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【2023年最新】フリーランスが賃貸物件を借りるのは難しい?審査を通過するための10個のポイント


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目次

フリーランスの賃貸借契約が難しいとされる主な理由とは

「フリーランスになったし、心機一転、新しい物件を借りよう!」と意気込むフリーランスの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし一般的にフリーランスは、賃貸契約が難しいとされているのが現状です。

この章では、賃貸契約が難しいとされる主な理由を、以下の3つに絞ってご紹介します。

  • 『収入が不安定』と見なされることが一番の要因
  • 収入が本当にあるのか分かりにくい
  • 社会的信用が低い

『収入が不安定』と見なされることが一番の要因

フリーランスの賃貸契約が難しいとされる一番の原因は、「フリーランスは収入が不安定」と見なされるためです。

フリーランスは会社員とは異なり、収入が安定していません。
大きく稼げる月もあれば、まったく稼げない月もあるなど、人によってはジェットコースターのように変動します。

とくにフリーランスとして独立し1年以内といった初心者の方であればなおさらです。
フリーランスは独立して間もない時ほど収入の額が上下しやすいため、より顕著に「収入が不安定」と見なされてしまいます。

収入が本当にあるのか分かりにくい

フリーランスの賃貸契約が難しいとされる理由の2つ目は、「収入が本当にあるのかわかりにくい」ことが挙げられます。
会社員の場合、社員一人ひとりに必ず毎月、給料明細が発行されます。この給料明細を数カ月分手元に残しておけば、立派な「収入の証明」が出来上がります。

しかしフリーランスの場合、自分で依頼しない限りはそのような明細をもらうことはできません。
賃貸契約などのような「書類が必要となるきっかけ」がない限り、証明できるものを手元に残していないフリーランスが大半です。

社会的信用が低い

フリーランスの賃貸契約が難しいとされる理由の3つ目は、社会的信用が低いためです。

現代では働き方の多様化によって、フリーランスという立場が徐々に受け入れられつつあるようにも見受けられます。
しかし、日本にはまだ「安定した大手企業に勤めてこそステータス」という風潮は根強く残っています。

このようなことから、「特定の会社に勤めていない」という肩書に、不安を抱いてしまう機関や企業も少なくありません。

社会的信用が低くなる理由はやはり、収入が安定しないためです。
賃貸契約の不動産会社は、「この人はちゃんと毎月、お金を支払ってくれるか」をもっとも心配しているのです。

フリーランスの入居審査で必要な書類とは

フリーランスの入居審査では、特定の書類が必要となります。その書類とは、主に以下の4点です。

  • 課税証明書(非課税証明書)
  • 納税証明書
  • 所得証明書
  • 確定申告書の写し

また、それぞれの概要や取得方法は、以下のとおりです。

参照;https://goworkship.com/magazine/freelance-rentalhouse/#1

書類の種別

概要

取得方法

課税証明書

(非課税証明書)

年間の所得額に応じて支払う、住民税の証明書

請求は、その年の1月1日時点で住んでいた地域のみ請求できます

納税証明書

年間の所得額に応じて支払う、所得税の証明書

オンラインでの交付請求または郵送請求できます

所得証明書

前年1月1日〜12月31日の所得を証明する書類

地域によって名称や発行の有無に差があります

確定申告書の写し

フリーランスが、年度末に税務署に申告した書類

コピーが収入証明書の代わりとなります

これらは主に、「普段の収入がどれくらいあるか」を証明するための書類となります。
フリーランスとして入居審査にて必ず求められますので、事前に準備しておきましょう。

入居審査に通過するために押さえるべき10個のポイント

「フリーランスが賃貸契約するのは難しいのはわかったけど、なんとか審査を通過する方法はないの?」
と疑問に思う方も少なくないと思います。

そのようなフリーランスの方に向けこの章では、フリーランスが入居審査に通過するためのポイントを以下のとおり10個ご紹介します。

  • 家賃の割合を意識する
  • 家賃滞納履歴がある場合は清算すること
  • 預金の証明をする
  • 収入の安定した連帯保証人を立てること
  • マナーや身だしなみに気をつかうこと
  • 職業は「フリーランス」ではなく職種を書く
  • 客先常駐の場合は在籍確認に協力してもらう
  • 前職の源泉徴収票を準備する
  • 所得税・住民税の証明書を提出する
  • 家賃を抑えて審査に申し込みする

家賃の割合を意識する

フリーランスとして入居審査を通過するためには、家賃の割合を意識することが大切です。
不動産会社には、「継続的に家賃を支払えるだけの収入がありますよ」ということを証明する必要があるためです。

