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【2023年最新】Javaエンジニアが資格を取得するメリットとオススメな資格一覧

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Javaエンジニアに資格が必要?

Javaは大規模基幹システムをはじめ様々なWebアプリケーションに使用されている人気言語です。OS環境に依存せず動作するなど汎用性が高いことからニーズが高く世界中で使用されており人気のプログラミング言語ランキングなどでも上位に位置しています。

そんなJavaエンジニアとして活躍するには資格は必要なのでしょうか。

結論としては、資格は必ずしも必要ありません。資格とはあくまで知識を証明するためのものだからです。資格よりも実務経験や実績が評価されます。

とは言え、資格を取得していることでメリットはあります。

クライアントや社内のメンバーに提案や説明を行う際などにも、より明確な根拠や事例を持ってアピールしたほうが、圧倒的に説得力があります。そのために持っておくと良い資格はあります。

また資格は、取得するまでの学習において知識を体系的に学ぶ機会でもあります。

そのため一定の実務経験を積んだあとに資格取得のための勉強を行うことは知識の再確認や整理になりおすすめです。

Javaエンジニアが資格を獲得する4つのメリット

Javaエンジニアが資格を取得するメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは具体的に4つのメリットをご紹介していきます。

スキルの証明になる

まずは資格を取得していることで、自分のスキルを客観的に証明することができます。

もちろん資格だけではなく実務や開発経験を積んでいる方が重要ですが、

資格を持っていることでクライアントへより安心感や信頼感を与えることができます。

人気言語であるJavaはエンジニアの数も非常に多いです。そのような中、資格があると周りに差をつけることができます。

資格手当が出る

企業でJavaエンジニアとして働いていると、資格を取得することで手当が出る場合があります。手当ては一時金として合格時にもらえることもあれば、月額で毎月もらえるものもあります。資格手当を受けることができれば、直接的に年収を増やすことにも繋がります。そのため資格手当をモチベーションに資格の勉強に取り組むのもありでしょう。

転職の際に有利

資格を持っていると転職の際に有利になることもメリットです。実績やポートフォリオは重要ですが、それに加えて資格を持っていると大きなアピールとなります。資格があることで企業側からすると主観によらない客観的な判断ができるためです。

資格を一つの採用基準にすることで、企業の採用担当者の主観や経験による差異を最小限に抑えることができます。同じスキルの候補者がいた場合、資格保持者が有利になりやすいでしょう。

年収アップにつながる

上記の資格手当と似ていますが、資格を持っていることで年収アップにつながりやすいです。資格手当などの明確な理由もありますが、それ以上に資格を取得するということは自分のスキルが向上していることを意味するからです。

スキルが向上すれば仕事におけるパフォーマンスは向上し、結果的に収入の増加につながると言えます。

Javaエンジニアにオススメしたい6つの資格

Javaエンジニアにオススメの資格は具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

ここでは資格を7つ紹介します。

ITパスポート

ITパスポートは、IT技術を利用そして活用する上で必要な知識の習得を目的とした試験です。

IT資格の中でもエントリー資格に位置付けられ、エンジニアなどのIT技術を提供する側というよりはIT技術を利用する学生・一般社会人を対象とした試験です。

対象範囲は、企業活動・経営戦略マネジメントなどのストラテジ系からソフトウェア開発・データベース・ネットワークなどのマネジメントやテクノロジ系まで含まれます。

試験時間は120分で問題数は100問。回答方式はコンピューターでのCBT方式で四肢択一方式です。

合格点は1000点満点中600点以上で合格率はおおよそ50%〜60%程度です。

Oracle認定Javaプログラマ

Oracle認定Javaプログラマとは、日本オラクル社が認定するJavaの認定資格です。

こちらの資格はベンダー資格ではありますが、現在のJava提供元でもあるオラクルが認定する資格であるため信頼度が高く、グローバルに通用します。

試験レベルは、初心者から上級者までBronz・Silver・Goldの3種類に分かれています。

出題形式は選択式で、Bronzは65分間・SilverとGoldは180分間で行われます。

合格基準はおおよそ60%以上の得点です。

Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験とは、サーティファイ情報処理能力認定委員会が実施するJavaScriptの知識と技能を測定する試験です。

初級向けの3級から中級の2級、そして上級向けの1級と3レベルに別れます。

3級と2級は多肢選択形式の知識を問う出題ですが、1級はPCを仕様した実技試験となります。

試験時間は3級が60分、2級が90分、1級が150分でそれぞれ60%以上の得点が合格基準です。

本資格を取得していることで、Javaに関する基本的な知識を有しており実際にプログラムを作成することができる・1級を取得していればオブジェクト指向に基づく設計や分析についての知見があることを証明することができます。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、IT業界で働く上で基本的な知識の習得を目的とした試験です。

