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フリーランスエンジニアは年収2000万を目指せる?必要な基礎と達成するための方法を紹介


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目次

はじめに

フリーランスエンジニアが年収2000万円を達成するために、一体どうやって稼いでいくのか疑問に思ったことはありませんか?

ここでは必要な基礎と達成するための方法を紹介しながら実現に向けて動き出す方法を紹介します。

結論から言うと2000万円達成している人もいるので稼ぐことは可能です。

フリーランスエンジニアという立場で高収入を得られるメリットがわかると、実現に向けて挑戦しようと環境を自分で作り出す行動力が生み出せます。

メリットを知ることによってフリーランスエンジニアとしての働き方に向けて、具体的に話を進めていけるようになるでしょう。

年収2000万円を達成している人ってどんな人なのか

年収2000万円以上稼いでいる人は、国税庁の令和3年分「民間給与実態統計調査」によると全体の0.4%です。詳しくは、データ引用元を参照ください。1年間企業で働いた平均給与は、資本金が2000万未満の企業であれば381万円。資本金が10億円以上の企業であれば平均616万円と報告が上がっています。職業によって稼ぐ金額は大小様々ですが、具体的に高額な報酬を得ているのは以下の職種が挙げられます。仕事の中身も含めて解説していきます。

データ引用元:国税庁令和3年「民間給与実態調査」企業規模別平均給与参照

ファンドマネージャー

運用会社や投資信託会社で、投資家や資産家から預かったお金で資産運用をおこなう業務がメインです。外資系金融は大きく稼ぐこともできるので、中には3000万円もの年収を得る人もいます。

外資系コンサルタント

企業で経営企画に携わった経験を持ち、実力主義の環境の中でも結果を出し続ける経営のスペシャリスト。難関で人気資格でもあるMBAの取得者はコンサルタントとして独立し、高い権威性を持ちながら活躍しています。

一部の保険営業マン

大手企業の保険営業マンではそこまで給与が高くないので、大きく収入を得るには難しいでしょう。ですが外資系生保の営業マンはインセンティブ込みで年収2000万円が見込めます。ただし結果を常に出し続けなければならないシビアな世界であることは前提です。

社長、執行役員

大手企業の経営幹部や経営陣として会社の運営に携わっている人が高収入を得ているのをよく見かけます。企業の成長や経営展開に依った莫大な利益報酬も得られます。

一部のアフィリエイター

日本アフィリエイト協議会(JAO)「アフィリエイト市場調査2021」の報告によると、月額で100万円以上の高年収を得られるのは1000人のうち1人が稼げる狭き世界です。それ以外の10人程度の人が月に1万円稼げる程度。高収入を得ているアフィリエイターは複数のサイト広告収入も得ており、業界内で市場と権威を席巻しています。

フリーランスで年収2000万円を達成している人の割合は?

会社員であれば、企業の成長とともに報酬がアップしたり、年齢給も多少上乗せされるケースもあります。しかし近年フリーランス人口も増えてきている傾向を見ると、企業で長い間働き続けることにメリットを感じなくなる人も出てきているのは確かです。

気になるフリーランスで2000万円を達成している人はどれぐらいいるのでしょうか?

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の「フリーランス白書2020」の報告によると、フリーランスで2000万円以上稼ぐ人の割合は全体の1%から2%です。

最初から高額な金額を稼げる見込みがあったわけではなく、一般の会社員として働きながら将来性を見込んでスキルを付けたり、企業内外の交流などで人脈を作ったりワークスタイルの多様化を広げてきた背景があります。

フリーランスを目指しながら夢や自己実現に向かっている人達は、フリーランスの年数を重ねるごとに年収を徐々に増やしている傾向があります。スキル向上・得意分野で仕事への挑戦をモチベーションとして長期目線で自分の強みを引き出した結果、高収入を得た機会をものにしたと判断しても良いでしょう。

詳しくは、データ引用元のP26を参照ください。

データ引用元:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会

フリーランスエンジニアで2000万円を目指すために必要な基礎

フリーランスエンジニアで2000万円を目指すためには基礎的な習得が必要不可欠です。いきなり高単価の報酬は見込めるわけではないので、どのような手順で基礎を積み上げていけば良いのかあらかじめ知っておくことが大切です。基礎を習得するためにとれる対応は以下の3つです。

エンジニアとして希少性の高いスキルを会得する

一つのスキルを極めるのも良いが、業界知識×スキル、マーケ×エンジニアリングなどの掛け合わせで単価upを狙うのもあり

エンジニアの市場価値は時代とともに大きく変化しています。驚きの速さでニーズや技術革新に応じて対応していかなければなりません。 一つの分野に特化するのも大事ですが、少しでも仕事の幅を広げたスキルを組み合わせることによって、未知の技術を取り入れたフレキシブルな存在として重宝されます。

