1. TOP
  2. エンスタマガジン
  3. 学習
  4. 【2022年度版】利用してみたい海外のコワーキングスペース20選!料金、営業時間、設備情報を徹底解説!

【2022年度版】利用してみたい海外のコワーキングスペース20選!料金、営業時間、設備情報を徹底解説!

はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

コラムページでは、ITフリーランスに向けてお役立ち情報を発信します。Twitterではホットな案件を紹介してまいりますので、ぜひフォローをお願いいたします!

経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。

エンジニアスタイルは、最高単価390万円、国内最大級のITフリーランス案件検索サービスです。エンジニアスタイルのフリーランス案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

コワーキングスペースとは?

働き方改革の一環として、最近ではリモートワーク・テレワーク・ノマドワークといった言葉が定着してきています。いずれも会社へ出社せずに仕事をする新たな働き方です。特にテレワークはコロナの影響もあって多くの企業が導入しています。そんな中で注目されているのが、コワーキングスペースです。

コワーキングスペースは、オフィスを持たない人たちが集まる、オープンスペースのオフィスです。フリーランスや企業家、またはスタートアップ企業の利用者も多いことから、新たな発想を求める人たちの交流の場としても使われています。設備の整ったコワーキングスペースを利用することで、便利さや経費の削減が図れるため、多くの企業でオフィスを構えない選択肢も増えてきています。

コワーキングスペースとシェアオフィスの違い

コワーキングスペースとよく似た施設には、シェアオフィスというレンタルオフィスがあります。コワーキングスペースは異業種の人たちと交流ができることを目的のひとつにしているのに対し、シェアオフィスはあくまでも自身の作業をメインにしているところが大きな違いといえます。

したがって、コワーキングスペースでは図書館やカフェのようなオープンスペースが多いのに対し、シェアオフィスでは個室がメインになっています。ただ、コワーキングスペースとシェアオフィスの線引きは曖昧な面もあるため、時にはほぼ同義として扱われることもあります。

コワーキングスペースを利用する6つのメリット

コワーキングスペースには利用するにあたってさまざまなメリットが存在します。順に見ていきましょう。

低コストで仕事場を確保できる

コワーキングスペースを利用することで、低コストで仕事場を確保できます。通常オフィスを借りると、家賃をはじめ保証金や管理費、光熱費や通信費など多くのコストがかかります。机やいすなどの什器も必要となり、初期投資としてもかなりのコストがかかります。しかしコワーキングスペースを利用すると、初期投資も不要で月々2万円程度から借りることが可能になり、かなりの低コストで作業スペースを確保できます。

仕事のための設備が整っている

仕事をするための設備が整っていることも、魅力のひとつです。カフェではせいぜいWi-Fiが使えるくらいですが、コワーキングスペースでは電源やインターネット(Wi-Fi)、さらにはコピー・スキャナー・FAXの複合機がそろっているのはもちろんのこと、ミーティングルームやホワイトボード、その他ドリンクコーナーやライブラリーも、ほとんどのワーキングスペースでは取りそろえられています。

自社では設備を用意できない企業にとってもメリットがあり、利用する企業も増えています。コワーキングスペースごとに揃えている設備には差がありますので、事前に備え付けられている設備を確認しておくことをおすすめします。なお、Wi-Fiなどの通信環境はどの回線を使っているかで速度が大きく異なりますので、自身が快適に仕事を行える場所を探しに何店舗か巡ってみるのもよいでしょう。

新しいビジネスチャンスが生まれやすい

1人でもくもくと仕事をしていると、時には行き詰まったり新しいアイデアが生まれなかったりします。また、いつも同じメンバーと仕事をしているとビジネスチャンスを逃してしまうこともあるかもしれません。しかし、コワーキングペースでは多岐に渡る業種の利用者が多いことから、自社では体験できないコミュニティが形成されていきます。

また、少し他者と話すことで考えがまとまったり新たなひらめきが生まれることもあります。異業種の人と触れ合うことで、同業者からは得られない新たなアイデアが生まれ、新しいビジネスチャンスが生まれる可能性が高くなります。現状を何とか打破したいとお困りの方や新たなアイデアがほしい方には、ワーキングスペースを利用することがひとつのきっかけにもなり得るでしょう。

会議や商談がしやすい

ちょっとした打ち合わせでも、場所がなければカフェに行ったり、レストランへ行ったりして打ち合わせを行うことになります。時間帯によっては空きスペースがなく困ることや、ワイワイと楽しんでいる周りの話し声や騒音が気になることもあるでしょう。

