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【2023年最新】C#エンジニアの平均年収と年収を上げる3つの方法

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はじめに

プログラミング言語には多くの種類が存在しますが、その中でもアプリやゲームの開発によく使われているのが「C#」という言語です。C#エンジニアとしての給与は高いのか、どうすれば年収を上げられるのかという疑問や心配を持っている方も多くいます。そこでこの記事では、C#エンジニアの年収事情について解説していきます。

  • C#の特徴や長所とは
  • C#エンジニアの平均年収や将来性とは
  • C#エンジニアとして年収を上げる方法とは

この記事を読むことで、これらの疑問をまとめて解決することができるため、前提知識や最新の状況を知るのに最適です。キャリアプランをより明確にできるので、ぜひ最後までご覧ください。

C#というプログラミング言語について

C#は比較的新しくリリースされたプログラミング言語ですが、利用率も高く安定した人気を保ち続けています。そのC#について、まずは特徴や実際の開発例などを解説していきます。

C#とC言語との関係性とは

C#は、マイクロソフト社が2000年にリリースした言語であり、今現在も様々な場所で活用されています。よくC言語の派生言語だと勘違いされますが、実際には「C++」と「Java」をベースに作られたため、全く別の言語として扱われています。

また、NFT Frameworkのリリースとともに世に出たC#は、複数のプログラミング言語の長所を取り入れており、基本的な文法自体はC言語に近いです。このように、C#とC言語は似通っている部分もありますが、それぞれの言語でできることは異なるため、関係性を踏まえて理解することが重要です。

特徴

C#の特徴として、以下の4つが挙げられます。

  • オブジェクト指向言語である
  • C#の文法はJavaと似ている
  • Visual Studioが使えて、GUIアプリ開発が簡単
  • マイクロソフト、Windowsとの相性が良い

C#エンジニアを目指すのであれば、この4つの特徴は必ず押さえておきましょう。

オブジェクト指向言語である

C#はオブジェクト指向を採用している言語です。オブジェクト指向とは、オブジェクトと操作の2つに分けてプログラムを組み立てていく考え方のことを指します。それぞれのプログラムごとに役割を持たせることができるので、カスタマイズの幅が広がったり、メンテナンスがしやすくなったりなどのメリットが得られます。よって、オブジェクト指向を採用しているC#を使うことで、より分かりやすく簡単にプログラムを組み立てていくことが可能です。

C#の文法はJavaと似ている

C#にはJavaの要素も取り入れられているため、文法が似ています。そのため、Javaを学習して扱えるようになれば、自然とC#も上手く使いこなせるようになります。もちろんC#の最低限の学習は必要ですが、丸っきり別の言語を覚えるよりかは、簡単でハードルが低いというのが特徴です。

Visual Studioが使えて、GUIアプリ開発が簡単

マイクロソフト社が開発した統合開発環境のVisual Studioが使えるため、GUIアプリの開発が簡単です。フォームにテキストボックスやボタンを貼り付けるだけで開発でき、画面デザインを綺麗に整えることができます。アプリの開発の経験が少ない方でも利用しやすいので、幅広い方におすすめの言語となっています。

マイクロソフト、Windowsとの相性が良い

マイクロソフト社のツールによってサポートされているため、マイクロソフト・Windowsとの相性が良いという特徴があります。そのため、マイクロソフト製品の開発や、Windows向けのアプリケーションの開発においては、C#を活用するのが最適です。言語によって相性の良い媒体が存在するので、開発する製品の目的に合わせて上手く使い分けていきましょう。

C#でできることとは

C#は汎用性が高く、幅広い分野での開発に役立てられています。

代表的な例をもとに、長所や特徴を解説していきます。

GUIアプリ開発

Visual Studioを使えば、GUIアプリの開発が簡単に行えます。ボタンや入力フォームを作成する場合でも、ドラッグ&ドロップ操作で配置できるので、初心者の方でも扱いやすいという特徴があります。WinFormsやWPFといったGUIフレームワークも豊富に揃っているので、今後もGUIアプリの開発で広く活用されるでしょう。

Webアプリ開発

ASP.NETというWebフレームワークを使用することで、Webアプリケーションを開発することができます。GUIアプリ開発と同様、Visual Studioを使えば視覚的に画面デザインができるため、とても便利です。Windowsだけでなく、macOSなどでも開発できるという長所も兼ね備えています。

ゲーム開発

C#はアプリケーションだけでなく、2Dや3Dのゲームを開発することも可能です。Unity Technologiesが開発・販売している「Unity」というゲームエンジンを使うことで、C#でもゲームの開発ができます。2Dだけでなく、3DやVRのような比較的新しい分野でも活用されているのが特徴的です。

