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フリーランスエンジニアが面談で聞かれる内容や落ちてしまうパターンを紹介


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目次

企業やエージェントがフリーランスエンジニアと面談をする意図とは

フリーランスエンジニアとして案件を獲得するためには、面談を求められることが一般的です。面談がどのような目的で行われているのかを理解しておくことは、自分に合った案件獲得につながるので重要になります。そこで、本セクションでは、面談が行われる目的について、エージェントと企業に分けてそれぞれ解説します。

エージェントの場合

保有案件とマッチングするか確認するため

フリーランスエンジニアと面談を行う目的の1つは、保有している案件と応募者のマッチングの確認です。フリーランスエンジニアの保有しているスキル・希望条件・長期的なキャリア希望などには、書類だけでは分からないものが含まれています。面談を通じてそれらを明らかにし、応募者に対して最適な案件を提示することができます。

案件を任せられるのか人間性を見たいため

面談を行うもう1つの目的は、人間性の確認です。職務経歴書やポートフォリオでエンジニアとしてのスキルは分かるかもしれません。しかし、どのような性格の持ち主なのか、コミュニケーション能力に問題はないかといった人間性は面談を通して初めて見えてくるものです。仕事はチームで行うものであるため、面談を通じて人間性を確認し、人格面で問題がある人に案件を紹介することを防ぐのも、面談の目的の1つになります。

企業の場合

自社の開発文化や技術にマッチするのか見たいため

企業がフリーランスエンジニアとの面談で確認したい内容として、自社の文化・技術と合うかの確認が挙げられます。会社ごとで仕事の進め方には独自の文化があることが多いです。そのため、自社の仕事の進め方で問題がないかについて、企業の採用担当者は面談を通して確認します。例えば、ある程度抽象的な要件から開発することが可能か、エンジニア以外の職種のメンバーとコミュニケーションが取れるかなどといった質問がされることがあるので、これまでの自分の仕事の進め方を振り返っておくと良いでしょう。

自社のエンジニア陣と相性が良いか人間性を見たいため

自社のメンバーとの相性確認も企業が面談で確認したい項目です。エンジニアの仕事はチームで行われるケースがほとんどであり、いくらスキルが高くても周りの人間とチームワークを発揮できなければ戦力にならない可能性もあります。そのため、今のメンバーと一緒に働いても問題ないか、人間性を確認することも企業が面談を行う目的の1つです。

報酬や業務内容などの条件でマッチするのか見たいため

条件とエンジニアがマッチするかの確認も企業が面談を行う目的です。書類だけからは分からない、コミュニケーション能力や人間性を総合的に判断し、業務内容を任せても大丈夫か、報酬は適切かを判断します。

フリーランスエンジニアが案件を獲得するまでの面談の流れとは

ここまでで、フリーランスエンジニアにとって面談が重要であるということを説明してきました。本セクションでは、フリーランスエンジニアが案件を獲得するまでのフローについて、具体的に順を追って紹介していきます。

案件を探す

初めに行わなければならないことは、案件探しです。案件を探す方法としては、クラウドソーシングやフリーランス向けのエージェントサービスの利用、直接応募や知人に紹介してもらうなどさまざまな手段があります。どの方法も一長一短あるので、自分に合った方法を使うことがベストです。

案件への応募

案件を見つけたあとは、応募です。案件の募集条件と自分の保有スキルや経験が合致することを確認し、応募します。

【エージェントの場合】エージェントとの面談を実施

フリーランスエージェントを利用する場合は、エージェントのコンサルタントとの面談を行うケースが大半です。コンサルタントに、自分の過去の経験や、案件に対して望む条件を伝えることで、自分にマッチした案件を紹介してもらうことができます。

【エージェントの場合】クライアントとの面談を実施

エージェント経由での案件への応募の場合は、コンサルタントとの面談後にクライアント企業と面談が行われます。これまでの職務経歴はもちろん、社会人としてのビジネスマナーやコミュニケーション能力も問われるため、事前に対策をしてから本番に望むことが重要です。

案件への参画

面談後に採用が決まり、契約成立すれば案件に参画することになります。時間があるようでしたら参画するPJTで必要な勉強をはじめておくと良いかもしれません。

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自分に合った案件を見逃すことなく、じっくり案件を比較することで最適な案件に参画することができるので、ぜひ活用ください。

フリーランスエンジニアが面談で聞かれることとは

面談をスムーズに進めるためには、あらかじめ聞かれる可能性が高い質問に対して準備しておくことが大切です。そこで、本セッションでは面談で聞かれることの多い質問について解説します。

今までの開発経験・スキル

どれくらいのスキルがあるかを確認するために、過去の開発経験やスキルについて質問されるケースが多くあります。例えば、使用経験のあるプログラミング言語やツールなどについて質問されることが多いです。また、開発に携わったサービスについても問われることがあります。きちんと実現したいサービスを理解した上で開発に携わったことをアピールすることが大切です。スムーズに説明できるように、これまでの仕事を振り返っておくと良いでしょう。また、応募する案件に関係のある経験やスキルについて重点的に説明すれば、マッチ度のアピールにつながります。