一方でコワーキングスペースではミーティングルームも備えてあり、打ち合わせや会議がしやすくなっています。声が聞こえてきても基本的には仕事の話をしているので、そこまでワイワイと煩わしい感じもしないはずです。また設備の整ったワーキングスペースを利用することで、お客様へのアプローチも抵抗を感じることもなく行うことが可能です。

周りの目を気にせずに作業できる

長い時間、カフェやレストランで仕事をしていると、どうしても周りの目が気になってしまいます。店によっては長時間仕事をすることを禁止しているところもあり、時にはスタッフから注意されることもあります。こうなると場所にとらわれずに働いているメリットが無くなってしまいます。しかし、コワーキングスペースを利用すれば、時間を気にすることもなく、自由に必要なだけ作業を行うことができます。

思っているよりも集中して作業できる

コワーキングスペースで仕事をすると、当然ですが周りの人たちも同じように仕事をしています。そのような姿を見ながら仕事をすると、1人で仕事をするよりも案外集中して仕事ができます。1人の場合では少しでも疲れを感じると何度も休憩を取ってしまいがちですし意外と集中できないこともあります。

ところがコワーキングスペースでの環境にいれば、体調ややる気に関係なく、大幅に休憩の頻度を抑えることができ、また周りの人が頑張っているので自分も頑張ろうという気持ちにもなりやすいです。そのため、1人で仕事をするよりもはかどるでしょう。

コワーキングスペースを利用する3つのデメリット

コワーキングスペースを利用すると、多くのメリットがありますが、多少のデメリットも存在します。どんなデメリットがあるか見ていきましょう。

周囲の音や話し声が気になる

コワーキングスペースでは、会話することは基本的に認められています。また、オープンスペースでの仕事になるため、多少周りの音や話し声が気になることがあります。音に敏感な人にとっては、集中できず少し厳しい環境に感じる可能性があります。ただ個室を設けているコワーキングスペースもあるので、音に敏感な人は個室の選択肢を考えた方がいいかもしれません。

ワークスペースの確保がままならない時がある

コワーキングスペースでは、決まった場所ではなく、空いているスペースで仕事をすることが通例ですので、利用者が多い時間帯や曜日には席を確保できない時が出てくる可能性があります。なお、中には専用席を契約できるコワーキングスペースもありますので、必要に応じて検討してみてもよいでしょう。

情報漏えいのリスクがある

多くの人が集まるコワーキングスペースでは、ほとんどの場合は不特定多数が条件です。色々な知らない人が集まるということはメリットであると同時に、セキュリティ面ではリスクを抱えざるをえません。フリースペースで大きな声で機密情報を話すわけにもいきませんし、常に発言には気を付ける必要があります。また、情報の漏えいだけでなく、盗難などその他のセキュリティにも注意を払っていく必要があります。

コワーキングスペースを選ぶ4つのポイント

コワーキングスペースを選ぶ際には、どのような目的で利用するのか、または何を優先して利用するかをはっきりさせておくと、選び方が明確になります。とはいえあまり最初から1つのコワーキングスペースだけに絞って利用するのではなく、複数のコワーキングスペースを使いながら、料金や設備、雰囲気といったポイントを確認し、自身に合う場所をみつけていきましょう。それでは主な選び方の4つのポイントを紹介していきます。

料金システムで選ぶ

料金システムは大きく分けて2つあります。ドロップインのプランと月額のプランです。ドロップインはコワーキングスペースを時間制で利用するプランです。スペースが空いていれば、いつでも利用が可能です。場所によって料金の違いは多少ありますが、2時間利用して500円、1日利用しても1000円とほとんどがリーズナブルに設定されています。

月額のプランには、利用する曜日や時間帯によって、モーニングプラン・ナイトプラン・週末限定プランなどのプランであったり、フリー席や固定席などさまざまなプランが組まれています。また、月額プランで利用する会員には、利用可能な設備などの条件も加味されていたりします。月額のプランはおおむね5千円から5万円が相場です。

雰囲気・快適さで選ぶ

コワーキングスペースによってそれぞれ特徴があり、特色の出し方も違ってきます。交流をメインにしていたり、起業支援を全面に出していたり、静かに仕事を行える場所として力を入れていたりとさまざまな特徴があります。その目的によって集まるメンバーの雰囲気も変わってきます。また、スペース全体のレイアウトやインテリアでも雰囲気に合うかどうかの判断ができます。1人が使用できる広さや椅子の座り心地、コーヒーブレイクのスペースなども快適さの判断材料になるでしょう。