クライアントからの信頼を獲得し、案件を継続する

納期厳守はもちろんのこと、報連相やコミュニケーションは欠かせません。クライアントが不安にならないように配慮し、安心感が増えることで仕事の依頼が増えるはずです。

継続案件のクライアントに単価をあげてもらう or さらに上流工程の仕事をもらう

クライアントの希望や利益に繋がる価値を提供していきましょう。クライアントとの距離感や信頼感が増すことで上流工程でのヒアリングによる製品の仕様やスケジューリング、開発などに役立つ場面が増えるからです。

フリーランスエンジニアで2000万円を目指すには

フリーランスエンジニアで2000万円を目指すのであれば、具体的な計画と自分の今置かれている立場をしっかりと把握することから始めてみましょう。少しずつ目指すべき目標や失敗しないためのノウハウを習得することで余計な時間を生み出さなくて済むはずです。途中で迷うことなく確実に行動するのであれば、以下5つのいずれかの対応が良いでしょう。

前提として現場レベルのスキル感だと難しい

エンジニアはスキル重視で報酬が決まるので、得意分野を作って仕事をするほうが高収入を得られます。逆に得意分野を作らず指示された通りにしか動けないエンジニアにはなかなかチャンスが回ってこないことも起こりえます。

外資系企業案件を狙う

外国語を求められる環境に高いIT知識を活かせるエンジニアは企業から重宝されます。このようなスキルを待つことによって転職にも役立ちますし、好条件で高収入の仕事の獲得ができるので働き方に選択肢が増えます。

上流工程を担うITコンサルタント・PMとして活動する

上流工程で関わることは、業務の全体を担う責任ある限られた人がなれるポジションです。ITコンサルタント・PMは、IT関連のなかでも待遇の良さが格別なので、仕事のモチベーションアップに繋がります。

コーディングはパートナーに外注し、PM案件を複数扱う

コードを作成する際にはコンピューター言語の理解が必要です。正確な作業ができる人であれば代替がきくのでそこまで厳選する必要はありません。自分の代わりとなる人に依頼して役割分担をはっきりさせましょう。

特化したスキルを活用して活躍する

特化したスキルといえばIT技術や専門性も大事な要素です。加えて協調性やリーダーシップ・コミュニケーションなどは技術面と同じくらい重要なスキルです。

フリーランスエンジニアの具体的なPM・ITコンサルタントの案件を紹介

こちらでは、企業が実際に募集している仕事の紹介です。仕事の内容や報酬を理解しながら自分に合ったスキルと合わせて選んでみると良いでしょう。こちらでは、厳選した3件の仕事をピックアップしましたので気になるところを比較してみてください。

案件①

  • 案件ページ


  • 【ITコンサルタント】元請直|【PM/コンサル】口座開設業務改善案件(PM枠)|リモート/神谷町(週1日出社)|大阪出張あり|~MAX150万
  • 想定年収 : 18,000,000円
  • 職務内容

証券会社DX案件:ペーパレス化、口座開設業務設計DX

  • 求めるスキル

PM枠、証券業務知識、金融経験、システム導入プロジェクトのPM経験、スケジュール、タスク、リスク、課題、要望、変更管理の経験、コンサルファームでの実務経験3年以上、100人月以上のプロジェクトでのリーダ以上の経験

  • 職種 ITコンサルタント
  • 報酬 1,500,000円/月

案件②

  • 案件ページ


  • [ITコンサルタント]AIなど先端技術開発・研究におけるマネジメント業務(週3日~)_フルリモート
  • 想定年収 : 19,200,000円
  • 職務内容

パッケージを作り、それをクライアントに提供するのではなく、コンサルタントが1社1社の課題・要望に合わせてソリューションを提供しています。ソリューション内容を評価いただき、コンサルティングに留まらず実際の開発までお任せくださることが多いため、本開発の際に協業するシステムインテグレーターをマネジメント出来る方を募集しております。

  • 求めるスキル

クライアント折衝経験(ITコンサル~PM/PMO) 2年以上

  • 職種 ITコンサルタント
  • 報酬 1,600,000円/月

案件③

  • 案件ページ


  • 【ITコンサルタント】開発プロジェクトのプロジェクトマネージャー
  • 想定年収 : 18,000,000円
  • 職務内容

IoTデバイス(テレビ視聴調査機器)、Webプロダクト開発等の複数プロダクトの立ち上げからプロジェクトマネージャーとしてプロジェクト管理をお願いします。

新サービス開始に必要な複雑かつ大規模な作業を、複数の開発プロジェクトとして定義し、各プロジェクトのゴール設定、必須要件の整理、作業アプローチの定義、マイルストン/スケジュールの定義、技術的な論点の整理、プロジェクトのイシューリストの管理、パートナー企業との要件調整などをお願いします。