技術開発・組織において苦労したことや解決策・とった行動

社会人として求められる問題解決力を問われることも多くあります。過去の開発で生じた課題をどのように解決したかについて、論理的に説明することで、採用後も活躍できる人材であることをアピールすることが重要です。面接官は応募者の苦労話を聞きたいわけではなく、問題解決力を確認したいという点に注意が必要になります。

チームで開発した経験はあるか

チームでの開発経験を面接で確認されることも多いです。この質問をする目的は、現在の開発メンバーと問題なく仕事を進めることができるかどうか確認するためというケースが多くなっています。エンジニアを雇う立場の人間は、チームメンバーの離職をできる限り防ぎたいと考えます。なぜなら、1人メンバーが去ると連鎖的に退職が続き、チームが崩壊するリスクがあるためです。しかし、チームの和を乱すようなエンジニアをチームに入れてしまうと、退職のリスクが高まります。特に、フリーランスエンジニアに対して、独りよがりに仕事を進め、周囲のメンバーに迷惑をかけるのではないかという懸念を抱く方は少なくありません。そのため、過去の開発経験などを例に出し、チームで仕事を進めることができることのアピールが大切です。

エンジニアとしてどのような役割を担ってきたのか

これまでの仕事を進める中で、どのような役割を果たしてきたかについても面談で質問されることがあります。どの程度の仕事を任せることができるかを確認することがこの質問の意図です。もし、メンバークラスではなく、リーダークラスの役割を担った経験があるのであれば、積極的にアピールすることが重要です。なぜなら、コミュニケーション能力や管理能力があると判断されるからです。また、要件定義に参画していたなど、上流工程の経験があることをアピールすれば、仕事に対する積極性や柔軟性の高さのアピールにつながるかもしれません。もちろん嘘をつく必要はありませんが、これまでに行ってきた役割という観点で仕事を振り返っておくことは面談の通過に役立つでしょう。

今後どのような開発・スキルを磨いていきたいのか

今後のキャリアビジョンについて質問されることもあります。フリーランスエージェントの中には、長期的なキャリアを考慮した上での案件の紹介を行う会社もあるので、自分のビジョンについてしっかりと考えておくことが重要です。企業の面談でこのような質問をされた際には、知的好奇心や成長志向があるかを判断することが目的とも考えられます。エンジニアの仕事は常にスキルアップが求められる職業です。そのため、長期的なキャリアを考えてどういった経験やスキルを積んでいきたいか日頃から考えておくことをおすすめします。

フリーランスエンジニアが面談をクリアするために意識しておきたいこと

フリーランスエンジニアとして案件を獲得するためには、面談をクリアしなければなりません。ここからは、面談を受ける前に準備できること、面談の時に注意しておくことについて解説していきます。

まず、ポートフォリオや職務経歴書は作成しておく

自分のスキルを正確に伝えるためにも、ポートフォリオと職務経歴書はしっかりと作成しておくことが大切です。ポートフォリオは自分の実績を視覚的に表現するうえで役立ちます。そのため、採用担当者に自分の力をアピールするための強力な武器になるでしょう。また、職務経歴書作成を通じて文字に起こすことで、これまでの自分の実績を客観的に知ることにつながります。自分を客観視できていれば、面談の中で過去の経験について深掘りされた質問を受けても、落ち着いて答えることができるはずです。

面談のデモをする

面談のデモンストレーションをしておくことも有効な準備の1つです。特に、想定問答をビデオ撮影することは非常に効果的な練習方法と言えます。なぜなら、自分の話し方・表情・姿勢など、普段話している中では気づくことが難しい癖に気づくことができるからです。人間のコミュニケーションにおいて、言語情報が占める割合はわずか10%であり、視覚情報と聴覚情報の影響が大きいことが知られています。面談で面接官に好印象を持ってもらうためにも、デモを通じて自分を客観視して、問題点に早めに気づいておくことが重要です。

自分の技術や経験だけでなく、見えづらい背景も話せるようにする

技術や経験のような事実ばかりではなく、どのような背景で行動したかについても答えられるように準備しておくことが大切です。なぜなら、背景について確認することで、きちんと考えて行動できる人かどうか判断できるからです。ビジネスパーソンとして活躍するためには、タスクをこなすだけではなく、文脈を理解して課題を自ら設定し、価値創造できなければなりません。これまでの仕事を振り返り、課題に対する自分の姿勢や、問題が起こった時に工夫したこと、コミュニケーションの取り方で工夫したことなどについて、面談を受ける前に確認しておきましょう。

フリーランスエンジニアが面談を通過できないよくある理由とは

面談を通過できず、案件を獲得できないと悩むフリーランスエンジニアの方も少なくありません。会社員とは違い、フリーランスでは案件を獲得できないと収入が0になってしまうので、面談を通過できない問題は早急に解消される必要があります。そこで、本セクションではフリーランスエンジニアが面談を通過できない理由とその対処方法について解説します。

求められているスキルや経験がマッチしない(不足している)

