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個人事業主/フリーランスの名刺の作り方は?載せるべき情報と作成方法まとめ

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フリーランスとして活動する場合に名刺は必要?

フリーランスにとって名刺が必要な理由は、相手に自分をPRできるツールだからです。相手に覚えてもらうことで、仕事を獲得できる可能性が高くなります。言わば、名刺は自己紹介の道具ではなく、自分を営業する道具です。
フリーランスにとって仕事の獲得は一番大きな壁になります。そのため、仕事につながるかもしれない名刺は携帯しておくべきと言えるでしょう。フリーランスになったばかりの人は、作ることをおすすめします。

フリーランスの名刺に入れるべき8項目

フリーランスの名刺に入れるべき項目は以下の通りです。

それぞれ説明していきます。

  • 名前、屋号
  • 職種、肩書き
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 住所
  • SNSアカウント
  • ポートフォリオ
  • 顔写真、似顔絵

名前・屋号

まずは、本名や仕事用の名前、屋号を載せましょう。そして名前には振り仮名をすることをおすすめします。名前が読みにくい、読み方の判断に困るということを防ぐためです。

職種・肩書

職種はエンジニアやデザイナーといった具体的な名称のことです。肩書きは代表やCEOといったものになります。

フリーランスとして活動する人の中には、複数の仕事をしている人も少なくありません。その場合、もし屋号があるのであれば「代表」にしておくのが無難です。

電話番号

仕事で使う電話番号を載せます。私用と一緒であればその番号を、仕事用の電話があるのであればそちらを載せましょう。できる限り、コンタクトが取りやすい番号を載せることをおすすめします。なぜなら、電話番号は緊急の時に使われることもしばしばあるからです。

FAXは、仕事柄使用するのであれば載せておきます。

メールアドレス

仕事で使うメールアドレスを載せます。私用と一緒でも良いですが、仕事用にアドレスを作るのがおすすめです。理由としては見落としを防ぐこと、そしてアドレスの作成が簡単なことが挙げられます。

フリーのものであればGmailが有名です。信頼性を高めたい場合は有料ドメインを利用しましょう。

レンタルオフィスなどの住所

クライアントからの郵送物に備えて住所も記載しておきます。自宅、もしくはレンタルオフィスなどの住所を載せましょう。自宅の住所を載せることに抵抗感がある方は、レンタルオフィスの住所を載せるのがおすすめです。

SNSアカウント

仕事用のSNSアカウントがあるのであれば載せておきましょう。メリットとしては、簡単に連絡できる手段が作れること、自分の仕事ぶりをアピールできることが挙げられます。ただし趣味用などのアカウントの場合は仕事と関係ないため、載せる必要性は薄いです。あくまで仕事に繋がるかということが大事になります。

GithubやHPなどのポートフォリオ

過去にどういうものを制作したのかを載せましょう。ポートフォリオを載せる理由は、実績があれば信頼度がアップし、相手も仕事を頼みやすくなるからです。

エンジニアであればGithubで制作物をまとめられます。他の職種でも、自分でHPを作るなどしてアピールすることが可能です。自分の制作物をまとめたURLを、QRコードで載せれば相手もアクセスしやすくなるでしょう。

顔写真・似顔絵

顔写真や似顔絵があれば、名前と顔が結びつくため覚えてもらいやすくなります。顔出ししているということ自体も信頼感につながるでしょう。

また、単純接触効果と言って、人は接触する機会が多いだけでその人に好感を持つという心理効果があります。名刺に顔写真があれば、無い場合よりも相手が自分と接触する回数を増やすことが可能です。より親密になりたい人に渡す場合は、顔写真や似顔絵を載せることも検討してみてはいかがでしょうか。

ただし顔写真・似顔絵は必須ではないため、あくまでオプションとしてお考えください。

名刺のサイズやデザインはどうすればいい?押さえておきたいポイント

名刺を作るときは、以下の3つも考えておきましょう。

  • 名刺のサイズ
  • 名刺台紙の材質
  • 名刺台紙の色

それでは、それぞれ解説していきます。

名刺のサイズ

名刺サイズは、名刺4号の55×91mmを選びましょう。なぜなら一般的で広く使われているサイズだからです。違うサイズにしてしまうと、名刺入れに収まらないということが起こります。相手に渡すということを考えて、一般的なサイズを選ぶのがおすすめです。

台紙の材質

名刺の用紙には制限はありません。用途に合わせて選びましょう。

名刺用紙として人気のあるものは以下の通りです。

  • マットコート紙:ツヤ消し処理がされているため、紙触りがサラサラとしている
  • 上質紙:筆記性に優れているため、メモ欄との相性が良い
  • コート紙:光沢があるため、写真を載せる場合などに適している

用紙選びに迷った場合は、上記3つが無難な選択となります。

台紙の色

名刺のカラーにも制限はないため、好きなものを選んで構いません。一色で整える場合もあれば、アクセントとしていくつかの色を使うこともあります。相手に与えたい印象から、色を選ぶと良いでしょう。例えば、情熱的な印象が欲しいのであれば赤、オシャレなイメージが欲しい場合はベージュやブラウンという感じです。