  • 求めるスキル

社会人経験5年以上、ITコンサルタントとしての実務経験、もしくはエンジニア経験ありかつ開発プロジェクトのプロジェクトマネージャーの経験、アジャイルのように細かなフィードバックを受けながら進めていくプロセスに抵抗のない方、課題整理のため、論理的思考力の高い方、日本語での資料作成能力(課題管理表やパートナー企業への協議のための資料作成など)

  • 職種 ITコンサルタント
  • 報酬 1,500,000円/月

フリーランスエンジニアになるメリットも確認

フリーランスエンジニアになると公私のバランスが良くなり、報酬も格段にアップしたケースも人によっては起こりえます。メリットが分かると目的がはっきりするので、仕事へのモチベーションに繋がったり、今まで見えなかった景色が見えたりと広範囲な目線で物事を考えられるでしょう。ここでは具体的なメリットをご紹介します。

会社員時よりも報酬が高くなるケースが多い

会社員での給料であれば年に一度に上がるかどうかです。業績も左右されるので上がりにくい環境の職場もあるかもしれません。フリーランスエンジニアになると自分の努力と結果次第で、得意分野を伸ばしながら大きく稼ぐ環境に恵まれるチャンスがあるかもしれません。

比較的自由に時間を使える

会社員での勤務であれば決まった時間に出勤し、時には帰りたくてもすぐには帰れない残業が発生したりします。ですがフリーランスエンジニアになると、自分の仕事や家族との時間だったりスキルアップのためのセミナーの参加、新しいクライアントとの交流など自分で時間のコントロールができます。1か月ベースでも1年ベースでも仕事と時間管理を上手に進められれば生産性の向上が確実に狙えるでしょう。

仕事を選ぶことができる

自分がやりたい分野よりも会社の方針に従わなくてはならないこともあります。最初のうちは経験年数を積むのは当たり前のことですが、フリーランスエンジニアになると、選択次第でやりがいのある人気分野にも手を付ける可能性が高まります。

出費を経費計上できる

仕事で使うツールはもちろんのこと、自宅の一部を仕事場として扱っている場合は、経費計上にできる場合もあります。その他にも固定資産税などの税金の一部を経費計上にすることもできます。詳しくは確定申告前などに調べて経費計上できるように進めていきましょう。

フリーランスエンジニアになるデメリットとは

フリーランスエンジニアになった場合、会社員時代と比べて期待と不安が入り混じることも時として出てくるでしょう。ここではデメリットや注意点を知ることによって、損失防止や不安を少しでも解消できるようになることが肝心です。フリーランスエンジニアになる前に知っておくべきデメリットや注意点は以下の5つです。順番に解説していきます。

常に案件がある状態は約束されておらず収入が不安定

会社員とは違って与えられた仕事をこなす立場ではないため、自分から仕事を取りに行かなければなりません。怪我や病気によって仕事ができない期間もあるため、ある程度の貯金をしながら仕事をする環境が必要でしょう。

スキルの希少性がないと単価が安いエンジニアに代替されるリスクがある

マネジメントスキルや現場対応力・クライアントとのコミュニケーションなど豊富な経験がないと相手に安心感を与えられません。高単価の案件は転がっていますが、経験年数に満たない場合は好条件での案件を獲得するのが難しくなります。

社会的信用が低くローンや賃貸の審査が厳しい

フリーランスエンジニアとして活動しているとサラリーマンよりも高収入な傾向がありますが、世間の目からすると安定感が薄い傾向があります。そこでおすすめなのが、会社員として働いている間にクレジットカードを数枚作っておいた方が良いということです。

営業や経理など本業以外の仕事もこなす必要がある

フリーランスになると仕事での営業や年始に行われる確定申告を自分で行わなければなりません。高額な収入を得られれば税理士さんにお任せするフリーランスエンジニアもいますが、スケジュール管理は自分で行わなければなりません。役所や銀行などのやり取りも会社員とは違い自分で行わなければならないことも頭の隅に入れておきましょう。

税金や保険料が高額になる

日本の所得税は累進課税を採用しているので、高収入な報酬を得ればそのぶん多くの税金を納めなくてはなりません。年収2000万円でも、住民税や所得税・保険料を全て差し引くと手元に残るお金は、家族構成などにもよりますが1400万円程度でしょう。

まとめ

本記事では フリーランスエンジニアで年収2000万円を達成するために、必要な基礎と達成するための方法を紹介しました。フリーランスエンジニアになって年収2000万円を達成するのは、決して不可能なことではありません。本記事の必要な基礎と方法を参考にしながら、高収入を得られるフリーランスエンジニアを目指してみましょう。

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