収入に対して家賃が高めだと、不動産会社側に不安要素が残り、審査に通らなくなる可能性が高まります。
そのため、なるべく収入に見合った家賃を意識することが大切です。

家賃滞納履歴がある場合は清算すること

入居審査を通過するためには、家賃滞納履歴を残さないこともポイントです。
家賃の滞納履歴があると、支払い能力に欠ける人と見なされ、審査に通らなくなる可能性が高くなるためです。

もし、現在お住まいの物件で家賃の滞納がある場合は、なるべく早く精算を行いましょう。

預金の証明をする

預金の残高を証明することも、入居審査を通過するためのひとつの方法となります。
ある程度の預金額をアピールすれば、不動産会社から「当面の間はきちんと支払いをしてくれそうだな」と判断してもらえるためです。

預金残高を証明するなら、せいぜい家賃の1年分くらいはお金を貯めておく方が安心でしょう。

収入の安定した連帯保証人を立てること

入居審査を通過するには、連帯保証人を立てることも大切なポイントとなります。
物件を検討する本人はもちろん、連帯保証人も審査対象になるためです。

連帯保証人が見られるポイントは、主に以下の2点です。

  • 本人との続柄・関係
  • 現在や今後の収入

なるべく保証として選ぶなら、両親もしくは兄弟といった、家族が理想です。
それでいて会社員として働いているなど、安定した収入が確約されている人を連帯保証人とする必要があります。

マナーや身だしなみに気をつかうこと

マナーや身だしなみも、入居審査を通過するために重要なポイントとなります。
審査の段階でマナーや態度が悪いと、「この人、入居後になにかトラブルを起こすかも」と心配され、審査に通らない可能性が高まるためです。

賃貸物件は、収入だけで借りられるほど甘くはありません。
企業の面接ほど身構えることもありませんが、清潔感のある服装、最低限のマナーには気をつかいましょう。

職業は「フリーランス」ではなく職種を書く

入居審査に通過するためには、職業の欄に具体的な職種を記入することがポイントです。
フリーランスという言葉だけでは、具体的に「どんなことを生業にしている人なのか」を掴めないためです。

必要書類の職業欄に、「フリーランス」と記述する方が一定数いるようです。
しかし「フリーランス」という言葉は、会社に勤めていない方すべてに当てはまるため、かなり幅広く曖昧な意味をもちます。

書類には必ず、具体的な職種を記入しましょう。

客先常駐の場合は在籍確認に協力してもらう

フリーランスの中には、企業に出勤する「常駐」という形式で仕事をしている方もいると思います。
そのような方は、在籍確認に協力してもらいましょう。

在籍確認とは、「不動産会社から常駐先企業への電話確認」のようなものです。

常駐先の企業の方から「この人は支払い能力が高く、信頼できる人ですよ」と、証明してもらうことで、より本人の信頼度を強固にできるメリットがあります。

前職の源泉徴収票を準備する

入居審査に通過するためには、前職の源泉徴収票を準備しておくことも大切なポイントになります。
源泉徴収票があれば、フリーランスとして独立したばかりでも、審査に通過できる可能性が高くなるためです。

なぜかというと、前職の源泉徴収票を準備しておくことで「過去に安定した収入があったので、それだけの貯金もありますよ」という証明になるためです。

独立して間もないフリーランスであれば、今後の収入の証明は困難です。前職の源泉徴収票は準備しておいたほうがいいでしょう。

所得税・住民税の証明書を提出する

所得税や住民税の証明書も、入居審査の通過率を上げてくれます。そのため、提出するに越したことはありません。

所得税の証明書を提出することで、しっかり支払いに対応できる能力があることの証明になります。
また住民税については、自分の収入の証明にもなります。住民税は自らの収入の状況で金額が変わるためです。

信頼度を上げ、審査の通過率アップにつなげるためにも、なるべく両方を提出することが理想です。

家賃を抑えて審査に申し込みする

入居審査の通過のためには、家賃を抑えて審査に申し込むことが大切です。
当たり前ですが、家賃が高いと後で支払いが苦しくなるためです。

ましてフリーランスの場合、会社員以上に家賃の金額の基準を下げた方が賢明といえます。
フリーランスはただでさえ収入が安定しないうえ、税金や保険料も自分で支払わなければなりません。

あまり贅沢せず、最低限の生活ができる程度の物件を選ぶことが大切です。

フリーランス向けの8つの不動産サイト

この章では、フリーランス向けの不動産サイトを以下のとおり8つご紹介します。

  • フリーランス不動産
  • サエグサ不動産株式会社
  • 中央エステート
  • アーバン不動産
  • smeta
  • ライフルホームズ
  • UR賃貸住宅
  • イエプラ