フリーランスの名刺作成の3つの方法

フリーランスが名刺を作る場合には、以下の3つの手段があります。

  • 自作する
  • 業者に依頼する
  • クラウドソーシングでデザインを依頼する

それぞれのメリットとデメリットを解説していきます。

自分で名刺作成をする

1つ目は自分で作るというものです。名刺のデザイン、そして印刷まで自分で行います。

自作のメリットは費用を抑えられること、そして理想の名刺を作れるということです。自分でデザインをできるため、出来上がりの不満を少なくできます。また、デザイナーにとっては実績にもなるでしょう。

デメリットは、作成の難易度が高いことです。デザイナーならまだしも、デザインの分野で素人の場合は、思うがままに作れない可能性も高くなります。どうしても自作したい場合は、専用ツールを使うのがおすすめです。

業者にまとめて依頼する

2つ目は業者に依頼するという方法です。デザイン〜印刷まで全て任せるという形になります。

業者を利用するメリットは、手間なく簡単に作れることです。テンプレートからデザインを選ぶ形なので、利用者の負担はとても少なくなります。

デメリットは、業者によっては選べるデザインの種類が少ないことです。こだわりがある場合は、納得のいく形にできない可能性があります。従って、デザインにこだわりがなく、素早く名刺を作りたい方におすすめの方法です。

クラウドソーシングでデザインを依頼する

3つ目はクラウドソーシングで依頼するという方法です。自分が気に入った相手に依頼するという形になります。具体的なサイトとしては、クラウドワークスやランサーズが大手で人気です。

メリットは自分のこだわりを反映でき、そして唯一無二の名刺を作れるということです。この方法ではプロのデザイナーがこちらの要望を聞き入れた上で、名刺のデザインをしてくれます。そのため、テンプレートではないこだわりの名刺を作ることが可能です。

デメリットは、トラブルが起こる可能性があることです。例えば、相手のスキルが思うほどでなかった、納期に間に合わなかったというものがあります。そのため、ポートフォリオを事前に確認する、評価の高い相手に依頼することでトラブルを回避しましょう。加えて、印刷は自分で行わなければいけない点もご注意ください。

魅力的なフリーランスの名刺を作成するには?

ただの名刺ではなく、相手に魅力的だと思ってもらえる名刺を作りたい方も多いでしょう。結論から言うと、フリーランスの名刺を魅力的にするために抑えておきたいポイントは以下の3つです。

  • 強調したい要素を明確にする
  • シンプルなデザインにする
  • 見やすいデザインにする

強調したい要素を明確にする

名刺では自身が相手に一番伝えたい部分を明確にしましょう。なぜなら、何度も言うように名刺は自分をPRするためのツールだからです。職業や屋号を推したいのであれば、その部分に他との違いを持たせます。ポートフォリオのQRコードなどを見て欲しい場合は、そこに誘導するようにデザインを考えてみましょう。

強調する手段としては以下のものがあります。

  • 文字の色を変える
  • 文字のフォントを変える
  • デザインで一部分を強調する

シンプルなデザインにする

名刺はシンプルなデザインが好まれます。なぜなら相手が名刺を見るときの負担が減るからです。例えば情報量が多くなるということは、相手が名刺の内容を把握するのにも時間がかかるということ。つまり、ストレスがかかる名刺ということになります。そのため名刺には必要最低限の情報だけを記載するようにしましょう。そうすれば、相手に素早く自分のことを理解してもらえる可能性が高くなります。

見やすいデザインにする

シンプルという部分に重なってきますが、名刺はできるだけ見やすいデザインにすることを心がけましょう。名刺は手渡しで行うため、その場で読んでもらえる可能性が高いです。従って、見やすいということは自分のことをすぐ相手に知ってもらえるということでもあります。色々な情報を載せたいあまり文字が小さくなりすぎる、個性を意識し過ぎて見にくいカラフルな名刺にしてしまう。こういった罠に陥らないようご注意ください。個性は大事ですが、まずは見てもらう人のことを考えたデザインにすることが先決です。

フリーランスの名刺を簡単に自作できるおすすめツール4選

自作したいけどデザインスキルは無いという方におすすめなのが、以下の名刺作成ツールです。

  • Canva
  • スタプリ名刺
  • ラベル屋さん
  • Design MAKER

以下では、それぞれの特徴を説明していきます。

Canva

Canvaの特徴は、3000点以上のテンプレートから選べる所です。また、ビジネス以外にも副業やプライベート用の名刺も作成できます。そしてスマホアプリのあるため、手軽に名刺作成が可能です。

スタプリ名刺

スタプリ名刺は、会員登録なしで利用可能な名刺作成ツールです。スタプリ名刺内の編集機能で名刺を作れるため、専用のソフトも必要ありません。また、美容用や飲食用など職種別のテンプレートがあることも特徴です。