求められているスキルや経験が、応募した案件にあっていないことが面談を通過できない理由として考えられます。スキル・経験があっていない中で案件に採用しては、せっかく雇った人材が活躍できず企業としては問題です。また、働くエンジニア自身も自分の力を発揮できず辛い思いをすることでしょう。エージェントの方と相談するなどして、自分にあった案件を探し直す必要があります。

コミュニケーション力の不足

コミュニケーション力が不足していると判断されることも面談を通過できない理由の可能性があります。仕事はチームで行われるため、コミュニケーション力は重要です。そのため、いくらスキルがあったとしてもコミュニケーション力が低いとみなされると案件を獲得できません。コミュニケーション力に不安のある方は、模擬面談をビデオで撮影し、自分の話している姿を客観的に確認してみることがおすすめです。

自社エンジニアとの相性や企業文化とマッチしない

相性のミスマッチが面談に落ちてしまう理由になることもあります。仕事の進め方には企業ごとに独自の文化があり、スキルがあっても自社に合わないエンジニアを採用すると仕事の生産性が下がると考える企業も少なくありません。これまでの経験を振り返り、どのように考えて仕事を進めてきたか、チームとしてどのように成果をあげてきたかについて答えられるように準備しておくことがおすすめです。

働き方がマッチしない(リモート不可など)

働き方のミスマッチも面談を通過できない理由として挙げられます。例えば、オフィス出社が必須である企業であるにも関わらず、リモート勤務をしたいと伝えても面談を通過することは難しいです。事前に案件を確認し、自分の希望する働き方ができるかを調べておくことが必要になります。

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自分に合った案件を見逃すことなく、じっくり案件を比較することで最適な案件に参画することができるので、ぜひ活用ください。

フリーランスエンジニアの面談までサポートしてくれるエージェント

フリーランスエンジニアにとっての面談の重要性や面談の対策について、ここまでで確認してきました。しかし、自分の力だけで面談の準備を行うのは困難です。そこで、面談サポートを行うフリーランスエンジニア向けのエージェントを紹介します。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、ITフリーランスエージェントとして支持率No.1を獲得したことのあるエージェントです。2000社以上の取引先があり、豊富な案件紹介の実績があります。また、契約や請求についても、専属エージェントによるサポートを受けることができるため、フリーランスとしての活動に不安を感じている方でも安心です。

ITプロパートナーズ

Midworks

Midworksは、月単価100万円以上やリモート可、週3日稼働など、さまざまな条件の案件を保有しているフリーランスエージェントです。仕事が途切れたときの報酬補償や、保険料の50%を負担するなど、フリーランスにありがたいサービスを提供しています。過去に2倍近い年収アップに成功している事例もあるため、収入を増やしたい方におすすめのエージェントです。

Midworks

テックビズフリーランス

テックビズフリーランスは、97%を超える高い案件継続率を実現しているフリーランスエージェントです。開業後は税金のサポートも利用できるので、フリーランスとして経験が浅い方も安心して働くことができます。また、独立経験があるコンサルタントと案件探しやキャリアプランについて相談できるので、困ったことがあっても大丈夫です。フリーランスとしての活動に不安のある方向けのエージェントと言えます。

テックビズフリーランス

フリーランスポート(Freelance Port)

フリーランスポートは、「力のあるフリーランスがより生き生きと」というコンセプトを掲げている、フリーランスに寄り添ったサービスが特徴的なフリーランスエージェントです。フルリモートや週3日など、幅広い案件を取り扱っているので、自分に合った働き方の実現をサポートしてくれます。また、フリーランスコミュニティも運営されているので、人脈形成につなげることも可能です。フリーランスは孤独になりがちなので、コミュニティを重視したい方は、本エージェントを検討してみると良いでしょう。

フリーランスポート(Freelance Port)

TechStock

TechStockは、東証グロース市場に上場しているINTLOOP株式会社によって運営されているフリーランス向けのサービスです。2次請けより深い案件を取り扱わない、上場企業からの案件を取り扱うなどの取り組みによって、高単価案件の紹介が可能になっています。また、コンサルタントによる手厚いフォローや、税理士・社労士の紹介を行っているため、フリーランスとして安心して働くことが可能です。また、ITコンサルやPMO案件に挑戦するチャンスもあるため、開発からのキャリアアップに興味のある方は検討をおすすめします。

TechStock

まとめ

フリーランスエンジニアとして活躍したい方にとって、案件獲得のために必要な面談は重要です。面談の中ではスキルや経験に加えて、人間性や仕事に対する姿勢について問われるケースも多くなっているので、自分のキャリアの棚卸しや模擬面談などの準備が必要になります。フリーランスエンジニア向けのエージェントの中には面談対策を行ってくれる企業もあるため、1人で対策が難しい方は利用してみることがおすすめです。

  1. フリーランスエンジニアが案件を獲得するためには、面談が重要です。
  2. 面談の中では、スキルや実務経験に加えて人間性も確認されるため、事前にしっかりと準備することが必要になります。
  3. 面談に不安のある方は、面談サポートのサービスがあるフリーランスエンジニアエージェントの利用がおすすめです。
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