クロスプラットフォーム開発

「Xamarin」という開発ツールを使えば、クロスプラットフォームにも対応できます。そのため、IOSやAndroidのアプリケーションを開発することができ、OS専用の機能を扱うことも可能です。基本的には相性の良いWindows向けアプリケーションが中心ですが、クロスプラットフォームに対応していることで、Mac向けの開発も普及しつつあります。

C#のフリーランス・副業案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

C#エンジニアの年収事情

C#エンジニアの中でも、フリーランスか正社員かによって平均年収は大きく異なります。エンジニア全体の年収事情を把握したうえで、フリーランスと正社員の両方の平均年収を確認していきましょう。

エンジニア全体の平均年収

ITエンジニア全体での平均年収は「641万円」となっています。(参照:日経クロステック)全体の割合としては、年収400〜700万円未満が多く、日本の平均給与と比べても高い傾向にあります。

フリーランスのC#エンジニアの場合

フリーランスのC#エンジニアの場合はどれくらいでしょう。平均年収としては「575万円」となっています。(参照:日経クロステック)先ほどのエンジニア全体の平均年収と比較すると低いですが、他のプログラミング言語とそこまで大きな差があるわけではありません。C#の案件の月額平均単価は「66万円」となっているので、平均もしくはそれ以上の給与があれば、さらに年収を上げることも可能です。

会社員のC#エンジニアの場合

会社員のC#エンジニアの平均年収は「456万円」となっています。(参照:フリーランススタート)エンジニア全体の平均年収や、フリーランスのC#エンジニアの平均年収と比較すると、かなり低い傾向にあります。より高い年収を目指すのであれば、会社員からフリーランスへと働き方を変えていくというのも1つの方法です。

案件から見るC#のニーズ

C#エンジニアのニーズがどれくらいなのかという疑問について、実際の求人数をもとに解説していきます。正社員かフリーランスかによって、求人数や案件の傾向が異なるため、それぞれの違いを押さえておくことが重要です。

正社員のC#エンジニアの求人数からみるニーズ

求人ボックスやIndeedなどで、C#の開発エンジニアの案件数を調べてみると、それぞれ60,000件近くの案件がヒットしました。これだけ膨大な数の求人案件があるということは、正社員としての需要が高く、多くの企業がC#エンジニアを求めているということになります。今後も案件数は増えていくと考えられます。

フリーランスのC#エンジニアの求人数からみるニーズ

エンジニアスタイルでC#エンジニアの求人案件を調べてみると、約6,500件の案件がヒットしました。正社員の求人数と比較すると少なく見えますが、フリーランス全体の規模として考えると6,500件はかなり多いほうです。月額単価が50万円を超えている案件も豊富に揃っているので、正社員と同様、フリーランスのC#エンジニアのニーズは高いと考えられます。

言語別に見るC#のニーズ

日経クロステックのプログラミング言語別年収ランキングによると、C#エンジニアの平均年収は575万円で、順位としては7位という結果になっています。JavaScriptやC/C++、Pythonなどの言語と比べると平均年収は低いですが、JavaやPHP、Rudyなどの言語よりは給与が高いです。これらの結果を見ても分かる通りC#のニーズは高く、他の言語と比べても平均年収は高いということになります。

C#エンジニアとして年収を上げる3つの方法

C#エンジニアとして年収アップさせる方法は、以下の3つです。

  • C#での開発経験をさらに積む
  • JavaやC++など、C#以外の開発スキルがある
  • 上流工程・マネジメントの経験を積む

正社員・フリーランスのどちらとして働く場合でも共通していることなので、キャリアプランを考えていくうえで重要な視点になります。

C#での開発経験をさらに積む

C#での開発経験をさらに積むことによって、エンジニアとしての年収アップが期待できます。特にIT業界では、具体的な開発経験や、その分野での経験年数などが重視されるので、経験が多ければ多いほど有利になります。キャリアアップや転職などの選択肢が増えるので、C#での開発を積極的に経験していくことが重要です。

JavaやC++など、C#​​以外の開発スキルがある

JavaやC++などの、C#以外の開発スキルを扱えるようになれば、受注できる仕事の幅も広がります。実際の案件を見ても、単価が高ければ高いほど複数の開発スキルが求められるため、C#以外の言語も学習していく必要があります。その言語の案件数や将来性を考慮したうえで、扱うことができる開発スキルの幅を広げていきましょう。


上流工程・マネジメントの経験

年収を上げる方法として代表的なのが、上流工程やマネジメントの経験を積むことです。

自分で手を動かし続けるのではなく、スタッフやスケジュール、予算等を管理する立場になることで、より年収を上げていくことができます。エンジニアとしてのスキルや経験はもちろん、マネジメント能力や管理能力が求められるため、難易度はやや高めです。