利用できる設備で選ぶ

どのような設備が必要かによっても、コワーキングスペースを選ぶポイントは変わってきます。打ち合わせや会議をしたい場合には、会議室の充実したところが必要とされます。また、コピーやFAXを使うのであれば、複合機が不可欠です。ロッカーを備えているコワーキングスペースであれば、持ち運びの持ち物も少なくてすむかもしれません。このように利用する目的に合わせて、選ぶポイントを判断していくことができます。

立地で選ぶ

立地で選ぶのも大きなポイントのひとつです。コワーキングスペースを毎日使うのであれば、自宅から近くに立地していれば、交通費の節約や時間の節約にもなります。また、駅周辺の便利なところであれば、お客様との商談にも使用しやすくなります。コワーキングスペースの近くに、レストランやおしゃれなカフェなどがあれば、少し雰囲気を変えたい時やマンネリ防止に役立つかもしれません。

世界で利用してみたいコワーキングスペース20選

NeueHouse(ニューヨーク)

■所在地  

110 E 25th St、New York、United States

■魅力や特徴

仕事と社交の場を組み合わせたユニークな環境のスペース。

■料金システム

  • スタジオ $4500~/月 
  • 専用デスク $1500~/月

■設備

スクリーニングルーム 会議室 ペントハウス ギャラリー 図書館

■詳細ページ

https://www.spacing.com/location/7713_1

The Work Project(香港)

■所在地 

15/F, Soundwill Plaza ll – Midtown, 1-29 Tang Lung Street, Causeway Bay,

■魅力や特徴

世界で最も美しいコワーキングスペースのトップ5に選ばれている。

■料金システム

日パス 1日あたり350香港ドル。

■設備

プリンター、スキャナー、コピー機

■詳細ページ

https://theworkproject.com/hk/causeway-bay

Meet Berlage(アムステルダム)

■所在地 

Oudebrugsteeg 9. 1012 JN Amsterdam

■魅力や特徴

遊牧民から新興企業、地元の専門家、革新的な起業家のコミュニティ。

■料金システム

265ユーロ/月

■設備

高速WiFi、暖房、空調、個人用ロッカー、公衆電話ボックス

■詳細ページ

https://beursvanberlage.com/visit/

Industry City(ニューヨーク)

■所在地 

220 36th St, Brooklyn, NY 11232 アメリカ合衆国

■魅力や特徴

歴史的な複合一貫輸送都市にある巨大コミュニティ。

■料金システム

  • オフィス 月額$1,500から
  • デスク 月額$600から

■設備

非公開

■詳細ページ

https://industrycity.com/

Google Campus(サンパウロ)

■所在地 

Rua Coronel Oscar Porto, 70, São Paulo – SP, Brasil.

■魅力や特徴

グローバルネットワークをサポートするキャンパス

■料金システム

非公開

■設備

非公開

■詳細ページ

https://www.campus.co/sao-paulo/

PRIMARY(ニューヨーク)

■所在地

26 Broadway, 8th Floor New York, NY10004

■魅力や特徴

フィットネスジム風のオフィス

■料金システム

  • シングルパス:$30 
  • 5パック:$140  
  • 10パック:$260

■設備 

非公開

■詳細ページ

https://www.liveprimary.com/

New Lab(ニューヨーク)

■所在地 

19 Morris Ave, Brooklyn, NY 11205 アメリカ合衆国

■魅力や特徴

エンジニア、発明家が集まるコミュニティ

■料金システム

非公開

■設備 

非公開

■詳細ページ

https://newlab.com/

Bond Collective(ニューヨーク)

■所在地 

115 East 23rd Street, 3rd Floor New York, NY 10010

■魅力や特徴

静かな高級感を感じる。

■料金システム

$300 /月から

■設備

高速WiFi 、無制限白黒印刷、会議室

■詳細ページ

https://www.bondcollective.com/

The box jelly(ハワイ)

■所在地  

307A KAMANI ST HONOLULU、HI

■魅力や特徴

周囲にスタバやレストランがありつつ、静かに仕事に集中できる

■料金システム

$25/日 ※夕方からの場合は半額

■設備

会議室、リラックススペース、電子レンジ、作業スペース

■詳細ページ

https://www.spacing.com/location/7713_1

St.Oerholz(ベルリン)

■所在地 

Rosenthaler Str.72A,10119 Berlin

■魅力や特徴 

1階がコワーキングカフェ、2階がコワーキングスペース

■料金システム

€15/日(8時~18時)

■設備 

Wi-Fi、印刷機、給水機

■詳細ページ

Home

The Rain Cloud Victoria(ロンドン)

