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【実態】フリーランスエンジニアの労働時間はどれぐらいか?

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フリーランスエンジニアの労働時間はどれくらい?

結論部分からご説明しますと、フリーランスエンジニアの労働時間は、個人のスキルや勤務形態によって異なります。

また、フリーランスエンジニアの方が、月にどのくらいの生活費を必要としているかにより、必要労働時間も上下します。

たとえば、時給2000円のフリーランスエンジニアの方で、必要生活費を月に10万円必要とする場合、働かなければならない労働時間は50時間です。

仮に、駆け出しのフリーランスエンジニアで、時給500円の場合には10万円稼ぐだけでも200時間働かなければなりません。

さらに、「完全在宅で仕事をするのか」「クライアントの企業に常駐するのか」「在宅と常駐の兼業」と、勤務形態によっても労働時間は異なってきます。

このように、フリーランスエンジニアの労働時間は、個人のスキルや労働形態によって大きく異なってきます。

フリーランスエンジニアの中にもさまざまな働き方がある

フリーランスエンジニアは、クライアントと契約を結び、案件をこなした際にはクライアントから直接報酬を得られます。

比較的自由な働き方ができるため、現在人気が高まっているフリーランスエンジニアですが、フリーランスエンジニアの中にも「在宅」と「常駐」、「在宅と常駐の兼業」と、3パターンの働き方があります。

そして、それぞれの働き方によって、得られるメリットや労働時間の相場などが存在しています。

在宅で仕事をする場合

在宅フリーランスエンジニアの労働時間の相場は、1日6時間~8時間で、月の労働時間は130時間程度です。

もちろん、スキルが高ければ高いほど必要な労働時間は少なくなっていき、中には月の労働時間が30~50時間という方もいらっしゃいます。

また、中には多くのクライアントと提携し、1日に10時間労働しているフリーランスエンジニアも存在しています。

このように、フリーランスエンジニアの中でも、在宅で仕事をしている場合には特に、個人のスキルやクライアントへの営業力などによって労働時間は大きく上下します。

成果物を第一に考えられる在宅フリーランスエンジニアは、「納期に間に合う」ことが最重要なので、仕事をする時間帯や労働時間なども人によってさまざまで、柔軟な働き方が可能となります。

クライアントの企業に常駐している場合

クライアントの企業に常駐しているフリーランスエンジニアの労働時間の相場は、週5日8時間です。

そのため、月の労働時間は160時間程度が平均です。

こちらは会社員とほぼ同じ条件ですが、事前に労働時間の規定が定められているので、残業をする必要はありません。

また、常駐型のフリーランスエンジニアの収入の相場は、月あたりの収入が40万円~60万円です。

在宅フリーランスと比べて、労働時間の相場や収入の相場がハッキリとしているのが、クライアントの企業に常駐している場合の大きな特徴です。

在宅と常駐の兼業

週2日~4日クライアントの企業に滞在し、残りは自宅で仕事をするフリーランスエンジニアの方も存在しています。

在宅で収入が安定しないフリーランスエンジニアでも、在宅と常駐の両方の働き方で働くことによって、常駐型のクライアントの企業から固定収入を得ることができ、安定した収入を得ることができます。

この働き方をしているフリーランスエンジニアは、後々は完全在宅で稼いでいきたいと考えている方が多いです。

こちらの場合、月の労働時間は120時間~150時間が平均です。

フリーランスエンジニアのデメリット

フリーランスエンジニアは、比較的自由な働き方ができ、さらに平均収入も高い傾向にあります。しかし、フリーランスエンジニアならではのしんどいところや辛いところなどのデメリットも存在しています。

ここでは、フリーランスエンジニアの辛いところを4つ、ご紹介します。

収入が安定しづらい

フリーランスエンジニアは高単価な案件が多いので、案件の獲得ができればまとまったお金が入ってきます。

これは実際に年収として明らかになっており、日本人の平均年収は400万円台なのに対し、フリーランスエンジニアの平均年収は600万円代です。

しかし、案件の獲得ができなければ、文字通り収入はゼロです。

フリーランスエンジニアは、一度軌道に乗ると、まとまった収入を安定的に得ることができますが、それまでに1年以上の時間がかかることもあり、それまでは収入が安定しづらいと言えます。

自己管理が必要

フリーランスエンジニアのメリットとして、自分で働く時間を決められるという点が挙げられます。

しかし、自分で働く時間を決められるということは、反対にサボることも可能なので、会社員の方に比べて自分に厳しくする必要があります。

仮に、フリーランスエンジニアの方が時間管理や体調管理などをできないと、仕事をズルズルとサボったり、体調不良による不必要な出費がかさむこともあります。

「自由な部分が多い」というフリーランスエンジニア最大のメリットは、自己管理ができない人にとっては最大のデメリットになり得る可能性も潜んでいますので、注意が必要です。

