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女性がネットワークエンジニアとして働く5つのメリットとデメリットとは?知っておきたい注意点もあわせて紹介


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目次

はじめに

「女性がネットワークエンジニアとして働くメリットってあるの?」、「エンジニアって男性が多いイメージだけど、女性でも働けるの?」といった疑問はありませんか?

近年では、エンジニアを視野に入れて就職や転職を考える女性が増えています。そのため、上記のような疑問を持たれる方も多くなってきました。

そこで、この記事では女性がネットワークエンジニアとして働くメリットを5つ解説していきます。女性がエンジニア業界で働く際の注意点も紹介しますので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

女性がネットワークエンジニアとして働く5つのメリットとは

ここでは、女性がネットワークエンジニアとして働くメリットについて詳しく解説していきます。ネットワークエンジニアをキャリアプランとして考えている方は参考にしてみてください。それでは見ていきましょう!

汎用性の高いスキルが身につき、潰しがきくスキルを身につけることができる

ネットワークエンジニアとして経験を積んでいくなかで、プログラミングスキルやITに関する知識が身に付きます。

プログラミングスキルは、アプリケーション開発やデータ分析など多様な分野で使用されるため、汎用性の高いスキルとなっています。

男性女性に関わらず、プログラミングスキルを習得している人材を求める企業は多いです。そのため、転職をする際や自身のキャリアアップなど、役に立つ場面は多いでしょう。

実力主義なので、立場関係なく収入も上げやすい

エンジニア業界は、他業種のような年功序列で昇給や昇進が決まるというよりは、実力で人を評価する企業が多いです。

そのため、エンジニアとしての実力さえあれば立場や性別に関係なく、出世や年収アップが期待できる業界となっています。

向上心や意識の高い女性の方は、比較的活躍しやすい環境と言えます。

キャリアパスの選択肢が広い ネットワークエンジニアは需要に対して人手不足なので転職もしやすい

ネットワークエンジニアになることで、多様なキャリアパスの選択肢が開かれます。

この仕事は、システム設計や構築といった技術的な仕事から、プロジェクトマネジメントなどの戦略的なポジションまで、多岐に渡る業務内容をカバーします。

自分のスキルや興味を持ったポジションを選べるため、キャリアパスの選択肢は広いと言えるでしょう。

また、ネットワークエンジニアは慢性的な人手不足が問題となっているため、企業からの需要が高いです。中でも、女性エンジニアは男性と違った視点や考え方を持っているため、多くの企業から求められるでしょう。

常に新しいことに挑戦したい方や、キャリアアップを目指す方には、特におすすめできる職業となっています。

年収が高く安定した収入を得られる

ネットワークエンジニアとしてのキャリアを選ぶことで、性別に関係なく高い年収と安定した収入が期待できます。

近年では、インターネットやサーバーなどのネットワークインフラはビジネスに不可欠なものとなっています。そのため、ネットワークエンジニアの需要は高く、将来的にも需要が失われることは考えづらいです。

また、ネットワークエンジニアとしてのスキルや経験を積むことで、自身のキャリアアップも可能となります。

性別や立場に関係なく実力で評価されるため、自分の努力次第で高年収を得ることも可能です。

安定した年収や、高年収を望んでいる女性の方は、ネットワークエンジニアとしてのキャリアを検討してみてください。

需要が高く今後の将来性が明るいため、ブランクがあっても復職しやすい

ネットワークエンジニアは慢性的な人材不足も相まって、企業にとって非常に価値の高い存在と言えます。

そのため、1人が長期的に会社を休んだとしても、同じスキルをもった人材を確保するのは難しいのが現状です。

このような背景から、例えば出産や育児によるブランクがあった場合でも、会社に復職しやすいように配慮している企業は増えてきています。

女性がネットワークエンジニアとして働く際に知っておきたい4つの注意点

ここからは、女性がネットワークエンジニアとして働く際の注意点を紹介していきます。直接実務に関わってくる内容なので、しっかりと確認しておきましょう!

長時間労働になる傾向があり、ワークライフバランスの両立が難しいケースがある

エンジニアは比較的残業が多いため、長時間労働になりやすいです。

また、クライアントからの納期が短い場合、どうしてもハードスケジュールになってしまいます。体力的な面で男性よりハンデがある女性は、ワークライフバランスの両立が特に難しくなってきます。その結果ストレスや疲労がたまり、体調を崩してしまうことはめずらしくありません。

近年では、働き方改革によりフレックスタイム制度を導入する企業も増えてきました。女性の方はこの制度を利用することで、ワークライフバランスを両立しやすくなります。就職や転職で企業を選ぶ際の参考にしてみてください。