■所在地 

76 Vincent Square, London SW1P 2PD イギリス

■魅力や特徴

政府や公共部門にイノベーションする人が集まる

■料金システム

ホットデスク£75-~£100/月

■設備

高速WiFi、コピー、会議室

■詳細ページ

https://therainclouds.com/

Impact HUB(ロンドン)

■所在地 

34b York Way、King’s Cross、ロンドン、N19AB

■魅力や特徴

人との出会いにやさしいコミュニティ。

■料金システム

£90から£260 /月+付加価値税

■設備

会議室、エコプリンター、グローバルネットワーク

■詳細ページ

https://impacthub.net/about-us-regions-locations/

Level 39(ロンドン)

■所在地

One Canada Square, Canary Wharf, London E14 5AB イギリス 

■魅力や特徴

最も有名なテクノロジーコミュニティ

■料金システム

非公開

■設備

非公開

■詳細ページ

https://www.level39.co/

Rise(ロンドン)

■所在地

41 Luke St, London EC2A 4DP イギリス

■魅力や特徴

FinTechの本拠地となるスペース

■料金システム

非公開

■設備 

会議室、 印刷

■詳細ページ

https://rise.barclays/locations/rise-london/rise-london/

iHub(ナイロビ)

■所在地 

Junction, 6th floor Senteu Plaza, Galana / Lenana Road, ケニア

■魅力や特徴 

農業における起業家や女性起業家が集まるコミュニティー

■料金システム 

ホワイトメンバーシップKES 1,000.00 /日

■設備 

非公開

■詳細ページ 

https://ihub.co.ke/startup/

Le 10h10(パリ)

■所在地

19 Rue de Clery,75002 Paris

■魅力や特徴 

隠れ家的な落ち着いた雰囲気でドリンク類や軽食類が無料

■料金システム

€4.5/h

€20/日

€/1ヶ月

■設備

デスク席、ソファ席、電子ピアノ、固執

■詳細ページ

http://www.le10h10.com

Kwerk(パリ)

■所在地 

22 boulevard Malesherbes, 75008 Paris

■魅力や特徴 

アートギャラリーのようなインテリアが並ぶスペース

■料金システム 

非公開

■設備 

会議室 24時間アクセス 家具付き イベントスペース

■詳細ページ 

https://www.kwerk.fr/

Kantoor Karavaan(アムステルダム郊外)

■所在地 

Nico Broekhuysenweg 22, 1067 HT Amsterdam

■魅力や特徴 

自然の中でのワークスペースを提供

■料金システム 

非公開

■設備 

非公開

■詳細ページ 

https://kantoorkaravaan.nl/

Hubud(バリ)

■所在地 

Monkey Forest Road 88x Ubud, Gianyar, Bali, 80571

■魅力や特徴 

建物に竹をふんだんに使った観光地ならではのスペース

■料金システム 

1日パス IDR 220,000

■設備 

非公開

■詳細ページ 

https://hubud.org/

Urban Station(ブエノスアイレス)

■所在地 

エルサルバドル4588、C1414BPHパレルモソーホー、ブエノスアイレス

■魅力や特徴 

鮮やかな色彩で彩るカフェの雰囲気

■料金システム 

非公開

■設備 

非公開

■詳細ページ 

http://www.enjoyurbanstation.com/argentina/en/home-english/

まとめ

コワーキングスペースを利用することで、低コストで仕事をする環境を手に入れることができます。また、新たな人との出会いの場にもなり、ビジネスのヒントが生まれる可能性をひめています。このように、多くのメリットのあるコワーキングスペースですが、ほとんどがオープンスペースの形式なので、周りの会話が気になるデメリットもあります。

利用目的をはっきりさせることで、優先させるポイントも明確になりますので、最適なコワーキングスペースを選定できます。まずはメリットとデメリットを十分検討した上で快適なワークスタイルの実現のため、コワーキングスペースを上手に選択してみましょう。

  1. 色々な人の視点からビジネスチャンスを作れる
  2. 低コストで充実の設備を自由な時間で利用できる
  3. 交流が目的の一つなので静かに仕事をしたい場合には向いていない
SNSシェア
CATEGORY
学習
新規会員登録エージェントとの初面談1社につきAmazonギフト券3,000円分全員にプレゼント!

あわせて読みたい関連記事


おすすめ&新着求人・案件


各種SNSで情報を
発信中フリーランスで働くエンジニアに役立つ情報を発信しています。
フリーランス求人・案件の選び方や注意点、単価を上げるコツなどをエンジニアスタイルの編集部が発信しています。
フォロー・友達に追加していただき最新の情報をGETしてください。