いずれもフリーランス向けであることから、比較的フリーランスでも入居審査に通過しやすいことが特徴となっています。

ぜひ、ひとつの参考にしてください。

フリーランス不動産

公式サイト:https://www.sohorent.space/

フリーランス不動産はその名のとおり、フリーランスに特化した不動産サイトです。

審査の前に行う適性検査は、大家さんとフリーランス、双方のリスクを軽減してくれるものとして定評があります。

また契約手続きはすべてオンラインで完結するようになっています。そのため、不動産会社に何度も足を運ぶ手間も削減できるのが嬉しいポイントです。

さらに大家さんは、フリーランスへの理解のある方が多い傾向です。

サエグサ不動産株式会社

サエグサ不動産株式会社は、フリーランス向けに「物件を借りる際の入居審査のサポート」といった支援制度を用意している不動産会社です。
フリーランス向けのサービスを導入した貴重な不動産会社で、フリーランスならぜひ検討するべきといえます。
物件の負の面を正直に教えてくれるなど、担当者の誠実さや人柄を評価する口コミが多くなっています。

中央エステート

公式サイト:https://www.chuoestate.co.jp/

中央エステートは、「当たり前の事を当たり前に出来る不動産屋」をモットーに営業を行っている不動産会社です。

中央エステートの社員は、フリーランスの賃貸契約経験も豊富にあるため、スムーズな入居が実現できます。

実際にフリーランスの間でも「迅速かつ簡潔な対応で、ストレスなく入居できた」といった口コミが多く、満足度が高い不動産会社です。

アーバン不動産

公式サイト:https://www.urban777.com/

アーバン不動産の大きな特徴として、「敷金・礼金が必要ない物件を多く取り扱っていること」が挙げられます。

担当者の提案も上手で、なおかつ入居者に安心してもらえるような対応をしてくれます。

また24時間体制で「入居者向け専用ダイヤル」を設けています。
どんな時でも、どんなトラブルの際も安心できる、ユーザーファーストな取り組みといえます。

smeta

公式サイト:https://rease.co.jp/products/smeta/

Smetaは、入居審査の厳しさに悩むフリーランスのために生まれたサービスです。

Smetaの特徴は、スマホアプリにあります。
デザインがシンプルでわかりやすいため、初めて使う方でも迷うことなく利用できるのが魅力です。

賃貸探しから事前の審査までも、すべてスマホアプリで完結するため、日中に時間をとることが難しいフリーランスにも向いています。

ライフルホームズ

公式サイト:https://www.homes.co.jp/

ライフルホームズは、「住むことに発見と喜びを」をモットーに、全国から集めた不動産、住宅情報をWebで提供するサービスです。
取り扱い物件数が多いため、フリーランスの事情にもマッチングする不動産が見つかることでしょう。

またライフルホームズは「住まいの窓口」という相談窓口を設けており、賃貸物件や新築、中古マンションなど、あらゆることに関する相談を無料で行えるのも魅力となっています。

UR賃貸住宅

公式サイト:https://www.ur-net.go.jp/chintai/

UR賃貸住宅は、「礼金、仲介手数料、更新料、保証人なしで入居可能」な物件を豊富に取り扱っている不動産会社です。

UR賃貸住宅は、家賃と共益費を前払いする「家賃等の一時払い制度」を設けています。そのため、収入を証明するための書類の準備が不要です。

面倒な書類の準備が面倒な方や、ある程度貯金のあるフリーランスなら、ぜひ検討したい不動産会社といえます。

イエプラ

公式サイト:https://ieagent.jp/

イエプラの最大の特徴は、入居に必要なあらゆることが、スマホで完結することです。
特定の場所に足を運ぶ必要もないため、とくにこのご時世、利便性の高いサービスとして人気を博しています。

また物件探しから内見の予約までは、チャットで完結することも特徴です。

対応可能時間も深夜0時までとなっているため、日中忙しくて時間がとれないフリーランスの方にも安心です。

フリーランスの方はこちらの記事もご覧ください

まとめ

以上、フリーランスが賃貸物件を借りにくい理由や対策、おすすめの不動産会社についてご紹介しました。

フリーランスが賃貸物件を借りるには、以下を証明できることが必須となります。

  1. 仕払いをきちんと行えること
  2. 家賃1年分くらいの貯蓄があること

また、本人の「信用」も、重要なポイントとなります。

審査のときの身だしなみやマナーはもちろん、常日頃から家族やクライアントと良好な関係を築くことを心がけましょう。

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