習得が必要である
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