プログラミングやアルゴリズム・データベースそしてハードウェアなどの知識からプロジェクトマネジメント・経営戦略・企業活動そして法務など幅広い内容が試験対象です。

広大な試験範囲のため計画的に学習する必要があります。試験は午前と午後に分かれておりそれぞれ150分ずつです。合格基準はどちらも100点満点中それぞれ60点以上です。

合格率は約25%前後です。

基本情報技術者試験を取得するメリットはいくつかあります。この資格はIT企業で働く上でぜひ取得しておきたい資格です。

IT企業へ就職したい方やIT業界へ転職したい方にとっては本資格を取得しておくことで強力なアピールとなります。

また他のIT資格の取得を目指している場合でも、本資格に合格しておくことによりベースとなる知識を習得することができます。

Android技術者認定試験

Android技術者認定試験は、一般社団法人 IT職業能力支援機構 Android技術者認定試験制度委員会が実施するAndroidエンジニアとしてのスキルを測定する試験です。

本試験には2種類の認定があります。アプリ開発を行うエンジニア向けの「アプリケーション技術者認定試験」とプラットフォームを専門とするエンジニア向けの「プラットフォーム技術者認定試験」との2種類です。レベルもベーシックとプロフェッショナルの2レベルから選択でき、自分に適した試験を受験可能です。

試験はすべてコンピューターでのCBT方式で実施され、四肢択一形式です。

90分70問で合格基準は70%以上の得点です。

本資格を取得することで、Android開発に関するスキルと知見を証明することができます。今後Android開発をメインに行っていきたいと考えている場合はオススメの資格です。

応用情報処理技術者試験

応用情報処理技術者試験は、基本情報技術者試験の上位資格にあたる試験です。基本情報を取得した方が挑戦したり、IT業界で上を目指していきたいならぜひ取得しておきたい資格です。

基本情報よりさらに幅広くそして深い知識が要求されます。

試験時間は、基本情報と同じく午前と午後に別れそれぞれ150分ずつ、計300分です、

合格基準はどちらも100点満点中それぞれ60点以上です。合格率は約20%前後です。

基本情報と異なり、「記述問題」も増えるためより正確な知識が求められます。

応用情報処理技術者試験を取得するメリットはいくつかあります。

IT業務について深い知識を有していることの証明となるため、就職・転職に有利なことはもちろん社内や社外メンバーに対して発言する際にもより説得力が増します。

実務経験を5年程度積んでから受験する方が最も多く、受験者の平均年齢は20台後半前後です。IT技術への深い理解を証明できる本資格は、IT業界で上を目指すならぜひ取得しておきたい資格です。

Javaエンジニアに求められるスキル

Javaエンジニアには具体的にどのようなスキルが求められるのでしょうか。ここでは具体的なスキルを5個紹介します。

Javaでの開発経験

まずは実際にJavaを用いた開発経験があることが大前提です。ほとんどの場合、資格よりも実務経験の方が重視されます。資格はあくまで実際の開発経験などの実績を補うものであるため、まずはとにかく多くの開発経験を踏むことを目指しましょう。また、開発に際してはフレームワークの知識も要求されます。効率的な開発にはフレームワークの仕様は必須ですし、開発現場ごとに採用されているフレームワークなども異なります。Javaのフレームワークとして有名なものには、Spring Framework・Apache Struts・Apache Wicket・Play Frameworkなどがあります。他にもプログラムによっては必要となるデータベースへの接続方法などの知識も必要です。主なデータベースにOracleやMicrosoft SQL Serverなどがあります。

アプリ開発の経験

JavaはWebサイトやシステムの開発以外にもアプリ開発もできます。アプリ開発の経験も積んでおくことでJavaエンジニアとして開発の幅を広げることができます。

Webアプリケーションの開発需要はどんどん高まっています。AndroidOSの普及に伴い、特にAndroidアプリ開発は非常に需要があります。またJavaはもともとAndroidにおけるネイティブ言語でもあるため、Javaエンジニアとしての成長を志すならAndroidアプリの開発経験は積んでおくべきでしょう。

Java以外の言語知識がある

Java以外の言語の知識があるとより理想的です。複数言語を扱えることで色々なプログラムを書くことができるというメリットがあるのはもちろん、言語によって考え方や得意領域も異なるためシステムや開発に関してより多様な考え方を身に付けることができます。

エンジニアとして活躍していくのであれば、柔軟で多様な思考を持つことは重要です。

Android開発においてはJavaの他にKotlinもよく使用されます。KotlinはJavaと100%互換性があるだけでなく、よりシンプルにそして安全に記述できることからJavaの代替言語としても注目されています。

上流工程の経験

システムやWeb開発において、企画や要件定義などの上流工程の経験を積んでおくこともおすすめです。上流工程を経験することで、開発プロジェクトの全体を俯瞰して考えることに繋がり、より広い視野を持つエンジニアになることができます。