ラベル屋さん

ラベル屋さんは30年以上多くの人に利用されている人気ツールです。テンプレートは5000点以上あります。またWEB版であれば、インストールをせずに名刺を作ることが可能です。

Design MAKER(マヒトデザイン)

Design MAKERは作成から印刷の発注まで行えるツールです。操作方法を解説した動画もあるため、初めてでも安心して使えます。

フリーランスの名刺作成を依頼できるおすすめサービス・業者7選

業者に依頼する場合は、以下の7つの会社がおすすめです。

  • アクセア
  • 名刺通販ドットコム
  • デザイン名刺.net
  • ラクスル
  • ビスタプリント
  • アドプリント
  • プリスタ

こちらも、以下でそれぞれの特徴を説明していきます。

アクセア

アクセアは印刷会社です。一般的な名刺の他に、二つ折りの名刺も作ることができます。

名刺通販ドットコム

名刺作成やデザイン、そして印刷の専門店である名刺通販ドットコム。テンプレートから選ぶだけでなく、デザインの持ち込みも可能です。

デザイン名刺.net

名刺作成の専門店のデザイン名刺.net。テンプレートで使用できるデザインは、全てデザイナーが作成していることが特徴です。

ラクスル

ラクスルはネット印刷の会社です。無料のデザインテンプレートは、業種や色で絞り込むことができるため、お気に入りのものが見つけやすくなっています。

ビスタプリント

ビスタプリントは、名刺やアイテムを作れるオンライン印刷の会社です。専属のデザイナーが要望を聞いた上で、テンプレートからデザインを作成してくれます。

アドプリント

名刺などの印刷物を扱う印刷通販会社のアドプリント。最安100枚470円から名刺を作ることができます。

プリスタ

プリスタも通販印刷の会社です。デザインも600種類以上、用紙は50種類以上と、選べる幅が広いことが特徴になります。

番外編:Microsoft Officeを活用した名刺作成方法

名刺を自作する場合、Microsoft Officeを利用して作ることも可能です。シンプルな出来上がりにはなりますが、使い慣れているツールであれば簡単に作成できるというメリットもあります。

Wordで名刺作成する方法

Wordで名刺を作る方法は以下の通りです。

  1. Word内で「新規」タブを開きましょう。
  2. 検索ボックスに「名刺」と入力します。
  3. 使いたいテンプレートを選びましょう。
  4. 内容を書き換えれば完成です。

Excelで名刺作成する方法

Excelで名刺を作る方法は以下の通りです。

  1. Excel内で「新規」タブを開きましょう。
  2. 検索ボックスに「名刺」と入力します。
  3. バレンタインカード(名刺サイズ)を選びましょう。
  4. 内容を書き換えれば完成です。

Powerpointで名刺を作成する方法

PowerPointで名刺を作る方法は以下の通りです。

  1. PowerPoint内で「新規」タブを開きましょう。
  2. 検索ボックスに「名刺」と入力します。
  3. 使いたいテンプレートを選びましょう。
  4. 内容を書き換えれば完成です。

名刺を2種類作るケースもある?

フリーランスで活動する場合、名刺を2種類作ることもあります。

1つ目のパターンは、個人情報の記載した名刺としていない名刺に分けるというものです。フリーランスになれば、人脈を広げるためにセミナーや交流会などに顔を出す機会もあるかもしれません。そして大抵の場合、その場では名刺交換が行われます。しかし、不特定多数の人に個人情報を渡したく無い方もいるでしょう。こういった時のために、クライアントや仕事をする可能性の高い人に渡す正式な名刺と、不特定多数の人に渡す個人情報を抜いた名刺の2種類を作る人もいます。

もう1つは、職種によって名刺を分けるというパターンです。フリーランスとしての職業が2つ以上ある場合、分けて作る人もいます。ただし先述のように、「代表」という肩書きで1つにまとめて作ることもあるので、ご自身のスタイルに合わせるのが良いでしょう。

フリーランスの名刺を作成する際の注意点

フリーランスの名刺を作る時の注意点は2つあります。

1つ目は、自作で印刷までする場合は用紙を自分で用意しないといけないことです。デザインだけで完成では無いためご注意ください。

2つ目は、個人情報が載っているものだということです。プライバシーの観点から危険が生まれる可能性もあります。そのため不安な場合は、上で説明したように2種類の名刺を作りましょう。

フリーランスの方にはこちらの記事もおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?フリーランスにとって、名刺は仕事の獲得に繋がるPRツールです。フリーランスで名刺を持っていない人はすぐにでも作りましょう。自作ツールを利用すれば、初めてでも簡単に作れます。

  1. 名刺はフリーランスの自己PRツールである
  2. 強調したい部分を明確にしたシンプルで見やすい名刺を心がける 
  3. 作成方法は自作・業者依頼・クラウドソーシングでの依頼の3つ
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