C#のフリーランス・副業案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

C#エンジニアの将来性

C#エンジニアの将来性は、結論からいうとかなり高いです。

では、なぜ高いと言い切れるのかという疑問について、5つのポイントから解説していきます。

  • Microsoft社による開発・アップデート
  • AI・ロボット先端技術への適応
  • ゲーム開発分野での需要
  • アプリ開発においての需要や強さ
  • Github上での利用率

OS最大手のMicrosoft社が開発している

C#はMicrosoft社が開発した言語であり、WindowsOSではかなりの需要を維持し続けています。1~2年に1回ぐらいのペースでアップデートが行われているため、他の言語と比べても遅れを取ることがありません。このようにOS最大手であるMicrosoft社が開発・高頻度での改良を行っているため、これからもC#は多くの人に利用される言語となるでしょう。

AIやロボット先端技術にも適応できる

AIやロボット先端技術などの、最新のテクノロジーに適応できるのもC#の魅力だといえます。開発に最適なライブラリがMicrosoft社から提供されているため、今現在でも多くの分野で役立てられています。AIやロボットなどはテクノロジーの中でもかなりの注目が集まっている分野なので、C#エンジニアとしての将来性も明るいです。

ゲーム開発分野でも需要が増加している

AIやロボットに限らず、ゲーム開発の分野でも需要が増加しています。「Unity」というゲームエンジンを使用することで、PCやスマホ、据え置き型のゲームなどの幅広いプラットフォームへの対応が可能です。このように、C#ではプラットフォームに限らずゲームを開発することができるので、ゲーム分野での活躍にも大きく期待されています。

C#はアプリ開発にも強い

マイクロソフト社が開発したVisual Studioが使えることで、様々な媒体のアプリを開発することができます。以下の3つの例をもとに、使用言語を解説していきます。

Web系

PCやスマートフォンなどで動くアプリケーションの開発は、C#やJava、Swiftなどの言語が使われるケースが多いです。

ブラウザで動くアプリ

ブラウザ上で動くアプリケーションは、C#やPHP、Pythonなどの言語を使って開発されることが多いです。

組み込み系

ハードウェアに組み込むアプリケーションの開発には、C#やJavaなどが使われています。

Github上では利用率7位

開発プロジェクトの管理サービスであるGithub上で、C#の利用率は4.79%で7位となっています。言語によっては利用率の傾向が下がっているものもありますが、C#は一定の利用率をキープし続けています。これだけの長所があるC#だからこそ、Github上での利用率も高く、需要や将来性も高いといえるでしょう。

C#でフリーランスエンジニアを考えている人が把握しておきたいこと

副業から始めてみる

いつかはフリーランスを考えている人や本職以外にも収入を得たい方は、ぜひ副業案件から始めてみてください。
いきなりフリーランスになるのも良いですが、副業案件でクライアントとの信頼関係を築けていれば、
フリーランスとして独立をする際も案件に困ることはないでしょう。

そこから新たな案件を紹介してもらうことも多いです。

具体的な案件はエンジニアスタイルにも掲載しているので、ぜひ一度ご覧ください。

案件情報と自分のスキルは照らし合わせておく

自分が参画できる案件がどれくらいあるのかを把握しておくことで、
自分に今足りないことや、身につけておきたいスキルが明確になります。

その際、ポートフォリオを作っておくことが実は役に立ちます。
ポートフォリオ作成は自身のスキルの証明になるだけでなく、作成の過程で自分のスキルをあらためて棚卸することができるからです。

具体的なメリットや作成方法はこちらをご覧ください。

フリーランスになるメリットやリスクは知っておく

フリーランスになると、会社員と比較しても大きく環境が変わります。
例えば、ローンの審査や保育園の審査に通りにくくなることや、帳票をつける必要があるなどです。
特に社会保障面で会社員と異なることが多いので、これらを事前に把握して対策をしておきましょう。

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まとめ

この記事では、C#エンジニアの年収事情について深掘りしてきました。

  1. C#はオブジェクト指向言語であり、GUIアプリの開発に便利である
  2. C#エンジニアは、正社員よりもフリーランスのほうが年収が高い傾向にある
  3. C#での開発経験や、マネジメントの経験を積むことで、年収アップに繋がる

これらの知識を押さえておくだけでも、エンジニア業界での動向が掴みやすくなったり、キャリアプランがより明確になったりします。ぜひこの記事を参考に、C#エンジニアとして幅広い分野の開発に活かしてみてください。

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