開発においては一連の流れでつながっているため、上流工程には下流工程の、下流工程には上流工程の経験がそれぞれ活きてきます。

クラウドサーバの知識

今後はクラウドなどの仮想サーバがより主流となっていきます。クラウドサーバとは物理サーバ内に構築された仮想サーバをネットを介して利用することです。Javaエンジニアとしてもクラウドサーバへの知識・知見を持つことでより多様な開発案件への参画が可能となります。代表的なものには、3大クラウドサーバと呼ばれるAWS(Amazon Web Services)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)があります。なかでもAW

Sは最も長い歴史がありシェア率もトップであるため、まずはAWSのスキルがあるとエンジニアとしての仕事の幅も広げることができます。

Javaエンジニアのキャリアパス

Javaエンジニアにはどのようなキャリアパスがあるのでしょうか。ここでは具体的なキャリアパスを4つ紹介します。

CTOを目指す

まずはCTOを目指すというものです。CTOとは「Chief Technology Officer」すなわち「最高技術責任者」のことを指します。Javaエンジニアとして技術を追い求めたり日々コードを書くことよりもより経営目線で開発に関わりたい場合はCTOのポジションを目指すと良いでしょう。エンジニアとして十分な経験を積み成果を残していれば、事業会社をはじめスタートアップ・ベンチャーでCTOポジションを狙えます。

リードエンジニアを目指す

通常のエンジニアとして経験を積んだら、リードエンジニアを目指すというのもあります。リードエンジニアとは開発において他のエンジニアのリーダー的なポジションを担うことです。高い技術力があることはもちろん、リーダーシップやマネジメント力なども求められます。Javaは、大規模開発や基幹システム開発などに採用されることが多いため開発メンバーも多くなる傾向があります。その中でリーダーとして活躍することは大きな経験になるはずです。エンジニアとしてスキルアップしたい方はリードエンジニアを目指すのがオススメです。

プロジェクトマネージャーとして上流工程に関わる

エンジニアを経てよりプロジェクトマネージャーとして上流工程に関わるという選択肢もあります。一技術者としてではなく、より大きな視座でプロジェクト全体を統括し成功へ導く重要なポジションです。マネジメントや上流工程に携わりたい場合はオススメの選択肢です。Java自体が大規模開発・基幹システム開発に適した言語であるため、Javaの開発経験を積んでいることでプロジェクトマネージャーとしても規模の大きな案件に携わることができるでしょう。

フリーランス

エンジニアとして企業で働く以外に、独立してフリーランスを目指す選択肢もあります。

フリーランスは案件の受注も自分次第であるため、技術力や実績以外にも営業力なども必要となります。会社員と異なり自分のペースで自分らしく働くことができ、成功すれば収入も大幅に上げることができます。Javaは昔からある言語で需要が高く、OSなどの環境によらず実行できるなど汎用性も高いことから案件も豊富にあります。Javaエンジニアとしてある程度開発経験を積んだ後は、フリーランスを目指すという選択肢も視野にいれてみてはいかがでしょうか。

Javaエンジニアとしてフリーランスを考えているエンジニアが把握しておきたいこと

副業から始めてみる

いつかはフリーランスを考えている人や本職以外にも収入を得たい方は、ぜひ副業案件から始めてみてください。
いきなりフリーランスになるのも良いですが、副業案件でクライアントとの信頼関係を築けていれば、
フリーランスとして独立をする際も案件に困ることはないでしょう。

そこから新たな案件を紹介してもらうことも多いです。

具体的な案件はエンジニアスタイルにも掲載しているので、ぜひ一度ご覧ください。

案件情報と自分のスキルは照らし合わせておく

自分が参画できる案件がどれくらいあるのかを把握しておくことで、
自分に今足りないことや、身につけておきたいスキルが明確になります。

その際、ポートフォリオを作っておくことが実は役に立ちます。
ポートフォリオ作成は自身のスキルの証明になるだけでなく、作成の過程で自分のスキルをあらためて棚卸することができるからです。

具体的なメリットや作成方法はこちらをご覧ください。

フリーランスになるメリットやリスクは知っておく

フリーランスになると、会社員と比較しても大きく環境が変わります。
例えば、ローンの審査や保育園の審査に通りにくくなることや、帳票をつける必要があるなどです。
特に社会保障面で会社員と異なることが多いので、これらを事前に把握して対策をしておきましょう。

Javaのフリーランス・副業関連記事はこちらもオススメです。

まとめ

今回はJavaエンジニアが資格を取得するメリットとオススメの資格について紹介しました。エンジニアとしては実際の開発経験があることが最重要ですが、資格を持っていることで社内メンバーやクライアントからも信頼度が増し自分の意見が通りやすくなるなどのメリットがあります。エンジニアとして自分の目指したい方向性をイメージしながら、目指したい資格を探してみるのが良いでしょう。

  1. Javaエンジニアに資格は必須ではない。
  2. 資格取得をすることで、スキルの証明・年収アップ・転職での優位性などが手に入る。
  3. Javaエンジニアとして自分のなりたい姿をイメージしながら目指す資格を決めるのがオススメ。
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