休日出勤や夜勤、急な障害対応に迫られるケースもある

ネットワークエンジニアはインフラの監視業務を24時間体制で行います。そのため夜勤や土日出勤は避けては通れません。

またシステムのトラブルや障害が発生した場合は、すぐに復旧する必要があるため、突発的な出勤や長時間労働を迫られるケースもあります。

そのため、プライベートの予定を立てるのが難しくなり、結果的に家族や恋人とトラブルになってしまう恐れがあります。

キャリアアップや転職を行うことで、働き方を変えられる可能性もあるので、エンジニアとしてのスキルや知識は高めておくと良いでしょう。

女性ネットワークエンジニアがまだ少なく、相談できる相手が少ない

男女比:ネットワークエンジニア|職種別平均年収ランキング|求人・転職エージェントはマイナビエージェント

こちらのサイトのデータによると、ネットワークエンジニアとして働いている男女の比率は、男性が84%なのに対し女性は16%とかなり差があります。

そのため、女性同士で相談できる機会が少ないのが現状です。

ただし、最近では女性エンジニア同士の交流や情報交換を行えるコミュニティなどが増えています。参加することで女性の先輩エンジニアに自分の悩みを相談できたり、アドバイスを貰えたりします。女性同士で相談したい方は、積極的に参加してみてください。

産休・育休制度が整備されていない職場が比較的多い

フレックスタイム制度の導入や、ブランク明けの復職など、以前と比べるとエンジニアに働きやすい環境が提供されつつあります。

しかし、エンジニア業界全体で見たときはまだ不十分です。依然として、産休・育休制度がない会社も多く存在するので注意してください。

後々後悔しないように、あらかじめ会社の規則をしっかり確認しておきましょう。

女性でネットワークエンジニアになるなら心得ておきたい4つのポイントとは

ネットワークエンジニアを目指す上で心得ておきたいポイントを紹介します。内面的な話になるので、ネットワークエンジニアが自分に向いているかどうかの判断基準として参考にしてください。

ネットワークをはじめ、あらゆるシステムに関する知識や技術のキャッチアップを定期的にできるのか

ネットワークエンジニアにとって、定期的な知識や技術のキャッチアップは非常に重要です。

業界のトレンドや最新の知識を取り入れることで、クライアントからの要望にも柔軟に対応できるでしょう。また、新たな技術の習得はネットワークエンジニアとしての価値をより高めてくれます。

他にも同僚や、上司とのコミュニケーションも重要です。相談できる相手や情報交換の場を積極的に作り、定期的なキャッチアップを心掛けていきましょう。

地道な業務を継続できるのか

ネットワークエンジニアの仕事は地道な業務が多いです。特に監視や保守の作業などは、トラブルが起きない限りは単調な業務になるでしょう。

また、定期的にシステムのアップデートやメンテナンス作業が行われます。そのため、常に新しい知識や技術を取り入れて対応していく必要があります。

地道な業務を継続しても苦にならず、常に自分から成長していける女性の方はネットワークエンジニアとして長期的に働いていけるでしょう。

論理的に物事を考え続けることがストレスにならないか

ネットワークエンジニアは、複雑なシステム構築・運用を行ったり、トラブル対応を行ったりするため、常に論理的に物事を考え続ける必要があります。

ただし、女性は男性に比べると直観力や感性に優れている分、論理的思考は苦手な傾向にあります。

そのため、物事を考え続けることがストレスになり、健康に悪影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

論理的な思考能力がすでに備わっている方や、考えることが苦にならない女性の方はネットワークエンジニアとしての資質が高いです。

ゆっくりではなく、迅速に業務ができるのか

ネットワークエンジニアは緊急のトラブル対応や、スケジュールの遅れなどで、迅速な業務を求められる場合があります。

このような状況で、スムーズかつ効率的な作業を行うためには十分な技術と知識をあらかじめ身に付けておく必要があります。

業務スピードが遅い方は、先輩エンジニアや上司に相談して作業の効率化を目指してみてください。

女性のネットワークエンジニアが取れるキャリアパスとは

ここでは女性のネットワークエンジニアが取れるキャリアパスを紹介していきます。ネットワークエンジニアは幅広いキャリアアップが魅力の1つです。自分の適性や、興味がある分野のスキルを伸ばし、自分に合ったキャリアパスを見つけてください。

ネットワークエンジニアのスペシャリスト

ネットワークエンジニアとしてのスキルを高めたい女性の方はスペシャリストを目指してみてはいかがでしょうか。

ネットワーク関連の技術や知識の習得と、ネットワーク機器の実装スキルが必要とされています。

技術面では常に最新の情報を把握し、身につける必要があります。また、CCNPやネットワークスペシャリスト試験などの資格取得も、スペシャリストを目指す上では必要です。

ネットワーク機器の実装スキルは、多様な実務経験を積んでいく中で身につけられます。

年齢や性別を問わず、自分の実力次第で目指せるポジションとなっています。ネットワークエンジニアとしての技術や知識に興味がある女性の方は、経験や知識を蓄えてスペシャリストを目指してみてください。

ネットワークエンジニアのマネージャー

マネジメント業務が得意な方はネットワークエンジニアのマネージャーがおすすめです。

マネージャーはエンジニアの能力を最大限発揮できる環境作りや、エンジニアの採用に関わる業務を担当します。エンジニアの生産性を上げる環境作りは、男性が行うより、コミュニケーション能力の高い女性の方が高い効果が期待できます。