オンオフの切り替えが難しい

フリーランスエンジニアとして仕事をしていると、仕事とプライベートが混ざってしまう事はよくあります。

たとえばフリーランスエンジニアは、スケジューリングや案件の進行、確定申告、新しいことの学習などを全て自分1人でする必要があります。

そして、フリーランスには会社のように自分を監視する人は存在しないので、パキっとしたスーツ姿で仕事をする必要はありません。

このように、「ここまでが仕事でここまでがプライベート」などのハッキリとした境界線がないので、フリーランスエンジニアはオンオフの切り替えが難しいという難点があります。

社会的信頼性が低い

フリーランスエンジニアの辛いところとして、社会的信頼性が低いという点が挙げられます。

一般的な会社員であれば、「銀行からの融資を受けられる」「家を簡単に借りれる」などが可能ですが、フリーランスエンジニアの場合にはこれらがスムーズに行かないこともあります。

近年フリーランスの市場が拡大しているとはいえ、まだまだ社会的な信頼性が低いのは、フリーランスエンジニアのデメリットです。

【実態】フリーランスエンジニアの労働時間

実際に、フリーランスエンジニアがどのように労働しているのか見当がつかない方も多いと思います。

週5日8時間クライアントの企業に常駐しているパターン

こちらの方は週5日8時間、会社員並みにクライアントの企業に常駐しています。

収入は月収40万円~60万円の範囲内で、案件数によって収入が上下するそうです。

現在ひとり暮らしをしており、将来に向けて株式投資なども積極的に行い、早い段階で老後資金のことも考えています。

「仕事自体は大変な事も多いですが、自分の働きやすい環境で働けているのでとても充実している」と説明していました。

より効率的に働けるようになるには 

フリーランスエンジニアとして活動していると、「効率的に働きたい」「今より稼げるようになりたい」と考えている方は少なくありません。

そのため、ここではフリーランスエンジニアが効率的に働けるようになる4つの方法をご紹介します。

スキルアップを図る

現在より稼ぎたいと考えているフリーランスエンジニアの方は、スキルアップを図ることをおすすめします。

スキルアップを図るメリットは、下記が当てはまります。

  • 仕事の幅が広がる
  • 高単価な案件を受けられるようになる

スキルアップを図るメリットの1つ目は、仕事の幅が広がることです。

たとえば、フロントエンド専門の方が「新しいプログラミング言語を覚える」「デザインの領域を学ぶ」などのスキルアップを図れば、Webデザイナーとしての活躍や、AIエンジニアとしての活躍も可能です。

また、デザインやフロントエンド、AIなどのさまざまな領域で活躍できるフリーランスエンジニアになると、希少性が高まり、より高単価な案件を受けられるようになります。

さらに、活動領域を増やすだけでなく、それぞれの深い部分まで学ぶことでも仕事の幅が広がり、高単価な案件を受けられるようになるでしょう。

複数のクライアントから継続案件を獲得する

「クライアント先がなかなか仕事を発注してくれない」と悩んでいる場合、複数のクライアントから継続案件を獲得しましょう。

フリーランスエンジニアは、収入が安定しづらいという大きな難点がありますが、複数のクライアントから継続案件を獲得することで、この難点を解決できます。

仮に、フリーランスエンジニアとして複数のクライアントから継続案件の獲得が難しい場合には、「スキルアップを測る」「エージェントを活用する」「常駐型のクライアントを探し、固定収入を作る」などの対策をすることをおすすめします。

以下、エンジニアスタイルの案件の中でも契約が継続している案件の例です。


健康を大切にする

フリーランスエンジニアとして活動していくにあたって、健康を大切にするのは最も重要と言っても過言ではありません。

なぜなら、フリーランスは福利厚生がほとんどなく、一度健康を失うと経済的損失が大きいからです。

会社員の方が病気になれば、有給休暇を消費することができますが、フリーランスが病気になれば、働けない時間がそのまま収入の減少となります。

フリーランスエンジニアの方で病気になってしまうことが多い方は、「毎日の生活リズムを整える」「食生活を見直す」など、積極的に健康管理を行っていきましょう。

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まとめ

本記事の内容をまとめると、フリーランスエンジニアの労働時間の平均は、在宅型が月間130時間程度、常駐型は160時間程度、在宅と常駐の兼業は120~150時間程度です。

また、フリーランスエンジニアは、社会的信頼性が低く、経済的に安定しづらいというデメリットも存在しています。

しかし、スキルアップを図ったり、フリーランスのエージェントを活用することで、上記のデメリットを補うことが可能となります。

フリーランスエンジニアとして活動して行く場合、自分に有利かつ働きやすい環境に変化させていくのが最も重要であります。

  1. フリーランスエンジニアの労働時間は、月間120時間~160時間が相場である
  2. 「経済的に安定しづらい」「自己管理が必要」などのフリーランス特有のデメリットもある
  3. スキルアップやフリーランスエージェントの活用などにより、働きやすい環境に変化させることも可能
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