例えば、チーム内のコミュニケーションを活性化させたり、より良い雰囲気づくりを行う場合、男性より女性のほうが良い結果がでやすいでしょう。

他にも、エンジニアの採用面接に関わり、現状のチームに合う人材がどうかを的確に判断する能力が必要となってきます。チームに合わない人材を採用してしまうと、人間関係のトラブルが発生しやすくなり、生産性の低下につながってしまいます。

マネージャーになるためには、ネットワークエンジニアとしての技術力や知識はもちろん、高いコミュニケーション能力と管理能力が求められます。女性ならではの視点や考え方も生かせるポジションとなっているので、興味がある方はぜひ目指してみてください。

インフラエンジニア

インフラエンジニアを目指すにはサーバー構築スキルを身につける必要があります。ネットワークエンジニアとサーバー構築スキルが合わされば、キャリアパスの幅を大きく広げることが可能です。

サーバー構築にはLinux操作が必要になります。そのためLinuxを知らない方はLPICと呼ばれる世界基準の資格があるので、まずはこちらの資格取得がおすすめです。

インフラエンジニアは、1人でネットワークとサーバー構築が行えるため、将来的な需要はかなり高くなります。

例えば、産休や育児などで長いブランクを必要とした場合でも、このスキルを身につけていれば復職の際に仕事がなくて困るなどは考えづらいです。

キャリアパスの選択肢が多いため、将来的に幅広く活躍したい女性の方にインフラエンジニアはおすすめできます。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーとはプロジェクトを遂行するための責任者です。

プロジェクトを納期通りに完成させるために、エンジニアの確保やスケジュールの調整を行います。また、クライアントとの交渉もプロジェクトマネージャーが担当します。

プロジェクトが無事に遂行できるかどうかは、マネージャの能力に深く関わってくるので、責任は重大です。ただし、無事に遂行できたときは、自己の成長や達成感をチーム全体で深く実感できるでしょう。

プロジェクトマネージャーは、ネットワークエンジニアとしての高い技術や知識が必要です。その他にも、高いコミュニケーション能力や、プロジェクトをスムーズに進めるための管理能力が求められる職業となっています。

セキュリティコンサルタント

セキュリティコンサルタントは、コンピューターシステムのネットワークやセキュリティ対策に関する専門家です。

ハッキングやコンピューターウィルスなどから、企業の情報を守ります。

ただし、ハッキングやコンピューターウィルスはテクノロジーの成長とともに変化していきます。それに伴って、セキュリティも常にアップデートしていく必要があるため、最新の情報は常に把握しておかなければいけません。

ハッキングなどの外部からの攻撃は、全てネットワークを経由します。そのため、セキュリティコンサルタントはネットワークエンジニアとしての経験やスキルが生かしやすい職業となっています。

フリーランスのネットワークエンジニアを考えている女性が把握しておきたいこと

副業から始めてみる

いつかはフリーランスを考えている人や本職以外にも収入を得たい方は、ぜひ副業案件から始めてみてください。
いきなりフリーランスになるのも良いですが、副業案件でクライアントとの信頼関係を築けていれば、
フリーランスとして独立をする際も案件に困ることはないでしょう。

そこから新たな案件を紹介してもらうことも多いです。

具体的な案件はエンジニアスタイルにも掲載しているので、ぜひ一度ご覧ください。

案件情報と自分のスキルは照らし合わせておく

自分が参画できる案件がどれくらいあるのかを把握しておくことで、
自分に今足りないことや、身につけておきたいスキルが明確になります。

その際、ポートフォリオを作っておくことが実は役に立ちます。
ポートフォリオ作成は自身のスキルの証明になるだけでなく、作成の過程で自分のスキルをあらためて棚卸することができるからです。

具体的なメリットや作成方法はこちらをご覧ください。

フリーランスになるメリットやリスクは知っておく

フリーランスになると、会社員と比較しても大きく環境が変わります。
例えば、ローンの審査や保育園の審査に通りにくくなることや、帳票をつける必要があるなどです。
特に社会保障面で会社員と異なることが多いので、これらを事前に把握して対策をしておきましょう。

まとめ

本記事では、女性がネットワークエンジニアとして働くメリットについて解説してきました。

ネットワークエンジニアは実力主義な業界となっているため、性別や立場に関係なく努力次第で高年収も可能です。

一方で、エンジニアに対しての働きやすい環境整備は不十分です。 産休や育休制度が整備されていない企業がいまだに多い傾向にあります。ただ、働き方改革の影響などで以前よりはだいぶ改善されてきました。

また、ネットワークエンジニアはキャリアアップの多さも魅力の1つです。自分の適性や興味を持った分野に挑戦していくことで、ネットワークエンジニアとしての価値をさらに高められるでしょう。

やりがいを感じることが多い職業となっているので、少しでも興味を持った女性の方は、ネットワークエンジニアにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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